JPH059236A - ビスマレインイミドの共反応物としてのテトラアリルエステル - Google Patents
ビスマレインイミドの共反応物としてのテトラアリルエステルInfo
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- JPH059236A JPH059236A JP3348949A JP34894991A JPH059236A JP H059236 A JPH059236 A JP H059236A JP 3348949 A JP3348949 A JP 3348949A JP 34894991 A JP34894991 A JP 34894991A JP H059236 A JPH059236 A JP H059236A
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- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
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- C08F12/34—Monomers containing two or more unsaturated aliphatic radicals
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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- C07C69/80—Phthalic acid esters
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- C07C69/76—Esters of carboxylic acids having a carboxyl group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
- C07C69/80—Phthalic acid esters
- C07C69/82—Terephthalic acid esters
-
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- C08F222/40—Imides, e.g. cyclic imides
- C08F222/406—Imides, e.g. cyclic imides substituted imides comprising nitrogen other than the imide nitrogen
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- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 新規のテトラアリルエステルおよびそれを含
有する硬化性コーティング、注型、接着および含浸樹脂
として有用な組成物の提供。 【構成】ビスマレインイミドの共反応物として適当な次
式(I): 【化1】 (式中、Rは水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基または−OCH3 を表す。)で表されるテトラアリ
ルエステルとその添加によって得られる組成物。
有する硬化性コーティング、注型、接着および含浸樹脂
として有用な組成物の提供。 【構成】ビスマレインイミドの共反応物として適当な次
式(I): 【化1】 (式中、Rは水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基または−OCH3 を表す。)で表されるテトラアリ
ルエステルとその添加によって得られる組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビスマレインイミドの
共反応物としてのテトラアリルエステルおよびこれらテ
トラアリルエステルを含有する硬化性組成物に関する。
共反応物としてのテトラアリルエステルおよびこれらテ
トラアリルエステルを含有する硬化性組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】付加型熱硬化性ポリイミド樹脂には改良
型複合材料、接着剤および塗布用の母材樹脂として増大
する用途が認められている。加工し易いが、機械的強度
および温度抵抗性においてより優れている樹脂および複
合材料を得るために多種のアプローチが探究されてきて
いる。付加型のポリイミドの最も成長の早い分野は、無
水マレイン酸と芳香族ジアミンとの縮合とそれに続くイ
ミド化により合成されるビスマレインイミド(BMI)
の分野である。BMI化学の中で最も常用される構成単
位は次式:
型複合材料、接着剤および塗布用の母材樹脂として増大
する用途が認められている。加工し易いが、機械的強度
および温度抵抗性においてより優れている樹脂および複
合材料を得るために多種のアプローチが探究されてきて
