JP2526916Y2 - カードアクセッサ - Google Patents

カードアクセッサ

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JP2526916Y2
JP2526916Y2 JP11340791U JP11340791U JP2526916Y2 JP 2526916 Y2 JP2526916 Y2 JP 2526916Y2 JP 11340791 U JP11340791 U JP 11340791U JP 11340791 U JP11340791 U JP 11340791U JP 2526916 Y2 JP2526916 Y2 JP 2526916Y2
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JP
Japan
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card
mode
host controller
accessor
command
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11340791U
Other languages
English (en)
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JPH0559650U (ja
Inventor
政雄 大久保
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Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Corp
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Publication date
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Publication of JPH0559650U publication Critical patent/JPH0559650U/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動販売機や入退室管
理装置などで使用される、カードからデータを読み出し
又はカードにデータを書き込むためのカードアクセッサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動販売機などに用いられているカード
アクセッサとして、カードを挿入した後、何のボタン操
作もせずにいると、一定時間後に自動的にカードを排出
する自動排出機構を備えたものが知られている。
【0003】一方、そうした自動排出機能を持たず、当
該カードアクセッサと通信回線を介して接続されたホス
トコントローラからカード排出コマンドを受けない限
り、カードを排出しないタイプのものも知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】後者のタイプのカード
アクセッサでは、通信回線にソフト的又はハード的に異
常が生じホストコントローラとの通信が途絶えた場合、
一度挿入されたカードが入りっぱなしになるという問題
がある。このような事態は、特に入出管理装置などにお
いては大きな不便を生じる。
【0005】この問題を解決するための一方法として、
ホストコントローラとの通信が途絶えたなら一定時間後
(例えば数秒後)にカードを排出するという、上記前者
のタイプに類似した機能を持たせることが考えられる。
しかし、そのようにすると、ホストコントローラのデバ
ッグを行なう際に次のような不都合が生じる。即ち、デ
バック作業中はカードリーダとホストコントローラ間の
通信は比較的長い時間(例えば数秒)間隔でしか行われ
ないため、デバッグ作業中にカードが自動排出されてし
まうという問題が生じる。
【0006】従って、本考案の目的は、ホストコントロ
ーラに接続されたカードアクセッサにおいて、何らかの
異常の発生によってホストコントローラとの通信が途絶
えた場合にはカードを自動排出するが、デバッグ作業中
はカードを自動排出しないカードリーダを提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、ホストコント
ローラに接続されて使用されるカードアクセッサにおい
て、挿入されたカードを排出するためのカード排出機構
と、ホストコントローラからの所定コマンドを受けて、
カード排出機構を作動可能モードとするか作動禁止モー
ドとするかを選択するモード選択手段と、作動可能モー
ドにおいて、カードが挿入されかつホストコントローラ
からのコマンド入力が無い状態が所定時間継続したとき
カード排出機構を起動する手段とを有することを特徴と
するカードアクセッサを提供する。
【0008】
【作用】ホストコントローラからの所定コマンドによっ
て、カード自動排出機構を作動可能とするか作動禁止す
るかのモード選択ができる。好適な実施例では、作動可
能モードが優先的に選択され、このモードにおいて所定
コマンドが入力されると、作動禁止モードとなり、更に
別の所定コマンドの入力によって、再び作動可能モード
に戻る。
【0009】作動可能モードでは、カードが挿入されか
つホストコントローラからのコマンド入力が全く無い状
態が所定時間続くと、排出機構が起動して挿入されたカ
ードを自動的に排出する。
【0010】
【実施例】以下、本考案に係るカードアクセッサの一実
施例を説明する。
【0011】図1に示すように、カードアクセッサ1は
カードスロット3を有し、このカードスロット3に挿入
されたカード5に対し読み/書き(R/W)動作を実行
する。このカードアクセッサ1はカード自動排出機構を
内蔵し、これは後述するように制御される。
【0012】このカードアクセッサ1には通信回線7を
介してホストコントローラ9が接続される。ホストコン
トローラ9は必要に応じ種々のコマンドをカードアクセ
ッサ1に送り、カードアクセッサ1はそのコマンドに応
答して対応する動作を実行したり必要なレスポンスをホ
ストコントローラ9に返したりする。
【0013】このカードアクセッサ1は、カード自動排
出機構のコントロールに関して、モードA及びBの2つ
のモードを持つ。モードAは、ホストコントローラ9か
らのコマンド入力が無い時、一定時間後に自動排出機構
を起動してカード5を排出するモードである。モードB
は、自動排出機構を作動禁止状態に維持するモードであ
る。
【0014】図2はカードアクセッサ1における、上記
2つのモードの選択のための処理動作を示す。
