JP2526241B2 - 少なくとも一つの側面フランジを有するまたは持たないテ―プリ―ル用のリ―ル心 - Google Patents

少なくとも一つの側面フランジを有するまたは持たないテ―プリ―ル用のリ―ル心

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JP2526241B2 JP62047893A JP4789387A JP2526241B2 JP 2526241 B2 JP2526241 B2 JP 2526241B2 JP 62047893 A JP62047893 A JP 62047893A JP 4789387 A JP4789387 A JP 4789387A JP 2526241 B2 JP2526241 B2 JP 2526241B2
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クラウス、シェトレ
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/60Guiding record carrier
    • G11B15/66Threading; Loading; Automatic self-loading
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  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テープクランプのクランプ係止素子が、リ
ール心の切欠き内のフツク素子と共働し、保持素子とし
て切欠き内にクランプを保持し、かつテープ止め素子が
テープ端部を固定し、その際リール心にありかつ切欠き
のほぼ中央に突出した少なくとも1個の突起(16、31)
が、テープクランプの中央部を支えるために使われる、
少なくとも1つの側面フランジを有するまたは持たない
テープリール用のテープクランプ、およびそのためのテ
ープリールに関する。
従来の技術 このようなテープクランプは、少なくとも1つのフラ
ンジを有するまたは持たないテープリール、いわゆるリ
ール心または巻心にテープまたは線状の物体を巻付け、
かつこの物体の少なくとも一端をリールまたは巻心に固
定しようとする場合、テープまたは線状の物体、例えば
記録担体のため使われる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2901383号明細書に
よりU字形のテープクランプが公知であり、このテープ
クランプの中央部は心切欠きの中央突起に支えられ、か
つ脚部は、中央部と切欠き端壁の間を支える長円または
だ円形のクランプ部を有する。テープクランプの製造お
よび組立て、および切欠きの製造は、手間を要し、かつ
大量生産にあまり適していない。
ドイツ連邦共和国実用新案登録第7521898号明細書に
よれば、フランジを持たない巻心の縁切欠き内にあるほ
ぼ逆W字状テープクランプが公知であるが、その際中央
脚は、切欠き底部にまでは達しないので、支持のために
は使われない。切欠き内には中央突起も設けられていな
い。クランプの外側脚はほぼくさび形のクランプ端部に
なつており、これらクランプ端部は切欠きの端部溝には
まつている。テープクランプと切欠きの形は、周縁にお
いてすき間なく一致しているわけではないので、縁線が
中断する2つの不連続個所が生じ、それにより必然的に
テープ変形が生じる。
米国特許第3661345号明細書によれば、縁切欠きおよ
び心と分離不能に結合したテープクランプを有するフラ
ンジなし巻心が公知であり、その際テープクランプは、
閉じ位置の際に切欠き内の2つの中央突起の間にはまつ
た中央脚を有する。その他に外側取付け脚が1つだけ設
けられている。この構成には大きな欠点がある。すなわ
ちテープクランプは長くなることがあるので、もはや周
縁の移行部のない閉鎖は保証されていない。1度変形し
たテープクランプは欠点を伴わずに補償することはでき
ない。
公知のテープクランプのかなりの製造交差のため、場
合によつては磁気テープのリードフイルムの厚さ変動と
結び付いて、テープ変形およびその他のテープ損傷が生
じることがある。
発明の目的 本発明の課題は、クランプ過程の簡略化に関して公知
のテープクランプを改善し、かつ改善したリール心を提
供することにある。
発明の構成 本発明によればこの課題は、テープクランプのクラン
プ係止素子が、リール心の切欠き内のフック素子と共働
し、保持素子として切欠き内にクランプを保持し、テー
プ止め素子がテープ端部を固定し、リール心上にあり、
切欠きのほぼ中央に突出した少なくとも1個の突起が、
テープクランプを支えるために使われ、テープクランプ
が、中央脚と2つの外側脚による逆W字形のW形部を有
し、かつW形部の外側脚の少なくとも1つが、係止素子
を有し、これら係止素子が、切欠きのフック素子のうち
の少なくとも1個と共に保持素子とテープ止め素子を形
