JP2527615Y2 - 走行玩具ユニット - Google Patents

走行玩具ユニット

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JP2527615Y2
JP2527615Y2 JP1990038289U JP3828990U JP2527615Y2 JP 2527615 Y2 JP2527615 Y2 JP 2527615Y2 JP 1990038289 U JP1990038289 U JP 1990038289U JP 3828990 U JP3828990 U JP 3828990U JP 2527615 Y2 JP2527615 Y2 JP 2527615Y2
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tire
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JP1990038289U
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智彦 大西
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株式会社セガ・エンタープライゼス
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、走行玩具に関し、特に車輪の取り付け位置
を偏心位置として走行時にコミカルな動きを行わせるも
のである。
(従来の技術) 従来の自動車玩具のタイヤのなかには、車軸に取り付
けられたホィールに丸棒を横設し、タイヤの偏心位置に
前記棒に嵌合する丸穴を開けて、ホィールの丸棒にタイ
ヤを取り付けてホィールキャップを回してタイヤをホィ
ールに固定するようになっている。
そしてホィールキャップを緩めてタイヤを丸棒で回転
させてタイヤを車軸に対して偏心位置に着けてホィール
キャップを締めて固定すると偏心位置にタイヤが固定さ
れる。
(考案が解決しようとする課題) 上記の自動車玩具においては、タイヤはホィールから
脱着しないようになっており、ホィールキャップを緩め
てタイヤを偏心位置に回転させた後に、ホィールキャッ
プを締める動作が必要であり、タイヤとホィール、さら
にホィールキャップが必要であった。
本考案はより簡単にタイヤを偏心位置に取り付けられ
るとともに部品点数を少なくし、さらに自動車玩具をカ
ード状のケースに収納できるようにしたものを提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 車輪部を取り外した玩具走行本体を短平矩形の収納ケ
ースの収納部に載置し、同走行玩具の四車輪部を弾性部
材とし該収納ケースの隅部に載置する。そして該車輪部
が同走行玩具の隅縁部を押圧して、走行玩具及び各車輪
部を収納ケースに嵌装させる。
車軸端に車輪取り付け部を段違い位置に設けた車軸と
してあり、前記車軸の車輪取り付け部に着脱自在に嵌合
する嵌合部を前記車輪取り付け部の段違い分だけタイヤ
である車輪の中心から離れた位置に設けた車輪とからな
る走行玩具ユニットである。
(作用) 上記構成によれば、ケース収納時にはケース四隅に配
置された弾性部材のタイヤでケース中央部の走行玩具の
四隅縁を押圧して嵌合収納される。また、タイヤは車軸
に対し段違いの偏心位置で嵌合し、タイヤは偏心位置で
取り付け角度を変えることにより車軸に対し取り付け位
置を変えることができる。
(実施例) 以下に本考案を、その実施例について添付の図面を参
照して説明する。
第1図は本考案による走行玩具3を組み立てた斜視図
を示し、タイヤ4が車軸からずれた位置に取り付けられ
ている。第2図は走行玩具ユニット1を示す斜視図であ
り、縦6cm、横9cm、高さ1.2cmの短平矩形のケース2の
表面の中央部には、走行玩具3のタイヤ4を取り除いた
下側部分を、該ケース2の四隅にはそれぞれタイヤ4を
平面状に埋め込んだ形に嵌込んである。
第3図は走行玩具ユニット1の分解斜視図を示し、走
行玩具3の各部品について説明する。車体5は矩形箱状
で両側壁の車軸位置まで上側より切込6a、6bが設けてあ
り、車体5の手前壁面の中央にはネジ穴7が上下方向に
貫通して設け、車体内側底面中央手前には押え爪8が後
方に向けて立設してある。さらに車体後方壁上面には後
部バンパー9が横設され、該後部バンパー9の中央には
矩形穴10が開口している。
車体5の後方にはフリックションユニット11が載置さ
れ、押え爪8にて固定され、同フリックションユニット
の駆動軸12は車体の切込6bより外に出ている。手前の切
込6aには従動軸13が回動自在に設けてある。
ホィール14は扁平円柱の中央に軸孔14aを有し、軸孔1
4aと反対側の偏心位置に正四角柱の偏心軸14bが設けら
れている構造となっており、駆動軸12及び従動軸13の両
端が軸孔14aに嵌入され軸着されている。
幅が車体5と同一でトラックの上部の形状をした内ボ
ディ15が車体に載置され、内ボディ15の下側には車体5
