JPH084071Y2 - 走行玩具 - Google Patents
走行玩具Info
- Publication number
- JPH084071Y2 JPH084071Y2 JP1990108751U JP10875190U JPH084071Y2 JP H084071 Y2 JPH084071 Y2 JP H084071Y2 JP 1990108751 U JP1990108751 U JP 1990108751U JP 10875190 U JP10875190 U JP 10875190U JP H084071 Y2 JPH084071 Y2 JP H084071Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- tire
- traveling
- toy
- traveling toy
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- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、安定したウイリー走行可能な四輪駆動走行
玩具に関する。
玩具に関する。
[従来の技術] 四輪駆動走行玩具は、坂や凹凸のある路面でも安定し
て高速で走行できるので子供たちに人気のある走行玩具
である。
て高速で走行できるので子供たちに人気のある走行玩具
である。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、この四輪駆動走行玩具は、ウイリー走
行させようとすると、前輪と後輪の独立性が強過ぎる
為、却って安定したウイリー走行が継続できないという
欠点があった。
行させようとすると、前輪と後輪の独立性が強過ぎる
為、却って安定したウイリー走行が継続できないという
欠点があった。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので
あり、安定したウイリー走行が継続できる四輪駆動走行
玩具を提供することを目的としている。
あり、安定したウイリー走行が継続できる四輪駆動走行
玩具を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案の走行玩具は、動力源により前後4個の車輪を
駆動して走行する走行玩具において、前記4個のタイヤ
部を摩擦係数の大きい材料で成形し、且つ、後輪のホイ
ールキャップを摩擦係数の小さい材料で幅広に形成し、
車体を右又は左に傾斜させると前輪のタイヤ部と後輪の
ホイールキャップが路面に接触するように構成したこと
を特徴としている。
駆動して走行する走行玩具において、前記4個のタイヤ
部を摩擦係数の大きい材料で成形し、且つ、後輪のホイ
ールキャップを摩擦係数の小さい材料で幅広に形成し、
車体を右又は左に傾斜させると前輪のタイヤ部と後輪の
ホイールキャップが路面に接触するように構成したこと
を特徴としている。
本考案の走行玩具は、一態様として、後輪のホイール
キャップを前輪のタイヤより外側に突出させて形成した
ことを特徴としている。
キャップを前輪のタイヤより外側に突出させて形成した
ことを特徴としている。
本考案の走行玩具は、別の態様として、後輪のタイヤ
を前輪のタイヤより内側に引っ込めて形成したことを特
徴としている。
を前輪のタイヤより内側に引っ込めて形成したことを特
徴としている。
本考案の走行玩具は、好ましくは、タイヤ部はゴムで
形成し、後輪のホイールキャップは表面が平滑な合成樹
脂で形成されている。
形成し、後輪のホイールキャップは表面が平滑な合成樹
脂で形成されている。
[作用] 本考案の走行玩具を付勢して走行路面に傾斜させて置
くと、走行玩具の前輪のタイヤ端部と幅広に形成されて
いる後輪のホイールキャップ端部とが路面に接触し回転
する。タイヤ部は摩擦係数の高い材料で形成されている
ので車体を推進する力は強いが、ホイールキャップ部は
摩擦係数の小さい材料で形成されているので車体を推進
する力は弱く、ウイリー走行は主として前輪の回転に依
存する。その結果、四輪駆動走行玩具であるにもかかわ
らず、二輪駆動走行玩具と同様の安定したウイリー走行
ができる。
くと、走行玩具の前輪のタイヤ端部と幅広に形成されて
いる後輪のホイールキャップ端部とが路面に接触し回転
する。タイヤ部は摩擦係数の高い材料で形成されている
ので車体を推進する力は強いが、ホイールキャップ部は
摩擦係数の小さい材料で形成されているので車体を推進
する力は弱く、ウイリー走行は主として前輪の回転に依
存する。その結果、四輪駆動走行玩具であるにもかかわ
らず、二輪駆動走行玩具と同様の安定したウイリー走行
ができる。
[実施例] 第1図は本考案の走行玩具の一実施例を示す斜視図、
第2図及び第3図は、上記実施例の片輪ウイリー走行時
の正面図及び背面図、及び第4図は後輪ウイリー走行時
の側面図である。
