JP2526164Y2 - 溶接機のワイヤ送給装置 - Google Patents

溶接機のワイヤ送給装置

Info

Publication number
JP2526164Y2
JP2526164Y2 JP1990076932U JP7693290U JP2526164Y2 JP 2526164 Y2 JP2526164 Y2 JP 2526164Y2 JP 1990076932 U JP1990076932 U JP 1990076932U JP 7693290 U JP7693290 U JP 7693290U JP 2526164 Y2 JP2526164 Y2 JP 2526164Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
wire
winding mechanism
wires
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990076932U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0433463U (ja
Inventor
克己 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP1990076932U priority Critical patent/JP2526164Y2/ja
Publication of JPH0433463U publication Critical patent/JPH0433463U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2526164Y2 publication Critical patent/JP2526164Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、突き合わせて溶接を行う例えばレーザビ
ーム溶接機に係わり、特に、帯板の突き合わせ方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
第3図は例えば実開昭62-174779号公報に示された従
来のワイヤ送給装置である。
図において、(1)は被溶接材、(2)は溶接トー
チ、(3)は第4図のように形成されたワイヤノズル、
(4a)(4b)は溶接ワイヤ用スプール、(5a)(5b)は
ワイヤ送給用のピンチロール、(6)はワイヤ送給チュ
ーブ、(7a)(7b)は溶接ワイヤ、(8)は固定ブロッ
ク、(9)は可動ブロック、(10)は溶接ワイヤ(7)
を交換するときに可動ブロック(9)を駆動するシリン
ダである。
次に動作について説明する。溶接ワイヤ(7a)(7b)
はスプール(4a)(4b)に巻かれており、溶接トーチ
(2)の先端への送給はピンチロール(5a)(5b)で送
給する。また、溶接トーチ(2)の中心と溶接ワイヤ
(7b)の中心が一致しないと溶接ワイヤ(7b)が溶接部
より外れて溶接不良が発生する。そのために、第4図に
示すようにワイヤノズル内径と溶接ワイヤ外径との隙間
をできるだけ小さくして、ワイヤノズル(3)で溶接ワ
イヤ(7b)の位置を定めている。ワイヤ送給チューブ
(6)はピンチロール(5a)(5b)をワイヤノズル
(3)との間のワイヤ送給を安定にさせるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のワイヤ送給装置は溶接トーチ(2)に対してワ
イヤノズル(3)が1台という構成になっているので、
被溶接材(1)の材質などによって、溶接ワイヤ(7)
の材質を変える必要がある。しかし、溶接終了時に溶接
ワイヤの先端部に第5図に示すような球(7c)が発生す
るので、固定ブロック(8)まで巻き戻すときにワイヤ
ノズル(3)先端に引っかかる。従って、溶接終了時に
球の部分を取り除く必要があり、自動化ができないとい
った問題点があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためにされ
たもので、被溶接材の変更の都度、溶接ワイヤの先端の
球を切断して取り除くことなく、自動運転ができるワイ
ヤ送給装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係わるワイヤ送給装置は、第1及び第2の
溶接ワイヤが巻かれた第1及び第2のスプール、この各
スプールから上記各溶接ワイヤを送給する第1及び第2
のピンチロール、この各ピンチロールから送給される上
記各溶接ワイヤを案内する固定ブロック及びこの固定ブ
ロックと協働して上記各溶接ワイヤの選択された方を切
断する可動ブロックで構成された切断機構、切断された
上記各溶接ワイヤを巻取りできるドラムを有する巻取機
構、上記各溶接ワイヤのいずれかを溶接部に案内すると
共に、切断された上記溶接ワイヤを保持したまま上記溶
接部から上記巻取機構まで移動できるワイヤノズル、並
びにこのワイヤノズルと一体で上記溶接部から上記巻取
機構へ移動して、切断された上記溶接ワイヤの端部を上
記巻取機構のドラムに溶接する溶接トーチを備えたもの
である。
〔作用〕
この考案におけるワイヤ送給装置は溶接ワイヤ切断機
構と不要な溶接ワイヤを巻き取る巻取機構を設けること
により、溶接ワイヤの交換が自動化され、自動溶接装置
における作業者の作業が軽減される。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明する。第
1図及び第2図において、(11)(12)は切断機構を持
った固定ブロック及び可動ブロック、(13)は不要な溶
接ワイヤを巻き取るためのドラムを有する巻取機構、
(14)は巻取機構(13)を駆動する電動機である。
次に動作について説明する。第1図において、スプー
ル(4a)(4b)に巻いてある溶接ワイヤ(7a)(7b)は
予めピンチロール(5a)(5b)に挿入し、ワイヤノズル
(3)まで供給する。被溶接材(1)などの情報によっ
て、どちらの溶接ワイヤを使用するか選択されるので、
可動ブロック(12)をその情報により可動させる。第1
図ではスプール(4b)の溶接ワイヤ(7b)を選択してい
る。スプール(4a)の溶接ワイヤ(7a)を使用しようと
すると、先ず、可動ブロック(12)をシリンダ(10)に
て可動させ今まで使用していた溶接ワイヤ(7b)を切断
する。次に、溶接トーチ(2)を巻取機構(13)の位置
に移動させて巻取機構(13)のドラムに先端部を溶接す
る。第2図にあるように巻取機構(13)と直結された電
動機(14)を回転すれば不要な溶接ワイヤ(7b)は巻き
取られる。ワイヤノズル(3)に溶接ワイヤ(7b)がな
くなればピンチロール(5a)にてスプール(4a)の溶接
ワイヤ(7a)をワイヤノズル(3)に送給すればよい。
上記実施例において、スプール(4a)(5a)に巻かれ
た溶接ワイヤ(7a)(7b)は同じものを使用すれば、溶
接ワイヤの送給量が増えるので長時間の運転ができる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば不要な溶接ワイヤの
巻取機構を設けたので、被溶接材に対応した溶接ワイヤ
の交換が自動化でき、作業を中断することなく連続運転
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるワイヤ送給装置を示
す正面図、第2図は第1図の要部を示す正面図、第3図
は従来のワイヤ送給装置の正面図、第4図はワイヤノズ
ルの断面図、第5図は溶接終了時の溶接ワイヤの先端形
状を示す断面図である。図において(1)は被溶接材、
(2)は溶接トーチ、(3)はワイヤノズル、(4a)
(4b)はスプール、(5a)(5b)はピンチロール、(7
a)(7b)は溶接ワイヤ、(11)は固定ブロック、(1
2)は可動ブロック、(13)は巻取機構である。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2の溶接ワイヤが巻かれた第1
    及び第2のスプール、この各スプールから上記各溶接ワ
    イヤを送給する第1及び第2のピンチロール、この各ピ
    ンチロールから送給される上記各溶接ワイヤを案内する
    固定ブロック及びこの固定ブロックと協働して上記各溶
    接ワイヤの選択された方を切断する可動ブロックで構成
    された切断機構、切断された上記各溶接ワイヤを巻取り
    できるドラムを有する巻取機構、上記各溶接ワイヤのい
    ずれかを溶接部に案内すると共に、切断された上記溶接
    ワイヤを保持したまま上記溶接部から上記巻取機構まで
    移動できるワイヤノズル、並びにこのワイヤノズルと一
    体で上記溶接部から上記巻取機構へ移動して、切断され
    た上記溶接ワイヤの端部を上記巻取機構のドラムに溶接
    する溶接トーチを備えた溶接機のワイヤ送給装置。
JP1990076932U 1990-07-17 1990-07-17 溶接機のワイヤ送給装置 Expired - Lifetime JP2526164Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990076932U JP2526164Y2 (ja) 1990-07-17 1990-07-17 溶接機のワイヤ送給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990076932U JP2526164Y2 (ja) 1990-07-17 1990-07-17 溶接機のワイヤ送給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0433463U JPH0433463U (ja) 1992-03-18
JP2526164Y2 true JP2526164Y2 (ja) 1997-02-19

