JP3532820B2 - 回線接続装置 - Google Patents

回線接続装置

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JP3532820B2
JP3532820B2 JP2000069647A JP2000069647A JP3532820B2 JP 3532820 B2 JP3532820 B2 JP 3532820B2 JP 2000069647 A JP2000069647 A JP 2000069647A JP 2000069647 A JP2000069647 A JP 2000069647A JP 3532820 B2 JP3532820 B2 JP 3532820B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換処理対象機器
が接続された構内交換機と回線網との回線接続を行う回
線接続装置に関し、詳しくは、構内交換機を介して回線
網に接続される交換処理対象機器の種別に応じて所定の
処理を行う回線接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の回線接続装置を備えた通信局と
して、図3に示す通信システムS1が従来から知られて
いる。この通信システムS1は、同図に示す通信局TS
と、その通信局TSとほぼ同一に構成された図示しない
複数の通信局TSとで構築されている。各通信局TS
は、回線接続装置21、構内交換機22および無線機3
を備えて構成されている。この場合、構内交換機22に
は、交換処理対象機器であるn台の電話機T1〜Tn
(以下、区別しないときには「電話機T」という)と、
同じく交換処理対象機器であるm台のFAX装置(ファ
クシミリ装置)F1〜Fm(以下、区別しないときには
「FAX装置F」という)とが接続されている。この構
内交換機22は、これらの交換処理対象機器の回線番号
(電話番号、FAX番号)と、その種別との対応関係を
示す対応関係データが予め記憶された内蔵メモリを備
え、各交換処理対象機器と4ワイヤ回線4WS,4WR
とを接続する交換処理などを実行する。
【0003】一方、回線接続装置21は、制御部31
と、DTMF信号のエンコードおよびデコードを行うD
TMFエンコーダ・デコーダ12と、電話通信の際に使
用される秘話装置13と、4つのスイッチ回路14a〜
14dで構成され制御信号SC1に従って切替制御される
切替スイッチ14と、制御信号SC2に従ってオン/オフ
制御されるアナログスイッチ15と、MSK信号のエン
コードおよびデコードを行うMSKモデム16とを備え
て構成されている。この回線接続装置21は、構内交換
機22と無線機3との間の4ワイヤ回線4WS,4WR
の接続・遮断制御や、MSK信号によるダイヤル信号の
送受信、および秘話装置13の接続・解除などを実行す
る。
【0004】この通信局TSでは、例えば、FAX装置
Fから発呼があった場合、まず、構内交換機22が、発
呼した交換処理対象機器の種別を内蔵メモリの対応関係
データに基づいて判別した後、SS信号を回線接続装置
21の制御部31に出力する。次いで、構内交換機22
は、発呼した交換処理対象機器の種別を示す種別信号S
K を回線接続装置21の制御部31に出力すると共に、
FAX装置Fから出力されたDTMF信号を回線接続装
置21内のDTMFエンコーダ・デコーダ12に出力す
る。次いで、DTMFエンコーダ・デコーダ12が、D
TMF信号を2値のディジタル番号データに変換して制
御部31に出力する。一方、制御部31は、種別信号S
K に基づいて、発呼した交換処理対象機器の種別を判別
する(この場合にはFAX装置と判別する)と共に、送
信制御信号PTTを無線機3に出力することによって無
線機3内の送信部を起動させる。次いで、制御部31
は、ディジタル番号データをMSKモデム16に転送す
ることにより、MSK信号による番号データを生成させ
て4ワイヤ回線4WSに出力させる。これにより、無線
機3が、MSK信号で変調した無線信号を周波数f1で
送信する。次いで、制御部31は、秘話装置13の4ワ
イヤ回線4WS,4WR間への接続解除状態を維持する
と共に、制御信号SC2を出力することにより、アナログ
スイッチ15をオン状態に制御する。これにより、発呼
側のFAX装置Fと無線機3とが4ワイヤ回線4WS,
