JP4602358B2 - 集塵フィルタ - Google Patents

集塵フィルタ Download PDF

Info

Publication number
JP4602358B2
JP4602358B2 JP2007002843A JP2007002843A JP4602358B2 JP 4602358 B2 JP4602358 B2 JP 4602358B2 JP 2007002843 A JP2007002843 A JP 2007002843A JP 2007002843 A JP2007002843 A JP 2007002843A JP 4602358 B2 JP4602358 B2 JP 4602358B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
joint
bag
paper filter
dust bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2007002843A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007090350A (ja
Inventor
武彦 杉浦
博明 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2007002843A priority Critical patent/JP4602358B2/ja
Publication of JP2007090350A publication Critical patent/JP2007090350A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4602358B2 publication Critical patent/JP4602358B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

本発明は、防塵カッター等の電動工具に結合されて粉塵を回収する集塵機のダストバッグ装置に関する。特に、ダストバッグ内に別途収容される集塵フィルタ内に粉塵を回収するようにしたダストバック装置において、集塵フィルタを再利用するための技術に関する。
集塵機では、モータによってファンを回転させることで、吸入口より粉塵を吸い込んで排出口から排出する。この排出口にはダストバッグ装置が結合され、排出口から排出される粉塵はダストバッグ装置内に回収されるようになっている。かかるダストバッグ装置では、回収された粉塵が一定量を越えると圧損が大きくなって集塵能力が低下するため、回収した粉塵を廃棄する必要が生じる。そこで、従来から回収された粉塵の廃棄作業を容易に行なうことができる技術が開発されている。
この従来の技術では、ダストバッグ装置は布等を袋状に形成したダストバッグを備え、ダストバッグ内には集塵フィルタ(一般的には、紙製のペーパーフィルタが用いられる)が収容される。集塵フィルタには筒体挿入口が設けられ、この筒体挿入口にダストバッグに取付けられた筒体の一端が挿入される。そして、筒体の他端は集塵機等の粉塵排出口に着脱可能となっている。
かかるダストバッグ装置では、集塵機から排出される粉塵を含んだ空気は筒体を介して集塵フィルタ内に排出され、集塵フィルタによって粉塵が回収される。そして、集塵フィルタに回収された粉塵を廃棄する場合には、ダストバッグを開いて集塵フィルタを取出し、集塵フィルタごと廃棄される。
ところが、近年、リサイクルの観点から、上述したダストバッグ装置の集塵フィルタを再利用したいという要求がある。集塵フィルタを複数回にわたって利用するためには、集塵フィルタとダストバッグとの連結部の強度が充分にあることが好ましい。すなわち、集塵フィルタへの粉塵の回収と、回収した粉塵の排出を行なう毎に、ダストバッグとの連結部に繰り返し力が作用し破損しやすいためである。
本発明は、上述した実情に鑑みなされたものであり、その目的は、複数回にわたって再利用するのに適した集塵フィルタを実現する。
上記課題を解決するため、本発明の集塵フィルタは、袋状に形成されたフィルタ部材と、フィルタ部材に接着されたコネクタ部材と、コネクタ部材がフィルタ部材から剥離することを防止するテープを有している。そして、コネクタ部材には、フィルタ部材に接着された接着部とフィルタ部材に接着されない非接着部が設けられており、その接着部にはコネクタ部材及びフィルタ部材を貫通する貫通口が設けられている。非接着部は、貫通口を挟んで対向する2辺に設けられている。テープは、貫通口を挟んで対向する両側のそれぞれにおいて、コネクタ部材の非接着部の一部とフィルタ部材とに跨って貼り付けられていることを特徴とする。
上記の集塵フィルタでは、貫通口がフィルタ部材にコネクタ部材が接着された部分に設けられる。また、フィルタ部材に接着されたコネクタ部材は、テープによってフィルタ部材からの剥離が防止される。したがって、フィルタ部材とコネクタ部材との剥離強度が高まり、集塵フィルタを複数回に渡って良好な状態で使用することができる。また、コネクタ部材の非接着部とフィルタ部材との間に指を差し込むことができるため、集塵フィルタの貫通口に集塵装置等を容易に装着することができる
以下、本発明を具現化した一実施の形態に係るダストバッグ装置を、図面を参照して説明する。本実施形態に係るダストバッグ装置は、ダストバッグと、ダストバッグ内に収容されるペーパフィルタアッセンブリとによって構成される。まず、ダストバッグの構成について説明する。
図1はダストバッグの一部を破断した正面図と右側面図とを併せて示す図面である。図1に示すようにダストバッグは、円筒形状に形成されたメッシュバッグ30と、メッシュバッグ30の一端面に取付けられたダストバッグジョイント10とで構成される。
