JP2525233Y2 - 駐車ブレーキの操作装置 - Google Patents

駐車ブレーキの操作装置

Info

Publication number
JP2525233Y2
JP2525233Y2 JP4595391U JP4595391U JP2525233Y2 JP 2525233 Y2 JP2525233 Y2 JP 2525233Y2 JP 4595391 U JP4595391 U JP 4595391U JP 4595391 U JP4595391 U JP 4595391U JP 2525233 Y2 JP2525233 Y2 JP 2525233Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shift
shaft
brake
operating
hardware
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4595391U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04130575U (ja
Inventor
秀介 根本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd filed Critical Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP4595391U priority Critical patent/JP2525233Y2/ja
Publication of JPH04130575U publication Critical patent/JPH04130575U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2525233Y2 publication Critical patent/JP2525233Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は作業車両において、駐
車時に車両を走行不能にロックしておくための駐車ブレ
ーキを作動させる操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】作業車両の駐車ブレーキは一般に変速レ
バーとは別のブレーキレバーによって作動せしめられる
こととされているのに対し、変速レバーによって駐車ブ
レーキを作動させることとした技術が米国特許No.4,71
3,983に開示されている。
【0003】本公知例は駐車ブレーキそのものも変速シ
フト機構を利用して構成しており、変速軸上に一連の変
速歯車を遊嵌設置し変速軸外周面の長溝内を摺動させる
シフトキーにより変速歯車の1個宛を選択的に変速軸に
対し結合するキーシフト式変速装置を備えた作業車両に
おいて、シフトキー先端の歯車結合用のクラッチ突起が
突入可能な溝穴を、変速軸を挿通するミッションケース
壁に形成し、駐車時には変速レバーによりシフトキーを
上記したクラッチ突起が溝穴へと突入する位置まで摺動
させて、シフトキーを介し変速軸をミッションケースに
対し回転不能にロックして車両の不測発進を防止するこ
ととしている。
【0004】上述の米国特許に開示の駐車ブレーキとそ
の操作機構は、ほぼ全て変速シフト機構を利用して構成
されていることから極めて簡単な構造のものであり、ま
た車両の走行中にシフトキーが不測に移動して車両を急
停止させる危険性は、変速操作機構中に設けられたデテ
ント手段によって確実に排除されることになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし本公知例のよう
に肉厚が小さい板片から成るシフトキーにより車両の走
行不能なロックを得る構造によると、坂道等での駐車時
にシフトキー先端のクラッチ突起に加わる力、及び変速
軸の若干の回転変位を伴ないつつクラッチ突起が固定ミ
ッションケース壁の溝穴に突入するときの衝撃によって
シフトキー、特にそのクラッチ突起部に変形を生じ事後
の変速シフトが円滑に行なわれなくなる事態が、短期間
のうちに生じうると認められる。
【0006】また本公知技術はキーシフト式変速装置を
備える作業車両においてのみ適用でき、ギヤシフト或は
可動クラッチ部材により変速を行なう一般の作業車両に
は適用できない。
【0007】そこでこの考案は、例えば実開昭54−9
5676号公報等から周知であるように変速レバーによ
って選択的に摺動及び回転変位させる操作軸を設け、こ
の操作軸に取付けたシフトピンを操作軸の摺動変位によ
り変速用のシフトフォークに対し係合させた上で、操作
軸を回転変位させて変速シフトを得るように構成された
変速操作機構を設けてある作業車両において、変速レバ
ーにより駐車ブレーキを、車両の走行中に駐車ブレーキ
が不測に作動する危険を単純な構造で回避することとし
つつ変速操作機構と操作軸を共用した形で作動させうる
こととする、駐車ブレーキの新規な操作装置を提供しよ