いる。付加型のポリイミドの最も成長の早い分野は、無
水マレイン酸と芳香族ジアミンとの縮合とそれに続くイ
ミド化により合成されるビスマレインイミド(BMI)
の分野である。BMI化学の中で最も常用される構成単
位は次式:
【化3】
で表されるビス(4−マレインイミドフェニル)メタン
である。
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】単独重合すると、架橋
性の高いおよび高次の芳香性骨格は熱に非常に安定であ
るが脆い母材を形成することになる。高温度特性を保ち
ながら靱性および加工性を改良するために、かなりの配
合研究が行われてきている。これらの目的を成し遂げる
ため、ビスマレインイミドはアリル/ビニルモノマー
〔シュテンツェンベルガー他(Stenzenberger et al) ,
第29回 Nat.SAMPE,p1043(1985)〕と、熱可
塑性樹脂〔ヤマモト他(Yamamoto et al),第30回 N
at.SAMPE,p903(1985) 〕とおよび反応性ゴム
〔シャウ(Shaw et al),Int.J.of Adhes
ion and Adhesives,第5巻,p123
(1985)〕と混合されそして共反応が行われてきた。最良
の結果はアリルフェニル型共反応物〔シュテンツェンベ
ルガー(Stenzenberger) ,British Polym
er J.,第20巻,p383(1988)〕との共反応で得ら
れるものである。しかしながら、温度特性、換言すれば
硬化性ポリイミド樹脂の高温においての増大した弾性率
(modulus)保留性および熱酸化安定性を改良した共反応
物が必要とされている。
性の高いおよび高次の芳香性骨格は熱に非常に安定であ
るが脆い母材を形成することになる。高温度特性を保ち
ながら靱性および加工性を改良するために、かなりの配
合研究が行われてきている。これらの目的を成し遂げる
ため、ビスマレインイミドはアリル/ビニルモノマー
〔シュテンツェンベルガー他(Stenzenberger et al) ,
第29回 Nat.SAMPE,p1043(1985)〕と、熱可
塑性樹脂〔ヤマモト他(Yamamoto et al),第30回 N
at.SAMPE,p903(1985) 〕とおよび反応性ゴム
〔シャウ(Shaw et al),Int.J.of Adhes
ion and Adhesives,第5巻,p123
(1985)〕と混合されそして共反応が行われてきた。最良
の結果はアリルフェニル型共反応物〔シュテンツェンベ
ルガー(Stenzenberger) ,British Polym
er J.,第20巻,p383(1988)〕との共反応で得ら
れるものである。しかしながら、温度特性、換言すれば
硬化性ポリイミド樹脂の高温においての増大した弾性率
(modulus)保留性および熱酸化安定性を改良した共反応
物が必要とされている。
【0004】従って、本発明の次の目的は前述の特性を
示すビスマレインイミドおよびテトラアリルエステルを
含有する硬化性組成物を提供することである。
示すビスマレインイミドおよびテトラアリルエステルを
含有する硬化性組成物を提供することである。
【0005】本発明の多様なその他の目的および長所は
以下に示すようなこれらのものから明らかになるであろ
う。
以下に示すようなこれらのものから明らかになるであろ
う。
【0006】次式(I):
【化4】
(式中、Rは水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基または−OCH3 を表す。)で表されるテトラアリ
ルエステルはビスマレインイミドの共反応物として有益
である。本発明のビスマレインイミドおよびテトラアリ
ルエステルからなる組成物は硬化性コーティング、注
型、接着および含浸樹脂として役立つ。
ル基または−OCH3 を表す。)で表されるテトラアリ
ルエステルはビスマレインイミドの共反応物として有益
である。本発明のビスマレインイミドおよびテトラアリ
ルエステルからなる組成物は硬化性コーティング、注
型、接着および含浸樹脂として役立つ。
【0007】本発明は次式(I):
【化5】
(式中、Rは水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基または−OCH3 を表す。)で表されるテトラアリ
ルエステルに関する。好ましいRは水素原子または−O
CH3 、および最も好ましいのは−OCH3 である。
ル基または−OCH3 を表す。)で表されるテトラアリ
ルエステルに関する。好ましいRは水素原子または−O
CH3 、および最も好ましいのは−OCH3 である。
【0008】本発明のテトラアリルエステルは以下の反
応図で例示したようにアリルフェノールと塩化イソフタ
ロイルとの反応によって得ることができる。
応図で例示したようにアリルフェノールと塩化イソフタ
ロイルとの反応によって得ることができる。
【化6】
【0009】置換されたジアリルフェノールである出発
物質は以下の反応図で例示したように多様なよく知られ
た方法を使用して、市販品のアリルフェノールと塩化ア