図6はメッシュバッグ30の構成を模式的に示す斜視図である。図6に示すように、メッシュバッグ30は側面部32と、側面部32の一端を塞ぐファスナ側端面部34と、側面部32の他端を塞ぐジョイント側端面部36と、ジョイント側端面部36の中心に設けられるジョイント固定部38とから構成される。
側面部32は、長方形状に裁断されたメッシュ状の布(本実施形態では、非導電性のポリプロピレン)の対向する辺(図6の縫製部32aに相当)を縫製することにより円筒状に形成されたものである。この側面部32には、縫製部32aに平行して複数本の縫付部32b(本実施形態では3本;ただし図6には1本のみが示されている)が設けられている。縫付部32bは、側面部32にミシン等を用いて糸を縫付けることで形成される。
ここで、縫製部32aの縫製用の糸及び縫付部32bの縫付用の糸には、有機系導電性繊維糸が使用される。有機系導電性繊維糸は、有機系繊維(例えば、アクリル繊維、ナイロン繊維等)に金属化合物(例えば、硫化銅等)を化学結合させた導電性繊維からなる糸である。この有機系導電性繊維は、金属繊維や炭素繊維と比較して柔軟性があって折れ難く切断し難い性質を有し、耐久性に優れている。また、有機系繊維に化学結合される金属化合物の量に応じ、その抵抗値を調整することができる。本実施形態では、アクリル繊維に硫化銅を化学結合させたものを用い、その比抵抗は1×10−1〜1×10−2Ω・cmとされている。
なお、側面部32には、図1に示すようにバッグファスナ33とフック31が取付けられている。これらバッグファスナ33及びフック31を取付けるための縫製にも、上記の有機系導電性繊維が用いられている。
ファスナ側端面部34は、メッシュ状の布(側面部32と同一素材)を円形に裁断したものであって、上述の側面部32の一端に縫製されている。このファスナ側端面部34と側面部32の縫製部34aには、上述した導電性繊維糸が使用されるとともに、上記の側面部32の縫製部32a及び縫付部32bが接続されている。
ジョイント側端面部36は、メッシュ状の布(側面部32と同一素材)をリング状に裁断したものであって、上述の側面部32の他端に縫製されている。このジョイント側端面部36と側面部32の縫製部36aには、ファスナ側端面部34の縫製部34aと同様に、上述した導電性繊維糸が用いられるとともに、側面部32の縫製部32a及び縫付部32bが接続されている。
ジョイント側端面部36の中心に形成される開口部にはジョイント固定部38が縫製されている。ジョイント固定部38は、上述の側面部32と同様に、長方形状に裁断したメッシュ状の布(側面部32と同一素材の布)の対向する辺を縫製(図6の縫製部38aに相当)することで円筒状に形成されている。ジョイント側端面部36とジョイント固定部38の縫製部36bと、ジョイント固定部38の縫製部38aには、上述した導電性繊維糸が用いられるとともに、この縫製部36bと縫製部38aは接続されている。
また、ジョイント側端面部36には、その外周上に形成される縫製部36aと、中心に形成される縫製部36bとを接続する2本の縫付部36cが形成されている。さらに、ジョイント固定部38には、縫製部38aに平行して縫付部38b(本実施形態では1本;ただし図6では図示省略)が設けられ、縫製部36bと接続されている。これら縫付部36c及び縫付部38bにも、上述した導電性繊維糸が用いられる。
したがって、全ての縫製部32a,34a,36a,36b,38a及び縫付部32b,36c,38bは、導電性繊維糸が用いられて電気的に接続されることとなる。
上述したように構成されるメッシュバッグ30のジョイント固定部38には、図1に良く示されるようにダストバッグジョイント10(請求項でいう筒体)が取付けられている。ダストバッグジョイント10は、後述する集塵機60(図11参照)の排出口62にメッシュバッグ30を結合するためのジョイントであり、導電性樹脂(カーボン入ポリプロピレン)で一体成形されて導電性が付与されている。このダストバッグジョイント10は、図1に良く示されるようにジョイント固定部38の径と略同一径の円筒部12を備える。
この円筒部12の集塵機60側の端部には、その内面に結合ピン16が突設されている。この結合ピン16は、集塵機60の排出口62に形成された溝(図示省略)と係合し、これによりダストバッグジョイント10と集塵機60が結合される。
円筒部12の他端には、ゴム製のバルブ24が開閉可能に取付けられている。具体的に説明すると、図3及び図4に良く示されるように、円筒部12にはその端面から突出する突出片27が形成され、突出片27には取付孔28が形成されている。一方、バルブ24は、図5に良く示されるように略円形状に形成され、その円周面から一部を切り欠かれることで係合溝25が形成されるとともに、この係合溝25によって傘状突片26が形成されている。円筒部12にバルブ24を取付けは、この傘状突片26を突出片27の取付孔28に図4の下方から差し込み、突出片27がバルブ24の係合溝25に係合することで行なわれる。
円筒部12にバルブ24が取付けられた状態では、傘状突片26が取付孔28の横幅より長くされているため、バルブ24が取付孔28から抜け落ちることが防止される。また、バルブ24の径は、円筒部12の外径と同一であるため、バルブ24によって円筒部12の一端が隙間無く塞がれることとなる。
なお、上述の説明から明らかなように、バルブ24はその上端部分のみが円筒部12に取付けられ、かつ、ゴム製で製作されて可撓性を有する。このため、図1に示す矢印の方向にのみ変形することができ、これによって円筒部12が開口するようになっている。
また、円筒部12の中間部分には、図1に示されるように円筒部12に比して大径のコネクタ受け18が形成されている。したがって、ダストバッグジョイント10は、コネクタ受け18がメッシュバッグ30の内面に当接する位置で位置決めされてメッシュバッグ30に固定されている。このコネクタ受け18には、後述するペーパフィルタアッセンブリ40のコネクタ46が当接する。また、コネクタ受け18のバルブ24側には溝20が形成されている。
