JPH0321362Y2 - - Google Patents

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JPH0321362Y2
JPH0321362Y2 JP1984050666U JP5066684U JPH0321362Y2 JP H0321362 Y2 JPH0321362 Y2 JP H0321362Y2 JP 1984050666 U JP1984050666 U JP 1984050666U JP 5066684 U JP5066684 U JP 5066684U JP H0321362 Y2 JPH0321362 Y2 JP H0321362Y2
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JP
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shaped beam
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、集合住宅や公共施設の屋根付自転
車置場として、又は雨や日射しを遮ぎる広場の簡
易な休息施設、あるいはバスストツプ等として広
く使用される多目的シエルターに係り、さらにい
えば、工業的に半製品として量産可能で、現地組
立が容易なプレハブ式の多目的シエルターに関す
る。
従来の技術 従来、集合住宅や公共施設(店舗、スポーツ施
設を含む。)の屋根付自転車置場は、一般的に全
て現場作業として基礎の上に軽量鉄骨の骨組を組
立て、折板などの金属板屋根材を取り付けた構
造、あるいはやはり現場作業として鋼管などによ
る骨組にテント布地の屋根材又は強化プラスチツ
ク(FRP)による成形屋根材を取り付けた構造
のものが多い。
実開昭56−112361号公報に記載されたガレージ
は、地面に立設された一対の柱の上に平板状の屋
根を架設し、自動車を駐車できるように構成され
ている。そして、屋根の下面であつて一対の柱の
間の部位に、カー用品等を収納できる吊戸棚が吊
設されている。
本考案が解決しようとする課題 上述した従来の屋根付自転車置場やガレージ
は、単に自転車や自動車を駐車する目的のもので
しかなかつた。このため幼児の三輪車や乳母車、
遊具、その他のものが雑然と散乱状態に置かれる
ことが多く、見苦しく使いづらいものとなつてい
る。集合住宅などにおいては、多くの雑用品をで
きれば屋外に置きたいが、現実にはその置場の確
保に困る点の解決は何らなされていない。実開昭
56−112361号公報に記載されたガレージの吊戸棚
にしても、単にカー用品を収納できる程度のもの
でしかない。
また、従来の屋根付自転車置場やガレージは、
いわば現地で一つ一つ組立てる現場製品であり、
その設計、施工が面倒で、手間と時間がかかり、
高価なものになるという欠点があり、解決すべき
課題となつている。
従つて、この考案の目的は、屋根付自転車置場
として、又は雨や日射しを遮ぎる広場の簡易な休
息シエルター(ベンチ)として、あるいはバスス
トツプ、広告、案内等の情報ボード、照明、スピ
ーカーの設置施設等々に広範な目的で使用するこ
とができ、しかも現地組立てが容易なプレハブ式
として工業的量産が可能で多くの物を収納可能な
ユーテイリテイスペースをもつ多目的シエルター
を提供することにある。
課題を解決するための手段 上記従来技術の課題を解決するための手段とし
て、この考案に係るプレハブ式多目的シエルター
は、図面に実施例を示したとおり、 鋼管等をほぼH形状に組立てた少なくとも一対
の支柱1,1と、やはり鋼管等を用いて軽量で丈
夫なボツクス構造に組立てられ、前記支柱1,1
により地上一定の高さに架設し支持されたボツク
ス型梁2と、前記ボツクス型梁2の前後面及び側
面に基端部を取り付けて突き出す形に固定された
片持ち梁3…及び4…と、軽量で丈夫な錆びない
FRP成形品などとして形成され前記片持ち梁3,
4及びボツクス型梁2の上に取り付け固定された
屋根材5とで構成した。特に前記のボツクス型梁
2は、横断面が矩形の各頂点位置の長手方向に所
要長さの主材2aを配置し、さらに前記矩形の四
辺に相当する主材2a,2a間の位置に副材2b
を配置し各々主材2aと剛接合してボツクス型に
構成したものである。そして、該ボツクス型梁2
の底面部に棚板を張つて同ボツクス型梁2内の空
間をユーテイリテイスペースに形成したことを特
徴とする。
作 用 この多目的シエルターを構成する支柱1、ボツ
クス型梁2、片持ち梁3,4及び屋根材5などの
部品は半製品として現地に搬入し、基礎の上に支
柱1を立て、各部品を順次ボルト締め等の方法で
組立てることにより完成される。各部品は工場加
工による完成度が高いので、プレハブ的な組立て
が容易で、工数が少なくて済み、あまり熟練しな
い者でも短時間に容易に高品質に組立てられる。
使用目的に応じ、オプシヨンとしての自転車用
ラツクを取り付けると屋根付自転車置場となる。
ベンチを取り付けると広場の簡易な休息シエルタ
ー又はバスストツプ等となる訳である。
屋根下のボツクス型梁2は、本来は構造材とし
ての機能を発揮するものであるが、空間の大きい
ボツクス構造であるがゆえに、その空間がユーテ
イリテイスペースとして使用されると、屋根付自
転車置場の場合は傘や三輪車、乳母車、遊具、そ
の他の物を収納せしめ得る。あるいは主材2aや
副材2bにも物品を吊り下げて収納機能を発揮さ
せることができる。ボツクス型梁2の外面又は空