リルとの反応により得ることができる。
物質は以下の反応図で例示したように多様なよく知られ
た方法を使用して、市販品のアリルフェノールと塩化ア
リルとの反応により得ることができる。
【化7】
【0010】容易に購入できないアリルフェノールは、
例えば熱異性化工程による該当するアリルフェニルエス
テルからのような、よく知られている方法で得ることが
できる。
例えば熱異性化工程による該当するアリルフェニルエス
テルからのような、よく知られている方法で得ることが
できる。
【0011】本発明はさらに1またはそれ以上のビスマ
レインイミドおよび少なくとも1種の次式(I):
レインイミドおよび少なくとも1種の次式(I):
【化8】
(式中、Rは水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基または−OCH3 を表す。)で表されるテトラアリ
ルエステルからなるビスマレインイミド樹脂化合物に関
する。
ル基または−OCH3 を表す。)で表されるテトラアリ
ルエステルからなるビスマレインイミド樹脂化合物に関
する。
【0012】本発明の配合物に有用なビスマレインイミ
ドはよく知られたそして広く利用できるフェニレンジア
ミンおよび例えばジアミノジフェニルスルホン、ジアミ
ノベンゾフェノン、ジアミノジフェニルエーテル、ジア
ミノジフェニルメタンのような多様なジアミノ置換の多
核芳香化合物およびそれに類するもの、並びにアミノフ
ェニルアルキリデンまたはアミノフェノキシ置換基の複
数を持つ多様なアリール化合物を任意に含む芳香族およ
び脂肪族ジアミンから誘導されたビスマレインイミドの
任意のものであってよい。ジアミノ置換基を持つ多様な
異性体のアルカンのような炭素原子数4ないし20の脂
肪族ジアミンを基材としたビスマレインイミドもまた有
用である。ビスマレインイミドは単独で、あるいは2ま
たはそれ以上の芳香族のおよび脂肪族のビスマレインイ
ミドの両方を含んでいてもよい、ビスマレインイミドを
含有する混合物で使用してよい。母材樹脂として使用す
るのに適当な広範囲の多様なビスマレインイミドは、例
えば米国特許US−A 4,644,039 号、 4,100,140号お
よび 4,654,407号に示すように、この業界でよく知られ
ている。好ましくは、ビス (4−マレインイミドフェニ
ル )メタンを使用するのがよい。
ドはよく知られたそして広く利用できるフェニレンジア
ミンおよび例えばジアミノジフェニルスルホン、ジアミ
ノベンゾフェノン、ジアミノジフェニルエーテル、ジア
ミノジフェニルメタンのような多様なジアミノ置換の多
核芳香化合物およびそれに類するもの、並びにアミノフ
ェニルアルキリデンまたはアミノフェノキシ置換基の複
数を持つ多様なアリール化合物を任意に含む芳香族およ
び脂肪族ジアミンから誘導されたビスマレインイミドの
任意のものであってよい。ジアミノ置換基を持つ多様な
異性体のアルカンのような炭素原子数4ないし20の脂
肪族ジアミンを基材としたビスマレインイミドもまた有
用である。ビスマレインイミドは単独で、あるいは2ま
たはそれ以上の芳香族のおよび脂肪族のビスマレインイ
ミドの両方を含んでいてもよい、ビスマレインイミドを
含有する混合物で使用してよい。母材樹脂として使用す
るのに適当な広範囲の多様なビスマレインイミドは、例
えば米国特許US−A 4,644,039 号、 4,100,140号お
よび 4,654,407号に示すように、この業界でよく知られ
ている。好ましくは、ビス (4−マレインイミドフェニ
ル )メタンを使用するのがよい。
【0013】本発明のビスマレインイミド配合物はビス
マレインイミド約50ないし60重量部およびテトラア
リルエステル約1ないし約50重量部、好ましくは40
ないし約45重量部からなる。配合物は通常、樹脂配合
技術で使用される簡単な混合操作によって容易に製造で
きそして、所望ならば混合物の粘度を低減するために適
当な高温で配合してよい。
マレインイミド約50ないし60重量部およびテトラア
リルエステル約1ないし約50重量部、好ましくは40
ないし約45重量部からなる。配合物は通常、樹脂配合
技術で使用される簡単な混合操作によって容易に製造で
きそして、所望ならば混合物の粘度を低減するために適
当な高温で配合してよい。
【0014】配合物はさらに樹脂配合物の総量に基づい
て1ないし約30重量%の、例えば、ポリアリールエス
テル、ポリアリールスルホン、ポリアリーレート、ポリ
アミド、ポリアリールケトン、ポリイミド、ポリイミド
−エーテル、ポリオレフィン、ABS樹脂、ポリジエン
もしくはジエンコポリマー、ポリカーボネートまたはそ
れらの混合物のような熱可塑性樹脂を包含してよい。
て1ないし約30重量%の、例えば、ポリアリールエス
テル、ポリアリールスルホン、ポリアリーレート、ポリ
アミド、ポリアリールケトン、ポリイミド、ポリイミド
−エーテル、ポリオレフィン、ABS樹脂、ポリジエン
もしくはジエンコポリマー、ポリカーボネートまたはそ
れらの混合物のような熱可塑性樹脂を包含してよい。