うとするものである。
【0008】またこの考案は上述の目的を達成するため
の構造を利用して、駐車ブレーキを作動状態にロックし
て車両の不測発進を確実に防止することとしてある、駐
車ブレーキの操作装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのためにこの考案は添
付図に例示するように、変速レバー11によって選択的
に摺動及び回転変位させる操作軸12を設け、この操作
軸12に取付けたシフトピン13を操作軸11の摺動変
位により変速用のシフトフォーク14,15に対し選択
的に係合させた上で、操作軸12の回転変位により上記
シフトピン13を介しシフトフォーク14,15の摺動
変位を得るように構成された変速操作機構を設けてある
作業車両において、次のような手段を講じた。すなわち
前記操作軸12の軸線まわりでの回動変位により駐車ブ
レーキ16を作動させるブレーキ作動金物17を該操作
軸12上に、このブレーキ作動金物17に対し操作軸1
2が相対的に摺動及び回転変位可能であるように設け、
該ブレーキ作動金物17を駐車ブレーキ16の非制動位
置で回転変位不能に拘束するデテント手段18を、固定
支枠19とブレーキ作動金物17間に配して設ける一
方、前記操作軸12の摺動変位操作により前記シフトピ
ン13が前記シフトフォーク14,15から外された状
態でブレーキ作動金物17に設けた穴20に突入し上記
デテント手段18によるブレーキ作動金物17の拘束を
解除すると共に該ブレーキ作動金物17を操作軸12に
対し相対回転変位不能に結合するピン部材21を、操作
軸12に固定支持させて設けるのである。
【0010】またこの考案は、前記ブレーキ作動金物1
7の駐車ブレーキ制動位置において前記シフトピン13
を前記シフトフォーク14,15から外す方向への前記
操作軸12の摺動変位により前記ピン部材21を突入さ
せうるロック孔22を、前記固定支枠19に設けること
も提案するものである(請求項2)。
【0011】
【作用】図1,5がブレーキ作動金物17の駐車ブレー
キ非制動位置を示しており、この状態ではデテント手段
18によってブレーキ作動金物17が回転変位不能に拘
束され、これによって駐車ブレーキ16が非作動状態に
維持される。操作軸12上のシフトピン13は変速レバ
ー11による操作軸12の摺動変位操作によって図1に
示すように一方のシフトフォーク14に、或はそれより
操作軸12を図1,5の矢印A反対方向に若干変位させ
て他方のシフトフォーク15に、係合せしめられ、同様
に変速レバー11による操作軸12の回転変位操作によ
って対応するシフトフォーク14或は15を摺動変位さ
せる。
【0012】図1,5に示す状態から変速レバー11に
より操作軸12を矢印A方向に摺動変位させるとシフト
ピン13が何れのシフトフォーク14,15からも外さ
れるが、そのときピン部材21は図6に示すように、ブ
レーキ作動金物17の穴20に突入しデテント手段18
によるブレーキ作動金物17の拘束を解除すると共に同
金物17を操作軸12に対し相対回転変位不能に結合す
る。したがって変速レバー11によって操作軸12を回
動させ、同軸12の軸線まわりでのブレーキ作動金物1
7の回動変位を得て図1に示す駐車ブレーキ16を作動
させることができる。
【0013】図7が、図6の状態からブレーキ作動金物
17を回動変位させて得た同金物17の駐車ブレーキ制
動位置を示しており、同回動変位後にシフトピン13を
シフトフォーク14,15から外す方向である矢印A方
向に操作軸12をさらに摺動変位させると、図7に示す
ようにピン部材21が固定支枠19のロック孔22に対
し突入する。したがってブレーキ作動金物17はピン部
材21を介して固定支枠19に回動不能にロックされ、
これによって図1に示す駐車ブレーキ16がその作動状
態にロックされる。
【0014】
【実施例】図2は本案実施例を装備するトラクタのミッ
ションケース25内の変速機構を示しており、ミッショ
ンケース25内の前半部には主変速装置26を、後半部
には副変速装置27を、それぞれ配設してある。主変速
装置26は前後方向に沿わせた上下の中空駆動軸28と
変速軸29間に配設され、また副変速装置27は中空駆
動軸28延長線上の中空伝動軸30と変速軸29延長線
上のプロペラ軸31間に配設されている。中空伝動軸3
0は歯車32,33によって変速軸29に減速連動連結
され、プロペラ軸31はミッションケース25に後続さ
せたリヤハウジング34内へ突入させて図外の左右の後
輪を駆動するものとされている。中空の駆動軸28及び
伝動軸30を貫通させてPTO系の伝動軸35が設けら
れ、この伝動軸35はトラクタ機体から後方へ延出させ
てある図外のリヤPTO軸を駆動するために用いられて
いる。
【0015】前記変速レバー11は上記した副変速装置
27をシフト操作するために設けられており、同変速装
置27は変速レバー11によって摺動変位操作されるシ
フト歯車37とクラッチ金物38をプロペラ軸31上に
おいて備えている。このうちシフト歯車37は伝動軸3
