JP2526926B2 - 電子天びん - Google Patents

電子天びん

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JP2526926B2 JP62245376A JP24537687A JP2526926B2 JP 2526926 B2 JP2526926 B2 JP 2526926B2 JP 62245376 A JP62245376 A JP 62245376A JP 24537687 A JP24537687 A JP 24537687A JP 2526926 B2 JP2526926 B2 JP 2526926B2
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は電子天びんに関する。
<従来の技術> 電子天びんでは、一般に、荷重センサの出力信号のデ
ジタル変換データを刻々と採り込み、その有限n個のデ
ータを移動平均等によって平均化し、これにスパン係数
を乗ずる等によって計量値Wiを決定するが、この計量値
Wiは表示器に表示すべき値の最下位桁、つまり読取限度
より1桁下位の桁まで有したものとしている。そして、
従来の電子天びんでは、この計量値Wiの最下位桁を四捨
五入もしくは七捨八入等のあらかじめ設定された適当な
方法で丸めて、表示器に表示していた。
<発明が解決しようとする問題点> 以上のような従来の電子天びんでは、測定者が表示値
の読取限度まで測定値として認識し使用する場合には、
その表示値は最適であると云えるが、表示値を次のよう
な使用に供する場合には不都合である。
すなわち、測定者が電子天びんの表示値を参考値とし
て使用する場合で、例えば0.1mgの読取限度の表示を行
う電子天びんを用いて、1mgまでの読取りを行う場合で
ある。この場合、例えば前述した計量値Wiが123.45645g
であるとき、四捨五入による丸め処理を施して表示する
と123.4565gとなる。この表示値を参考値として測定者
が1mgまで読取るとき、表示値の最下位桁である0.1mgの
桁の数値を四捨五入して、123.457gを測定値として認識
してしまう可能性が強い。この例において計量値Wiが12
3.45645gであるから、四捨五入法による1mgまでの読取
りでは、正しくは123.456gを測定値として採用すべきで
ある。
ここで留意すべきことは、このような天びんの読取限
度までを測定値として使用せずに、測定者が適宜桁まで
を読取る測定が少なくないことと、上記のような測定に
おいて測定者は、読取限度よりも1桁上位の桁までしか
使用していないから、採用した測定値123.457gは絶対に
間違いのない正しい値である、と考えてしまうことであ
る。
<問題点を解決するための手段> 本発明は上記の不都合の発生を解消すべくなされたも
ので、その構成を第1図に示す基本概念図を参照しつつ
説明すると、本発明は、荷重検出部aからのデジタル変
換データを刻々と採取して記憶するデータサンプリング
手段bと、そのデータサンプリング手段bに採取されて
いる複数込のデータの平均化演算結果に基づいて当該天
びんの読取限度より1桁下位の桁を有してなる計量値Wi
を決定する計量値算出手段cと、互いに異なる手法によ
りそれぞれ計量値Wiを上記の読取限度までの数値に丸め
得る複数の丸め手段d1,d2,…と、その複数の丸め手段
d1,d2,…のうち動作させるべきものを指定するための丸
め方法指定手段eと、その指定された丸め手段により丸
められた後の数値を表紙するデジタル表示器fを備えた
ことによって、特徴づけられる。
<作用> デジタル表示器fには、従来のように例えば四捨五入
法等の一定の丸め方法によって丸められた数値が表示さ
れるのではなく、指定された方法によって丸められた数
値が表示される。従って、読取限度までを測定値として
使用する測定では例えば四捨五入を、読取限度までを使
用せずに表示値のうち適宜桁までを測定者が読取る測定
では例えば切捨てを指定する等、表示値に要求される機
能に応じた丸め手段を指定することにより、所期の目的
は達成される。
<実施例> 本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説明する。
第2図は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
荷重検出部1は皿1aに係合する荷重センサを内蔵して
おり、皿1aに作用する荷重に対応する電気信号を出力す
る。この出力信号はアンプ2で増幅された後、A−D変
換器3によってデジタル化されてマイクロコンピュータ
システム4に所定の微小時間ごとに採取される。
マイクロコンピュータシステム4は、CPU41,ROM42,RA
M43,入出力ポート44および不揮発性RAM45を備え、ROM42
には後述するプログラムが書き込まれており、RAM43に
は荷重検出部1からのデジタル変換データ群を記憶する
エリアやワークエリア等が設定されている。
マイクロコンピュータシステム4の入出力ポート44に
は、A−D変換器3のほかに、デジタル表示器5と、丸
め方法指定スイッチ6,およびレンジ切換スイッチ7が接
続されている。
デジタル表示器5は、CPU41から供給される駆動指令
に基づき、レンジ切換スイッチ7により選択されている
精/粗レンジに応じて、0.1mg/1mgを最下位桁とする数
値WRを表示することができる。また、丸め方法指定スイ
ッチ6は、ROM42内にあらかじめ書き込まれている2種
の丸め処理方法、すなわち四捨五入法と切捨て法のう
ち、いずれの方法を用いて表示すべき数値WRの求めるの
かを指定するためのスイッチで、この指定内容は上述し
たレンジ切換スイッチ7によるレンジの選択内容ととも
に、マイクロコンピュータシステム4の不揮発性ROM45
内に記憶される。
第3図はROM42に書き込まれたプログラムの内容を示
すフローチャートで、以下、この図を参照しつつ作用を
述べる。
荷重検出部1から採取されたデータはRAM43内に順次