4WRによって相互に接続される。なお、制御部31
は、種別信号SK に基づいて、発呼した交換処理対象機
器の種別を電話機Tと判別したときには、制御信号SC1
を出力して切替スイッチ14を切替制御することによ
り、4ワイヤ回線4WS,4WR間に秘話装置13を接
続する。
【0005】一方、受信側の通信局TSでは、無線機3
が、無線信号を受信してMSK信号に復調し、そのMS
K信号を回線接続装置21に出力すると共に、着信信号
SQを回線接続装置21内の制御部31に出力する。次
いで、回線接続装置21内のMSKモデム16が、MS
K信号を2値のディジタル番号データに変換して制御部
31に出力する。続いて、制御部31が、そのディジタ
ル番号データをDTMFエンコーダ・デコーダ12に転
送すると共に構内交換機22にSS信号を出力する。こ
の後、DTMFエンコーダ・デコーダ12が、ディジタ
ル番号データをエンコードしたDTMF信号を構内交換
機22に出力する。次いで、構内交換機22が、DTM
F信号に基づくダイヤル番号に対応するFAX装置Fの
呼び出しを行い、FAX装置Fの応答によりSS信号を
制御部31に出力し、かつ、内蔵メモリの対応関係デー
タを参照することによって交換処理対象機器の種別を判
別した後、種別信号SK を制御部31に出力する。これ
により、制御部31が、交換処理対象機器の種別を判別
し(この場合にはFAX装置と判別する)、秘話装置1
3の4ワイヤ回線4WS,4WR間への接続解除状態を
維持すると共に、制御信号SC2を出力することによって
アナログスイッチ15をオン状態に制御し、かつ送信制
御信号PTTを出力することにより無線機3内の送信部
を起動させる。この状態では、FAX装置Fが4ワイヤ
回線4WS,4WRを介して無線機3に接続される結
果、送信側のFAX装置Fと受信側のFAX装置Fとが
無線回線を介して相互に接続される。なお、この際に
も、制御部31は、種別信号SK に基づいて、発呼した
交換処理対象機器の種別を電話機Tと判別したときに
は、制御信号SC1を出力して切替スイッチ14を切替制
御することにより、4ワイヤ回線4WS,4WR間に秘
話装置13を接続する。
【0006】この後、終話の際には、例えば送信側のF
AX装置Fが、メッセージ終了信号を受信側のFAX装
置Fに送信することにより、両通信局TS,TSの両F
AX装置F,Fがそれぞれオンフックする。次いで、両
通信局TS,TSの両構内交換機22は、FAX装置F
のオンフックによって終話を認識した後、各制御部31
へのSS信号の出力をそれぞれ停止する。この結果、両
制御部31が、制御信号SC2を出力してアナログスイッ
チ15をオフ状態に切替制御することにより回線をそれ
ぞれ遮断させる。
【0007】また、電話機T,T同士の通信において一
方の電話機Tによってオンフックされた場合、この通信
システムS1では、無線回線を介して相互に接続されて
いるため、終話信号が送られてこない限り、他方の電話
機T側では、そのオンフックを確実に判別するは困難で
ある。このため、この通信システムS1では、一方の電
話機Tでオンフックされた場合、オンフックした側の構
内交換機22が、制御部31へのSS信号の出力を停止
する。続いて、その制御部31が、MSKモデム16に
ディジタル終話データを出力することにより、MSKモ
デム16が、MSK信号に変換して4ワイヤ回線4WS
に送出する。この場合、MSK信号による終話信号は、
例えば1200Hzのトーンと1800Hzのトーンと
の組み合わせで構成されている。このため、相手側の電
話機Tの受話器から終話信号が放音されると、かなり耳
障りとなる。したがって、この通信システムS1では、
終話信号に先立って、耳障りとならない1800Hzの
連続トーンからなる遮断事前通知信号を送信する。
【0008】具体的には、制御部31は、ディジタルデ
ータの遮断事前通知信号を出力することにより、MSK
モデム16に対して、1800Hzの連続トーンからな
るMSK信号による遮断事前通知信号を4ワイヤ回線4
WSに出力させる。その後、制御部31は、ディジタル
データの終話信号を出力することにより、MSKモデム
16に対して、MSK信号による終話信号を4ワイヤ回
線4WSに出力させる。これにより、このMSK信号に
よる遮断事前通知信号は、相手側のMSKモデム16を
介して相手側の制御部31に入力される。その際に、そ