さらに、円筒部12には、コネクタ受け18と結合ピン16との略中間の位置にメッシュバッグ30のジョイント固定部38がワイヤ14により固定されている(図2参照)。したがって、メッシュバッグ30の各縫製部32a,34a,36a,36b,38a及び縫付部32b,36c,38bは、ダストバッグジョイント10に電気的に接続されることとなる。
次に、上述のダストバッグに取付けられるペーパフィルタアッセンブリ(請求項でいう集塵フィルタ)について図7乃至図10を参照して説明する。図7は両端が閉じていないペーパフィルタアッセンブリが膨らんだ状態を示す斜視図であり、図8は折り畳まれた状態のペーパフィルタアッセンブリを示す平面図であり、図9はペーパフィルタアッセンブリのダストバッグジョイントへの取付部分を正面から示す図であり、図10は図9のX−X線断面図である。
図7に示すようにペーパフィルタアッセンブリ40は、粉塵が回収されるペーパフィルタ42(請求項でいうフィルタ部材)と、ペーパフィルタ42の中間に接着されるコネクタ46とで構成される。
ペーパフィルタ42は、図8、図10に示すように、通常時は折り畳まれた状態(図10に示される断面形状となるように折り畳まれた状態)とされている。このペーパフィルタ42の一端50aは接着剤により接着されて常時閉じられており、その他端50bはフィルタファスナ52により開閉可能に閉じられている。フィルタファスナ52は、図10に示すように、先端が折り畳まれたペーパフィルタ42の開口部の全体を閉じるために、その開口部の長さと略同一の長さに形成されている。
上述したペーパフィルタ42の中央には、厚紙で製作されたコネクタ46が接着されている。コネクタ46は、図9に示すように、斜線部分46b(以下、接着部という)のみがペーパフィルタ42に接着され、接着部46bの左右はペーパフィルタ42に接着されない非接着部46aとされる。コネクタ46の中央にはダストバッグジョイント10が差し込まれるジョイント取付口48(請求項でいう筒体挿入孔)が形成されており、このジョイント取付口48の内周面にはゴム製のシールリング50が取付けられている。コネクタ46の上下の辺は、補強部材44(本実施形態では紙テープ)によってペーパフィルタ42から剥がれないように補強されている。
次に、上述のようにダストバッグ及びペーパフィルタアッセンブリ40で構成されるダストバッグ装置を用いて、集塵機により粉塵を回収する場合(図11の状態)の手順を説明する。ここで、図11は、ダストバッグ装置を集塵機に接続して、電動工具(サンダー)から発生する粉塵をダストバッグ装置内に回収する際の作業者の作業状態を示す図である。
ダストバッグ装置内に粉塵を回収するためには、ダストバッグ装置を集塵機に接続する前に、ダストバッグにペーパフィルタアッセンブリ40を取付けなければならない。ペーパフィルタアッセンブリ40を取付けるためには、ダストバッグのバッグファスナ33を開いて、ダストバッグジョイント10のバルブ24側にペーパフィルタアッセンブリ40を取付ける(図1参照)。具体的には、ペーパフィルタアッセンブリ40のジョイント取付口48に、ダストバッグジョイント10のバルブ24側の端部を挿入し、ダストバッグジョイント10のコネクタ受け18がコネクタ46に当接するまで押し込む。この際、作業者はコネクタ46の非接着部46aとペーパフィルタ42の間に指を差し込んだ状態でダストバッグジョイント10をペーパフィルタ42内に押し込むことができるので、力をいれやすくその作業を容易に行なうことができる。
なお、コネクタ受け18がコネクタ46に当接すると、円筒部12に形成された溝20にコネクタ46が入り込むため、ダストバッグジョイント10にペーパフィルタアッセンブリ40が安定した状態で取付けられる。また、ダストバッグジョイント10とジョイント取付口48の隙間はシールリング50によってシールされるため、ペーパフィルタアッセンブリ40内の粉塵がジョイント取付口48とダストバッグジョイント10の隙間から漏れることは無い。
ダストバッグジョイント10にペーパフィルタアッセンブリ40が取付けられると、メッシュバッグ30内にペーパフィルタアッセンブリ40を収容してバッグファスナ33を閉じる。なお、ペーパフィルタアッセンブリ40の他端50bはフィルタファスナ52により閉じられた状態とされている。
ダストバッグにペーパフィルタアッセンブリ40が取付けられると、次に、図11に示すようにダストバッグジョイント10の結合ピン16側の端部を集塵機60の排出口62に連結する。ダストバッグジョイント10が排出口62に連結されると、ダストバッグジョイント10が排出口62のアース線(図示省略)に電気的に接続されるようになっている。したがって、ダストバッグの各縫製部32a,34a,36a,36b,38a及び縫付部32b,36c,38bは、集塵機60のアース線に接続されることとなる。
ダストバッグが取付けられた集塵機は、図11に示されるように肩掛けベルト68によって作業者の肩に担がれる。集塵機60の吸入口67には集塵ホース72の一端が連結され、集塵ホース72の他端には電動工具(サンダー)70の粉塵吸引部74が接続される。集塵機60には、電源ケーブル64を介して電力が供給され、サンダー70には集塵機60に供給された電力が電源ケーブル66を介して供給される。
このような状態で、集塵機60のモータを回転させると、集塵ホース72の先端の粉塵吸引部74から空気が吸い込まれ、この吸い込まれた空気は吸入口67から集塵機60内に吸い込まれる。集塵機60内に吸い込まれた空気は、集塵機60の内部を通って排出口62から排出され、排出口62から排出された空気は、ダストバッグジョイント10を通ってペーパフィルタアッセンブリ40内に排出される。この際、ダストバッグジョイント10の先端に取付けられたバルブ24は、空気の圧力によって図1の点線に示すように変形するため、ペーパフィルタアッセンブリ40内に空気が流れ込むことができる。
