JP2526142B2 - ゴルフクラブの溝角及びシャフト角の測定装置 - Google Patents
ゴルフクラブの溝角及びシャフト角の測定装置Info
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- JP2526142B2 JP2526142B2 JP1343648A JP34364889A JP2526142B2 JP 2526142 B2 JP2526142 B2 JP 2526142B2 JP 1343648 A JP1343648 A JP 1343648A JP 34364889 A JP34364889 A JP 34364889A JP 2526142 B2 JP2526142 B2 JP 2526142B2
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- golf club
- groove
- shaft
- measurement
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ゴルフクラブのライ角及びロフト角を導出
するために用いるゴルフクラブ溝角及びシャフト角の測
定装置に関するものである。
するために用いるゴルフクラブ溝角及びシャフト角の測
定装置に関するものである。
従来、ゴルフクラブ、特に、第６図に示すような、ア
イアンヘッドのライ角θL1及びロフト角θL2は、特殊な
測定定規をアイアンヘッドの所定位置にあてがい、その
目盛りを読むことにより個別に測定している。
イアンヘッドのライ角θL1及びロフト角θL2は、特殊な
測定定規をアイアンヘッドの所定位置にあてがい、その
目盛りを読むことにより個別に測定している。
ところで、この測定定規をアイアンヘッドの所定位置
にあてがう接触式の測定法は、測定誤差が大きく、しか
も非能率的であった。
にあてがう接触式の測定法は、測定誤差が大きく、しか
も非能率的であった。
本発明は、非接触でゴルフクラブの溝角及びシャフト
角を測定するためのゴルフクラブの溝及びシャフト角の
測定装置を提供するもので、これにより、ゴルフクラブ
のライ角及びロフト角を精度良く、かつ簡便に導出する
ことができるようにするものである。
角を測定するためのゴルフクラブの溝及びシャフト角の
測定装置を提供するもので、これにより、ゴルフクラブ
のライ角及びロフト角を精度良く、かつ簡便に導出する
ことができるようにするものである。
上記目的を達成するため、本発明のゴルフクラブの溝
角及びシャフト角の測定装置は、表面に複数本の測定線
を平行かつ等間隔に形成するとともに、ゴルフクラブの
シャフトを測定線に対して平行に固定する固定具を備え
た測定補助板と、ゴルフクラブを固定した測定補助板を
載置する測定台とからなり、測定台には、その内部にCC
Dカメラ及び照明器を備え、CCDカメラによって、測定台
の側板と天板にそれぞれ穿設した窓孔を通して、クラブ
ヘッドの溝面に形成された溝及び測定補助板の表面に形
成された溝を撮影するようにしたことを要旨とする。
角及びシャフト角の測定装置は、表面に複数本の測定線
を平行かつ等間隔に形成するとともに、ゴルフクラブの
シャフトを測定線に対して平行に固定する固定具を備え
た測定補助板と、ゴルフクラブを固定した測定補助板を
載置する測定台とからなり、測定台には、その内部にCC
Dカメラ及び照明器を備え、CCDカメラによって、測定台
の側板と天板にそれぞれ穿設した窓孔を通して、クラブ
ヘッドの溝面に形成された溝及び測定補助板の表面に形
成された溝を撮影するようにしたことを要旨とする。
以下、本発明のゴルフクラブの溝角及びシャフト角の
測定装置を図示の実施例に基づいて説明する。
測定装置を図示の実施例に基づいて説明する。
ゴルフクラブは、第５図に示すように、基準線O-Oに
対して、クラブヘッドＨの溝面H1の溝H2がなす角を溝角
θｍとし、シャフトＳがなす角をシャフト角θｓという
が、このとき、ライ角θL1とロフト角θL2は、この溝角
θｍとシャフト角θｓと次式の関係を有する。
対して、クラブヘッドＨの溝面H1の溝H2がなす角を溝角
θｍとし、シャフトＳがなす角をシャフト角θｓという
が、このとき、ライ角θL1とロフト角θL2は、この溝角
θｍとシャフト角θｓと次式の関係を有する。
ライ角θL1＝180°−θｒ（Ｋ≧０のとき）又はθｒ
（Ｋ＜０のとき） ロフト角θL2＝θｓ これにより、溝角θｍとシャフト角θｓが分かれば、
これを、上記計算式が組み込まれたコンピュータに入力
して、ライ角θL1とロフト角θL2を導出することができ
る。
（Ｋ＜０のとき） ロフト角θL2＝θｓ これにより、溝角θｍとシャフト角θｓが分かれば、
これを、上記計算式が組み込まれたコンピュータに入力
して、ライ角θL1とロフト角θL2を導出することができ
る。
本発明のゴルフクラブの溝角及びシャフト角の測定装
置は、非接触でゴルフクラブの溝角θｍ及びシャフト角
θｓを測定するためもので、箱状の測定台１と、天板状
の測定補助板Ｐとから構成される。
置は、非接触でゴルフクラブの溝角θｍ及びシャフト角
θｓを測定するためもので、箱状の測定台１と、天板状
の測定補助板Ｐとから構成される。
測定台１は、側板1aと天板1bにそれぞれ窓孔2,3を穿
設し、天板1aの上面にゴルフクラブを載置するように