【0015】本発明の配合物はさらに樹脂配合物の総量
に基づいて1ないし約10重量%の通常ビスマレインイ
ミド樹脂組成物で使用する反応性希釈剤および変性剤を
含有していてよく、それらは例えばN−ビニル−2−ピ
ロリドン、アルキレングリコールビニルエーテル、ビニ
ルトルエン、スチレン、ジビニルベンゼン等のようなビ
ニル性共反応物、エチレングリコールジメタクリレート
のようなアクリレートおよびメタクリレート、トリメチ
ロールプロパンおよびペンタエリスリトールのようなポ
リオールのアクリレートおよびメタクリレート、トリア
リルイソシアヌレート、ジアリルフタレート、テトラア
リルピロメリテート、o,o’−ジアリルビスフェノー
ルA、オイゲノールのようなアリル性化合物、ビスフェ
ノールAおよびそれらに類するもののジアリルエーテル
のようなアリールアリルエーテルである。好ましくは
o,o’−ジアリルビスフェノールAを使用するのがよ
い。本発明の配合物中にはまた、例えばエポキシ樹脂、
シアネートエステル樹脂およびそれらの混合物である他
の共反応性変性剤が含まれていてよく、それらと一緒に
硬化性組成物の配合に典型的に使用される適当な硬化助
剤および促進剤が含まれていてよい。
に基づいて1ないし約10重量%の通常ビスマレインイ
ミド樹脂組成物で使用する反応性希釈剤および変性剤を
含有していてよく、それらは例えばN−ビニル−2−ピ
ロリドン、アルキレングリコールビニルエーテル、ビニ
ルトルエン、スチレン、ジビニルベンゼン等のようなビ
ニル性共反応物、エチレングリコールジメタクリレート
のようなアクリレートおよびメタクリレート、トリメチ
ロールプロパンおよびペンタエリスリトールのようなポ
リオールのアクリレートおよびメタクリレート、トリア
リルイソシアヌレート、ジアリルフタレート、テトラア
リルピロメリテート、o,o’−ジアリルビスフェノー
ルA、オイゲノールのようなアリル性化合物、ビスフェ
ノールAおよびそれらに類するもののジアリルエーテル
のようなアリールアリルエーテルである。好ましくは
o,o’−ジアリルビスフェノールAを使用するのがよ
い。本発明の配合物中にはまた、例えばエポキシ樹脂、
シアネートエステル樹脂およびそれらの混合物である他
の共反応性変性剤が含まれていてよく、それらと一緒に
硬化性組成物の配合に典型的に使用される適当な硬化助
剤および促進剤が含まれていてよい。
【0016】配合物は例えばジ−第三−ブチル過酸化
物、ジクミル過酸化物、1,1−ビス(第三−ブチルパ
ーオキシ)シクロヘキサン、アゾ−ビス−イソブチロニ
トリル、第三−ブチル過安息香酸、およびそれらに類す
る1種またはそれ以上のビニル重合の開始剤を0ないし
3重量%含有してよく、例えばヒドロキノン、第三−ブ
チルヒドロキノン、ベンゾキノン、p−メトキシフェノ
ール、フェノチアジン、4−ニトロ−m−クレソールお
よびそれらに類するもののようなビニル重合の開始剤を
0ないし2重量%の量で使用してよい。
物、ジクミル過酸化物、1,1−ビス(第三−ブチルパ
ーオキシ)シクロヘキサン、アゾ−ビス−イソブチロニ
トリル、第三−ブチル過安息香酸、およびそれらに類す
る1種またはそれ以上のビニル重合の開始剤を0ないし
3重量%含有してよく、例えばヒドロキノン、第三−ブ
チルヒドロキノン、ベンゾキノン、p−メトキシフェノ
ール、フェノチアジン、4−ニトロ−m−クレソールお
よびそれらに類するもののようなビニル重合の開始剤を
0ないし2重量%の量で使用してよい。
【0017】本発明によるビスマレインイミド配合物は
特にファイバー強化性積層品および複合材料の製造、並
びにプレプレグの製造のための構造ファイバーとの混合
に有用である。これらの目的に使用できる構造ファイバ
ーは炭素、グラファイト、ガラス、シリコン、カーバイ
ド、ポリ(ベンゾチアゾール)、ポリ(ベンジイミダゾ
ール)、ポリ(ベンゾオキサゾール)、アルミニウム、
チタニウム、ホウ素、および芳香族ポリアミドファイバ
ーを含有する。これらのファイバーは700MN/m2
以上の引張強さ、13,800MN/m2 以上の引張弾
性率および200℃以上の分解温度の特徴を持つ。ファ
イバーは連続トウ(おのおの1000ないし400,0
00本のフィラメント)、織布、ホイスカー、チョップ
ドファイバーまたはランダムマットのような形態で使用
できる。好ましいファイバーは炭素ファイバー、例えば
登録商標ケブラー 49(Kevlar 49)ファイバー〔イ
ー.アイ. デュポン社(E.I.Dupont Company)から入手〕
のような芳香族ポリアミドファイバーおよびシリコンカ
ーバイドファイバー、芳香族ポリアミドファイバーであ
る。複合材料は通常、複合材料総重量に基づき約10な
いし約90重量%のファイバーを含む。
特にファイバー強化性積層品および複合材料の製造、並
びにプレプレグの製造のための構造ファイバーとの混合
に有用である。これらの目的に使用できる構造ファイバ
ーは炭素、グラファイト、ガラス、シリコン、カーバイ
ド、ポリ(ベンゾチアゾール)、ポリ(ベンジイミダゾ
ール)、ポリ(ベンゾオキサゾール)、アルミニウム、