集塵機60のモータが回転した状態でサンダー70による作業が開始されると、サンダー70により発生した粉塵は、粉塵吸引部74から吸い込まれる空気とともに、集塵ホース72,集塵機60,ダストバッグジョイント10を介してペーパフィルタアッセンブリ40内に吹き込まれる。そして、空気中に含まれる粉塵はペーパフィルタアッセンブリ40の内部に回収され、ペーパフィルタアッセンブリ40内に吹き込まれた空気はフィルタ面を通って外部に排出される。これにより、ペーパフィルタアッセンブリ40の内部に粉塵が回収される。
ここで、ペーパフィルタアッセンブリ40の内部に粉塵が回収されるに伴ってダストバッグに静電気が帯電するが、この静電気の一部はメッシュバッグ30の各縫製部32a,34a,36a,36b,38a及び縫付部32b,36c,38bを介してダストバッグジョイント10に流れ、ダストバッグジョイント10から集塵機60のアース線に流れて除去される。また、ダストバッグに帯電した静電気の一部は、メッシュバッグ30の各縫製部32a,34a,36a,36b,38a及び縫付部32b,36c,38bからコロナ放電によって空気中に放電されて除去されることとなる。
次に、ペーパフィルタアッセンブリ40内に回収された粉塵を廃棄する際には、まず、集塵機60よりダストバッグを取外してからダストバッグのバッグファスナ33を開き、ジョイント取付口48にダストバッグジョイント10が差し込まれた状態のまま、メッシュバッグ30内からペーパフィルタアッセンブリ40を取出す。次に、フィルタファスナ52をペーパフィルタ42から取外し、ペーパフィルタ42の他端50bを開放する。そして、開放された他端50bよりペーパフィルタ42内に回収された粉塵を捨てることとなる。
粉塵が廃棄される際は、ペーパフィルタ42にダストバッグジョイント10が差し込まれた状態のまま行われるが、ダストバッグジョイント10の開口はバルブ24により閉じられているため、ペーパフィルタ42内の粉塵がダストバッグジョイント10から外部にこぼれることが防止される。したがって、床等を汚すことなくペーパフィルタ42内の粉塵を捨てることができる。
なお、ペーパフィルタ42への粉塵の回収と粉塵の廃棄が繰り返されると、ダストバッグとペーパフィルタアッセンブリ40との結合部分であるコネクタ46に繰返し力(ペーパフィルタ42からコネクタ46を剥離しようとする力)が作用する。しかしながら、コネクタ46の上下の辺は、補強部材44(本実施形態では紙テープ)によってペーパフィルタ42から剥がれないように補強されている。このため、ペーパフィルタ42の耐久性が向上し、ペーパフィルタ42を再利用できる回数が多くなる。
上述した説明から明らかなように、本実施形態に係るダストバッグでは、ペーパフィルタアッセンブリ40の一端を開放することで、回収した粉塵の廃棄作業を容易に行うことができる。また、粉塵の廃棄作業中は、ダストバッグジョイント10のバルブ24によってペーパフィルタアッセンブリ40のジョイント取付口48を塞ぐことができるため、ジョイント取付口48から回収した粉塵がこぼれて床を汚す等の問題が生じない。
さらに、本実施形態では、ダストバッグジョイント10が差込まれる部分が、ペーパフィルタ42にコネクタ46を接着することで強度が上げられるとともに、補強部材44によってコネクタ46がペーパフィルタ42から剥離することが防止される。このため、複数回の使用によってもペーパフィルタアッセンブリ40とダストバッグジョイント10の結合状態を良好な状態に保つことができる。
なお、上述した実施形態では、ペーパフィルタに接着されるコネクタは、対向する2辺が紙テープにより補強されて、ペーパフィルタからコネクタが剥離することが防止された。しかしながら、本発明はこのような形態に限られず、例えば、コネクタの周縁全てを紙テープ等で補強するような形態で実施しても良い。このような形態によると、よりコネクタがペーパフィルタから剥離することが防止される。なお、このような形態の場合、コネクタの周縁の一部にコネクタとペーパフィルタの間に指が差込める部分(紙テープ等により補強されない部分)を設けることが好ましい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
本発明の一実施形態に係るダストバッグの一部を破断した正面図と右側面図とを併せて示す図。 メッシュバッグとダストバッグジョイントの結合部分を拡大して示す図。 ダストバッグジョイントの円筒部の排出口側を拡大して示す図。 図3のIV‐IV線断面図。 ダストバッグジョイントの円筒部の排出口側の端部に取付けられるバルブの正面図。 メッシュバッグの構成を模式的に示す図。 両端を閉じていない状態でペーパフィルタが膨らまされた状態を示す斜視図。 折り畳まれた状態のペーパフィルタを示す平面図。 ペーパフィルタのダストバッグジョイントへの取付部分を正面から示す図。 図9のX−X線断面図。 ダストバッグを集塵機に接続して、電動工具から発生する粉塵をダストバッグ内に回収する際の作業者の作業状態を示す図。
符号の説明
10:ダストバッグジョイント
18:コネクタ受け
20:溝
24:バルブ
30:メッシュバッグ
33:バッグファスナ
32:側面部
32a:縫付部
34:ファスナ側端面部
34a:縫付部
36:ジョイント側端面部
36a,36c:縫付部
38:ジョイント固定部
38a:縫付部
40:ペーパフィルタアッセンブリ
44:補強部材
46:コネクタ
46a:非接着部
46b:接着部
48:ジョイント取付口
52:フィルタファスナ
60:集塵機
62:排出口(排出筒)
70:電動工具(サンダー)