間内のユーテイリテイスペースは、休息シエルタ
ーやバスストツプ等として使用する場合には、照
明やスピーカー,プランターの設置場所としても
活用することができる。
実施例 次に図示した本考案の実施例を説明する。
第1図〜第3図は、屋根付自転車置場として構
成されたシエルターを示している。図中1はH形
状に組まれた支柱で、2はボツクス構造に構成さ
れたボツクス型梁、3と4はボツクス型梁2の前
後面及び側面方向に取り付け固定される片持ち
梁、5は屋根材である。
支柱1は、長さが1700mm、太さがφ90程度の合
成樹脂塗装を施された2本の鋼管1a,1aを約
600mm位の間隔で平行に並べ、その比較的下部を
小径のパイプ1bで連接してほぼH形状に組立て
られている。該支柱1は、その鋼管1a,1aの
下端を、基礎30にアンカープレート31で埋設
された受管32に差し込み固着して立てられる。
ボツクス型梁2は、やはり合成樹脂塗装を施さ
れた長さ3600mm、太さがφ60程度のやや太い4本
の鋼管2a…を主材として用い、一辺が600mm位
の正方形の各頂点位置に前記鋼管2aが各々平行
に配設されている。下辺の鋼管2a,2aの両端
にはボール型継手6が設けられている。他方、太
さがφ60位とやや細い鋼管2b…を副材として用
い、長手方向に600mm位の間隔をあけて主材間の
四面に配設し、各主材との接点を剛接合してボツ
クス型梁が組立てられている。このボツクス型梁
2は、上述の如くに基礎30の上に立てられた左
右一対の支柱1,1の上端部に、ボール型継手6
のプラグ6aを差し込むことで架設し支持されて
いる。
ボツクス型梁2の前後面に取り付けられる片持
ち梁3は、長さが1800mm、太さはφ60位の合成樹
脂塗装を施された2本の鋼管3a,3bから成
り、その両端にジヨイントプレート33,34を
取り付けた構成とされている。この片持ち梁3
は、基端側のジヨイントプレート34を上述の如
く支柱1の上に架設して支持されたボツクス型梁
2の鋼管(主材)2aに予め用意してある継手8
にピン連結して固定される。また、先端側のジヨ
イントプレート33は、やはり合成樹脂塗装を施
された太さφ60位の鋼管より成る軒パイプ9に予
め用意された継手7にン連結される。但し、ボツ
クス型梁2の両端部に取り付けられる片持ち梁3
に限り、これを構成する下位の鋼管3bの基端は
上述したボール型継手6のプラグ6bに差し込ん
で固定される。
ボツクス型梁2の側面に取り付けられる片持ち
梁4は、長さが700mm、太さがφ60位の合成樹脂
塗装を施された鋼管から成り、その先端にジヨイ
ントプレート10が取り付けられている。この片
持ち梁4は、基礎部が上記ボール型継手6のプラ
グ6cに差し込まれ固定される。先端側のジヨイ
ントプレート10は、太さがφ60位の鋼管より成
る軒パイプ12に予め用意した継手11とピンで
連結される。
よこ方向の軒パイプ9の両端は、たて方向の軒
パイプ12に形成されたプラグ12aに差し込ん
で連結される。
屋根材5は、強化プラスチツク(FRP)の成
形品として形成されている。全体が折板状に形成
され、その長手方向の2辺に沿つて雨樋13が形
成されている。この屋根材5は、上記のようにし
てボツクス型梁2に取り付け固定された片持ち梁
3,4で支持された四角形の軒パイプ9,12上
に載せ、結束その他の手段で取り付け固定され
る。
第2図中の符号14は自転車用ラツクであり、
これは上述の要領で組立てられた左右の支柱1,
1の間に連結して設置されている。この自転車用
ラツク14に自転車16が1台ずつ駐輪されるの
である。第2図中の符号15は照明器具である。
第2図及び第3図の屋根付自転車置場は、予め
基礎30を構築し、工場で半製品として製造され
た上述の各部品を現地に搬入して短時間に組立て
使用される。ボツクス型梁2の底面部には棚板を
張り、もつてボツクス型内の空間はユーテイリテ
イスペースに形成されている。従つて、ボツクス
型梁2内のユーテイリテイスペースには、可能な
かぎり幼児の乗物17やプランター18などを載
せて収納せしめ得る。そして、ボツクス型梁2を
構成する主材2a又は副材2bにも乳母車19そ
の他の物を吊り下げ収納機能を発揮させることが
できる。
第2の実施例 第3図に示した屋根付自転車置場は、その自転
車用ラツク14が両側から自転車16を乗り入れ
て駐輪できる構成であるのに対し、第4図は右側
のみから自転車16を乗り入れて置くことができ
る構成の自転車用ラツク14を設備した屋根付自
転車置場を示している。本実施例の他の構成の大
部分は上記第1実施例と同じである。但し、左側
の片持ち梁3′は約600mm位の短い鋼管3a′,3
b′で構成され、左右非対称形に構成されている点
は異なる。
要するに、自転車置場として本実施例のタイプ
を実施するか、又は第3図のタイプを実施するか
は、立地条件や自転車の収容台数などに応じて自
由に決めれば良いことである。
その他の実施例 (その1) 第5図は、上記第4図に示した構成
の屋根付自転車置場の長い片持ち梁3,3同士が
向い合わせとなる配置で組合せたダブル形式の屋
根付自転車置場の実施例を示している。従つて、
向い合せられたダブルの屋根下空間は雨や日射し
を遮ぎる幅広い通路又は子供の遊び場として利用
することができる。
(その2) 第6図は、屋根付自転車置場のボツ
クス型梁2の前面(及び後面)が情報ボードとさ
れ、その面に各種の広告板、案内板が取り付けら
れた実施例を示している。