の制御部31は、制御信号SC2を出力してアナログスイ
ッチ15をオフ状態に切替制御することにより回線を遮
断する。次いで、その制御部31は、終話信号がその後
に送られてきたときに、アナログスイッチ15のオフ状
態を維持すると共に、SS信号の構内交換機22への出
力を停止する。この結果、構内交換機22が自局の電話
機Tに終話信号を出力する。これにより、相手側の話者
は、耳障りな終話信号を聞くことなく終話を確実に判別
することができ、その通信局TSでも、回線を確実に遮
断することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
通信システムS1には以下の問題点がある。すなわち、
この種の無線回線網や私設の有線回線網を用いた通信シ
ステムS1では、交換処理対象の種別が電話機Tのとき
には、回線接続装置21の制御部31に対して、MSK
モデム16に対する回線遮断事前通知信号の生成処理
や、アナログスイッチ15のオン/オフ制御などを行わ
せるために、構内交換機22が交換処理対象機器の種別
を示す種別信号SK を回線接続装置21に出力する必要
がある。このため、この通信システムS1では、交換処
理対象機器の回線番号と、その種別との対応関係を示す
対応関係データを構内交換機22の内蔵メモリに予め記
憶させておかなければならない関係上、交換処理対象機
器についての交換接続が公衆交換網に対してのみ可能な
汎用構内交換機を使用することが困難となる。この結
果、その通信システムのみに専用の構内交換機22を使
用しなければならず、構内交換機22のコストアップ、
ひいては通信システムS1のコストアップを招いている
という問題点がある。特に、汎用構内交換機が既に設置
されている通信局TSを使用して通信システムS1を構
築する場合には、汎用構内交換機を専用の構内交換機2
2に交換せざるを得ず、非常に不経済となる。
【0010】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、安価な汎用構内交換機と交換網との間で回
線接続が可能な回線接続装置を提供することを主目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1記載の回線接続装置は、電話機およびファクシミ
リ装置を含む交換処理対象機器に対する交換処理を行う
構内交換機と回線網との間の回線接続および回線遮断を
行うスイッチ手段と、回線網から送出されるMSK信号
の復調および回線網に送出するMSK信号の生成を行う
MSKモデムと、交換処理対象機器の種別が電話機のと
きに、MSKモデムに対して終話信号に先立って回線遮
断事前通知信号を回線網に送出させると共に回線網から
送出された回線遮断事前通知信号をMSKモデムの復調
信号に基づいて検知した時点でスイッチ手段に対して回
線遮断を行わせる制御部とを備えている回線接続装置に
おいて、交換処理対象機器の種別がファクシミリ装置の
ときに、ファクシミリ装置から出力され構内交換機を介
して入力したDTMF信号をダイヤル番号データに変換
して制御部に出力すると共に制御部から出力されたダイ
ヤル番号データをDTMF信号に変換して構内交換機に
出力するDTMFエンコーダ・デコーダを備え、制御部
は、送信側として機能する場合には、送信側のファクシ
ミリ装置の構内交換機に対する発呼に基づいて構内交換
機から出力されるSS信号を入力した後であってDTM
Fエンコーダ・デコーダからダイヤル番号データを入力
したときに、ダイヤル番号データをMSKモデムに出力
してMSKモデムに対してダイヤル番号データのMSK
信号へのエンコードおよびMSK信号の回線網への送出
を行わせると共にスイッチ手段に対して回線接続を行わ
せ、その後、受信側から回線網に送信される通話可信号
としてのSS信号をMSKモデムを介して入力したとき
に、SS信号の入力時点から所定時間を経過するまでの
間において受信側からのファクシミリ装置識別可能信号
をMSKモデムの復調信号に基づいて監視し、ファクシ
ミリ装置識別可能信号を2回連続して検出した時点で受
信側の交換処理対象機器をファクシミリ装置と判別し、
一方所定時間を経過するまでの間においてファクシミリ
装置識別可能信号を連続して検出しないときに受信側の
交換対象機器を電話機と判別して、回線遮断事前通知信
号の検知時点でのスイッチ手段に対する回線遮断を行わ
