JP2527032Y2 - ガードフェンス - Google Patents

ガードフェンス

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JP2527032Y2
JP2527032Y2 JP1990017147U JP1714790U JP2527032Y2 JP 2527032 Y2 JP2527032 Y2 JP 2527032Y2 JP 1990017147 U JP1990017147 U JP 1990017147U JP 1714790 U JP1714790 U JP 1714790U JP 2527032 Y2 JP2527032 Y2 JP 2527032Y2
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JP
Japan
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fence
pile
receiving ring
vertical frames
frames
Prior art date
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Application number
JP1990017147U
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English (en)
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JPH03108017U (ja
Inventor
努 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は家屋等の施工現場や工事現場等の周囲を囲む
ためのガードフェンスの構成に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から施工現場や工場現場等に関係者以外の者が入
らないように、また、現場内の物が出ないように、周囲
に防護フェンスを設けることが行われていたのである。
例えば、実開昭49-42882号公報や、実開昭60-27125号
公報に記載の技術の如くである。
これらの防護フェンスは組立・解体が容易で運搬も容
易に行えるように、網や薄い鉄板、シート状のものを矩
形のパネル状に形成して、それぞれのパネル両側を金具
や針金等で連結して周囲或いは一部を囲っていたのであ
る。
そして、パネル状の防護フェンスを立設する場合に
は、重心を下方に位置させるためにコンクリート等でで
きた土台上に両端の支柱を差し込んで倒れることを防い
だり、下を支える部分の面積を広くとったスタンドを用
いたりしていたのである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、コンクリート等の土台を移動・運搬すること
は大変重労働となり、脚立状のフェンスやスタンドは運
搬時等にかさばり、設置スペースも広くなって敷地をは
み出したり、傾斜地では基礎部分が不安定となって倒れ
易く、傾いた状態で設置しておくことができなかったの
である。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案は以上のような不具合を解消するために、次の
如く構成したものである。
工事現場等を囲うフェンス1を、左右2本の縦枠1a,1
aと上下2本の横枠1b,1bにより構成した矩形の内側に、
金網1e又はプレート1dを貼設して構成し、該フェンス1
の縦枠1aよりも長く、かつ先端を尖鋭にした鋼製の杭2
を別に具備させ、更に、該杭2の外周に嵌入可能に構成
した杭受環4dを設け、、該杭受環4dに対する杭2の嵌入
方向と同じ方向に、縦枠1a,1aを挟持固定する2分割型
の連結金具3,4を設け、該杭受環4dと前記連結金具3,4の
一方を一体的に固定し、該分割型の連結金具3,4の間
に、フェンス1のそれぞれ片側の縦枠1a,1aを挟持固定
するものである。
(ホ)実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例を説明する。
第1図は本考案のガードフェンスの正面図、第2図は
コーナーに設置した状態の斜視図、第3図は連結部の平
面図、第4図は連結金具の斜視図、第5図は同じく分解
平面図である。
本考案のガードフェンスはフェンス1と杭2と連結金
具3,4からなり、フェンス1はパイプ(金属管或いは金
属棒)にて構成された縦枠1a,1aと横枠1b,1bにより矩形
に形成され、中央に横桟1cが横設され、上横枠1bと横桟
1cの間にプレート1dが固定され、会社名やマーク、メッ
セージ等を描けるようにしている。横桟1cと横枠1bの間
には金網1eが張られ、内側を見えるようにして軽量化も
図られている。
縦枠1aの下端はスタンド等に立てることを可能とし、
上端は他の金具等と連結し易いように、上下それぞれ横
枠1bより(本実施例では約5cm)突出させている。本実
施例のフェンス1は高さ900mm、横巾1800mmとしてい
る。
杭2は鋼製の先を尖らせた形状をしており、縦枠1aよ
り少し長く構成している。本実施例では長さ1100mm、直
径34mmとしている。
連結金具は第4図、第5図に示すように、二つの連結
金具3,4と蝶ネジ5を一組として使用され、一方の連結
金具3は両側に縦枠1aの円柱と略合致する半円部3a,3a
を設け、その中央に平面の締結部3bを設けて中央に蝶ネ
ジ5を貫通させる螺装部3cを開口している。
他方の連結金具4は前記連結金具3と同様に両側に縦
枠1aの円柱と略合致する半円部4a,4aを設け、その中央
