JP2526717Y2 - ケーブルラックのセパレータ固定金具 - Google Patents

ケーブルラックのセパレータ固定金具

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JP2526717Y2
JP2526717Y2 JP17143087U JP17143087U JP2526717Y2 JP 2526717 Y2 JP2526717 Y2 JP 2526717Y2 JP 17143087 U JP17143087 U JP 17143087U JP 17143087 U JP17143087 U JP 17143087U JP 2526717 Y2 JP2526717 Y2 JP 2526717Y2
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昌幸 鈴木
秀昭 奥田
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、ケーブルラックのセパレータを子桁に固定
する固定金具に関する。
(考案の技術的背景とその問題点) 工場、発電所等の屋内などでケーブルを布設する場
合、ケーブルラックを用いて布設する方法が広く用いら
れている。ケーブルラックは、一対の主桁と複数の子桁
とから成り、はしご状に構成されるものである。主桁は
布設されるケーブルに沿って配置され、子桁は主桁に対
して直角に所定の間隔をおいてネジ等で固定される。通
常ケーブルラックには、複数条のケーブルを取纏めて布
設する。これらケーブルの中には、電力ケーブルや通信
ケーブルなど種々の目的に用いられるものが混在するこ
とが多数ある。そのため、ケーブルラック上では、ケー
ブルの種類や使用目的によりその布設位置を隔離するた
め、ケーブルラックの子桁上に主桁と並行にセパレータ
を設けている。
さて、ケーブルラックの主桁は、通常、安全性のため
に接地が取られている。子桁は、その固定用のビスを介
して主桁と電気的に接続状態にあるため、同様に接地が
取られる。一方、セパレータの子桁への固定は、セパレ
ータ固定金具により単に機械的に取り付けられている場
合が多い。従って、通常の場合そのままでは、セパレー
タ固定金具及び子桁の絶縁被膜により両者間の電気的接
続を取ることができず、セパレータの接地が取れていな
い状態となる。例えば、高さ80mm、幅300mm、長さ3000m
mのケーブルラックに、長さ3000mmのセパレータをセパ
レータ固定金具2個だけ使用して固定した場合、セパレ
ータと子桁との間の電気抵抗値は9.5MΩ程になってしま
う。この状態では、例えば漏電などによりセパレータが
帯電した状態になると、感電してしまう恐れがある。こ
のため、従来セパレータ固定金具を用いて、ケーブルラ
ックの子桁にセパレータを取り付けた後、セパレータと
ケーブルラックの子桁を貫通するようにタッピングビス
をねじ込んで電気的接続を図るか、もしくは、セパレー
タの1本1本に接地線を接続する方法で、セパレータの
接地を取っていた。しかし、このタッピングビスのねじ
込みや接地線の接続には大変手間がかかり、また、その
取り付け作業中にケーブルに傷を付けてしまう恐れもあ
った。
(考案の目的) 本考案は以上の点に着目してなされたもので、セパレ
ータの固定と同時にこれと子桁との電気的接続を図るこ
とのできる、ケーブルラックのセパレータ固定金具を提
供することを目的とするものである。
(考案の概要) 本考案は、主桁に横架されてケーブルが載置され、絶
縁被膜を有する子桁と、ラック本体を仕切るべく前記主
桁に沿って配されて前記子桁上に固定され、絶縁被膜を
有するセパレータとを含み、接地されるケーブルラック
において、前記セパレータを前記子桁に固定するための
導電性金具から成り、前記セパレータ下部の突縁を挟持
する第1のクランプと、該第1のクランプと一体的に形
成されて前記子行桁に下方より嵌合される第2のクラン
プと、前記第1及び第2のクランプにそれぞれ下方より
螺入されて先端が前記各絶縁被膜を突き破って前記突縁
及び前記子桁の下面にそれぞれ当接する一対の電気接続
兼用の固定ネジとを備えることを特徴とするケーブルラ
ックのセパレータ固定金具である。
(考案の実施例) 第1図は本考案のセパレータ固定金具を取り付けたケ
ーブルラックの斜視図を示す。
図において、一対の主桁1には子桁2がはめ込まれ、
その端部が主桁1にネジ止めされている。子桁2上には
主桁1に沿ってこれと並行にセパレータ3が取り付けら
れている。セパレータ3は、セパレータ固定金具5によ
り子桁2のほぼ中央に固定されている。セパレータ3の
両側の主桁1に挟まれた空間の子桁2上にはそれぞれ複
数のケーブル4が布設されている。
第2図はセパレータの斜視図を示す。
図において、セパレータ3は、ちょうど鉄道のレール
状をしており、その下部に子桁2と接する突縁から成る
保持部3aが設けられている。また、セパレータ3の全面
には、絶縁被膜が施されている。
第3図は本考案に係るセパレータ固定金具の実施例の
斜視図を示す。
図において、このセパレータ固定金具5は導電性金具
から成り、一対の第1のクランプ6と、これらの間を継
ぐU字形の第2のクランプ7と、ネジ8、9とから成
る。第1のクランプ6は、第2のクランプ7の両端上部
に設けられている。第1のクランプ6には、ちょうどセ
パレータ3の保持部3aを挟持するように曲げられた折り