せ、受信側として機能する場合には、着信信号を入力し
た後であってMSKモデムによって復調されたダイヤル
番号データを入力したときに、スイッチ手段に対して回
線接続を行わせると共に構内交換機にSS信号を出力
し、かつ入力したダイヤル番号データをDTMFエンコ
ーダ・デ コーダに出力してDTMFエンコーダ・デコー
ダに対してDTMF信号への変換およびDTMF信号の
構内交換機への出力を行わせ、その後、構内交換機から
の呼出に対して受信側のファクシミリ装置が応答した際
に構内交換機から出力される通話可信号としてのSS信
号を入力したときに、通話可信号としてのSS信号をM
SKモデムに出力してMSKモデムに対して通話可信号
としてのSS信号のMSK信号へのエンコードおよびM
SK信号の回線網への送出を行わせると共に通話可信号
としてのSS信号の入力時点から所定時間を経過するま
での間において送信側からのファクシミリ装置識別可能
信号をMSKモデムの復調信号に基づいて監視し、ファ
クシミリ装置識別可能信号を2回連続して検出した時点
で送信側の交換処理対象機器をファクシミリ装置と判別
し、所定時間を経過するまでの間においてファクシミリ
装置識別可能信号を連続して検出しないときに送信側の
交換対象機器を電話機と判別して、回線遮断事前通知信
号の検知時点でのスイッチ手段に対する回線遮断を行わ
せることを特徴とする。
【0012】請求項2記載の回線接続装置は、請求項1
記載の回線接続装置において、ファクシミリ装置識別可
能信号は、ファクシミリ装置が接続を確立する過程にお
ける受け渡し信号であることを特徴とする。なお、接続
を確立する過程における受け渡し信号には、DIS信号
やNSF信号などが含まれる。
【0013】請求項3記載の回線接続装置は、請求項1
または2記載の回線接続装置において、交換処理対象機
器の種別が電話機のときに構内交換機および回線網間に
接続される秘話装置を備え、制御部は、交換処理対象機
器の種別に応じて秘話装置の接続および接続解除を行う
ことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る回線接続装置の好適な実施の形態について説明
する。なお、従来の通信システムS1における構成要素
と同一の機能を有するものについては、同一の符号を付
して重複した説明を省略する。
【0015】図1に示すように、この通信システムS
は、統制局BSと、N箇所に分散配置された子局CS1
〜CSn(以下、区別しないときには、「子局CS」と
いう)とを備え、例えば周波数f1〜fnの無線周波数
を使用しての無線回線網(本発明における回線網に相当
する)を介して、統制局BSおよびN箇所の子局CSの
間で相互通信が可能に構築されている。この場合、統制
局BSは、回線接続装置1と、n台の電話機T1〜Tn
およびm台のFAX装置F1〜Fmからなる交換処理対
象機器並びにn回線の4ワイヤ回線4WS,4WRを相
互に交換接続する交換処理などを実行する汎用の構内交
換機2と、例えばVHFを用いたデュープレックス型F
M無線機でそれぞれ構成され送受信周波数が互いに異な
るn台の無線機3,3・・とを備えて構成されている。
この場合、回線接続装置1は、構内交換機2に接続され
た最大n回線の4ワイヤ回線4WS,4WRと、n台の
無線機3,3・・に接続された最大n回線の4ワイヤ回
線4WS,4WRとを相互接続する接続処理、および後
述する各種の処理を実行可能に構成されている。なお、
この回線接続装置1による、上記接続処理については、
一般的な公知技術が用いられているため、その説明を省
略する。
【0016】一方、統制局BSとの間で無線回線を介し
て回線接続される各子局CSは、回線接続装置1、構内
交換機2および無線機3を備え、周波数f1〜fnのい
ずれか1波の無線周波数を使用して、統制局BSとの間
で相互通信が可能に構築されている。この場合、子局C
Sにおける回線接続装置1は、電話機T1〜Tnおよび
FAX装置F1〜Fmのいずれか任意の1台と、1台の
無線機3とを4ワイヤ回線4WS,4WRを介して相互
に接続可能に構成され、接続可能な回線数が相違するだ
けで、統制局BSにおける回線接続装置1とほぼ同一の
機能を有している。したがって、本明細書では、統制局
BSおよび子局CSの両回線接続装置1について、同一
符号を付して同一機能を有する装置として説明する。同
様にして、各子局CSにおける構内交換機2について