し、測定台１の内部に窓孔2,3に向けて照明器4,5及びCC
Dカメラ6,7を備える。
設し、天板1aの上面にゴルフクラブを載置するように
し、測定台１の内部に窓孔2,3に向けて照明器4,5及びCC
Dカメラ6,7を備える。
このCCDカメラ6,7には、コンピュータ８に内蔵されて
いるCCDカメラビデオ入力基板９が接続されるととも
に、コンピュータ８には、プリンタ10、ディスプレイ1
1、キーボード12が接続される。
いるCCDカメラビデオ入力基板９が接続されるととも
に、コンピュータ８には、プリンタ10、ディスプレイ1
1、キーボード12が接続される。
測定補助板Ｐは、表面に複数本の測定線P1を平行かつ
等間隔に形成するとともに、裏面にゴルフクラブのシャ
フトＳを測定線P1に対して平行に抱持するようにして固
定する固定具P2を備える。
等間隔に形成するとともに、裏面にゴルフクラブのシャ
フトＳを測定線P1に対して平行に抱持するようにして固
定する固定具P2を備える。
この測定装置を用いて、ゴルフクラブのθｍ及びシャ
フト角θｓの測定を行う場合、第１図、第３図及び第５
図に示すように、まず、ゴルフクラブを、ゴルフクラブ
のシャフトＳの軸が測定線P1と平行になるように測定補
助板Ｐに固定する。この場合、ゴルフクラブを固定した
測定補助板Ｐを測定台１の天板1b上に載置したとき、ク
ラブヘッドＨの溝面H1を測定台１の側板1aに対して平行
に設置することができるように、ゴルフクラブのシャフ
トＳをその軸を中心に回転、調整してゴルフクラブを測
定補助板Ｐに固定する。
フト角θｓの測定を行う場合、第１図、第３図及び第５
図に示すように、まず、ゴルフクラブを、ゴルフクラブ
のシャフトＳの軸が測定線P1と平行になるように測定補
助板Ｐに固定する。この場合、ゴルフクラブを固定した
測定補助板Ｐを測定台１の天板1b上に載置したとき、ク
ラブヘッドＨの溝面H1を測定台１の側板1aに対して平行
に設置することができるように、ゴルフクラブのシャフ
トＳをその軸を中心に回転、調整してゴルフクラブを測
定補助板Ｐに固定する。
そして、測定台１の天板1bの上面に、ゴルフクラブを
固定した測定補助板Ｐを、測定線P1を形成した面が天板
1bの窓孔３から見ることができるように、また、クラブ
ヘッドＨの溝面H1が測定台１の側板1aの窓孔３から見る
ことができ、かつ溝面H1と側板1aとが平行になるよう
に、調整して載置する。
固定した測定補助板Ｐを、測定線P1を形成した面が天板
1bの窓孔３から見ることができるように、また、クラブ
ヘッドＨの溝面H1が測定台１の側板1aの窓孔３から見る
ことができ、かつ溝面H1と側板1aとが平行になるよう
に、調整して載置する。
この状態で、測定台１の内部には設け照明器4,5によ
り窓孔2,3を通してクラブヘッドＨの溝面H1及び測定補
助板Ｐを照射し、CCDカメラ6,7によって、窓孔2,3を通
して、クラブヘッＨの溝面H1に形成された溝H2及び測定
補助板Ｐの表面に形成された溝P1を撮影する。
り窓孔2,3を通してクラブヘッドＨの溝面H1及び測定補
助板Ｐを照射し、CCDカメラ6,7によって、窓孔2,3を通
して、クラブヘッＨの溝面H1に形成された溝H2及び測定
補助板Ｐの表面に形成された溝P1を撮影する。
CCDカメラ6,7からの映像信号は、CCDカメラビデオ入
力基板９を経てコンピュータ８に入力され、演算回路に
て演算され、測定値がプリンタ10又はディスプレイ11か
ら出力される。
力基板９を経てコンピュータ８に入力され、演算回路に
て演算され、測定値がプリンタ10又はディスプレイ11か
ら出力される。
これにより、映像信号から直接的に溝角θｍとシャフ
ト角θｓを知ることができ、さらに、コンピュータ８に
上記計算式を組み込んでおけば、ライ角θL1とロフト角
θL2を同時に導出することができる。
ト角θｓを知ることができ、さらに、コンピュータ８に
上記計算式を組み込んでおけば、ライ角θL1とロフト角
θL2を同時に導出することができる。
また、１台のCCDカメラ16にて溝角θｍとシャフト角
θｓの測定を行うことも可能である。
θｓの測定を行うことも可能である。
この場合、第４図に示すように、測定台１内には１台
のCCDカメラ16と照明器とを設けるとともに、このCCDカ
メラ16を側板1aに形成した窓孔２に向けて設け、窓孔２
を通してクラブヘッドＨをCCDカメラ16にて撮影するよ
うにする。また、窓孔２とCCDカメラ16との間に反転可
能に鏡17を設け、鏡17を反転させることにより、天板1b
に形成した窓孔３を通して鏡17に映った測定補助板Ｐを
CCDカメラ16にて撮影するようにする。
のCCDカメラ16と照明器とを設けるとともに、このCCDカ
メラ16を側板1aに形成した窓孔２に向けて設け、窓孔２
を通してクラブヘッドＨをCCDカメラ16にて撮影するよ
うにする。また、窓孔２とCCDカメラ16との間に反転可
能に鏡17を設け、鏡17を反転させることにより、天板1b
に形成した窓孔３を通して鏡17に映った測定補助板Ｐを
CCDカメラ16にて撮影するようにする。
本発明のゴルフクラブの溝角及びシャフト角の測定装
置によれば、ゴルフクラブの溝角及びシャフト角を非接
触で測定することができ、これにより、ゴルフクラブの
ライ角及びロフト角を精度良く、かつ簡便に導出するこ