の切込6a、6bに嵌合する軸押え16a、16bが下向に突設
し、該軸押え16a、16bにより駆動軸12、従動軸13が回動
自在に保持される。
前部バンパー17は車体5の手前壁面のネジ穴7の上側
に載置し、内ボディ15を包む外ボディ18を上から内ボデ
ィ15に被ぶせて外ボディ18の後端の爪部18bを車体の後
部バンパー9の矩形穴10に嵌込み、外ボディ18の前部下
側に設けられたボス部18aを前部バンパー17を介し、車
体5のネジ穴7に嵌合させ、ネジ19により車体5の下側
から車体5と外ボディ18をネジ留めしている。
ケース2は中央部がタイヤ4を取りのぞいた走行玩具
3の底面形状に、四隅が及タイヤ4を嵌込む形状に刳り
貫かれており、ケース裏面には走行玩具3の腹部に長穴
20が開口され、各隅のタイヤ部分の中央部にはタイヤ4
より小さい丸穴21が開口しており、ケース表面のタイヤ
部分の四隅には爪部2aが設けられており、タイヤ4が容
易にケース2から外れないようになっている。
またケース2の走行玩具側面及び前後のバンパー位置
には側面保持部2b及びバンパー保持部2cがケース表面に
突設してある。
よって、ケース2の四隅には軟質樹脂製の4つのタイ
ヤ4が嵌込まれ、中央部には硬質樹脂製の走行玩具3が
嵌込まれ、同玩具の車体5の各縁はタイヤ4の弾性によ
り四方から締め付けられるので、走行玩具3もタイヤ4
も容易には外れないようになっている。
走行玩具3、タイヤ4を取り外すには、長穴20、丸穴
21の裏側から指で押し出して外すようにする。
タイヤ4とホィール14を第4図にて説明すると、ホィ
ール14は車軸に固着してあり、ホィール14の偏心軸14b
は車軸に対し段違い位置に設けてある。タイヤ4の裏面
はホィール14の偏心軸14bの偏心位置と同一の偏心位置
に同偏心軸14bを嵌合し係止する断面が正四角の偏心孔2
2が設けられている。
ここでは、ホィール14の偏心軸14bとタイヤ4の偏心
孔22の断面形状を正四角としたが、この形状は正四角に
限定することなく例えば円形、正三角形や正五角形、ま
たは正星形、長方形、楕円形、平行楕円形等が点対称な
断面であればよく、つまり、タイヤの取り付け方向を変
えて幾通りか取り付けられればよい。
タイヤ4の偏心孔22とホィール14の偏心軸14cの断面
が正四角形であることより、4通りのタイヤの付け方が
できる。
第5図はタイヤの取り付け方を説明する側面図であ
る。走行玩具3の右側の後輪部分においてホィール14の
偏心軸14bと同一の偏心位置関係でタイヤ4の偏心孔22
を合わせて嵌合すると、タイヤ4aはホィール14の軸孔14
aと同一の中心を有し、タイヤ中心を回転中心にして回
転する。
次にタイヤ4aを時計方向に四分の一回転させて偏心軸
14bに嵌合させると、タイヤ4bの中心Pbはホィール14の
軸心14aの右下側に移動し、タイヤ4bは偏心して回転す
ることになる。
タイヤをさらに四分の一回転させて偏心軸14bに嵌合
すると、タイヤ4cの中心Pcはホィール14の軸心14aの下
側に移動し、タイヤ4cは偏心して回転する。
最後に、タイヤをさらに四分の一回転させて偏心軸14
bに嵌合させると、タイヤ4dの中心Pbはホィール14の軸
心14aの左下側に移動し、タイヤ4dが偏心して回転する
のである。
次に図5の左側の前輪部分において、ホィール14の偏
心軸14bが軸心14aの右側にある位置でタイヤ4aの中心Pa
が偏心軸14bの右側にくるように嵌合した場合を示し、
時計まわりにタイヤの四分の一回転づつさせた場合のタ
イヤ4b、4c、4dの中心Pb、14a、Pbの位置を示してあ
り、タイヤ4cの位置ではタイヤ4cはホィール14の軸孔14
aがタイヤの中心となりタイヤは偏心回転しない。
もちろん、ホィール14の偏心軸14cの車軸からの距離
は、偏心軸14cが車軸の真上の位置でタイヤ4の取り付
け方が上側に取り付けてある場合でも、車体5の底面を
床面に接することなく、タイヤ4の下面が床面に接する
距離にある。
したがってタイヤ4の取り付け方によってタイヤの中
心で回転したり、タイヤ4がホィール14に対して偏心位
置3か所で回転することになり、4通りのタイヤの取付
けができる。
よって走行玩具3が四輪であることより、ホィール14
が4か所あるので各ホィール14にタイヤ4を4通りづつ
取付けることが可能である。これにより走行玩具3の揺
動走行は全部で16通りの揺動態様となる。
第6図にはさらに別の実施例の走行玩具の側面図を示
す。走行玩具3の車軸であるホィール14の軸孔14aから
偏心軸14bまでの平行な偏心距離をゼロにすると、つま
り車軸そのもの延長位置に中心軸14dを一致させる。こ
こでは断面が楕円形状の中心軸14dに、走行玩具の左側
のタイヤで示すように、タイヤ4の偏心孔22を嵌合して
も走行玩具3は上下左右に揺れて走行することができ
る。走行玩具3を揺れることなく走行させるためには、
タイヤ4には偏心孔22と別に中央部に中央孔23を設けれ
ばよく、走行玩具3の右側のタイヤ4の嵌合状態で示さ
れる。
走行玩具3の駆動方法を述べると、走行玩具を手に持