0に一体形成した小歯車39と、この小歯車39により
図外の減速歯車機構を介し減速駆動される小歯車40と
に対し噛合せうるものとされ、歯車37,40の噛合せ
によっては1速の回転数、歯車37,39の噛合せによ
っては2速の回転数が、それぞれプロペラ軸31に得ら
れることとされている。伝動軸30上に固定設置した歯
車41に対し噛合せてある歯車42をプロペラ軸31上
に遊嵌設置してあり、クラッチ金物38は該歯車42を
プロペラ軸31に対し結合する位置とプロペラ軸31を
変速軸29に対し直結する位置とに選択的に変位させう
るものとされている。歯車42をプロペラ軸31に結合
すると3速の回転数が、そして軸29,31間の直結に
よっては4速の回転数が、それぞれプロペラ軸31に得
られる。
【0016】図1,2に示すように前記操作軸12は、
ミッションケース25頂壁の開口を覆う蓋44とこの蓋
44の一側外面上に装着した筒状の前記固定支枠19と
に支持させて、摺動及び回転変位可能に設けられてい
る。なお図示の操作軸12は、カップリング45によっ
て互に連結された2軸から成る。前記シフトフォーク1
4,15は前後方向に沿わせた摺動可能なフォークシヤ
フト46,47上に固定設置され、下端部でシフト歯車
37及びクラッチ金物38に対しそれぞれ係合させてあ
る。シフトピン13はそのボス部で操作軸12に固定さ
れ、操作軸12の摺動変位により下端部をシフトフォー
ク14,15上面の溝穴内に臨ませられて該各フォーク
に対し係合する。操作軸12の外端部には変速作動金物
48を嵌着してあり、固定支枠19から一体的に張出し
た支持アーム19aにボール49を介して回動自在に支
持させてある変速レバー11は、その下端の球部で変速
作動金物48に対し係合させてある。
【0017】図示の駐車ブレーキ16は前記シフト歯車
37を図2に示す中立位置で回転不能に拘束し、もって
プロペラ軸37を回転不能に制動するものに構成されて
いる。すなわち図1に示すようにミッションケース25
の一側内面側に前後方向の支軸50まわりで回動可能に
支持したブレーキ金物51を設け、このブレーキ金物5
1に形成した歯51aをシフト歯車37の歯に噛合せて
該歯車37を回転不能に拘束することとされている。ミ
ッションケース25の一側壁を貫通させた回転可能なブ
レーキ作動軸52を設けてあり、このブレーキ作動軸5
2の内端に偏心位置で略半球状の作動突起52aを設
け、支軸50上に配設されたトルクばね53によってブ
レーキ金物51を、シフト歯車37の反対向きに回動附
勢し作動突起52aに対し係合させてある。ブレーキ操
作軸52が一方向に回転変位せしめられるとき作動突起
52aはブレーキ金物51をシフト歯車37向きに回動
変位させ、もって駐車ブレーキ16を作動させる。
【0018】図1,3に示すように操作軸12上の前記
ブレーキ作動金物17にはリンク片55を取付けてあ
り、このリンク片55とブレーキ作動軸52に取付けた
ブレーキアーム56とが他のリンク片57によって次の
ように接続されている。すなわち両リンク片55,57
はピン58によって相対回動自在に接続されているが、
ブレーキアーム56とリンク片57間は、ブレーキアー
ム56に取付けたピン59をリンク片57に設けた長孔
57aに挿通することによって接続されている。そして
ピン58,59間には、図3でみて上側に開いた両リン
ク片55,57間の角度を小さくする向きの両リンク5
5,57間の相対回動によって伸長せしめられてばね力
を貯える引張りばね60を張設してある。ブレーキ作動
金物17とリンク片55は図3に示す矢印B方向に操作
軸12軸線まわりで回動せしめられて駐車ブレーキ16
を作動させるものとされているが、上記引張りばね60
は次の目的で設けられている。すなわち駐車ブレーキ1
6においてシフト歯車37が同歯車37の歯に対しブレ
ーキ金物51の歯51aが噛合いうる位相になくブレー
キアーム56の回動変位が歯車37の歯に対するブレー
キ金物51の歯51aの接当により一旦阻止されると
き、矢印B方向へのリンク片55の回動によってピン5
9が長孔57a内を摺動しつつ両ピン58,59間の間
隔が拡げられ両リンク片55,57間の上記角度が小さ
くされて引張りばね60が伸長し、これにより次いで歯
車37の回転変位によりブレーキアーム56の回動変位
が可能とされたときにブレーキ作動軸52とブレーキ金
物51が貯えられたばね力で回動せしめられて駐車ブレ
ーキ16を作動させるようにされているのである。
【0019】図1及び図3−7に示すようにブレーキ作
動金物17は固定支枠19の外面に衝合させて操作軸1
2上に設けられており、ブレーキ作動金物17の前記穴
20は、固定支枠19側を大径として中途に環状段部2
0aを有するものに形成されている。そして前記デテン
ト手段18は固定支枠19に設けた穴19aと上記穴2
0とにまたがって摺動可能なデテントピン18aを、固
定支枠19の穴19aに挿入したばね18bによってブ
レーキ作動金物17の穴20に突入する向きに移動附勢