第2図及び第3図は、上記実施例の片輪ウイリー走行時
の正面図及び背面図、及び第4図は後輪ウイリー走行時
の側面図である。
走行玩具10は2個の前輪12と2個の後輪14を有し、車
体背面に突出部16を有したジープ形状をしている。前輪
12は、ゴム製のタイヤ18と平滑なプラスチック製のホイ
ールキャップ20を有している。一方、後輪14は、ゴム製
のタイヤ22と平滑なプラスチック製のホイールキャップ
24とを有し、そのホイールキャップ24ハ、タイヤ部22か
ら所定の幅a(第1図)だけ外側に突出して幅広に形成
されている。
体背面に突出部16を有したジープ形状をしている。前輪
12は、ゴム製のタイヤ18と平滑なプラスチック製のホイ
ールキャップ20を有している。一方、後輪14は、ゴム製
のタイヤ22と平滑なプラスチック製のホイールキャップ
24とを有し、そのホイールキャップ24ハ、タイヤ部22か
ら所定の幅a(第1図)だけ外側に突出して幅広に形成
されている。
走行玩具10の前後4車輪は、第5図に示すフライホイ
ールを動力源とする歯車機構で、同時に駆動する。すな
わち、前輪12と一体に形成した歯車26及び後輪14と一体
に形成した歯車28は、小歯車30及び32と、それぞれ噛合
っている。小歯車30は歯車34と一体に形成され、小歯車
32は歯車36と一体に形成されている。歯車34及び36は小
歯車38と噛合っている。小歯車38はフライホイール40と
一体に形成されている。
ールを動力源とする歯車機構で、同時に駆動する。すな
わち、前輪12と一体に形成した歯車26及び後輪14と一体
に形成した歯車28は、小歯車30及び32と、それぞれ噛合
っている。小歯車30は歯車34と一体に形成され、小歯車
32は歯車36と一体に形成されている。歯車34及び36は小
歯車38と噛合っている。小歯車38はフライホイール40と
一体に形成されている。
次に、上記の構成を有する走行玩具10をウイリー走行
させる手順及び機構について説明する。
させる手順及び機構について説明する。
走行玩具10のタイヤを路面に接触して前方へこすり出
すと前輪12及び後輪14は反時計回りにへ回転し、歯車26
及び28も反時計回りに回転する。従って、これらの歯車
26及び28と噛合っている小歯車30及び32は、それぞれ時
計回りに回転し、これらの小歯車と一体の歯車34及び36
も時計回りに回転する。これらの歯車34及び36と噛合っ
ている小歯車38は反時計回りに回転し、これと一体のフ
ライホイール40は付勢される。
すと前輪12及び後輪14は反時計回りにへ回転し、歯車26
及び28も反時計回りに回転する。従って、これらの歯車
26及び28と噛合っている小歯車30及び32は、それぞれ時
計回りに回転し、これらの小歯車と一体の歯車34及び36
も時計回りに回転する。これらの歯車34及び36と噛合っ
ている小歯車38は反時計回りに回転し、これと一体のフ
ライホイール40は付勢される。
このようにしてフライホイール40が付勢された結果、
前後4車輪が半時計回りに回転している走行玩具10を路
面に傾斜させて置くと、第2図及び第3図に示すよう
に、前左輪タイヤの外側端部と後左輪ホイールキャップ
の外側端部が路面に接触する。タイヤはゴム製で摩擦係
数が高いので車体を推進する力は強いが、ホイールキャ
ップ部は摩擦係数の小さいプラスチック樹脂で形成され
ているので車体を推進する力は弱く、ウイリー走行は主
として前輪の回転に依存する。従って、走行玩具10は、
四輪駆動走行玩具であるにもかかわらず、二輪駆動走行
玩具と同様の安定したウイリー走行ができる。
前後4車輪が半時計回りに回転している走行玩具10を路
面に傾斜させて置くと、第2図及び第3図に示すよう
に、前左輪タイヤの外側端部と後左輪ホイールキャップ
の外側端部が路面に接触する。タイヤはゴム製で摩擦係
数が高いので車体を推進する力は強いが、ホイールキャ
ップ部は摩擦係数の小さいプラスチック樹脂で形成され
ているので車体を推進する力は弱く、ウイリー走行は主
として前輪の回転に依存する。従って、走行玩具10は、
四輪駆動走行玩具であるにもかかわらず、二輪駆動走行
玩具と同様の安定したウイリー走行ができる。
走行玩具10は、第4図に示すように、後輪14と車体背
面の突出部16とを利用して後輪ウイリー走行することも
できる。
面の突出部16とを利用して後輪ウイリー走行することも
できる。
以上、図示の実施例について説明したが、本考案はこ
れに限られるものではない。すなわち、後輪のホイール
キャップを摩擦係数の少ない材料で幅広に形成し、傾斜
時に後輪のタイヤが路面に接触しない様に形成すればよ
く、例えば、後輪のタイヤ部を前輪のタイヤ部より内側
へ引っ込めることによっても、本考案の目的を達成する
ことができる。また、走行玩具の形状、構造及び動力源
は任意に選択できる。
れに限られるものではない。すなわち、後輪のホイール
キャップを摩擦係数の少ない材料で幅広に形成し、傾斜