ち、タイヤを床面Hに押しつけながらゆっくり前、ある
いは後ろへ動かして宙に上げると後輪のタイヤ4が回転
することによりホイール14を介して駆動軸12を回し、該
駆動軸12はフリックションユニット11の内部の弾み車を
ギアを介して回し、弾み車に回転力を貯える。そして走
行玩具から手を離すと、フリックションユニット11に貯
えられた回転力でタイヤ4を回転させ走行玩具が駆動さ
れる。
第7図にタイヤを偏心位置に嵌合させた走行玩具の走
行状態を示す。遊戯者が上述の如くタイヤ4を床面Hに
押しつけて走行玩具を前あるいは後ろに動かすとフリッ
クションユニット11に回転力が貯えられ、走行玩具3を
床面Hに置くと、走行玩具3はタイヤ4の偏心位置での
回転により前後左右に揺れながら走行する。
(効果) 以上述べた如く、走行玩具を収納ケースにてタイヤで
四隅から押圧しているので、収納ケースから簡単に収納
した部品が外れる事なく収納できる。
また、ホィールの偏心軸にタイヤの偏心孔を嵌合させ
ることにより、タイヤを簡単に挿脱自在に取り付けら
れ、タイヤの取り付け角度を変えることにより偏心軸に
対しさまざまな偏心位置にタイヤを着脱できる。さらに
タイヤは一種類で通常走行も偏心走行も可能であり、別
部品が必要なく、部品点数が増えることがない。走行玩
具の走行時には偏心タイヤによって走行玩具が上下左右
に揺れながらコミカルに走行し、非常に興味のある走行
玩具を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の走行玩具を示す斜視図であり、第2図
は走行玩具ユニットの斜視図、第3図は同走行玩具ユニ
ットの分解斜視図であり、第4図はタイヤをホィールに
嵌込む説明図、第5図はタイヤの取り付け方を説明する
側面図、第6図は別実施例を示す側面図、第7図はタイ
ヤを偏心位置に取り付けた走行玩具の走行状態説明図を
示す。 1……走行玩具ユニット、2……ケース、2a……爪部、
2b……側面保持部、2c……バンパー保持部、3……走行
玩具、4……タイヤ、5……車体、6a、6b……切込、7
……ネジ穴、8……押え爪、9……後部バンパー、10…
…矩形穴、11……フリックションユニット、12……駆動
軸、13……従動軸、14……ホィール、14a……軸孔、14b
……偏心軸、15……内ボディ、16a、16b……軸押え、17
……前部バンパー、18……外ボディ、19……ネジ、20…
…長穴、21……丸穴、22……偏心孔、23……中央孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪部を取り外した玩具走行本体を短平矩
    形の収納ケースの収納部に載置し、同走行玩具の車輪部
    を弾性部材とし該収納ケースの隅部に載置し、該車輪部
    が同走行玩具の隅縁部を押圧し、走行玩具及び各車輪部
    を収納ケースに嵌装したことを特徴とする走行玩具ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】車軸端に車輪取り付け部を段違い位置に設
    けた車軸と、前記車軸の車輪取り付け部に着脱自在に嵌
    合する嵌合部を前記車輪取り付け部の段違い分だけ中心
    から離れた位置に設けた車輪と、を有することを特徴と
    する走行玩具ユニット。
JP1990038289U 1990-04-10 1990-04-10 走行玩具ユニット Expired - Lifetime JP2527615Y2 (ja)

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JP1990038289U JP2527615Y2 (ja) 1990-04-10 1990-04-10 走行玩具ユニット

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JP1990038289U JP2527615Y2 (ja) 1990-04-10 1990-04-10 走行玩具ユニット

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JPH03129193U JPH03129193U (ja) 1991-12-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6506096B1 (en) * 2000-02-08 2003-01-14 Nikko Co., Ltd. Running toy

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6088991U (ja) * 1983-11-25 1985-06-18 株式会社トミー 走行玩具

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JPH03129193U (ja) 1991-12-25

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