に平面の締結部4bを設けて蝶ネジ5を螺装する螺装部4c
が開口され、一の半円部4aの外側面に杭受環4dが固設さ
れている。
このような構成において、第1図の如く、平列に連結
する場合には、まず所望の位置に杭2を打ち込んで、連
結金具4の杭受環4dを杭2に上下二箇所挿入し、半円部
4aにフェンス1の縦枠1aを当てて、連結金具4に対向し
て連結金具3を縦枠1aに当てて蝶ネジ5を螺装部3c、螺
装部4cに挿入螺装してフェンス1を杭2に固定するので
ある。この時両側に二つのフェンス1を同時に固定する
こともできるのである。
そして、更にガードフェンスを延長設置する場合に
は、フェンス1の片側延長上に他のフェンス1を立てて
両側から連結金具3,4にて締結し、杭受環4dに杭2を挿
入して土中へ打ち込めば次つぎとフェンスを立てること
ができるのである。
また、第2図及び第3図の二点鎖線の如く、2つのフ
ェンス1,1を締結した連結部において、連結金具3,4の一
方の半円部3a,4aを中心に、フェンス1は自由に回動す
ることができ、例えば、90°回転させて固定すると、出
隅・入隅部を形成でき、角地をも囲むことができるので
ある。
また、平列に設置したガードフェンスの中程で杭受環
4dのない側の半円部3a,4aの縦枠1aの締結を解除して、
フェンス1を回動可能とすれば、扉の代わりとして出入
口を作ることもでき、杭2を長くして補強すれば、上方
へもフェンス1を組み付けることも可能である。
(ヘ)考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような効果が
得られるのである。
第1に、従来のように安定性を増すために下部の面積
を広げた構成でなく、平板状で組み立てることができる
ので、設置スペースを狭くすることができ、敷地いっぱ
いにガードフェンスを設けることができるようになった
のである。
第2に、スタンド構成でなく、杭を打ち込んで該杭に
フェンスを固定する構成なので、ぐらつきがなく安定性
がよくなり、傾斜地においても安定したガードフェンス
を設置できるようになり、また、位置変更は容易である
が、設置後容易に移動することはできない構成となるの
で、誤って位置がズレたり、はみ出したりすることがな
くなったのである。
第3に、平板状のフェンスと杭と連結金具より構成し
ているので、スタンド下部を安定させるために錘等を必
要とせず、軽量化を図ることができ、持ち運び、設置等
が容易に行えるようになり、また、運搬時や収納時には
コンパクトとなって、収納スペースを小さくすることが
できたのである。
第4に、連結金具を弛めるだけで、フェンスの固定角
度を自由に変更できるので、平列、出隅・入隅部、変形
敷地等においてもガードフェンスを設置することができ
たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のガードフェンスの正面図、第2図はコ
ーナーに設置した状態の斜視図、第3図は連結部の平面
図、第4図は連結金具の斜視図、第5図は同じく分解平
面図である。 1……フェンス 1a……縦枠 1b……横枠 2……杭 3,4……連結金具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】工事現場等を囲うフェンス1を、左右2本
    の縦枠1a,1aと上下2本の横枠1b,1bにより構成した矩形
    の内側に、金網1e又はプレート1dを貼設して構成し、該
    フェンス1の縦枠1aよりも長く、かつ先端を尖鋭にした
    鋼製の杭2を別に具備させ、更に、該杭2の外周に嵌入
    可能に構成した杭受環4dを設け、該杭受環4dに対する杭
    2の嵌入方向と同じ方向に、縦枠1a,1aを挟持固定する
    2分割型の連結金具3,4を設け、該杭受環4dと前記連結
    金具3,4の一方を一体的に固定し、該分割型の連結金具
    3,4の間に、フェンス1のそれぞれ片側の縦枠1a,1aを挟
    持固定することを特徴とするガードフェンス。
JP1990017147U 1990-02-22 1990-02-22 ガードフェンス Expired - Lifetime JP2527032Y2 (ja)

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JP1990017147U JP2527032Y2 (ja) 1990-02-22 1990-02-22 ガードフェンス

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JPH03108017U JPH03108017U (ja) 1991-11-07
JP2527032Y2 true JP2527032Y2 (ja) 1997-02-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58118493A (ja) * 1982-01-06 1983-07-14 Sanoyasu:Kk 高効率推進を得るための船尾肋骨線形成方法
JPS6287494A (ja) * 1985-10-14 1987-04-21 Matsushima Kogyo Co Ltd アレキサンドライト単結晶の製造方法

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Publication number Publication date
JPH03108017U (ja) 1991-11-07

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