JP2527729Y2 - サイドプロテクタ取付構造 - Google Patents

サイドプロテクタ取付構造

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JP2527729Y2
JP2527729Y2 JP1989092815U JP9281589U JP2527729Y2 JP 2527729 Y2 JP2527729 Y2 JP 2527729Y2 JP 1989092815 U JP1989092815 U JP 1989092815U JP 9281589 U JP9281589 U JP 9281589U JP 2527729 Y2 JP2527729 Y2 JP 2527729Y2
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side protector
mounting
retainer
attached
outer plate
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和友 式町
泰 田中
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、たとえば自動車の車体又はドアその他の
外板に、装飾及び外板損傷防止を目的として取り付けら
れるサイドプロテクタに関し、特に、このサイドプロテ
クタの外板への取付構造に関する。
(従来の技術) サイドプロテクタの取付構造として、たとえば実開昭
63−82656号公報(第4図)及び実開昭63−94309号公報
(第5図)に記載されたものが提案されている。すなわ
ち、サイドプロテクタ10の裏面周辺部に座面11を設け、
この座面11にクリップ12又はクリップ13のような取付具
を取り付ける。一方、車体又はドアその他の外板14には
クリップ12が嵌まる受けクリップ15を取り付けたり、ク
リップ13が嵌まる穴16を設けたりしている。
(考案が解決しようとする課題) 前記サイドプロテクタ取付構造の場合、サイドプロテ
クタ10の裏面周辺部に設けた座面11にクリップ12又はク
リップ13がいわば剛的に取り付けられており、クリップ
12、13を介してサイドプロテクタ10が外板14に剛的に取
り付けられている。
従って、サイドプロテクタ10が温度又は湿度等の変化
によって長手方向及び車体の上下方向その他の方向に伸
縮した場合、剛的な取付部である座面11周辺に局部応力
が発生する。その結果、サイドプロテクタ10の前記座面
11に対応する表面が波打ち変形したり、局部的に変形し
たりすることがあり、外観品質が低下する。
そこで、この考案の課題は、サイドプロテクタの伸縮
を許容するような取付構造とすることにより、サイドプ
ロテクタの変形を防止することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、サイドプロテクタを車体またはドアその他
の外板に取付具を介して取り付ける構造であって、前記
サイドプロテクタの裏面に前記外板に向けて突出するよ
うに一体に形成された2つの取付フランジであって上下
に間隔をおいて前記サイドプロテクタの長手方向へ伸び
ており、前記各取付フランジが長軸線を前記長手方向と
実質的に一致させた長穴を有する2つの取付フランジ
と、上下に間隔をおいた2つの横片及びこれら横片を一
体に連結する縦片を有するリテーナとを備える。該リテ
ーナは、前記各横片を前記各取付フランジに重ね合せる
ように、かつ、前記各取付フランジから上下方向にすき
まをおくように配置すると共に、前記2つの横片及び前
記2つの取付フランジの前記長穴を貫通する連結具によ
って前記2つの取付フランジを取り付けており、前記リ
テーナの前記縦片は前記取付具に取り付けられる穴を有
し、該穴は、前記取付具に取り付けられたとき、車体の
上下方向及び前記長手方向にすきまができる大きさであ
る。
(作用及び効果) サイドプロテクタの取付状態では、サイドプロテクタ
は、取付フランジとリテーナの横片とが上下方向にすき
まをおいていることと、取付フランジが長穴を有し、こ
の長穴を貫通する連結具によってリテーナに取り付けら
れていることから、結局、リテーナに対して車体の上下
方向及びサイドプロテクタの長手方向へ変位可能であ
る。一方、リテーナは、リテーナに設けた穴が、取付具
に取り付けられたとき、車体の上下方向およびサイドプ
ロテクタの長手方向にすきまができる大きさであること
から、外板に対して車体の上下方向及びサイドプロテク
タの長手方向へ変位可能である。したがって、サイドプ
ロテクタは温度又は湿度が変わっても、外板に対して実
質的にあらゆる方向へ伸縮が可能である。
サイドプロテクタが外板に対して伸縮できるため、温
度又は湿度が変わっても、サイドプロテクタの伸縮によ
る変形を防止することができる。
(実施例) サイドプロテクタ20を取付具22を介してドアの外板24
に取り付けている断面状態を示す第1図を参照すると、
リテーナ26がサイドプロテクタ20と取付具22との間に介
在されている。
サイドプロテクタ20は、裏面の下縁部分から外板24に
向けて突出するように一体に形成され、上下に間隔をお
いてサイドプロテクタの長手方向へ伸びる2つの取付フ
ランジ28、29を有する。図示の実施例では、サイドプロ
テクタ20はさらに、下端から下方へ突出するように形成
されたフランジ30を有する。2つの取付フランジ28、29
はサイドプロテクタ20を取り付けるものであり、フラン
ジ30は装飾用モール32を取り付ける。
