JP2527393Y2 - 音声合成装置 - Google Patents

音声合成装置

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JP2527393Y2
JP2527393Y2 JP1988090339U JP9033988U JP2527393Y2 JP 2527393 Y2 JP2527393 Y2 JP 2527393Y2 JP 1988090339 U JP1988090339 U JP 1988090339U JP 9033988 U JP9033988 U JP 9033988U JP 2527393 Y2 JP2527393 Y2 JP 2527393Y2
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敏治 相原
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は音声データをサンプリング信号に基づいて音
声合成信号に変換し、この変換された音声合成信号によ
って音声を再生する音声合成装置に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、音声データを所定周波数でサンプリングし、そ
のサンプリングした音声波形信号を用いて音声出力する
音声合成装置が知られている。この場合、音声合成を正
確に行う為には再生する音声データの最大周波数の2倍
以上の周波数でサンプリングする必要がある。
従って上記の音声合成装置では再生する音声データの
内の最大周波数の2倍の周波数をサンプリング周波数と
して、そのサンプリング周波数ですべての音声データを
メモリに記憶するようにしている。その為、低い周波数
からなる音声データも高い周波数でサンプリングされて
メモリに記憶されているので、低い周波数の音声データ
に関しては再生上必要なデータ数以上のデータがメモリ
に記憶され、それだけメモリに記憶できる音声データが
少なくなるという問題点があった。
〔考案の目的〕
本考案は上記従来の問題点に鑑み、音声データをより
少ないデータ量で記憶でき、それらのデータから音声を
再生する音声合成装置を提供することを目的とする。
〔考案の要点〕
本考案は、第1の記憶手段に記憶されている1語毎の
音声波形データにそれぞれ対応して、その1語毎の音声
波形データが記憶されている各記憶領域の先頭アドレス
を指定する先頭アドレスデータと、1語毎の音声波形デ
ータの最大周波数に応じたサンプリング周波数をそれぞ
れ指定するためのサンプリング周波数指定データとを第
2の記憶手段に記憶しておき、それぞれの先頭アドレス
を指定して第1の記憶手段に記憶されている音声波形デ
ータを順次読み出し、読み出した1語毎の音声波形デー
タを、第2の記憶手段に記憶されているサンプリング周
波数指定データに基づいて音声合成して再生するように
していることを要点とする。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図を参照し
ながら説明する。
第1図は一実施例の音声合成装置の回路構成を示すブ
ロック図である。同図において先頭アドレスメモリ1は
後述する音声波形データROM5に記憶されている「あ」、
「い」、「う」・・・等の各「語」の音声波形データの
先頭アドレスと、その音声波形データのサンプリング周
波数指定データfsとが記憶されている。CPU2は先頭アド
レスメモリ1に記憶されている発音すべき「語」の先頭
アドレスデータを読み出してアドレスセレクト回路3に
セットすると共にサンプリング周波数指定データfsをfs
コントロール回路4に出力する。アドレスセレクト回路
3は上記の先頭アドレスをスタートアドレスとして、CP
U2から出力されるタイミング信号cに同期して順次歩進
したアドレスデータをデータROM5に出力する。
fsコントロール回路4はCPU2から出力されるサンプリ
ング周波数指定データに対応する周波数信号を作成して
音声合成シンセサイザ6に出力する。
データROM5には各「語」の音声波形データが符号化さ
れて記憶されている。そしてアドレスセレクト回路3に
よりアドレス指定が行われると、その指定されたアドレ
ス領域の符号データが順次読み出されて音声合成シンセ
サイザ6に出力される。また1つの「語」のアドレスの
最後に達すると終了信号dをCPU2に出力してデータの終
わりを知らせる。
音声合成シンセサイザ6はデータROM5から順次出力さ
れる符号データを、コントロール回路4から出力される
サンプリング周波数に基づいて復号しD/A変換器7に出
力する。D/A変換器7ではそれらの波形データをアナロ
グの波形信号に変換し、音声信号とし報音部8に出力す
る。そしてその音声信号が報音部8から音声として出力
される。
第2図は先頭アドレスメモリ1の構成を示す図であ
り、先頭アドレスメモリ1には前述した如くデータROM5
に記憶されている各「語」の音声波形データの先頭アド
レスとデータROM5に記憶されている音声波形データがサ
ンプリングされた周波数を示すサンプリング周波数指定
データfsとがそれぞれ記憶されている。例えば、語ナン
バー「1」(例えば「あ」)の音声波形データはデータ
ROM5のアドレス「0001」から順に格納され、その格納さ
れている音声波形データのサンプリング周波数はfs1
あることを示している。また語ナンバ「2」の「い」の
音声波形データは、アドレス「0100」を先頭アドレスと
してデータROM5に記憶されており、そのサンプリング周
波数はfs2であることを示している。以下同様に各語の
格納されいる先頭アドレスとサンプリング周波数を示す
データfsとが記憶されている。然して、上記データfs
それぞれデータROM5に記憶されている各「語」の音声波
形データの最大周波数の2倍の周波数に設定されてい
る。
上記の構成において、例えば「あ」、「い」、
「さ」、「つ」と発音させるような場合CPU2は、まず先
頭アドレスメモリ1から「あ」の先頭アドレスデータ
「0001」及び指定データfs1を読み出し、前述した如く
「あ」を発音させた後、終了信号dを受け取ると「い」
の先頭アドレス「0100」指定データfs2をメモリ1から
読み出し、サンプリング周波数fs2で「い」の発音を行
わせ、以下、同様にして「さ」、「つ」に対しても発音
動作を行わせる。
従って上記の構成においてはデータROM5の各「語」の
音声波形データのデータ数は一定でなく、音声波形デー
タの最大周波数が極めて低い周波数の「語」の音声波形
データは最大周波数の高い「語」よりも少ない数のサン
プリングデータにより記憶される。
即ち、音声波形をサンプリングして、各サンプリング
点の音声波形データを符号化してデータROMに記憶する
場合には、そのとき記憶する音声の「語」毎に、それぞ
れの音声の最大周波数に応じたサンプリング周波数で波
形データをサンプリングして記憶させるものである。例
えば低い周波数成分からなる音声は低い周波数でサンプ
リングし、高い周波数成分からなる音声は高い周波数で
サンプリングすることによりデータROM5に記憶する音声
波形データのデータ量を少なくすることができる。従っ
て、従来のように一定の周波数をサンプリング周波数と
して定め、その固定したサンプリング周波数ですべての
音声波形のサンプリングを行うのに比べ、上述のように
サンプリング周波数を変化させて音声波形のサンプリン
グをおこなうので、サンプリングの数を減らしてデータ
ROM5に記憶させるデータ量を少なくすることができる。
以上のように音声合成装置において音声データを符号
化してデータROM5に記憶する場合、記憶しようとする音
声の周波数に応じたサンプリングを行っているので、従
来より少ないサンプリング数で音声データを記憶するこ
とができる。従って少ないメモリ容量で多くの音声デー
タを記憶し、その音声データから元の音声を正確に合成
することができる。
〔考案の効果〕
本考案では、1語毎の音声波形データをそれぞれの最
大周波数に応じたサンプリング周波数でサンプリングし
て第1の記憶手段に予め記憶させておき、再生時に、第
2の記憶手段に記憶されている先頭アドレスデータに従
って1語毎の音声波形データを順次読み出し、この読み
出した音声波形データをサンプリング周波数指定データ
に基づいて音声合成することができる。
これにより、第1の記憶手段に、例えば「あ」、
「い」、「う」等の各語をそれぞれの音声の最大周波数
に応じた最適な周波数でサンプリングして記憶させるこ
とができるので、音声波形データを記憶するために必要
な記憶容量を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の音声合成装置の回路構成を
示すブロック図、 第2図は第1図の先頭アドレスメモリの構成を示す図で
ある。 1……先頭アドレスメモリ、2……CPU、4……fsコン
トロール回路、5……データROM,6……音声合成シンセ
サイザ.

