JP2527546Y2 - 薄板状体回収装置 - Google Patents

薄板状体回収装置

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JP2527546Y2 JP1989069683U JP6968389U JP2527546Y2 JP 2527546 Y2 JP2527546 Y2 JP 2527546Y2 JP 1989069683 U JP1989069683 U JP 1989069683U JP 6968389 U JP6968389 U JP 6968389U JP 2527546 Y2 JP2527546 Y2 JP 2527546Y2
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山田  正明
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協和電子工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、紙幣やカード等の薄板状体を横方向に挾持
搬送する搬送ユニットと、この搬送ユニットで搬送され
てきた薄板状体を受取って集積する集積ユニットとを、
これらユニットの保守点検が容易におこなえるように互
いに横方向から装脱自在に結合した状態で固定部に取付
けてある薄板状体回収装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の薄板状体回収装置においては、前記搬送ユニッ
トと集積ユニットとの各々を、固定部に対してそれぞれ
ネジ止め固定するとともに、前記搬送ユニットと集積ユ
ニットとを結合位置で互いにネジ止めにて固定連結して
いた(例えば、実開昭63−1269号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の薄板状体回収装置では、前記搬
送ユニットから集積ユニットへの薄板状体の受渡し部を
点検するべく、これらユニットどうしを薄板状体受渡し
方向に沿って離脱させたい場合、前記搬送ユニットと集
積ユニットとの固定連結を解除したのち、集積ユニット
と固定部との固定連結を解除して該集積ユニットを固定
部から取外さなければならず、しかも、点検終了後にお
いてユニットどうしを再結合する場合では、集積ユニッ
トの搬送ユニットに対する相対姿勢を所定姿勢に保持し
た状態で該集積ユニットを固定部に固定連結したのち、
ユニットどうしを位置合せしながら固定連結しなければ
ならず、その結果、例え、搬送ユニットから集積ユニッ
トへの薄板状体の受渡し部を簡易に点検するために、こ
れらユニットどうしを少し離脱させたいような場合で
も、その点検に多大の労力と手間を要していた。
更に、前記搬送ユニットと集積ユニットとの薄板状体
受渡し方向での相対的な結合位置を変更することができ
ないため、搬送ユニットと集積ユニットとの相対固定位
置を微調整することが出来ない欠点もあった。
また、搬送ユニットから集積ユニットへの薄板状体の
受渡し部を簡易に点検する方法として、例えば、実開昭
63−178243号公報に開示されている技術を利用して、前
記集積ユニットに結合される搬送ユニットを、搬送方向
でのスライド移動によって伸縮自在で、かつ、伸長方向
に弾性力で移動付勢された一対の分割搬送機構から構成
することが考えられるが、これによる場合は、集積ユニ
ットに結合される一方の分割搬送機構を収縮操作するこ
とによって、搬送ユニットから集積ユニットへの薄板状
体の受渡し部を簡易に点検することが可能となるもの
の、その点検終了時まで、一方の分割搬送機構を弾性付
勢力に抗して収縮させた離脱位置に保持し続ける必要が
あり、その保持に多くの労力を要する。
その上、集積ユニットに結合される一方の分割搬送機
構の収縮作動によって、搬送ユニットと集積ユニットと
の薄板状体受渡し方向での相対的な結合位置を変更する
ことができるものの、一方の分割搬送機構の収縮作動に
拘らず所定の搬送機能を確実に発揮させるためには、搬
送ユニット自体の搬送構造が非常に複雑化し、部品点数
及び組付工程数の増加によって製造コストの高騰を招来
する問題がある。
本考案は上記実状に鑑みて為されたものであって、搬
送ユニットと集積ユニットとの結合構造を工夫すること
により、搬送ユニットから集積ユニットへの薄板状体の
受渡し部での点検を、搬送ユニットの構造の簡素化及び
製造コストの低廉化を図りながら少ない労力で簡易に行
うことができ、しかも、これらユニットの相対固定位置