チタニウム、ホウ素、および芳香族ポリアミドファイバ
ーを含有する。これらのファイバーは700MN/m2
以上の引張強さ、13,800MN/m2 以上の引張弾
性率および200℃以上の分解温度の特徴を持つ。ファ
イバーは連続トウ(おのおの1000ないし400,0
00本のフィラメント)、織布、ホイスカー、チョップ
ドファイバーまたはランダムマットのような形態で使用
できる。好ましいファイバーは炭素ファイバー、例えば
登録商標ケブラー 49(Kevlar 49)ファイバー〔イ
ー.アイ. デュポン社(E.I.Dupont Company)から入手〕
のような芳香族ポリアミドファイバーおよびシリコンカ
ーバイドファイバー、芳香族ポリアミドファイバーであ
る。複合材料は通常、複合材料総重量に基づき約10な
いし約90重量%のファイバーを含む。
【0018】予備含浸強化剤、あるいはプレプレグは湿
式巻き、ホットメルトファイバー含浸または溶剤ワニス
での含浸のような業界で公知の様々な任意の方法のいず
れかを使用してその樹脂配合物と構造ファイバーの混合
によって製造される。粘着性の、ドレープ性プレプレグ
テープまたはトウは、長いプレプレグを室温で代表的に
は1ないし4週間の期間にわたり保つことにより製造す
ることができる。別の方法としては、閉じた型に入れら
れたファイバー性の予備成形物は、低粘度樹脂組成物を
型中に注入し次いで熱ゲル化することによる、いわゆる
樹脂トランスファー成形技術で含浸することができる。
式巻き、ホットメルトファイバー含浸または溶剤ワニス
での含浸のような業界で公知の様々な任意の方法のいず
れかを使用してその樹脂配合物と構造ファイバーの混合
によって製造される。粘着性の、ドレープ性プレプレグ
テープまたはトウは、長いプレプレグを室温で代表的に
は1ないし4週間の期間にわたり保つことにより製造す
ることができる。別の方法としては、閉じた型に入れら
れたファイバー性の予備成形物は、低粘度樹脂組成物を
型中に注入し次いで熱ゲル化することによる、いわゆる
樹脂トランスファー成形技術で含浸することができる。
【0019】本発明の組成物は複合材料の母材として、
高温コーティングおよび接着に使用できる。構造ファイ
バーで強化されたとき、それらを航空機部品として、ド
ライブシャフト、バンパーおよびスプリングのような自
動車部品として、および圧力容器、タンク、パイプとし
て使用できる。それらはまたゴルフのシャフト、テニス
ラケットおよび釣竿のような広く多様なスポーツ用品の
用途として使用に適している。
高温コーティングおよび接着に使用できる。構造ファイ
バーで強化されたとき、それらを航空機部品として、ド
ライブシャフト、バンパーおよびスプリングのような自
動車部品として、および圧力容器、タンク、パイプとし
て使用できる。それらはまたゴルフのシャフト、テニス
ラケットおよび釣竿のような広く多様なスポーツ用品の
用途として使用に適している。
【0020】構造ファイバーに加えて、本発明の組成物
はまた例えばタルク、雲母、炭酸カルシウム、アルミニ
ウム三水和物、ガラス微小中空球、フェノール性熱球
(phenolic thermospheres) 、およびカーボンブラック
のような粒状充填材を含有してよい。組成物中構造ファ
イバーの重量の半分以上が充填材で置き換えられていて
よい。ヒュームドシリカのようなチキソトロープ剤もま
た使用できる。
はまた例えばタルク、雲母、炭酸カルシウム、アルミニ
ウム三水和物、ガラス微小中空球、フェノール性熱球
(phenolic thermospheres) 、およびカーボンブラック
のような粒状充填材を含有してよい。組成物中構造ファ
イバーの重量の半分以上が充填材で置き換えられていて
よい。ヒュームドシリカのようなチキソトロープ剤もま
た使用できる。
【0021】
【実施例】以下に続く実施例は本発明の実施の具体的な
説明をするのに都合がよいがそれらはいずれの方法にお
いても本発明の範囲を限定することを意図するものでは
ない。
説明をするのに都合がよいがそれらはいずれの方法にお
いても本発明の範囲を限定することを意図するものでは
ない。
【0022】実施例1:
2,4−ジアリル−6−メトキシフェノールとイソフタ
ル酸のジエステルの合成。 無水アセトン(dry acetone) 1500ml中の2,4−
ジアリル−6−メトキシフェノール204g(1.0モ
ル)溶液と塩化イソフタロイル101.5g(0.5モ
ル)の溶液を0℃に冷却し、窒素気流下で攪拌しながら
トリエチルアミン121gを加える。トリエチルアミン
の添加が完了した後、反応混合物を室温で2時間次いで
50ないし55℃で1時間攪拌する。最後に反応混合物
を10℃まで冷却し、ろ過する。アセトンを蒸留で除き
およびトルエン1リットルを加える。溶液を水500m
lで3回洗浄し、トルエンを蒸留で除く。液体樹脂25
0g(収量92%)が得られる。構造をIRおよびNM
Rで確認し、そしてHPLCによるテトラアリルエステ
ルの含有量は90%である。
ル酸のジエステルの合成。 無水アセトン(dry acetone) 1500ml中の2,4−