とができる。
置によれば、ゴルフクラブの溝角及びシャフト角を非接
触で測定することができ、これにより、ゴルフクラブの
ライ角及びロフト角を精度良く、かつ簡便に導出するこ
とができる。
第１図は本発明のゴルフクラブの溝角及びシャフト角の
測定装置の第１実施例の全体の説明図、第２図は測定台
の説明図、第３図は測定補助板の説明図、第４図は本発
明のゴルフクラブの溝角及びシャフト角の測定装置の第
２実施例の測定台の説明図、第５図は本発明のゴルフク
ラブの溝角及びシャフト角の測定装置の測定原理の説明
図、第６図はゴルフクラブのライ角及びロフト角を示す
図である。 １は測定台、1aは側板、1bは天板、2,3は窓孔、4,5は照
明器、6,7,16はCCDカメラ、８はコンピュータ、17は反
転鏡、Ｈはクラブヘッド、H1は溝面、H2は溝、Ｐは測定
補助板、P1は測定線、P2はシャフト固定具、Ｓはシャフ
ト、θL1はライ角、θL2はロフト角、θｍは溝角、θｓ
はシャフト角。
測定装置の第１実施例の全体の説明図、第２図は測定台
の説明図、第３図は測定補助板の説明図、第４図は本発
明のゴルフクラブの溝角及びシャフト角の測定装置の第
２実施例の測定台の説明図、第５図は本発明のゴルフク
ラブの溝角及びシャフト角の測定装置の測定原理の説明
図、第６図はゴルフクラブのライ角及びロフト角を示す
図である。 １は測定台、1aは側板、1bは天板、2,3は窓孔、4,5は照
明器、6,7,16はCCDカメラ、８はコンピュータ、17は反
転鏡、Ｈはクラブヘッド、H1は溝面、H2は溝、Ｐは測定
補助板、P1は測定線、P2はシャフト固定具、Ｓはシャフ
ト、θL1はライ角、θL2はロフト角、θｍは溝角、θｓ
はシャフト角。
Claims (1)
- 【請求項１】表面に複数本の測定線を平行かつ等間隔に
形成するとともに、ゴルフクラブのシャフトを測定線に
対して平行に固定する固定具を備えた測定補助板と、ゴ
ルフクラブを固定した測定補助板を載置する測定台とか
らなり、測定台には、その内部に照明器及びCCDカメラ
を備え、CCDカメラによって、測定台の側板と天板にそ
れぞれ穿設した窓孔を通して、クラブヘッドの溝面に形
成された溝及び測定補助板の表面に形成された溝を撮影
するようにしたことを特徴とするゴルフクラブの溝角及
びシャフト角の測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1343648A JP2526142B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | ゴルフクラブの溝角及びシャフト角の測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1343648A JP2526142B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | ゴルフクラブの溝角及びシャフト角の測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03198876A JPH03198876A (ja) | 1991-08-30 |
| JP2526142B2 true JP2526142B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=18363159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1343648A Expired - Lifetime JP2526142B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | ゴルフクラブの溝角及びシャフト角の測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2526142B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2596497B2 (ja) * | 1992-12-14 | 1997-04-02 | 近江度量衡株式会社 | ゴルフクラブロフト角度測定器 |
| US6871414B2 (en) * | 2003-05-08 | 2005-03-29 | Taylor Made Golf Company, Inc. | Apparatus and method for measuring and adjusting golf club loft and lie |
| JP7231656B2 (ja) * | 2018-06-12 | 2023-03-01 | カーステン マニュファクチュアリング コーポレーション | コンピュータビジョンを使用して３ｄ特性を測定するためのシステム及び方法 |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP1343648A patent/JP2526142B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03198876A (ja) | 1991-08-30 |
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