格納されるが、RAM43には最大j+1個のデータを格納
するエリアが設定されており、最新のデータDiを採取す
るごとに既に格納されているデータ群はシフトされ、最
も古いデータは捨てられる(ST1,ST2)。
データDiを採取するごとに、RAM43内のj+1個のデ
ータの平均値が算出され、そのにスパン係数を乗じ
る等によって、計量値Wiが算出される(ST3)。この計
量値Wiは、精レンジでの表示値の最下位桁より1つ下の
桁までを有している。
次に、現在のレンジに切換えられた以降に、丸め方法
指定スイッチ6による指定があったか否かが判別される
(ST4)。この判別は、例えば不揮発性RAM45内へのレン
ジ選択内容およびスイッチ6の操作による丸め方法指定
内容の記憶時に、先後関係を表わすコード等を併わせて
記憶する等によって実施できる。
レンジ切換以降に丸め方法の指定が行われていない場
合は、不揮発性RAM45内の丸め方法指定内容を、現時点
の記憶内容に拘らず四捨五入に変更し(ST5)、レンジ
切換以降に丸め方法の指定が行われておればその内容に
基づいて、計量値Wiの丸め処理が行われ、表示値WRが決
定されてデジタル表示器5に表示される(ST6,ST7,ST8,
ST9)。
測定者は、表示値の読取限度までを測定値として使用
する場合には四捨五入を、読取限度より上位所定桁まで
を測定値として使用する場合には切捨てを、それぞれ指
定する。これにより、先の例のようにWiが123.45645gで
あった場合に、例えば精レンジにおいて四捨五入を指定
したときには123.4565g,切捨てを指定したときには123,
4564gが表示されることになり、いずれの測定に供する
場合でも不都合を生じることなくより正確な測定値を採
用できる。
また、ST4,ST5を設けることにより、切捨てが指定さ
れている状態で精レンジが選択されており、Wiが例えば
123.45654gであって表示値が123.4565gとなっていると
きに、粗レンジに切換えられた場合、表示値が正しく12
3.457gとならずに123,456gとなってしまう不具合も生じ
ない。ただし、レンジ切換え機能を有していない天びん
ではこのST4,ST5は不要であることは云うまでもない。
なお、以上の実施例では丸め方法として四捨五入と切
捨ての2種を採用したが、切上げ、n捨n+1入等の他
の丸め方法をも含めて、必要に応じて任意の2種以上の
丸め方法を指定し得るよう構成することができる。
また、正負双方の表示を行える天びんにおいて、先の
例のように切捨てを指定したとき、表示値が正の場合は
文字通り切捨てをするとともに、負の場合には自動的に
切上げを行うよう構成すれば、表示値を読取限度まで使
用しない測定において正負いずれの表示値であっても前
記した不都合が生じず、測定者の指定ミスを生じる虞れ
がない。
更に、上述した実施例では、丸め方法指定スイッチ6
をその操作をソフトウェアで識別する、いわゆるソフト
ウェアスイッチで構成した例を示したが、ディップスイ
ッチ等のハードウェアスイッチであってもよいことは勿
論である。
更にまた、レンジの切換えはスイッチ7によらず、計
算値の大小等の識別による自動切換えであってもよいこ
とは云うまでもない。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、天びんの読取
限度よりも1桁下位の桁まで算出された計量値Wiを丸め
て表示値WRを求める天びんにおいて、複数の丸め方法の
うち任意の方法を指定して表示値WRを決定し得るよう構
成したから、使用の仕方に応じてより誤差の少ない表示
値を得ることができる。すなわち、表示値をその読取限
度までを測定値として採用する場合に限らず、適宜桁ま
でを測定者が読取って測定値とする場合においても、よ
り真値に近い値を測定値とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す基本概念図、 第2図は本発明実施例の構成を示すブロック図、 第3図はそのROM42に書き込まれたプログラムの内容を
示すフローチャートである。 1……荷重検出部 3……A−D変換器 4……マイクロコンピュータシステム 41……CPU 42……ROM 43……RAM 45……不揮発性RAM 5……デジタル表示器 6……丸め方法指定スイッチ 7……レンジ切換スイッチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷重検出部からのデジタル変換データを刻
    々と採取して記憶するデータサンプリング手段と、その
    データサンプリング手段に採取されている複数個のデー
    タの平均化演算結果に基づいて、当該天びんの読取限度
    より1桁下位の桁を有してなる計量値を決定する計量値
    算出手段と、互いに異なる手法によりそれぞれ上記計量
    値を上記読取限度までの数値に丸め得る複数の丸め手段
    と、その複数の丸め手段のうち動作させるべきものを指
    定するための丸め方法指定手段と、その指定された丸め
    手段により丸められた後の数値を表示するデジタル表示
    器を備えた、電子天びん。
  2. 【請求項2】上記複数の丸め手段のうちの1つは、上記
    読取限度よりも下位桁を切捨てる手段であることを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項記載の電子天びん。
  3. 【請求項3】複数の読取限度が設定され、これらが選択
    的もしくは自動的に切換えられる天びんにおいて、その
    切換えが行われたときには、上記丸め方法指定手段によ
    る指定内容に拘らず、上記複数の丸め手段のうちあらか
    じめ設定されたものが自動的に指定されるよう構成した
    ことを特徴とする、特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の電子天びん。
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