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の記憶領域に1語毎の音声波形データ
    が予め記憶されている第1の記憶手段と、 この第1の記憶手段に記憶されている1語毎の音声波形
    データにそれぞれ対応して、その1語毎の音声波形デー
    タが記憶されている各記憶領域の先頭アドレスを指定す
    るための先頭アドレスデータと、1語毎の音声波形デー
    タの最大周波数に応じたサンプリング周波数をそれぞれ
    指定するためのサンプリング周波数指定データとが記憶
    されている第2の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶されている1語毎の各音声波
    形データを前記第2の記憶手段に記憶されている各先頭
    アドレスの指定により順次読み出し、この順次読み出さ
    れた1語毎の各音声波形データを前記第2の記憶手段に
    記憶されているサンプリング周波数指定データに基づい
    て音声合成する音声合成手段と、 を備えることを特徴とする音声合成装置。
JP1988090339U 1988-07-07 1988-07-07 音声合成装置 Expired - Lifetime JP2527393Y2 (ja)

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JPH0213299U JPH0213299U (ja) 1990-01-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5569200A (en) * 1978-11-20 1980-05-24 Toa Electric Co Ltd Voice file
JPS62266596A (ja) * 1986-05-14 1987-11-19 ソニー株式会社 電子楽器
JPH01170365U (ja) * 1988-05-17 1989-12-01

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