JP2526682B2 - 加入者端末制御回路 - Google Patents

加入者端末制御回路

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JP2526682B2
JP2526682B2 JP1300891A JP30089189A JP2526682B2 JP 2526682 B2 JP2526682 B2 JP 2526682B2 JP 1300891 A JP1300891 A JP 1300891A JP 30089189 A JP30089189 A JP 30089189A JP 2526682 B2 JP2526682 B2 JP 2526682B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は衛星通信回線を利用して加入者端末を接続す
る回路に関し、特に加入者端末相互間の通話切断時にお
ける呼出信号(リンガー信号)の処理を改善した加入者
端末制御回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、衛星通信回線を用いて加入者端末を相互に接続
する際に必要とされるラインシグナリング信号は、音声
帯域外周波数をバースト信号として送出することによ
り、オフフックパルス(発呼信号),オンフック信号
(終話信号)として、衛星通信装置間相互で送受信され
ている。
第3図に従来の加入者端末制御回路の一例を示す。第
3図は、加入者端末1と加入者端末2を衛星7を介して
接続する例である。加入者端末1にはインターフェース
部3と送受信部4を設けており、同様に加入者端末2に
はインターフェース部4と送受信部6を設けている。そ
して、各インターフェース部3,4は、それぞれラインシ
グナリング検出部31,41と、シグナリングパルス送出部3
2,42と、音声帯域外信号送出部33,43と、音声帯域外信
号検出部34,44と、シグナリングパルス検出部35,45と、
リンガー信号送出部36,46とで構成されている。
このような通信回路によれば、今、加入者端末1から
衛星回線を介して加入者端末2に接続するために、加入
者端末1がオフフックされると、インターフェース部3
では、ラインシグナリング検出部31が2線ラインのルー
プの形成を検出し、シグナリングパルス送出部32に対し
てオフフック信号を送出する。シグナリングパルス送出
部32は、オフフック信号を第4図に示すパルス幅Toff
オフフックパルス信号に変換し、このパルス信号によっ
て音声帯域外信号送出部33を制御する。
この結果、送受信部5からは帯域外周波数がバースト
信号にて送出され、衛星7を介して送受信部6で受信さ
れる。
一方、インターフェース部4では、音声帯域外信号検
出部44は、バースト信号を検出し、パルス信号に復元さ
れた検出出力をシグナリングパルス検出部45へ送出す
る。この検出部45がパルス信号のパルス幅からオフフッ
クパルス信号を検出すると、リンガー信号送出部46に対
してリンガー送出信号を送出し、加入者端末2に対して
リンガー信号が送出される。このリンガー信号を受けて
加入者端末2がオフフックされると、リンガー信号が停
止し、通話状態に移行する。このとき、上述の動作と同
様に加入者端末2のオフフックによって送受信部6から
送受信部5に対し、オフフックパルス信号に対応するバ
ースト信号が送出される。
また、通話の終了時には、加入者端末1,2のオンフッ
クにより、上述の同様の動作にてパルス幅Tonのオンフ
ックパルス信号がそれぞれの送受信部に対して相互に送
受信され、通話が終了する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、従来の衛星通信においては、加入者
端末間の回線接続及び切断を行うため、オフフックパル
ス、オンフックパルスがその情報伝達手段として使われ
ている。この伝送方式においては、オフフックパルスと
オンフックパルスとを区別するために、一般にToff<T
onなる関係が保たれており、ToffとTonの時間差によっ
てパルスの判別を行っている。
このため、パルス信号の着信側に当たるシグナリング
パルス検出部の検出出力は、パルス信号のパルス幅を監
視することによってオフフックパルス,オンフックパル
スを検出しているため、最低でもそれぞれT′
off(T′off>Toff),T′on(T′on>Ton)の検出時
間が必要となる。
このため、回線切断時について着目すると、第4図に
示すように、加入者端末1がオンフックされてからシグ