成し、W形部が中央脚と外部脚を連結する円弧状中央部
を有する、少なくとも1個の側面フランジを有するまた
は有さないテープリールのテープクランプ用リール心に
おいて、円弧状中央部が外部脚を越えて突出し、主に一
定の厚さを有する円弧状突起を保持し、切欠きの端壁が
それぞれテープクランプの円弧状突起のための支持段を
有し、これらの支持段がリール心の円周から円弧状突起
の厚さに相当する距離だけ離れていることによって達成
される。
テープクランプの中央支持により、有利にもリール心
の周方向にクランプを長くすることができるので、例え
ば公知のクランプ構成に対してクランプ端部を延長する
ことができる。さらにテープクランプ材料の通常の弾性
のため、クランプの端部は強制的に心の周に接し、従つ
て周縁の不連続個所は回避される。
テープクランプをリール心から分離可能にすれば、簡
単に補充/交換できるので望ましい。
実際にテープクランプの中央脚は切欠きの突起にまで
達するので、同様に支持は保証されている。
切欠き内に対称に2つの突起を配置した場合、突起の
間に突出するように中央脚を設けてもよく、それにより
付加的な係止が行われる。
少なくとも1つの中央突起におよび/または切欠きの
端壁に、くさび形断面のアンダカツト溝を形成すると有
利であり、それによりテープクランプに対して付加的な
取付け可能性が生まれる。
別の構成においてW字形部分は、円弧状中央部と脚を
有し、かつ円弧状中央部は、外側脚部分を越えて突出し
かつ特別な円弧形とほぼ一定の厚さを有する突起を有す
る。
それによりテープクランプの寸法維持を良好に管理で
き、かつリール心の円縁輪郭の不連続が回避される。
有利な構成において切欠きに2重の中央突起を有する
リール心のため、外側クランプ脚は内方へ突出した係止
フツクを有し、その際別の構成において係止フツクはく
さび形断面にしてもよい。それによりクランプを確実に
取付けかつテープを固定するため、別の可能性が利用で
きるようになる。
端壁にアンダカツト溝を備えた切欠きを有するリール
心のため、外側クランプ脚は外方へ突出した係止フツク
を有し、その際これら係止フツクはくさび形断面にして
もよい。それにより別の取付けおよび固定の可能性が得
られ、これらは互いに組合わせても全くかわまない。
実際の構成において切欠きのアンダカツトのくさび角
は、クランプ脚の対応する係止フツクのくさび角より大
きく、特にほぼ5゜〜15゜大きくすることができる。
本発明によるテープクランプ構成に関連して、本発明
は対応するリール心にも関し、その際これらリール心の
切欠きは、あらゆるタイプのテープクランプを収容する
ため、種々の空間的前提条件を示さなければならず、従
つてこれらリール心は、適当な機能の構成の主要成分を
含んでいる。
本発明によるテープクランプのため少なくとも1つの
側面フランジを有するまたは持たないリール心は、周縁
に切欠きを有し、この切欠きは、テープクランプの係止
フツクのため、少なくとも1つの中央突起とフツク素子
を有し、かつ切欠きの端壁は、特に一定の高さの円弧状
突起を有するテープクランプに接するそれぞれ1つの段
を有する。
それにより傷付けることなくここに取付けかつここに
巻付けるべきテープ、特に薄い磁気テープを有する確実
なリール心構成が提供される。
実施例 本発明の実施例を以下図面により説明する。
磁気テープカセツトのリールにおいて、磁気テープ5
はリール心4のまわりに巻かれており、その際磁気テー
プの端部を確実かつ機能を妨害しないようにリール心4
に取付けることが必要である。そのため多数の異なつた
クランプが公知であり、これらクランプは、しばしば第
1図に示すように形に構成され、かつ2つのフツク端部
2、3により心4の適当な溝7、7′内に係止できる。
ほとんどの場合フツク端部2、3は、心4の周切欠き6
を閉じるクランプKの中央部1と共に、テープ層を含む
クランプの接線方向寸法が切欠き6よりもいくらか大き
いように構成されているので、クランプKは確実な支持
により切欠き6内に係止され、かつ磁気テープ5は確実
に保持される。テープクランプのU字形開口内の中央脚
は8で示してあり、この中央脚は、クランプの安定度を
高めるものである。このような心4とクランプKは、多
数のものがプラスチックから作られ、かつほとんどの場
合オートメーシヨンで組立てられる。その際公知のテー
プクランプ構成Kの多くの欠点が現われる。まず心とク
ランプは、生産量が多い場合多数の射出成形型から到来
し、その結果大きな幅の製造公差が生じる。自動組立て
装置においては、それ故に必然的に公差のため良好に適
合しない部品が集まり、特に磁気テープまたはリーダー
テープの厚さが変動することもある。例えば心切欠きに
対してクランプが小さすぎる場合、テープは確実には固
定できず、かつ心から容易に引出されてしまう。しかし
またその逆の場合にクランプが大きすぎることも不利で
ある。なぜならこの時クランプKの中央部1がわん曲