(その3) 第7図は、地面上のコンクリート製
プランターボツクス20の上に支柱1を立てた屋
根付自転車置場の実施例を示している。従つて、
この場合は上述した地中基礎を構築することは無
用である。
(その4) 第8図は、オプシヨンとしての腰壁
21を支柱1の外側に取り付けた屋根付自転車置
場の実施例を示している。
(その5) 第9図は、上述した自転車用ラツク
14の代りにベンチ22を使用し、休息シエルタ
ーとして構成した実施例を示している。なお、本
実施例のようにボツクス型梁2内にプランター1
8を収納せしめる代りに、第3図のように照明器
具15やスピーカーを取り付けると、バスストツ
プとしての使用も可能である。
本考案が奏する効果 以上に実施例と併せて詳述したとおりであつ
て、本考案に係るプレハブ式多目的シエルター
は、半製品として工場生産された各構成部品1,
2,3,4,5を現地に搬入し、プレハブ的手法
で組立てられるので、組立てが容易で工数が少な
くて済み、あまり熟練しない者でも短時間に容易
に高品質に組立てて使用することができ至便であ
る。
しかもオプシヨンとしての自転車用ラツク14
を取り付けると屋根付自転車置場となり、ベンチ
22を取り付けると広場の簡易な休息シエルタ
ー、あるいはバスストツプとなるなど用途、応用
範囲が広く多目的に使用できるので経済的付加価
値が大きい。
さらに屋根下のボツクス型梁2は、本来の主要
構造材としての機能のほか、ボツクストラスの大
きな空間をユーテイリテイスペースと兼用される
ので、シエルターの用途に応じて例えば屋根付自
転車置場の場合は傘や三輪車、乳母車、遊具、そ
の他の物品を収納せしめたり吊り下げる場所とし
て活用でき、特に狭い集合住宅などにおいて屋外
に置きたい各種の小物類の収納スペースが確保さ
れ、共用スペースの整理整頓に寄与する。また、
休息シエルターやバスストツプ等の場合でも前記
ユーテイリテイスペースを照明、スピーカー,プ
ランターなどの置場所としても幅広く活用するこ
とができ便利なのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はシエルターの各部品を分解して示した
斜視図、第2図と第3図は屋根付自転車置場とし
て組立てた実施例の正面図と側面方向の断面図、
第4図は異なる実施例を示した側面方向の断面
図、第5図〜第9図は異なる実施態様を簡単に示
した正面図である。 1……支柱、2……ボツクス型梁、3,4……片
持ち梁、5……屋根材、2a……主材、2b……
副材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほぼH形に組まれた支柱と、前記支柱により支
    持されたボツクス型梁と、前記ボツクス型梁の前
    後面及び側面に突き出す形に取り付け固定された
    片持ち梁と、前記片持ち梁及びボツクス型梁の上
    に取り付け固定された屋根材とより成り、前記ボ
    ツクス型梁は横断面が矩形の各頂点位置の長手方
    向に主材を配置し、前記矩形の四辺に相当する主
    材間の位置に副材を配置し各々主材と剛接合して
    ボツクス型に構成されており、該ボツクス型梁の
    底面部に棚板を張つて同ボツクス型梁内の空間が
    ユーテイリテイスペースに形成されていることを
    特徴とするプレハブ式多目的シエルター。
JP5066684U 1984-04-06 1984-04-06 プレハブ式多目的シェルター Granted JPS60162602U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5066684U JPS60162602U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 プレハブ式多目的シェルター

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5066684U JPS60162602U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 プレハブ式多目的シェルター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60162602U JPS60162602U (ja) 1985-10-29
JPH0321362Y2 true JPH0321362Y2 (ja) 1991-05-09

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ID=30569011

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JP5066684U Granted JPS60162602U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 プレハブ式多目的シェルター

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56112361U (ja) * 1980-01-31 1981-08-29

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JPS60162602U (ja) 1985-10-29

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