も、統制局BSにおける構内交換機2と同一機能を有し
ているため、同一符号を付して同一機能を有する装置と
して説明する。
【0017】図2は、図1における統制局BSの構成の
一部を省略した統制局BSのブロック図を示している。
同図に示すように、回線接続装置1は、制御部11、D
TMFエンコーダ・デコーダ12、電話通信の際に使用
される秘話装置13、切替スイッチ14、本発明におけ
るスイッチ手段に相当するアナログスイッチ15、およ
びMSKモデム16を備えて構成されている。この回線
接続装置1は、上記した接続処理に加えて、ダイヤル信
号、遮断事前通知信号および終話信号などのMSK信号
による送受信、回線接続・遮断処理、並びに秘話装置1
3の接続・解除などを実行する。
【0018】この通信システムSでは、例えば、統制局
BSにおける所定のFAX装置Fが子局CSにおける所
定のFAX装置Fに発呼した場合、まず、構内交換機2
が、SS信号を回線接続装置1の制御部11に出力す
る。次いで、構内交換機2は、FAX装置Fから出力さ
れたDTMF信号を回線接続装置1内のDTMFエンコ
ーダ・デコーダ12に出力する。次いで、DTMFエン
コーダ・デコーダ12が、DTMF信号を2値のディジ
タル番号データに変換して制御部11に出力する。一
方、制御部11は、送信制御信号PTTを無線機3に出
力することによって無線機3内の送信部を起動させると
共に、ディジタル番号データをMSKモデム16に転送
することにより、MSK信号による番号データを生成さ
せて4ワイヤ回線4WSに出力させる。これにより、無
線機3が、MSK信号で変調した無線信号を周波数f1
で送信する。次いで、制御部11は、制御信号SC2を出
力することにより、アナログスイッチ15をオン状態に
制御する。これにより、発呼側のFAX装置Fと無線機
3とが4ワイヤ回線4WS,4WRによって相互に接続
される。
【0019】一方、受信側の子局CSでは、無線機3
が、無線信号を受信してMSK信号に復調し、そのMS
K信号を回線接続装置1に出力すると共に、着信信号S
Qを回線接続装置1内の制御部11に出力する。次い
で、回線接続装置1内のMSKモデム16が、MSK信
号としての番号データを2値のディジタル番号データに
変換して制御部11に出力する。続いて、制御部11
が、そのディジタル番号データをDTMFエンコーダ・
デコーダ12に転送すると共に、制御信号SC2を出力す
ることによってアナログスイッチ15をオン状態に制御
し、その後に、構内交換機2にSS信号を出力する。次
に、DTMFエンコーダ・デコーダ12が、ディジタル
番号データをエンコードしたDTMF信号を構内交換機
2に出力する。次いで、構内交換機2が、DTMF信号
に基づくダイヤル番号に対応するFAX装置Fの呼び出
しを行い、FAX装置Fが応答した時点で、制御部11
に通話可信号としてのSS信号を出力する。これによ
り、この状態では、子局CS側のFAX装置Fが4ワイ
ヤ回線4WS,4WRを介して無線機3に接続される結
果、送信側のFAX装置Fと受信側のFAX装置Fとが
無線回線網を介して相互に接続される。また、制御部1
1は、通話可信号としてのディジタルデータをMSKモ
デム16に出力してMSK信号にエンコードさせる。こ
れにより、通話可信号が無線機3によって送信される。
続いて、制御部11は、通話可信号としてのSS信号を
入力した時点から所定時間を経過するまでの間におい
て、受け渡し信号が統制局BSによって送信されたか否
かを、MSKモデム16の復調信号に基づいて監視す
る。この場合、受け渡し信号は、FAX装置F,F同士
が接続を確立する過程において用いられ、かつ交換処理
対象機器の種別がFAX装置であることを識別可能な信
号であって、DIS信号やNSF信号などが含まれる。
【0020】この場合、統制局BS側の制御部11は、
子局CSによって送信された通話可信号を無線機3およ
びMSKモデム16を介して入力した時点から所定時間
を経過するまでの間において、FAX装置Fが接続を確
立する過程における受け渡し信号が子局CSによって送
信されたか否かを、MSKモデム16の復調信号に基づ
いて監視する。次いで、FAX装置F,F同士の通信が
開始されると、統制局BS側のFAX装置Fが、呼出し
音などのFAX装置に接続用の受け渡し信号を送出する
ことにより、この受け渡し信号は、無線機3に出力さ