し、かつ心周面の円筒周面形が乱れ、かつテープリール
の同心回転をそこなうからである。
同心回転の障害および磁気テープの付加的な変形は、
テープ巻体内まで広く生じるが、従来のクランプKでは
心切欠きの入口S2および出口S3およびテープの端部S1に
おいてクランプしたテープ端部がテープの厚さに段を生
じることによつても生じる。その他にしばしば公差のた
め、テープがいくらか斜めにクランプされるようにな
り、それによりこの時ここでも巻周に段を生じ、または
カセツトケーシングにこの高くなつた層が接触して、巻
体が固着することがある。本発明によるテープクランプ
は第2図および第3図に示してある。テープクランプP
およびQは、だいたいにおいて円弧部12、脚部9と10お
よび中央脚11を有するW字形部分からなる。両方の脚9
と10はテープ止め素子13と14を有し、これらテープ止め
素子は、だいたいにおいてくさび状に先細になつた係止
フツク13または14からなる。
フランジを有するまたは持たないリール心20は、周に
切欠き15を有し、この切欠きは、中央に中央凹所17を備
えた2重突起16を有する。中央凹所17の開きは、テープ
クランプPまたはQの中央脚11の根本の寸法とほぼ同じ
であるか、または脚の根本よりいくらか大きい。2重突
起16は両側に係止縁18を有し、これら係止縁は、切欠き
15の底部に対して上方に向けられ、ほぼβ=10゜〜40
゜、特にほぼβ=25゜の角度で延びている。係止フツク
13と14のくさび角αは、βよりもほぼ5゜〜15゜だけ小
さく選定し、第2a図にはα15゜の角度が示してある。
このような構成によれば、突出係止縁17および18と係止
フツク13または14の相互の締付けが行われ、かつその間
にある取付けテープまたはリーダーテープ19は同様に十
分締付けられる。
第2図において脚9と10は、ほぼ切欠き15の底部にま
で達している。脚の長さXは、(プラスチツク材料の締
付けまたは圧縮の後に)比較的正確に、切欠きの半径方
向深さマイナス取付けテープ/リーダーテープの厚さD
にならなければならない。
テープクランプの長さLは、切欠き15の縁輪郭の長さ
lマイナステープの厚さDである。
L=l−D その場合テープ5はクランプの片側だけで固定するも
のとし、このことは、実際に少なくとももう1つの段を
形成しないようにするため有利である。
テープクランプPおよびQは円弧畳突起21、22を有
し、これら円弧状突起は、テープクランプPの場合、脚
9および10を越えてクランプを延長し、かつ図示したよ
うに一定の高さhを有するようにすることができる。突
起21、22のため段23が設けられており、この段の半径方
向高さは、周から測定して同様にhにすることができる
ので、ここに突起21、22が載る。取付けまたはリーダー
テープ5を段23と突起22(または21)の間に固定した場
合、それぞれの突起の端縁は、テープの厚さDだけ切欠
き15の端部より上にあり、これについては第4図および
後の詳細な説明を参照されたい。しかしもはや厚さが一
定でないような、円部分の形をした突起を形成すること
も考えられ、その際段は水平に(リール心周に対して水
平なセカントとして)配置することができる。
第2図および第3図から明らかなように、心の周にお
ける付加的な不連続個所をできるだけ避けるため、テー
プ端部19はそれぞれ空いた空間24、17内にあるようにな
つている。そのためテープクランプPまたはQおよび対
応する切欠きの形には十分な数と大きさの自由空間24、
17が計画的に組込まれており、それにより切欠き15に沿
つて半径方向種々の個所において取付けを行うことがで
きるようにする。
第3図には、間隔を置いた突起対31、切欠き32、端壁
33、34および段35を有するリール心30が示してある。所
属のテープクランプQはテープクランプPに対して次の
ような相違点を有する(原則的に第2図と同じ部品は同
じ符号を有する。)。中央脚36はさらに長く構成されて
おり、かつほぼ切欠き32の底部にまで達している。脚37
および38は、外方へ突出した係止フツク39、40を有し、
これら係止フツクは、端壁33、34の係止縁41と42にはま
つている。くさび角については前に述べたことがあては
まる。そのすぐ上に延長突起21および22があり、これら
突起は段35に載つている。
切欠き32は、この実施例では直接リール心30の外側リ
ング43にまで達しているので、クランプQは、常に心30
の外側リング範囲43だけにおいて自動的に整列されまた
は固定される。
テープクランプQは、係止フツク39、40の間にアンダ
カツト溝44および45を有し、ここにおいて下側縁、すな
わち係止縁41または42がくさび状になつており、かつ外
側リング43に対して接線方向に延びている。
第3図にはクランプ過程の際のスナツプが示されてお
り、その際取付けまたはリーダーテープ19の端部は、破
線位置からさらにクランプの内部に引込まれる。最終状