の微調整も容易に行うことができる薄板状体回収装置を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、冒記薄
板状体回収装置において、前記固定部に、前記集積ユニ
ットの荷重を支持し、かつ、その支持された集積ユニッ
トを前記搬送ユニットからの薄板状体の受渡し方向に沿
って前記搬送ユニットに対する結合位置と離脱位置とに
亘って移動案内可能な案内ガイドと、前記集積ユニット
を前記結合位置で案内ガイドに固定する固定手段とを設
けるとともに、前記固定手段による集積ユニットと案内
ガイドとの相対固定位置を薄板状体受渡し方向に沿って
変更可能に構成した点にあり、かかる構成から次の作用
効果を奏する。
〔作用〕
搬送ユニットから集積ユニットへの薄板状体の受渡し
部を簡易に点検するべく、これらユニットどうしを薄板
状体受渡し方向に沿って離脱させたい場合、集積ユニッ
トを案内ガイドに固定している固定手段を固定解除操作
し、集積ユニットの荷重を案内ガイドに支持させた状態
のまま集積ユニットを案内ガイドに沿って結合位置から
離脱位置に移動させることにより、これらユニットどう
しを離脱させることができ、点検終了時は、集積ユニッ
トを案内ガイドに沿って前述とは逆に移動させたのち、
前記固定手段で集積ユニットを案内ガイドに固定するこ
とにより、搬送ユニットと集積ユニットとを所定の相対
姿勢で結合させることができる。
又、前記案内ガイドに支持された集積ユニットは、搬
送ユニットに対して薄板状体の受渡し方向に沿って案内
されるから、搬送ユニットと集積ユニットとの相対固定
位置を微調整したい場合には、前記固定手段による集積
ユニットと案内ガイドとの相対固定位置を変更すること
で微調整することができる。
〔考案の効果〕
従って、搬送ユニットから集積ユニットへの薄板状体
の受渡し部での点検を、搬送ユニットの構造の簡素化及
び製造コストの低廉化を図りながら少ない労力で簡易に
行うことができ、しかも、これらユニットの相対固定位
置の微調整も容易に行うことができる。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図は複数のパチンコ台(A)がその2台置きに玉
貸機(B)を挾んで列状に並設されているパチンコ遊技
設備を示し、パチンコ台列終端側には玉貸機(B)に投
入された紙幣(a)や硬貨(M1),(M2)を処理する処
理室(E)が設けられている。
背中合せの状態で配設されている2つのパチンコ台列
の間には、各玉貸機(B)から送り出される薄板状体の
一例としての紙幣(a)を受け取って処理室(E)に設
けたストッカ(1)に回収する紙幣回収装置(C)、各
玉貸機(B)へ釣銭又は両替用の硬貨(M1)を搬送する
第1硬貨搬送装置(D1)、各玉貸機(B)から送り出さ
れた硬貨(M2)を処理室(E)に設けた硬貨選別部
(2)まで搬送する硬貨回収用の第2硬貨搬送装置
(D2)の夫々が配設されている。
前記紙幣回収装置(C)は、玉貸出機(B)に投入さ
れた紙幣(a)をパチンコ台列方向に沿って処理室
(E)にまで横方向に挾持搬送する搬送ユニット(3)
と、この搬送ユニット(3)で搬送されてきた紙幣
(a)を受取ってストッカ(1)に集積する集積ユニッ
ト(4)とが互いに横方向から装脱自在に結合されて構
成され、前記搬送ユニット(3)は、玉貸機(B)と当
該玉貸機(B)を挾んで左右に位置するパチンコ台
(A),(A)の設置巾に相当する範囲を搬送範囲とす
る挾持搬送装置(5)の複数個を連結して構成され、固
定部であるパチンコ台列に沿って並設されているフレー
ム(20)に固定されている。
前記集積ユニット(4)は、第3図に示すように、紙
幣(a)をそれの肉圧方向から重ね合わせて収納するス
トッカ(1)と、ストッカ(1)に形成され紙幣取込口
(1A)に紙幣(a)を搬送する搬送機構(9)とを主要
構成として設けて構成してある。
前記搬送機構(9)は、紙幣(a)を挾持搬送する第
1搬送機構(6)と、この第1搬送機構(6)からの挾
持搬送紙幣(a)を受け取って前記紙幣取込口(1A)近
傍まで挾持搬送する第2搬送機構(7)と、この第2搬
送機構(7)からの挾持搬送紙幣(a)をその紙面が紙
幣取込口(1A)に対向する姿勢に搬送する第3搬送機構
(8)とを設けて構成され、前記第1搬送機構(6)
は、搬送方向に沿って設けられた2個のプーリ(6A),
(6B)間に亘って巻回された第1搬送用丸ベルト(6C)
と、この丸ベルト(6C)に対向配設された2個の遊転ロ
ーラ(6D),(6E)を備えている。
そして、前記搬送機構(9)で搬送されてきた紙幣
(a)は押圧部材(10)でストッカ(1)内に押し込ま
れ、押し込まれた紙幣(a)は、付勢機構で付勢されて