してあるものに構成されている。図6に示すようにデテ
ントピン18aは環状段部20aに係合する位置まで突
出して、ブレーキ作動金物17をその駐車ブレーキ非作
動位置で回動不能に拘束する。
【0020】また前記ピン部材21は前記変速作動金物
48に取付けることによって操作軸12に固定支持させ
てあり、図1,6に示すように駐車ブレーキ非作動位置
にあるブレーキ作動金物17の穴20に対面するように
配置され、図1に示す状態から操作軸12が矢印A方向
に摺動操作されシフトピン13がシフトフォーク46,
47から外されると図6に示すように穴20に突入して
デテントピン21を押し、該ピン21を固定支枠19の
穴19a内に没入させてデテント手段18のデテント作
用を解除するものとされている。固定支枠19の前記ロ
ック孔22は、ブレーキ作動金物17が駐車ブレーキ作
動位置まで回動せしめられると該金物17の穴20に対
面位置するように配して設けられており、駐車ブレーキ
16を作動させた上で操作軸12と変速作動金物48を
さらに矢印A方向に変位操作すると図7に示すようにピ
ン部材21が穴20とロック孔22とにまたがる位置を
とり、これによってブレーキ作動金物17がその駐車ブ
レーキ作動位置で回転不能に拘束される。
【0021】図5−7には変速レバー11をその中途で
ガイドするレバーガイド(図示せず)のガイド溝62も
併せ示してあり、図2に示す前記副変速装置27が前述
のように1速−4速の変速段を有することに対応してガ
イド溝62は、H字形の溝部の各端において変速レバー
11を拘束する1速位置I,2速位置II,3速位置I
II及び4速位置IVを有する。H字形の中辺部を、操
作軸12を矢印A方向に摺動操作する向きで延長し、そ
の延長端から操作軸12及びブレーキ作動金物17を駐
車ブレーキ作動方向に回動させる向きの溝部を設け、こ
の溝部端が前者の向きで浅い溝部を形成してその端をガ
イド溝62の駐車位置Pに設定している。
【0022】
【考案の効果】この考案は変速のために摺動及び回転変
位操作される操作軸12上に駐車ブレーキを作動させる
ためのブレーキ作動金物17を設けたにも拘らず、同金
物17を駐車ブレーキの非作動位置において積極的に位
置拘束するデテント手段18を設けたから、車両の走行
中にブレーキ作動金物17が例えば操作軸12の回転変
位時に同軸12との間の摩擦による回転変位を生じる等
で、駐車ブレーキが不測に作動する危険を確実に回避さ
せる。そしてこの考案によると変速操作機構の変速レバ
ー11と操作軸12を駐車ブレーキの操作装置に共用さ
せたことと、駐車ブレーキを操作可能とするために上記
デテント手段18による拘束の解除と操作軸12に対す
るブレーキ作動金物17の相対回転不能な結合とを単一
のピン部材21によって得る構造としたことによって、
駐車ブレーキ操作装置の構造を単純とする長所が与えら
れる。
【0023】前述の米国特許No.4,713,983に開示のもの
と異なり本考案は、ギヤシフト或は可動クラッチ部材に
より変速を行なう一般の作業車両に適用でき、また変速
操作機構と部材は共用するが同操作機構そのものを利用
して駐車ブレーキを設けるのではないから、変速シフト
が非円滑化するような不具合を生じさせない。
【0024】請求項2の構造によれば上述した単一のピ
ン部材21を利用した単純構造によって、ブレーキ作動
金物17の回転不能なロックにより駐車ブレーキを作動
状態にロックし車両の不測発進を確実に防止できること
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案一実施例を装備したトラクタの一部分を示
す一部展開縦断背面図である。
【図2】同トラクタのミッションケース内に設けられた
変速機構を示す縦断側面図である。
【図3】図1の矢印III−IIIに沿ってみた一部縦
断側面図である。
【図4】上記実施例の数部材を分解状態で示す斜視図で
ある。
【図5】図1の一部分を拡大して図示し、さらに変速レ
バーのガイド溝を併せ示したものである。
【図6】図5と同様の図で、異なった状態を示すもので
ある。
【図7】図5と同様の図で、別の状態を示すものであ
る。
【符号の説明】
11 変速レバー 12 操作軸 13 シフトピン 14,15 シフトフォーク 16 駐車ブレーキ 17 ブレーキ作動金物 18 デテント手段 18a デテントピン 19 固定支枠 19a 穴 20 穴 21 ピン部材 22 ロック孔 48 変速作動金物 51 シフト歯車 52 ブレーキ金物 55,57 リンク片 56 ブレーキアーム

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速レバー11によって選択的に摺動及
    び回転変位させる操作軸12を設け、この操作軸12に
    取付けたシフトピン13を操作軸11の摺動変位により
    変速用のシフトフォーク14,15に対し選択的に係合
    させた上で、操作軸12の回転変位により上記シフトピ
    ン13を介しシフトフォーク14,15の摺動変位を得