態においてテープの端部19は自由空間46内に達し、かつ
ここでテープ層の変形が生じることはない。W字形の脚
36、37および38の下縁は、この瞬間の過程をわかり易く
するため破線で示されているが、最終状態において脚36
〜38が心30のリング43にテープ5を押付けるようにする
ことは明らかであり、このことは半径方向の実線47によ
つて示してある。
本発明によるクランプPおよびQの構成には次のこと
に注意する。W字形部分8の脚9および10または37およ
び38の高さXは、その場合同じ寸法にし、しかも心20ま
たは30の周縁から測定して切欠き15または32の深さとち
ようど同じ寸法にする。テープクランプPまたはQ内に
係止したテープ5は、止め素子、すなわち係止フツク14
または40と係止縁18または42の間、または脚11または36
とそれぞれの切欠き15または32の底部の間にある。従つ
てこのテープ5は、クランプの片側だけに接し、かつこ
のクランプの一部は、テープの厚さDだけ切欠き15また
は32からはみ出す。従つて心切欠き15または32から出た
テープ部分28の外面は、ちようどテープクランプPまた
はQの周面のレベルにある。
従つて次式が成り立つ。
B=A+D その場合、 A:それぞれの切欠き内のクランプPまたはQの高さ、 B:切欠き底部上の外へ出たテープ部分28の外面の高さ、 D:取付けテープまたはリーダーテープの端部の厚さ、 である。
その次の外側テープ層29には段のないかつ不連続のな
い円筒周面が提供されるので、これらすべての後続のテ
ープ層について、テープクランプによるテープ変形は、
少なくとも大幅に減少しまたは排除される。明らかに完
全な排除のためには、周方向における切欠きとテープク
ランプの正確な寸法も必要である。
ほぼ20〜50μmの通常のリーダーテープの際の上記精
度の要求のためには、心と切欠きの製造を正確に合わ
せ、それにもかかわらず大量生産で行わなければならな
い。それ故に提案したテープクランプ構成は、テープク
ランプと切欠きの整合度を良好にテストできるような立
体形を有する。
段23または35(例えば高さhを有する)としての切欠
き15および32の最終位置構成、および延長突起21および
22(例えば高さhに相応して同じ厚さを有する)の形成
によれば、製造の際およびその後、クランプおよびリー
ル心の切欠きの問題ない簡単な測定し直しおよび管理を
行うことができる。それによりテープ製造後に生じる問
題をあらかじめ排除することができる。突起が厚さの一
定でない円部分の形を有する場合にも、少なくとも段寸
法および間隔の測定し直しは有利に行うことができる。
カセツト製造の際に組立て処理は次のように行われ
る。
クランプは自動供給され、かつ取付けるべきテープ端
部と共に切欠き内に押込まれる。続いて所定の長さのテ
ープが、適当なリール装置によりリール心に巻かれ、か
つ続いてテープと心は開いたカセツトケーシングに挿入
される。すべての動作は完全自動で行うことができる。
これまでの説明では対になつた突起16および31を前提
としている。第2図に破線48で示すように、2重突起16
を1つの突起にすること(個々の突起16の間の断面の線
を結んだ線を参照)、および矛盾のないように中央脚11
を短縮して切り株11′とし、この時1つになつた突起1
6′の中央に載せることは、明らかにわけなく可能であ
る。
係止縁18と係止フツク13、14における係止作用を増加
するため、2つの個別突起16を互いに押し開くことは、
くさび形中央脚11の役割に属すが、一方切り株11′は突
起16′に押圧力を及ぼすだけであり、それにより純粋な
支持作用は維持される。
簡単化しかつ改善したテープクランプ構成のため、実
際にテープクランプとリール心は経済的に製造でき、か
つクランプ過程は簡単になる。その上さらにテープ変形
により生じる不良カセツトの数をかなり減少できること
によつて、製造したカセツトの品質を改善することがで
きる。
テープクランプの材料、例えばポリオキシメチレン等
は、弾性限界の近くにある弾性を有するようにするので
(すなわちここではちようどまだ塑性変形には入つてい
ない)、巻心に全巻圧を加えた場合、特に作為的に作つ
たテープの厚さの段に関して寸法も変わらない。それ故
にテープクランプは、ほぼ20〜50μmの取付けテープの
厚さのオーダのこの寸法精度を確実にできるように、統
一のとれた弾性係数を有する統一のとれた材料からなる
ようにする。切欠きとテープクランプの公差について
は、これらの公差は、通常の製法において必要な精度内
にある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、磁気テープカセツトのリール心を示す図、第
2図は、テープクランプの第1の実施例を示す図、第2a
図は、第2図の細部を示す図、第3図は、テープクラン
プの第2の実施例を示す図、第4図は、第3図の細部Z
を示す図である。 1……クランプ中央部、2、3……フツク端部、4……