取付具22はクリップであり、外板24に開けた穴に嵌合
されている。
リテーナ26は、上下に間隔をおいた2つの横片34、35
と、これら横片34、35を一体に連結する縦片36とを有す
る。図示の実施例では、リテーナ26はさらに、下の横片
35から下方へ実質的にL字状に伸びる支持片37を有す
る。モール32が支持片37に固着されている。
リテーナ26は、横片34を取付フランジ28と重ね合せ、
また横片35を取付フランジ29と重ね合せ、かつ、図示の
ようにそれぞれの横片を対応する取付フランジから上下
方向にすきまをおくように配置する。さらに、支持片37
をフランジ30の下方に配置する。そして、2つの横片3
4、35及び2つの取付フランジ28、29を貫通する棒状ク
リップのような連結具40によって2つの取付フランジ2
8、29を取り付ける。その結果、サイドプロテクタ20は
前記すきまの範囲でリテーナ26に対して車体の上下方向
へ変位可能である。
サイドプロテクタ20とリテーナ26とは、サイドプロテ
クタ20のフランジ30を支持片37に対してサイドプロテク
タ20の長手方向へ変位可能に遊びを持って嵌合すると共
に、取付フランジ28、29の連結具40との連結部位におい
て連結具40が貫通する穴を長穴形状に形成してある。こ
れによって、サイドプロテクタ20は、リテーナ26に対し
てサイドプロテクタの長手方向へ変位可能である。
リテーナ26の縦片36は、取付具22に対して車体の上下
方向及びサイドプロテクタの長手方向へ変位可能となる
ように、取付具22に取り付けられる縦片36の穴が車体の
上下方向及びサイドプロテクタの長手方向にすきまがで
きる長穴形状となるように形成されている。
サイドプロテクタ20は、その長手方向の端部では、第
3図に示すように、リテーナ26を貫通するボルト42を外
板24に通してナット44をねじ込み、外板24に剛的に取り
付けられている。これによって、サイドプロテクタ20が
がたつくことなく、外板24に強固に取り付けられる。
サイドプロテクタ20の裏面上縁部分は、第2図に示す
ように、サイドプロテクタの長手方向に伸びるアッパモ
ール46に取り付けられたクリップ48によって外板24に取
り付けられている。クリップ48とサイドプロテクタ20と
は、剛的に取り付けてもよく、前述のサイドプロテクタ
20の下縁部分と同様、たとえばクリップ48が貫通してい
るサイドプロテクタ20の穴を長穴に形成してサイドプロ
テクタ20に伸縮可能に取り付けてもよい。
サイドプロテクタ20の取付状態では、サイドプロテク
タ20は、取付フランジ28とリテーナの横片34とが、また
取付フランジ29とリテーナの横片35とが上下方向にすき
まをおいていることと、2つの横片34、35及び2つの取
付フランジ28、29を貫通する連結具40に対してサイドプ
ロテクタ20がその長手方向へ変位可能であることから、
結局、リテーナに26対して車体の上下方向及びサイドプ
ロテクタの長手方向へ変位可能である。一方、リテーナ
26は外板24に対して車体の上下方向及びサイドプロテク
タの長手方向へ変位可能である。したがって、サイドプ
ロテクタ20は温度又は湿度の変化によって伸縮しようと
するとき、この伸縮を妨げるものがないため、サイドプ
ロテクタ20は実質的に任意の方向へ伸縮できる。これに
よってサイドプロテクタの表面の波打ち変形や局部的な
変形を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の実施例を示すもので、
第1図はサイドプロテクタの取付状態における、第3図
の1−1線に沿って切断した断面図、第2図はサイドプ
ロテクタの取付状態における、第3図の2−2線に沿っ
て切断した断面図、第3図は分解斜視図、第4図及び第
5図は従来の取付構造を示す、第1図と同様な断面図で
ある。 20……サイドプロテクタ 22……取付具 24……外板 26……リテーナ 28、29……取付フランジ 34、35……横片 36……縦片 40……連結具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイドプロテクタを車体またはドアその他
    の外板に取付具を介して取り付ける構造であって、 前記サイドプロテクタの裏面に前記外板に向けて突出す
    るように一体に形成された2つの取付フランジであって
    上下に間隔をおいて前記サイドプロクタの長手方向へ伸
    びており、前記各取付フランジが長軸線を前記長手方向
    と実質的に一致させた長穴を有する2つの取付フランジ
    と、 上下に間隔をおいた2つの横片及びこれら横片を一体に
    連結する縦片を有するリテーナとを備え、 該リテーナは、前記各横片を前記各取付フランジに重ね
    合せるように、かつ、前記各取付フランジから上下方向
    にすきまをおくように配置すると共に、前記2つの横片
    及び前記2つの取付フランジの前記長穴を貫通する連結
    具によって前記2つの取付フランジを取り付けており、
    前記リテーナの前記縦片は前記取付具に取り付けられる
    穴を有し、該穴は、前記取付具に取り付けられたとき、
    車体の上下方向及び前記長手方向にすきまができる大き
    さである、サイドプロテクタ取付構造。
JP1989092815U 1989-08-07 1989-08-07 サイドプロテクタ取付構造 Expired - Lifetime JP2527729Y2 (ja)

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