れ、子局CS側に送信される。
【0021】一方、子局CS側では、制御部11が、M
SKモデム16の復調信号を所定時間おきに監視し、統
制局BSから送出される接続用の受け渡し信号を例えば
2回連続して検出したときには、交換処理対象機器の種
別をFAX装置Fと判別し、受け渡し信号を2回連続し
て検出しないときには、交換処理対象機器の種別を電話
機Tと判別する。これにより、受け渡し信号を1回検出
した時点で直ちに交換処理対象機器の種別を判別する方
式と比較して、雑音の混入に起因する誤判別や、接続用
受け渡し信号の周波数成分に近似する信号がMSKモデ
ム16の復調信号に含まれているときにおける誤判別を
防止できる結果、判別の信頼性が向上する。この場合、
受け渡し信号は、MSKモデム16によって例えば18
00Hzの信号として検出される。この後、FAX装置
Fが、被呼局識別信号としてのCED信号およびこの信
号に連続するDIS信号やNSF信号を送出し、これら
の接続用の受け渡し信号は、4ワイヤ回線4WS,4W
Rを介して無線機3に出力された後、無線回線を介して
統制局BSに送信される。なお、制御部11は、交換処
理対象機器の種別を電話機Tと判別したときには、制御
信号SC1を出力して切替スイッチ14を切替制御するこ
とにより、4ワイヤ回線4WS,4WR間に秘話装置1
3を接続させる。これにより、電話通信の際の秘話性を
保持することができるため、通信品質の向上を図ること
ができる。
【0022】一方、同様にして、統制局BS側の制御部
11も、無線機3およびMSKモデム16を介して入力
される受け渡し信号を例えば2回連続して検出した時点
で、交換処理対象機器の種別をFAX装置と判別する。
この場合、被呼局識別信号としての受け渡し信号につい
ても、MSKモデム16によって例えば1800Hzの
信号として検出される。なお、この統制局BSでも、制
御部11が、交換処理対象機器の種別を電話機Tと判別
したときには、制御信号SC1を出力して切替スイッチ1
4を切替制御することにより、4ワイヤ回線4WS,4
WR間に秘話装置13を接続させる。
【0023】この後、終話の際には、例えば統制局BS
側のFAX装置Fが、メッセージ終了信号を子局CS側
のFAX装置Fに送信することにより、統制局BSおよ
び子局CS側の両FAX装置F,Fがそれぞれオンフッ
クする。次いで、送信側および受信側の両構内交換機
2,2は、FAX装置Fのオンフックによって終話を認
識した後、各制御部11へのSS信号の出力をそれぞれ
停止する。この結果、両制御部11が、制御信号SC2を
出力してアナログスイッチ15をオフ状態に切替制御す
ることにより回線をそれぞれ遮断させる。
【0024】一方、電話機T同士の通信の場合、例え
ば、統制局BS側の電話機Tでオンフックされると、統
制局BS側の構内交換機2が、制御部11へのSS信号
の出力を停止する。次いで、その制御部11が、制御信
号SC2を出力してアナログスイッチ15をオフ状態に切
替制御することにより回線を遮断する。続いて、その制
御部11は、ディジタルデータの遮断事前通知信号およ
び終話信号をMSKモデム16に順次出力することによ
り、MSKモデム16に対して、1800Hzの連続ト
ーンからなるMSK信号の遮断事前通知信号、および1
200Hzのトーンと1800Hzのトーンとの組み合
わせからなるMSK信号の終話信号を4ワイヤ回線4W
Sに送出させる。これにより、遮断事前通知信号および
終話信号が無線機3によって順次送信される。
【0025】この際に、子局CS側では、MSKモデム
16が、MSK信号による遮断事前通知信号および終話
信号を無線機3を介して順次入力し、ディジタルデータ
の遮断事前通知信号および終話信号にそれぞれ変換して
制御部11に順次出力する。この場合、制御部11は、
遮断事前通知信号を入力したときに、制御信号SC2を出
力してアナログスイッチ15をオフ状態に切替制御する
ことにより回線を遮断する。次いで、制御部11は、終
話信号を入力したときに、アナログスイッチ15のオフ
状態を維持すると共に、SS信号の構内交換機2への出
力を停止する。この結果、構内交換機2が自局の電話機
Tに終話信号を出力する。これにより、子局CS側の話
者は、耳障りな終話信号を聞くことなく終話を確実に判
別することができ、子局CS側でも、回線を確実に遮断
することができる。