時に後輪のタイヤが路面に接触しない様に形成すればよ
く、例えば、後輪のタイヤ部を前輪のタイヤ部より内側
へ引っ込めることによっても、本考案の目的を達成する
ことができる。また、走行玩具の形状、構造及び動力源
は任意に選択できる。
[考案の効果] 上記のように、本考案では、後輪のホイールキャップ
を摩擦係数の少ない材料で幅広に形成し、傾斜時に後輪
のタイヤが路面に接触しないようにしたので、四輪駆動
走行玩具であるにもかかわらず、二輪駆動走行玩具と同
様の安定したウイリー走行ができるという効果が得られ
る。
を摩擦係数の少ない材料で幅広に形成し、傾斜時に後輪
のタイヤが路面に接触しないようにしたので、四輪駆動
走行玩具であるにもかかわらず、二輪駆動走行玩具と同
様の安定したウイリー走行ができるという効果が得られ
る。
第1図は本考案の走行玩具の一実施例を示す斜視図、 第2図及び第3図はその片輪ウイリー走行時の正面図及
び背面図、 第4図は後輪ウイリー時の側面図、 第5図は第1図の走行玩具の動力伝達機構を表わす説明
図である。 10……走行玩具、12……前輪、14……後輪、16……突出
部、18……前輪タイヤ、20……前輪ホイールキャップ、
22……後輪タイヤ、24……後輪ホイールキャップ、26、
28、34、36……歯車、30、32、38……小歯車、40……フ
ライホイール。
び背面図、 第4図は後輪ウイリー時の側面図、 第5図は第1図の走行玩具の動力伝達機構を表わす説明
図である。 10……走行玩具、12……前輪、14……後輪、16……突出
部、18……前輪タイヤ、20……前輪ホイールキャップ、
22……後輪タイヤ、24……後輪ホイールキャップ、26、
28、34、36……歯車、30、32、38……小歯車、40……フ
ライホイール。
Claims (4)
- 【請求項1】動力源により前後4個の車輪を駆動して走
行する走行玩具において、前記4個のタイヤ部を摩擦係
数の大きい材料で成形し、且つ、後輪のホイールキャッ
プを摩擦係数の小さい材料で幅広に形成し、車体を右又
は左に傾斜させると前輪のタイヤ部と後輪のホイールキ
ャップが路面に接触するように構成したことを特徴とす
る走行玩具。 - 【請求項2】後輪のホイールキャップを前輪のタイヤよ
り外側に突出させて形成したことを特徴とする請求項1
記載の走行玩具。 - 【請求項3】後輪のタイヤを前輪のタイヤより内側に引
っ込めて形成したことを特徴とする請求項1記載の走行
玩具。 - 【請求項4】前記タイヤ部はゴムで形成し、前記後輪の
ホイールキャップは表面が平滑な合成樹脂で形成したこ
とを特徴とする請求項1記載の走行玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990108751U JPH084071Y2 (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | 走行玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990108751U JPH084071Y2 (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | 走行玩具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0467495U JPH0467495U (ja) | 1992-06-15 |
JPH084071Y2 true JPH084071Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=31855871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990108751U Expired - Lifetime JPH084071Y2 (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | 走行玩具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH084071Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS566156U (ja) * | 1979-06-27 | 1981-01-20 | ||
JPH0426147Y2 (ja) * | 1986-11-26 | 1992-06-23 |
-
1990
- 1990-10-17 JP JP1990108751U patent/JPH084071Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0467495U (ja) | 1992-06-15 |
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