Claims (1)

  1. 袋状に形成されたフィルタ部材と、フィルタ部材に接着されたコネクタ部材と、コネクタ部材がフィルタ部材から剥離することを防止するテープと、を有し、
    コネクタ部材には、フィルタ部材に接着された接着部とフィルタ部材に接着されない非接着部が設けられており、
    前記接着部にはコネクタ部材及びフィルタ部材を貫通する貫通口が設けられており、
    前記非接着部は、前記貫通口を挟んで対向する2辺に設けられており、
    前記テープは、前記貫通口を挟んで対向する両側のそれぞれにおいて、コネクタ部材の非接着部の一部とフィルタ部材とに跨って貼り付けられていることを特徴とする集塵フィルタ。
JP2007002843A 2007-01-10 2007-01-10 集塵フィルタ Expired - Lifetime JP4602358B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002843A JP4602358B2 (ja) 2007-01-10 2007-01-10 集塵フィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002843A JP4602358B2 (ja) 2007-01-10 2007-01-10 集塵フィルタ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001197504A Division JP3916893B2 (ja) 2001-06-28 2001-06-28 ダストバッグ装置及びダストバッグ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007090350A JP2007090350A (ja) 2007-04-12
JP4602358B2 true JP4602358B2 (ja) 2010-12-22