【0026】このように、この通信システムS1では、
制御部11が、MSKモデム16を介してFAX装置F
から出力されるファクシミリ装置識別可能信号に基づい
て、交換処理対象機器の種別をFAX装置Fであると判
別することにより、交換処理対象機器の種別と回線番号
との対応関係を構内交換機2に記憶させる必要がないた
め、汎用の構内交換機2を用いることができる。この結
果、安価な構内交換機2を用いることができ、統制局B
Sおよび子局CSのコストダウン、ひいては、通信シス
テムSのコストダウンを図ることができる。
【0027】なお、本発明は、上記した実施の形態に限
定されない。例えば、本発明の実施の形態では、ファク
シミリ装置識別可能信号としてDIS信号やNSF信号
を用いた例について説明したが、本発明におけるファク
シミリ装置識別可能信号は、これに限定されず、GI符
号(グループ識別符号)などのファクシミリ装置と識別
し得る各種の信号を用いることができる。ただし、通信
文の先頭部位で使用されるDIS信号やNSF信号に基
づいて判別することによって、いち早く種別を判別でき
る。また、本発明における回線網は、無線回線網に限ら
ず、私設の有線回線網で構成することもできる。さら
に、本発明におけるMSKモデムは、汎用MSKモデム
のみでなく、ファクシミリ装置識別可能信号を検出可能
なトーンデコーダや、バンドパスフィルタで構成するこ
ともできる。また、本発明の実施の形態では、回線接続
装置1の各部を機能ブロック図で示したが、これらの構
成は、ハード的な構成に限らず、DSP(Digital Sign
al Processor)などを使用して、ソフトウェアで実現す
ることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の回線接続
装置によれば、制御部がファクシミリ装置識別可能信号
の検出に応じて交換処理対象機器の種別を判別できるた
め、安価な汎用構内交換機を用いることができ、これに
より、回線接続装置および構内交換機を含めた通信シス
テムのコストダウンを図ることができる。しかも、ファ
クシミリ装置識別可能信号を連続して少なくとも2回検
出したときに交換処理対象機器の種別をファクシミリ装
置として判別することにより、種別判別の信頼性を向上
させることができる。
【0029】また、請求項2記載の回線接続装置によれ
ば、ファクシミリ装置識別可能信号としてファクシミリ
装置が接続を確立する過程における受け渡し信号を用い
ることにより、交換処理対象機器の種別を、ファクシミ
リ装置同士の接続時点でいち早く判別することができ、
これにより、交換処理対象の種別に応じた各種処理を迅
速に開始することができる。
【0030】さらに、請求項3記載の回線接続装置によ
れば、制御部が交換処理対象機器の種別に応じて秘話装
置の接続および接続解除を行うことにより、交換処理対
象機器の種別に応じて回線品質の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信システムSの構
成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る統制局BSの一部を
省略したブロック図である。
【図3】従来の通信システムS1における通信局TSの
ブロック図である。
【符号の説明】
1 回線接続装置 2 構内交換機 11 制御部 12 DTMFエンコーダ・デコーダ 13 秘話装置 15 アナログスイッチ 16 MSKモデム F1〜Fm FAX装置 S 通信システム T1〜Tn 電話機

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機およびファクシミリ装置を含む交
    換処理対象機器に対する交換処理を行う構内交換機と回
    線網との間の回線接続および回線遮断を行うスイッチ手
    段と、前記回線網から送出されるMSK信号の復調およ
    び当該回線網に送出するMSK信号の生成を行うMSK
    モデムと、前記交換処理対象機器の種別が前記電話機の
    ときに、前記MSKモデムに対して終話信号に先立って
    回線遮断事前通知信号を前記回線網に送出させると共に
    前記回線網から送出された前記回線遮断事前通知信号を
    前記MSKモデムの復調信号に基づいて検知した時点で
    前記スイッチ手段に対して前記回線遮断を行わせる制御