リール心、5……磁気テープ、6……周切欠き、7……
溝、8……中央脚、9、10、37、38……外側脚、11、36
……中央脚、12……円弧状中央部、13、14、39、40……
係止フツク、15、32……切欠き、16、31……突起、18、
41、42……フツク素子(係止縁)、20、30……リール
心、21、22……突起、29、35……段、33、34……端壁、
K、P、Q……クランプ

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープクランプのクランプ係止素子が、リ
    ール心の切欠き内のフック素子と共働し、保持素子とし
    て切欠き内にクランプを保持し、テープ止め素子がテー
    プ端部を固定し、リール心上にあり、切欠きのほぼ中央
    に突出した少なくとも1個の突起(16、31)が、テープ
    クランプを支えるために使われ、テープクランプ(P、
    Q)が、中央脚(11、36)と2つの外側脚(9、10、3
    7、38)による逆W字形のW形部を有し、かつW形部の
    外側脚(9、10、37、38)の少なくとも1つが、係止素
    子(13、14、39、40)を有し、これら係止素子が、切欠
    き(15、32)のフック素子(18、41、42)のうちの少な
    くとも1個と共に保持素子とテープ止め素子を形成し、
    W形部が中央脚(11、36)と外部脚(9、10、37、38)
    を連結する円弧状中央部(12)を有する、少なくとも1
    個の側面フランジを有するまたは有さないテープリール
    のテープクランプ用リール心において、円弧状中央部
    (12)が外部脚(9、10、37、38)を越えて突出し、主
    に一定の厚さ(h)を有する円弧状突起(21、22)を保
    持し、切欠き(15、32)の端壁がそれぞれテープクラン
    プ(P、Q)の円弧状突起(21、22)のための支持段
    (35)を有し、これらの支持段(35)がリール心の円周
    から円弧状突起(21、22)の厚さ(h)に相当する距離
    だけ離れていることを特徴とする、テープリール用のリ
    ール心。
  2. 【請求項2】W形部の中央脚(11)が少なくとも切欠き
    (15)の突起(16)に達していることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項に記載のリール心。
  3. 【請求項3】中央脚(11、36)がリール心の切欠き(1
    5、32)に対称に配置された2個の突起(16、31)の間
    に突出していることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項に記載のリール心。
  4. 【請求項4】切欠き(15、32)の端壁(33、34)に、く
    さび形の断面を有するアンダーカット面(18、41、42)
    が形成されていることを特徴とする、特許請求の範囲第
    1−3項のいずれかに記載のリール心。
  5. 【請求項5】2重の中央突起(16)を有する切欠き(1
    5)に向けて内側に突出するくさび形の断面を有する係
    止突起を持つ外側脚(9、10)を有することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第3項に記載のリール心。
  6. 【請求項6】外部クランプ脚(37、38)が端壁のアンダ
    ーカット面(41、42)を有する切欠き(32)に向けて外
    側に突出する係止フック(39、40)を有し、係止フック
    (39、40)がくさび形の断面を有することを特徴とす
    る、特許請求の範囲第4項に記載のリール心。
  7. 【請求項7】切欠き(15、32)内のアンダーカット面
    の、切欠き底部に対するくさび角(β)がクランプ脚
    (9、10、37、38)上の連係する係止フック(13、14、
    39、40)の、切欠き底部に対するくさび角(α)よりも
    大きいことを特徴とする、特許請求の範囲第4−6項の
    いずれかに記載のリール心。
  8. 【請求項8】切欠き(15、32)内のアンダーカット面
    の、切欠き底部に対するくさび角(β)がクランプ脚
    (9、10、37、38)上の連係する係止フック(13、14、
    39、40)の、切欠き底部に対するくさび角(α)よりも
    5−15゜大きいことを特徴とする、特許請求の範囲第7
    項に記載のリール心。
JP62047893A 1986-03-08 1987-03-04 少なくとも一つの側面フランジを有するまたは持たないテ―プリ―ル用のリ―ル心 Expired - Lifetime JP2526241B2 (ja)

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