Family

ID=31618847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990076932U Expired - Lifetime JP2526164Y2 (ja) 1990-07-17 1990-07-17 溶接機のワイヤ送給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2526164Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0433463U (ja) 1992-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20100097061A (ko) 용접 와이어 바꿔 감기 방법 및 그 장치
ATE337886T1 (de) ßSß FORMGIESSEN IM SCHWEISSDRAHT
JPS58144056A (ja) 線材を線材コイルから加工位置に送るための装置
JP2526164Y2 (ja) 溶接機のワイヤ送給装置
CA2320975A1 (en) Apparatus and method for continuously reeling a web material
KR960032526A (ko) 코일 와인딩장치 및 코일 와인딩방법
JPH10216864A (ja) 線条体の送り出し装置
JPH01170593A (ja) 溶接ワイヤ送給装置
JPS5910869B2 (ja) 非消耗性電極式全姿勢自動溶接装置
JPH01222421A (ja) 巻線装置とその装置による巻線方法
RU2133396C1 (ru) Способ изготовления щеточного уплотнения
JP2696389B2 (ja) ワイヤ電極交換装置
KR200293633Y1 (ko) 미권취 선재 자동 절단 장치
JP2586128B2 (ja) ロボットを用いた自動アーク溶接方法
US6033508A (en) Method and apparatus for manufacturing ribbon roll
JP7455721B2 (ja) 線材処理システム及び線材処理方法
JP2581383B2 (ja) 巻鉄心の成形方法
JP3580570B2 (ja) 巻線装置及び巻線方法
KR100217432B1 (ko) 적층감기코일형성방법 및 그 장치
JPS62161472A (ja) 溶接ワイヤ切替送給装置
JP2505955B2 (ja) からげ装置および該からげ装置を備えた巻線機
JPH11104864A (ja) フィラーワイヤ供給装置
JPH03166022A (ja) 放電加工機
JPH0675784B2 (ja) 溶接装置
JPS62270280A (ja) 溶接ワイヤ先端形状の整形方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term