Family

ID=37976632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007002843A Expired - Lifetime JP4602358B2 (ja) 2007-01-10 2007-01-10 集塵フィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4602358B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4897575B2 (ja) * 2007-05-31 2012-03-14 三立機器株式会社 真空掃除機用の透明な回収タンク
JP5192933B2 (ja) * 2008-07-23 2013-05-08 中尾フイルター工業株式会社 造粒乾燥機用導電性バッグフィルター

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6328469U (ja) * 1986-08-08 1988-02-24
JPH037870U (ja) * 1989-06-14 1991-01-25
JPH0611660U (ja) * 1991-12-12 1994-02-15 東京ヂーゼル株式会社 電気掃除機用集塵袋構造
JP2001128907A (ja) * 1999-11-09 2001-05-15 Toshiba Tec Corp 電気掃除機用の集塵袋およびこの集塵袋を用いた電気掃除機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6328469U (ja) * 1986-08-08 1988-02-24
JPH037870U (ja) * 1989-06-14 1991-01-25
JPH0611660U (ja) * 1991-12-12 1994-02-15 東京ヂーゼル株式会社 電気掃除機用集塵袋構造
JP2001128907A (ja) * 1999-11-09 2001-05-15 Toshiba Tec Corp 電気掃除機用の集塵袋およびこの集塵袋を用いた電気掃除機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007090350A (ja) 2007-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2429368B1 (en) Detachable dust receptacle for a vacuum cleaner
CN101313832B (zh) 电动吸尘器的集尘袋及安装了它的电动吸尘器
JP4602358B2 (ja) 集塵フィルタ
JPH0744912B2 (ja) 真空掃除器などの使い捨てダストバッグ
US20210212537A1 (en) Vacuum cleaner
JP3916893B2 (ja) ダストバッグ装置及びダストバッグ
KR20200117361A (ko) 청소기 및 청소기의 브러시 드럼 제조방법
JP4696564B2 (ja) フィルタ収納装置
JPH11138435A (ja) 集塵装置付電動工具における集塵バッグの取付構造
EP0820248A1 (en) Quick change vacuum bag adapter
CN207695267U (zh) 一种播种机种箱清理装置
CN113473892A (zh) 真空吸尘器袋以及真空吸尘器
JP2003001023A (ja) ダストバッグ
JP2008264193A (ja) 電気掃除機
CN213775290U (zh) 一种钻机配套用除尘设备
WO2012160639A1 (ja) 摺接部材
JP5124607B2 (ja) 電気掃除機用集塵袋及び電気掃除機
KR101072682B1 (ko) 진공청소기
JP2011240285A (ja) コード付きホース及び集塵機
CN216885196U (zh) 一种贴膜装置和贴膜组件
CN219331549U (zh) 一种集尘袋及基站
CN216569801U (zh) 吸水扒及清洁设备
CN211749277U (zh) 一种吸尘器尘杯安装结构
CN212128540U (zh) 一种纺织物清洗机防漏结构
KR200163464Y1 (ko) 진공 청소기의 재사용용 먼지휠터

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070110

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100928

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100929

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4602358

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term