ジアリル−6−メトキシフェノール204g(1.0モ
ル)溶液と塩化イソフタロイル101.5g(0.5モ
ル)の溶液を0℃に冷却し、窒素気流下で攪拌しながら
トリエチルアミン121gを加える。トリエチルアミン
の添加が完了した後、反応混合物を室温で2時間次いで
50ないし55℃で1時間攪拌する。最後に反応混合物
を10℃まで冷却し、ろ過する。アセトンを蒸留で除き
およびトルエン1リットルを加える。溶液を水500m
lで3回洗浄し、トルエンを蒸留で除く。液体樹脂25
0g(収量92%)が得られる。構造をIRおよびNM
Rで確認し、そしてHPLCによるテトラアリルエステ
ルの含有量は90%である。
【0023】実施例2:
2,4−ジアリル−6−メトキシフェノールとテレフタ
ル酸のジエステルの合成。 無水アセトン(dry acetone) 1リットル中の2,4−ジ
アリル−6−メトキシフェノール102g(0.5モ
ル)溶液と塩化テレフタロイル51.75g(0.25
モル)の溶液を0℃に冷却し、窒素気流下で攪拌しなが
ら無水トリエチルアミン61gを加える。その後、反応
混合物を室温で3時間およびそれから50ないし55℃
で1時間攪拌する。反応混合物を5℃まで冷却後、ろ過
する。アセトンを蒸留で除きおよびトルエン1リットル
を加える。溶液を水500mlで3回洗浄し、トルエン
を蒸留で除く。半固体樹脂121g(収量89%)が得
られる。構造をIRおよびNMRで確認し、そしてHP
LCによるテトラアリルエステルの含有量は85%であ
る。
ル酸のジエステルの合成。 無水アセトン(dry acetone) 1リットル中の2,4−ジ
アリル−6−メトキシフェノール102g(0.5モ
ル)溶液と塩化テレフタロイル51.75g(0.25
モル)の溶液を0℃に冷却し、窒素気流下で攪拌しなが
ら無水トリエチルアミン61gを加える。その後、反応
混合物を室温で3時間およびそれから50ないし55℃
で1時間攪拌する。反応混合物を5℃まで冷却後、ろ過
する。アセトンを蒸留で除きおよびトルエン1リットル
を加える。溶液を水500mlで3回洗浄し、トルエン
を蒸留で除く。半固体樹脂121g(収量89%)が得
られる。構造をIRおよびNMRで確認し、そしてHP
LCによるテトラアリルエステルの含有量は85%であ
る。
【0024】実施例3:
2,4−ジアリル−6−メトキシフェノールおよびイソ
フタル酸のジエステルとのビスマレインイミド配合物 メチレン−ジアニリンビスマレインイミド2モルおよび
実施例1のテトラアリルエステル1モルの混合物(重量
比100:77)を透明な均一な溶融液が形成されるま
で20ないし25分間、真空下で130ないし135℃
で加熱する。大気温度まで冷却し、125℃で220m
Pa・sの粘度を示す半固体が形成される。配合物の粘
度は振動平行板(直径40mm)付きのレオメトリクス
RDA700ダイナミックスペクトロメータ(Rheome
trics RDA 700 Dynamic Spectrometer) を使用し、1H
zおよび試料高さ0.8mmで測定する。動的機械分析
(DMA)はデュポン983ダイナミックメカニカルア
ナライザー(DuPont 983 Dynamic Mechanical Analyze
r) を使用する。試料寸法は幅12.7mm×長さ7
6.0mm×厚さ3.2mmである。硬化した試料を窒
素気流下10℃/分で25ないし400℃に加熱する。
共鳴モード分析(Resonance mode analysis)を適用す
る。温度の関数としての弾性率(modulus) 保留性を乾燥
および湿潤( 試験の前に72℃の水中に48時間おいた
もの)状態で測定する。標準硬化サイクル(180℃で
1時間;200℃で2時間;250℃で5時間)で硬化
させた実施例3の樹脂配合物に対するDMAデータ(乾
燥および温/湿潤条件)を表1および2に示す。
フタル酸のジエステルとのビスマレインイミド配合物 メチレン−ジアニリンビスマレインイミド2モルおよび
実施例1のテトラアリルエステル1モルの混合物(重量
比100:77)を透明な均一な溶融液が形成されるま
で20ないし25分間、真空下で130ないし135℃
で加熱する。大気温度まで冷却し、125℃で220m
Pa・sの粘度を示す半固体が形成される。配合物の粘
度は振動平行板(直径40mm)付きのレオメトリクス
RDA700ダイナミックスペクトロメータ(Rheome
trics RDA 700 Dynamic Spectrometer) を使用し、1H
zおよび試料高さ0.8mmで測定する。動的機械分析
(DMA)はデュポン983ダイナミックメカニカルア
ナライザー(DuPont 983 Dynamic Mechanical Analyze
r) を使用する。試料寸法は幅12.7mm×長さ7
6.0mm×厚さ3.2mmである。硬化した試料を窒
素気流下10℃/分で25ないし400℃に加熱する。
共鳴モード分析(Resonance mode analysis)を適用す
る。温度の関数としての弾性率(modulus) 保留性を乾燥