曲げ部6aが設けられている。一対の第1のクランプ6に
設けられたこの折り曲げ部6aは、第2のクランプ7の中
央部分を軸として点対称に対向するように折り曲げられ
ている。また、第1のクランプ6の1つと第2のクラン
プ7の中心部分には、ネジ穴10、11が設けられており、
それぞれ、ネジ8、9がねじ込まれている。第2のクラ
ンプ7は、子桁の外形に合せてU字状に折り曲げられ
て、子桁2に嵌合する形状とされている。
さてここで、第1図に返って、第3図で説明したセパ
レータ固定金具5の取り付け方法を説明する。
まず、主桁1にはめ込み固定された子桁2上にセパレ
ータ3を配置する。次にセパレータ固定金具5を、第1
のクランプ6がセパレータ3の保持部3aを挟持し、かつ
第2のクランプ7が子桁2に下方より嵌合させて定位置
に配置する。
次に、ネジ8、9をセパレータ固定金具5のネジ穴1
0、11にねじ込む。これにより、ネジ8、9の先端部分
がそれぞれセパレータ3及び子桁2に施された絶縁被膜
を突き破り、セパレータ3及び子桁2の地金部分に接触
する。このネジ8、9のねじ込みにより、セパレータ3
を子桁2に強固かつ確実に固定することができる。ま
た、セパレータ3を、ネジ8と第1のクランプと第2の
クランプとネジ9とを介して、子桁2に電気的に接続す
ることができる。
本考案のセパレータ固定金具は、以上の実施例に限定
されない。
第4図には第2図で示したものと異なるL字状のセパ
レータの斜視図を示す。
図において、セパレータ3には、その下部の一方向側
にのみ保持部3aが設けられている。また、セパレータ3
の全面には、絶縁被膜が施されている。
このようなセパレータ3の固定には、次のようなセパ
レータ固定金具を使用する。
第5図は本考案に係るセパレータ固定金具の他の実施
例の斜視図を示す。
図において、セパレータ固定金具5は、一対の第1の
クランプ6と、これらの間を継ぐU字形の第2のクラン
プ7と、ネジ8、9とから成る。第1のクランプ6の1
つと、第2のクランプ7の中心部分には、ネジ穴10、11
が設けられており、それぞれ、ネジ8、9がねじ込まれ
る。
この実施例のセパレータ固定金具5は、第3図に示し
たものと比べると、一対の第1のクランプ6に設けた折
り曲げ部6aの折り曲げ方向が相違している。即ち折り曲
げ部6aは、それぞれ同一方向に折り曲げられている。
第5図で説明したセパレータ固定金具5を用いて第4
図に示したセパレータ3を固定すれば、第1図で説明し
たものと同様にセパレータ3と子桁2との固定と電気的
接続を図ることができる。
(考案の効果) 以上の構成の本考案のセパレータ固定金具は、セパレ
ータを子桁に固定すると同時に電気的接続を図ることが
できるので、セパレータ固定金具の固定作業以外に、セ
パレータと子桁との電気的接続を図るための特別な作業
を行なう必要がなくなるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のセパレータ固定金具を取り付けたケー
ブルラックの斜視図、第2図はセパレータの斜視図、第
3図は本考案に係るセパレータの固定金具の実施例の斜
視図、第4図はL字状のセパレータの斜視図、第5図は
本考案の変形例に係るセパレータ固定金具の斜視図であ
る。 1……主桁、2……子桁、3……セパレータ、3a……保
持部、5……セパレータ固定金具、6……第1のクラン
プ、6a……折り曲げ部、7……第2のクランプ、8、9
……ネジ、10、11……ネジ穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 加瀬 正 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番 1号 昭和電線電纜株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−152627(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】主桁に横架されてケーブルが載置され、絶
    縁被膜を有する子桁と、ラック本体を仕切るべく前記主
    桁に沿って配されて前記子桁上に固定され、絶縁被膜を
    有するセパレータとを含み、接地されるケーブルラック
    において、 前記セパレータを前記子桁に固定するための導電性金具
    から成り、前記セパレータ下部の突縁を挟持する第1の
    クランプと、該第1のクランプと一体的に形成されて前
    記子桁に下方より嵌合される第2のクランプと、前記第
    1及び第2のクランプにそれぞれ下方より螺入されて先
    端が前記各絶縁被膜を突き破って前記突縁及び前記子桁
    の下面にそれぞれ当接する一対の電気接続兼用の固定ネ
    ジとを備えることを特徴とするケーブルラックのセパレ
    ータ固定金具。
JP17143087U 1987-11-11 1987-11-11 ケーブルラックのセパレータ固定金具 Expired - Lifetime JP2526717Y2 (ja)

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JPH0176119U JPH0176119U (ja) 1989-05-23
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