    るように構成された変速操作機構を設けてある作業車両
    において、前記操作軸12の軸線まわりでの回動変位に
    より駐車ブレーキ16を作動させるブレーキ作動金物1
    7を該操作軸12上に、このブレーキ作動金物17に対
    し操作軸12が相対的に摺動及び回転変位可能であるよ
    うに設け、該ブレーキ作動金物17を駐車ブレーキ16
    の非制動位置で回転変位不能に拘束するデテント手段1
    8を、固定支枠19とブレーキ作動金物17間に配して
    設ける一方、前記操作軸12の摺動変位操作により前記
    シフトピン13が前記シフトフォーク14,15から外
    された状態でブレーキ作動金物17に設けた穴20に突
    入し上記デテント手段18によるブレーキ作動金物17
    の拘束を解除すると共に該ブレーキ作動金物17を操作
    軸12に対し相対回転変位不能に結合するピン部材21
    を、操作軸12に固定支持させて設けたことを特徴とし
    てなる駐車ブレーキの操作装置。
  2. 【請求項2】 前記ブレーキ作動金物17の駐車ブレー
    キ制動位置において前記シフトピン13を前記シフトフ
    ォーク14,15から外す方向への前記操作軸12の摺
    動変位により前記ピン部材21を突入させうるロック孔
    22を、前記固定支枠19に設けたことを特徴とする請
    求項1の駐車ブレーキの操作装置。
JP4595391U 1991-05-22 1991-05-22 駐車ブレーキの操作装置 Expired - Lifetime JP2525233Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4595391U JP2525233Y2 (ja) 1991-05-22 1991-05-22 駐車ブレーキの操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4595391U JP2525233Y2 (ja) 1991-05-22 1991-05-22 駐車ブレーキの操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04130575U JPH04130575U (ja) 1992-11-30
JP2525233Y2 true JP2525233Y2 (ja) 1997-02-05

Family

ID=31925663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4595391U Expired - Lifetime JP2525233Y2 (ja) 1991-05-22 1991-05-22 駐車ブレーキの操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2525233Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004278560A (ja) * 2003-03-12 2004-10-07 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 車両の変速操作装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04130575U (ja) 1992-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0549570A2 (en) Change-speed hub
JPH0747242Y2 (ja) 駐車ブレーキ装置
JP2525233Y2 (ja) 駐車ブレーキの操作装置
US6530290B2 (en) Speed change control device for tractors
US4150586A (en) Control mechanism
JPS59134035A (ja) パ−キングブレ−キ
JP3979706B2 (ja) 変速シフト及び駐車ロック操作装置
JPS633488Y2 (ja)
JP3502950B2 (ja) 管理機
JP4555439B2 (ja) 変速操作装置
JP4823415B2 (ja) 管理機
JPH039471Y2 (ja)
JPS625706Y2 (ja)
JPH032050Y2 (ja)
JPH0639166Y2 (ja) 耕うん機におけるクリ−プ変速操作の牽制装置
JPS59133854A (ja) 自動2輪車等のチエンジ装置
JPS5855469Y2 (ja) 変速操作装置
JPS6328013Y2 (ja)
JPH0514043Y2 (ja)
JP3221125B2 (ja) トラクタの二駆四駆切替装置
JPH0714315Y2 (ja) ウインチ
JPH0519035U (ja) 駐車ロツク装置
JPH04103440A (ja) 作業車
JPS6215062Y2 (ja)
JPH0114554Y2 (ja)