    部とを備えている回線接続装置において、前記交換処理対象機器の種別が前記ファクシミリ装置の
    ときに、当該ファクシミリ装置から出力され前記構内交
    換機を介して入力したDTMF信号をダイヤル番号デー
    タに変換して前記制御部に出力すると共に当該制御部か
    ら出力されたダイヤル番号データをDTMF信号に変換
    して当該構内交換機に出力するDTMFエンコーダ・デ
    コーダを備え、 前記制御部は、送信側として機能する場合には、当該送
    信側の前記ファクシミリ装置の前記構内交換機に対する
    発呼に基づいて当該構内交換機から出力されるSS信号
    を入力した後であって前記DTMFエンコーダ・デコー
    ダから前記ダイヤル番号データを入力したときに、当該
    ダイヤル番号データを前記MSKモデムに出力して当該
    MSKモデムに対して当該ダイヤル番号データのMSK
    信号へのエンコードおよび当該MSK信号の前記回線網
    への送出を行わせると共に前記スイッチ手段に対して前
    記回線接続を行わせ、その後、受信側から前記回線網に
    送信される通話可信号としてのSS信号を前記MSKモ
    デムを介して入力したときに、当該SS信号の入力時点
    から所定時間を経過するまでの間において受信側からの
    ファクシミリ装置識別可能信号を当該MSKモデムの復
    調信号に基づいて監視し、当該ファクシミリ装置識別可
    能信号を2回連続して検出した時点で受信側の交換処理
    対象機器をファクシミリ装置と判別し、一方所定時間を
    経過するまでの間において当該ファクシミリ装置識別可
    能信号を連続して検出しないときに受信側の交換対象機
    器を電話機と判別して、前記回線遮断事前通知信号の検
    知時点での前記スイッチ手段に対する前記回線遮断を行
    わせ、 受信側として機能する場合には、着信信号を入力した後
    であって前記MSKモデムによって復調されたダイヤル
    番号データを入力したときに、前記スイッチ手段に対し
    て前記回線接続を行わせると共に前記構内交換機にSS
    信号を出力し、かつ当該入力したダイヤル番号データを
    前記DTMFエンコーダ・デコーダに出力して当該DT
    MFエンコーダ・デコーダに対してDTMF信号への変
    換および当該DTMF信号の当該構内交換機への出力を
    行わせ、その後、当該構内交換機からの呼出に対して受
    信側の前記ファクシミリ装置が応答した際に当該構内交
    換機から出力される通話可信号としてのSS信号を入力
    したときに、当該通話可信号としてのSS信号を当該M
    SKモデムに出力して当該MSKモデムに対して当該通
    話可信号としてのSS信号のMSK信号へのエンコード
    および当該MSK信号の前記回線網への送出を行わせる
    と共に当該通話可信号としてのSS信号の入力時点から
    所定時間を経過するまでの間において送信側からのファ
    クシミリ装置識別可能信号を当該MSKモデムの復調信
    号に基づいて監視し、当該ファクシミリ装置識別可能信
    号を2回連続して検出した時点で送信側の交換処理対象
    機器をファクシミリ装置と判別し、所定時間を経過する
    までの間において当該ファクシミリ装置識別可能信号を
    連続して検出しないときに送信側の交換対象機器を電話
    機と判別して、 前記回線遮断事前通知信号の検知時点で
    の前記スイッチ手段に対する前記回線遮断を行わせるこ
    とを特徴とする回線接続装置。
  2. 【請求項2】 前記ファクシミリ装置識別可能信号は、
    ファクシミリ装置が接続を確立する過程における受け渡
    し信号であることを特徴とする請求項1記載の回線接続
    装置。
  3. 【請求項3】 前記交換処理対象機器の種別が前記電話
    機のときに前記構内交換機および前記回線網間に接続さ
    れる秘話装置を備え、前記制御部は、前記交換処理対象
    機器の種別に応じて前記秘話装置の接続および接続解除
    を行うことを特徴とする請求項1または2記載の回線接
    続装置。
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