いる挾持部材(11)と紙幣取込口(1A)周縁部分との間
で挾持されて集積される。
第1図、第2図に示すように、固定部である前記処理
室(E)内の固定壁(15)面に、断面L字状の一対の案
内ガイド(12)が片持ち姿勢で固定され、集積ユニット
(4)のケース(13)に連設した断面L字状の掛止め具
(14)を案内ガイド(12)の案内面(16)に掛止めされ
て、集積ユニット(4)が吊下げ支持されている。つま
り、集積ユニット(4)の荷重が一対の案内ガイド(1
2)に支持されている。
前記案内ガイド(12)の案内面(16)は、この案内面
(16)に吊下げ支持されている集積ユニット(4)をそ
の吊下げ姿勢のままで、搬送ユニット(3)から集積ユ
ニット(4)への紙幣(a)の受渡し方向に沿って搬送
ユニット(3)に対する結合位置と離脱位置とに亘って
移動案内し、結合位置においては掛止め具(14)の搬送
ユニット(3)側端縁を係止する係止部材(17)と、掛
止め具(14)を案内面(16)側に挾圧固定するネジ部材
(18)とを設けて、集積ユニット(4)を結合位置で案
内ガイド(12)に固定する固定手段が構成されている。
そして、搬送ユニット(3)から集積ユニット(4)
への紙幣(a)の受渡し部(19)を点検する為、これら
ユニット(3),(4)どうしを離脱させたい場合、ネ
ジ部材(18)による掛止め具(14)に対する挾圧固定を
解除して、集積ユニット(4)をガイド面(16)に沿っ
て移動させることにより、第2図に示す両ユニット
(3),(4)の間に空間が形成される離脱位置に案内
され、点検終了後は集積ユニット(4)を逆方向に移動
させると第1図に示す掛止め具(14)が係止部材(17)
に係止される結合位置に案内され、ネジ部材(18)で挾
圧固定することにより、搬送ユニット(3)と集積ユニ
ット(4)とが結合される状態に復旧される。
又、前記係止部材(17)は案内ガイド(12)に形成さ
れている長孔(21)に沿ってその案内方向に位置変更固
定自在に設けられ、その固定位置を変更することによ
り、集積ユニット(4)の案内ガイド(12)に対する固
定位置をその案内方向に沿って変更できるよう構成し
て、搬送ユニット(3)と集積ユニット(4)との相対
固定位置を微調整できるようにしてある。
〔別実施例〕
案内ガイドは集積ユニットを下方から載置支持するも
のであっても良い。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る薄板状体回収装置の実施例を示し、
第1図、第2図は要部側面図、第3図は要部平面断面
図、第4図は遊技設備の全体斜視図である。 (3)……搬送ユニット、(4)……集積ユニット、
(12)……案内ガイド、(17,18)……固定手段、(20,
15)……固定部、(a)……薄板状体。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄板状体(a)を横方向に挾持搬送する搬
    送ユニット(3)と、前記搬送ユニット(3)で搬送さ
    れてきた薄板状体(a)を受取って集積する集積ユニッ
    ト(4)とを、それらを互いに横方向から装脱自在に結
    合させた状態で固定部(20,15)に取付けてある薄板状
    体回収装置において、前記固定部(15)に、前記集積ユ
    ニット(4)の荷重を支持し、かつ、その支持された集
    積ユニット(4)を前記搬送ユニット(3)からの薄板
    状体(a)の受渡し方向に沿って前記搬送ユニット
    (3)に対する結合位置と離脱位置とに亘って移動案内
    可能な案内ガイド(12)と、前記集積ユニット(4)を
    前記結合位置で案内ガイド(12)に固定する固定手段
    (17,18)とを設けるとともに、前記固定手段(17,18)
    による集積ユニット(4)と案内ガイド(12)との相対
    固定位置を薄板状体受渡し方向に沿って変更可能に構成
    してある薄板状体回収装置。
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JP4602358B2 (ja) * 2007-01-10 2010-12-22 株式会社マキタ 集塵フィルタ

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JPS631269B2 (ja) * 1982-10-06 1988-01-12 Hitachi Ltd

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