ナリングパルス検出部の出力がアイドル状態に戻るまで
には、衛星回線区間の伝送遅延時間Tsat(約250msec)
とT′onとを加算しただけの遅延が発生する。このた
め、加入者端末2がTRon時点にてオンフックされた場
合、Tring期間だけ不要なリンガー信号が鳴ってしまう
という問題がある。
本発明の目的は、このような不要なリンガー信号の鳴
動を防止した加入者端末制御回路を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の加入者端末制御回路は、一の加入者端末と送
受信部とを接続するインターフェース部に、一の加入者
端末のオフフック信号でセットされ、他の加入者端末の
オンフック信号でリセットされるリンガー信号制御部を
備えており、このリンガー信号制御部のセット時に、一
の加入者端末におけるリンガー信号の送出を禁止し得る
ように構成している。
インターフェース部は、一の加入者端末のラインシグ
ナリングを検出してオフフック信号を送出するラインシ
グナリング検出部と、このラインシグナリング検出部の
検出出力をパルス信号に変換するシグナリングパルス送
出部と、このパルス信号を音声帯域外信号として送受信
部に送出する音声帯域外信号送出部と、送受信部からの
音声帯域外信号を検出してパルス信号に復元する音声帯
域外信号検出部と、このパルス信号を判別してシグナリ
ングパルスを出力するシグナリングパルス検出部と、こ
のシグナリングパルスに基づいてリンガー信号を送出す
るリンガー信号送出部と、前記ラインシグナリング検出
部の検出出力でセットされ、前記シグナリングパルス検
出部の出力でリセットされ、セット中に前記リンガー信
号送出部の動作を禁止させるリンガー信号制御部とで構
成される。
また、リンガー信号制御部は、ラインシグナリング検
出の検出出力でセットされ、シグナリングパルス検出部
の出力でリセットされるフリップフロップで構成され
る。
〔作用〕
この構成では、リンガー信号制御部は、着呼側のオフ
フック信号でセットされ、発呼側のオンフック信号でリ
セットされ、そのセット時にリンガー信号の送出を禁止
するので、衛星回線の伝送遅延及びシグナリング検出部
の検出時間等によって生じるオンフックの時間差によっ
ても、着呼側においてオンフック直後の不要なリンガー
信号による呼び出しを防止する。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
同図において、第3図に示した従来構成と同一部分には
同一符号を付してある。即ち、加入者端末1はインター
フェース部3と送受信部5を有し、これと衛星7を介し
て接続される加入者端末2はインターフェース部4と送
受信部6を有している。そして、各インターフェース部
3,4には、それぞれラインシグナリング検出部31,41と、
シグナリングパルス送出部32,42と、音声帯域外信号送
出部33,43と、音声帯域外信号検出部34,44と、シグナリ
ングパルス検出部35,45と、リンガー信号送出部36,46と
を備え、更にここではリンガー信号制御部37,47を新た
に設けている。
このリンガー信号制御部37,47は、ラインシグナリン
グ検出部31,41のオフフック信号でセットされ、シグナ
リングパルス検出部35,45のオンフック信号でリセット
されるフリップフロップを用いて構成されている。そし
て、セットされた状態では、リンガー信号送出部36,46
におけるリンガー信号の送出を禁止するように構成され
ている。
このように構成された回路では、第2図に示すよう
に、今、加入者端末1から衛星回線を介して加入者端末
2に接続するために、加入者端末1がオフフックされる
と、これまでと同様にインターフェース部3の作用によ
って送受信部5から帯域外周波数がバースト信号にて送
出される。
このバースト信号は衛星7を介して加入者端末2側の
送受信部6で受信される。そして、インターフェース部
4では、これまでと同様に、バースト信号に基づいてリ
ンガー信号送出部46からリンガー送出信号を送出し、加
入者端末2に対してリンガー信号が送出される。
このリンガー信号を受けて加入者端末2がオフフック
されると、ラインシグナリング検出部41からの検出信号
によりリンガー信号制御部47がセットされてリンガー信
号送出部46におけるリンガー信号の送出を禁止するため
にリンガー信号が停止し、通話状態に移行する。このと
き、上述の動作と同様に加入者端末2のオフフックによ
って送受信部6から送受信部5に対し、オフフックパル
ス信号に対応するバースト信号が送出される。