および湿潤( 試験の前に72℃の水中に48時間おいた
もの)状態で測定する。標準硬化サイクル(180℃で
1時間;200℃で2時間;250℃で5時間)で硬化
させた実施例3の樹脂配合物に対するDMAデータ(乾
燥および温/湿潤条件)を表1および2に示す。
【0025】実施例4:
2,4−ジアリル−6−メトキシフェノールおよびテレ
フタル酸のジエステルとのビスマレインイミド配合物 メチレン−ジアニリンビスマレインイミド2モルおよび
実施例2のテトラアリルエステル1モルの混合物(重量
比100:77)を調製し、硬化し、実施例3の手順を
使用して試験する。DMAデータを表1および2に示
す。
フタル酸のジエステルとのビスマレインイミド配合物 メチレン−ジアニリンビスマレインイミド2モルおよび
実施例2のテトラアリルエステル1モルの混合物(重量
比100:77)を調製し、硬化し、実施例3の手順を
使用して試験する。DMAデータを表1および2に示
す。
【0026】
【0027】
【0028】熱酸化安定性は熱重量分析〔TGA;デュ
ポンモデル951/サーモグラヴィメトリックアナライ
ザー(DuPont Model 951/Thermogravimetric Analyze
r)〕で測定する。試験は10℃/分で空気中で行う。結
果を表3に示す。
ポンモデル951/サーモグラヴィメトリックアナライ
ザー(DuPont Model 951/Thermogravimetric Analyze
r)〕で測定する。試験は10℃/分で空気中で行う。結
果を表3に示す。
Claims (14)
- 【請求項1】 次式(I): 【化1】 (式中、Rは水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基または−OCH3 を表す。)で表されるテトラアリ
ルエステル。 - 【請求項2】 Rが水素原子を表す請求項1に記載のテ
トラアリルエステル。 - 【請求項3】 Rが−OCH3 を表す請求項1に記載の
テトラアリルエステル。 - 【請求項4】 1種またはそれ以上のビスマレインイミ
ドおよび少なくとも1種の次式(I): 【化2】 (式中、Rは水素原子、炭素原子数1ないし4のアルキ
ル基または−OCH3 を表す。)で表されるテトラアリ
ルエステルからなる硬化性組成物。 - 【請求項5】 該テトラアリルエステルのRが水素原子
を表す請求項4に記載の硬化性組成物。 - 【請求項6】 該テトラアリルエステルのRが−OCH
3 を表す請求項4に記載の硬化性組成物。 - 【請求項7】 該ビスマレインイミドがビス(4−マレ
インイミドフェニル)メタンを表す請求項4に記載の硬
化性組成物。 - 【請求項8】 該ビスマレインイミドが約50ないし約
60重量部の範囲の量にある請求項4に記載の硬化性組
成物。 - 【請求項9】 該テトラアリルエステルが約1ないし約
50重量部の範囲の量にある請求項4に記載の硬化性組
成物。 - 【請求項10】 該テトラアリルエステルが約40ない
し約45重量部の範囲の量にある請求項4に記載の硬化
性組成物。 - 【請求項11】 更に熱可塑性ポリマーを含有する請求
項4に記載の硬化性組成物。 - 【請求項12】 更に反応性希釈剤および変性剤を含有
する請求項4に記載の硬化性組成物。 - 【請求項13】 更に1種またはそれ以上のビニル重合
開始剤を含有する請求項4に記載の硬化性組成物。 - 【請求項14】 該反応性希釈剤がo,o’−ジアリル
ビスフェノールAである請求項12に記載の硬化性組成
物。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US62287190A | 1990-12-05 | 1990-12-05 | |
US622,871 | 1990-12-05 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018235424A1 (ja) * | 2017-06-21 | 2018-12-27 | Dic株式会社 | 活性エステル化合物並びにこれを用いた組成物および硬化物 |
WO2019188332A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | Dic株式会社 | 硬化性組成物及びその硬化物 |
JP2019172885A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | Dic株式会社 | 硬化性組成物及びその硬化物 |
JP2019172884A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | Dic株式会社 | 硬化性組成物及びその硬化物 |
WO2019220995A1 (ja) * | 2018-05-15 | 2019-11-21 | Dic株式会社 | エポキシ(メタ)アクリレート樹脂組成物、硬化性樹脂組成物、硬化物及び物品 |
JP2021014544A (ja) * | 2019-07-12 | 2021-02-12 | 味の素株式会社 | 樹脂組成物 |