【0015】図2に示すように、このカードアクセッサ
1は、電源投入されると無条件にモードAを設定する
(ステップS1 )。システムの運用はこのモードAにお
いて行われる。
【0016】ホストコントローラ9のデバッグを行う場
合には、電源投入後にホストコントローラ9からカード
アクセッサ1に対し、モードBの設定コマンドを入力し
てやる(ステップS2 )。これにより、カードアクセッ
サ1はモードAからBへと切替わる(ステップS3 )。
従って、カード自動排出機構は作動しなくなる。
【0017】デバッグ作業が終了したならば、ホストコ
ントローラ9からカードアクセッサ1に対し、モードA
の設定コマンドを入力してやる(ステップS4 )。これ
により再びモードAが設定される(ステップS1 )図
3,4はモードAの時のカード自動排出機構のコントロ
ールのための処理動作を示す。
【0018】図3は、カード挿入後、一定時間後にカー
ドを自動排出するための割込処理であり、この割込処理
は、カードが挿入されると、内蔵タイマーから一定周期
で発生される割込み信号によって実行される。
【0019】まず、モードAであるか否かをチェックし
(ステップS11)、モードAであるならばカウンタをイ
ンクリメントする(S12)。この動作を上記一定周期毎
に繰り返して行った結果、カウンタがオーバフロー状態
になると(ステップS13)、カード排出機構を起動して
挿入カードを排出する(ステップS14)。これによりカ
ード挿入後、上記周期とカウンタの最大カウント値との
積で定まる一定時間が経過すると、カードが自動排出さ
れることになる。
【0020】図4は、コマンド入力時の処理を示す。す
なわち、ホストコントローラ9から何らかのコマンドが
入力されると、前記カウンタのカウント値をゼロにリセ
ットする(ステップS21)。これにより、前記一定時間
より短い間隔でコマンド入力がある状態では、カードの
自動排出は行われないことになる。
【0021】以上のような処理の結果、システム運用中
において、通常はカード自動排出は行われないが、カー
ドアクセッサ1とホストコントローラ9間の通信に何ら
かの異常が発生して、コマンド入力が絶えた時には、一
定時間後にカードが自動排出される。一方、ホストコン
トローラ9のデバッグ作業中は、カード自動排出を禁止
するため、挿入されたカードは挿入状態に維持される。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
カード自動排出機能を持たせると共に、その機能を禁止
するか否かをホストコントローラのコマンドで選択でき
るようにしているため、システム運用時においは故障時
等にはカードが自動排出される一方、ホストコントロー
ラのソフトデバッグ時においてはカードを挿入状態に保
持しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカードアクセッサの一実施例のホ
ストコントローラとの接続状態を示す外観図である。
【図2】図1のカードアクセッサにおける、モード選択
のための処理を示すフローチャートである。
【図3】図1のカードアクセッサにおける、タイマ割込
処理を示すフローチャートである。
【図4】図1のカードアクセッサにおける、コマンド割
込処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カードアクセッサ 5 カード 7 通信回線 9 ホストコントローラ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコントローラに接続されて使用さ
    れるカードアクセッサにおいて、 挿入されたカードを排出するためのカード排出機構と、 前記ホストコントローラからの所定コマンドを受けて、
    前記カード排出機構を作動可能モードとするか作動禁止
    モードとするかを選択するモード選択手段と、 前記作動可能モードにおいて、カードが挿入されかつ前
    記ホストコントローラからのコマンド入力が無い状態が
    所定時間継続したとき前記カード排出機構を起動する手
    段とを有することを特徴とするカードアクセッサ。
JP11340791U 1991-12-27 1991-12-27 カードアクセッサ Expired - Lifetime JP2526916Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11340791U JP2526916Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 カードアクセッサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11340791U JP2526916Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 カードアクセッサ

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Publication Number Publication Date
JPH0559650U JPH0559650U (ja) 1993-08-06
JP2526916Y2 true JP2526916Y2 (ja) 1997-02-26

Family

ID=14611502

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JP11340791U Expired - Lifetime JP2526916Y2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 カードアクセッサ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8066180B2 (en) 2005-12-26 2011-11-29 Hitachi-Omron Terminal Solutions, Corp. Card processor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8066180B2 (en) 2005-12-26 2011-11-29 Hitachi-Omron Terminal Solutions, Corp. Card processor

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JPH0559650U (ja) 1993-08-06

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