また、通話の終了時には、加入者端末1,2のオンフッ
クにより、上述と同様の動作にてパルス幅Tonのオンフ
ックパルス信号がそれぞれの送受信部に対して相互に送
受信され、通話が終了する。
そして、この通話の終了時には、加入者端末2側で
は、リンガー信号制御部47がその加入者端末2のオフフ
ックによるラインシグナリング検出部41からのオフフッ
ク信号によりセットされ、衛星回線を通して伝送遅延さ
れた加入者端末1のオンフックによるシグナリングパル
ス検出部45からのオンフック信号でリセットされるまで
の間、即ち第2図のTH期間だけ連続してリンガー信号送
出部46からのリンガー信号の送出を禁止する。これによ
り、衛星回線の伝送遅延及びシグナリング検出部の検出
時間によって生じる第4図のTring期間においても、リ
ンガー信号の送出を禁止し、加入者端末2のオンフック
直後の不要なリンガー信号による呼び出しを防止するこ
とができる。
なお、加入者端末1においても同様に不要なリンガー
信号の呼出が防止できることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、オフフック信号でセッ
トされ、オンフック信号でリセットされ、そのセット時
にリンガー信号の送出を禁止するリンガー信号制御部を
備えているので、衛星回線の伝送遅延及びシグナリング
検出部の検出時間等によって生じるオンフックの時間差
によっても、着呼側においてオンフック直後の不要なリ
ンガー信号による呼び出しが防止できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のブロック図、第2図は第1
図の各部の動作を示すタイムチャート、第3図は従来の
加入者端末制御回路のブロック図、第4図は第3図の各
部の動作を示すタイムチャートである。 1,2……加入者端末、3,4……インターフェース部、5,6
……送受信部、7……衛星、31,41……ラインシグナリ
ング検出部、32,42……シグナリングパルス送出部、33,
43……音声帯域外信号送出部、34,44……音声帯域外信
号検出部、35,45……シグナリングパルス検出部、36,46
……リンガー信号送出部、37,47……リンガー信号制御
部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一の加入者端末と、衛星を介して他の加入
    者端末との無線回線接続を行う送受信部と、前記一の加
    入者端末と送受信部とを接続するインターフェース部と
    を備え、前記インターフェース部は、各加入者端末に対
    してリンガー信号を送出するリンガー信号送出部と、一
    の加入者端末のオフフック信号でセットされ、他の加入
    者端末のオンフック信号でリセットされるリンガー信号
    制御部を備え、このリンガー信号制御部のセット時に、
    前記リンガー信号送出部からの一の加入者端末における
    リンガー信号の送出を禁止し得るように構成したことを
    特徴とする加入者端末制御回路。
  2. 【請求項2】前記インターフェース部は、一の加入者端
    末のラインシグナリングを検出してオフフック信号を送
    出するラインシグナリング検出部と、このラインシグナ
    リング検出部の検出出力をパルス信号に変換するシグナ
    リングパルス送出部と、このパルス信号を音声帯域外信
    号として送受信部に送出する音声帯域外信号送出部と、
    送受信部からの音声帯域外信号を検出してパルス信号に
    復元する音声帯域外信号検出部と、このパルス信号を判
    別してシグナリングパルスを出力するシグナリングパル
    ス検出部と、このシグナリングパルスに基づいてリンガ
    ー信号を送出するリンガー信号送出部と、前記ラインシ
    グナリング検出部の検出出力でセットされ、前記シグナ
    リングパルス検出部の出力でリセットされ、セット中に
    前記リンガー信号送出部の動作を禁止させるリンガー信
    号制御部とで構成されてなる特許請求の範囲第1項記載
    の加入者端末制御回路。
  3. 【請求項3】リンガー信号制御部は、ラインシグナリン
    グ検出部の検出出力でセットされ、シグナリングパルス
    検出部の検出出力でリセットされるフリップフロップで
    構成してなる特許請求の範囲第2項記載の加入者端末制
    御回路。
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