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---|---|---|---|---|
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CN111971323B (zh) * | 2018-03-29 | 2023-04-21 | Dic株式会社 | 固化性组合物及其固化物 |
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---|---|---|---|---|
CA1083173A (en) * | 1975-06-05 | 1980-08-05 | Yoshikazu Fujii | Aromatic polyvinyl compounds |
-
1991
- 1991-11-27 EP EP19910810928 patent/EP0489691A3/en not_active Withdrawn
- 1991-12-03 CA CA002056864A patent/CA2056864A1/en not_active Abandoned
- 1991-12-05 JP JP3348949A patent/JPH059236A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021059581A (ja) * | 2017-06-21 | 2021-04-15 | Dic株式会社 | 活性エステル化合物並びにこれを用いた組成物および硬化物 |
TWI786133B (zh) * | 2017-06-21 | 2022-12-11 | 日商迪愛生股份有限公司 | 活性酯化合物、以及使用其之組成物及硬化物 |
US11407708B2 (en) | 2017-06-21 | 2022-08-09 | Dic Corporation | Active ester compound and composition and cured product obtained using the same |
WO2018235424A1 (ja) * | 2017-06-21 | 2018-12-27 | Dic株式会社 | 活性エステル化合物並びにこれを用いた組成物および硬化物 |
JP2019172884A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | Dic株式会社 | 硬化性組成物及びその硬化物 |
CN111918890A (zh) * | 2018-03-29 | 2020-11-10 | Dic株式会社 | 固化性组合物及其固化物 |
KR20200128093A (ko) * | 2018-03-29 | 2020-11-11 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 경화성 조성물 및 그 경화물 |
JPWO2019188332A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2021-03-11 | Dic株式会社 | 硬化性組成物及びその硬化物 |
JP2019172885A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | Dic株式会社 | 硬化性組成物及びその硬化物 |
WO2019188332A1 (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-03 | Dic株式会社 | 硬化性組成物及びその硬化物 |
TWI794454B (zh) * | 2018-03-29 | 2023-03-01 | 日商迪愛生股份有限公司 | 硬化性組成物及其硬化物 |
CN111918890B (zh) * | 2018-03-29 | 2023-07-07 | Dic株式会社 | 固化性组合物及其固化物 |
US11873356B2 (en) | 2018-03-29 | 2024-01-16 | Dic Corporation | Curable composition and cured product thereof |
WO2019220995A1 (ja) * | 2018-05-15 | 2019-11-21 | Dic株式会社 | エポキシ(メタ)アクリレート樹脂組成物、硬化性樹脂組成物、硬化物及び物品 |
JP2021014544A (ja) * | 2019-07-12 | 2021-02-12 | 味の素株式会社 | 樹脂組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0489691A3 (en) | 1992-11-04 |
EP0489691A2 (en) | 1992-06-10 |
CA2056864A1 (en) | 1992-06-06 |
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