JP2525180Y2 - スタンディング袋 - Google Patents

スタンディング袋

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JP2525180Y2
JP2525180Y2 JP1990111686U JP11168690U JP2525180Y2 JP 2525180 Y2 JP2525180 Y2 JP 2525180Y2 JP 1990111686 U JP1990111686 U JP 1990111686U JP 11168690 U JP11168690 U JP 11168690U JP 2525180 Y2 JP2525180 Y2 JP 2525180Y2
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勉 寺澤
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Lion Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、台所洗剤、シャンプ、リンス、ベビー洗剤
等の液状の詰替え物品を収納密封する容器として適用さ
れるスタンディング袋に関するものである。
(従来の技術) スタンディング袋は、素材とする合成樹脂材の使用量
が少なく比較的安価であると共に、環境問題対策にも有
効であり、また詰替え物品の陳列、搬送、携帯にも便利
であることから、最近急速に普及している。
そこで、まず、スタンディング袋の製法の一例につい
て、第7図(A)(B)を参照して説明する。
(a)第7図(A)に示すように、合成樹脂製(例え
ば、内層をポリエチレン、外層をポリエステルとした二
重層よりなる)の長方形シートの前壁2と後壁3とを接
合して、その一端部を互いに外方に折曲する。
(b)該折曲面2a,3aに同材質よりなるシートの底壁4
を接合し、中央部に楕円部分を残して折曲面2a,3aと底
壁4の周囲部面とを融着して(斜線図示)、前壁下方シ
ール部5及び後壁下方シール部6を形成する(図面は倒
立状態を示す)。
(c)第7図(B)に示すように、折曲面2a,3aを起立
し(底壁4はその長手方向中心線より折返えされる)、
前壁2と後壁3の各左側縁部と各右側縁部とを接合融着
して、左側縁シール部7と右側縁シール部8を形成す
る。
この際、左側縁シール部7と右側縁シール部8の下方
においては、前記底壁4を接合融着した前壁下方シール
部5と後壁下方シール部6の各両端部をも融着して二重
シールとなるので、硬質部が形成される。
以上のようにして、前壁2及び後壁3の上端を開放し
たスタンディング袋1が作られる。
そして、第8図〜第11図は、詰替え物品9を入れ、前
壁2と後壁3の各上端縁部を接合融着し、上方シール部
10を形成したスタンディング袋1を示すものがあるが、
第8図、第9図にみられるように、スタンディング袋1
は前壁下方シール部5、後壁下方シール部6、左側縁シ
ール部7及び右側縁シール部8の硬質部の形成によりス
タンディングが可能となり、また第10図、第11図にみら
れるように、底壁4の左右端部は、左側縁シール部7及
び右側縁シール部8に向ってほぼ三角状の上向き傾斜面
4aが形成されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記のスタンディング袋1により詰替え物品9を別容
器に移し替えるに当っては、第8図に示すように、スタ
ンディング袋1の右上隅部に印された切取線11に沿って
鋏等で隅部を切除して注ぎ口を作り、該注ぎ口より別容
器に移していた。
しかし、スタンディング袋1は柔軟で、詰替え物品9
の流動によって注ぎ口の形状が安定しないうえ、別容器
の口が小さい場合が多いことから、粘性の小さい液状の
ものにおいてはコボレ易い、移し替え作業の円滑性を欠
き使い勝手が悪いという問題があった。
本考案は、上記事情に鑑み、詰替え物品を別容器へ移
し替えるに際して、コボレをなくし使い勝手のよいスタ
ンディング袋を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案のスタンディング袋は、上記の目的を達成する
ために、ボルトの口頸部に嵌着される中栓により開口可
能な注ぎ口封止部を備えたことにある。
そして、底壁の中央部又は前壁あるいは後壁の上部に
設けた注ぎ口の外周に流出案内筒部を設け、該流出案内
筒部の先端部内腔に中栓の凸部により開口される封止盤
を一体形成し、また内腔に十字状枠が形成されると共に
該十字状の枠の交点に上方へ突出する凸部が形成された
中栓により開口可能な注ぎ口封止部を備えたことにあ
る。
(作用) ボトルの口頸部に嵌着された中栓にスタンディング袋
に設けられている流出案内筒部を差込むと、中栓の突起
によって封止盤が破られ、注ぎ口の閉塞が解かれてスタ
ンディング袋に収納されている詰替え物品が、注ぎ口−
流出案内筒部−中栓を通ってボトル内に移し替えられ
る。
この際、流出案内筒部の下端周面が中栓の十字状の枠
に押圧当接しているので、詰替え物品の外部へのコボレ
がない。
(実施例) 本考案の実施例を図面を参照して説明する。
なお、従来例と同一部品には同一符号を付す。
第1図において、1はスタンディング袋、2は前壁、
3は後壁、4は両端部にほぼ三角状の上向き傾斜面4aを
有する底壁、5は前壁下方シール部、6は後壁下方シー
ル部、7は左側縁シール部、8は右側縁シール部、9は
詰替え物品、10は上方シール部を示す。
而して、前壁2の上部には詰替え物品9き注ぎ口封止
部12が設けられており、該注ぎ口封止部12は、第3図、
第4図に示すように、前壁2に設けた注ぎ口13と、該注
ぎ口13の外周において前壁2の外面に鍔14aを接合融着
した硬質合成樹脂よりなる流出案内筒部14と、該流出案
内筒部14の先端部内腔に一体に形成され、破砕部15a
(例えば、同心状に形成されたC字状の薄肉部)を有す
る封止盤15とから構成されている。
なお、注ぎ口封止部12は後壁3の上部に設けてもよ
く、あるいは第2図に示すように底壁4に設けてもよ
い。
また、第5図、第6図に示すように、ボトル17の口頸
部に嵌着される中栓16は硬質合成樹脂よりなり、ボルト
17の口頸部開口端周面に係合する鍔16aを有し、口頸部
内腔に嵌合する環状の嵌合壁部16bと、該嵌合壁部16bの
内腔に一体形成された十字状枠16cと、該十字状枠16cの
十字部交点に上方へ突出形成された凸部16dとから構成
されており、十字状枠16cの各枠間は窓孔16eとなってい
る。
なお、中栓16は、ボルト17(例えば、シャンプ、リン
ス等を収納した一次容器)に予め嵌着されていてもよ
く、またスタンディング袋1に添設して、移し替えると
きにボトル17に嵌着するようにしてもよい。
そして、詰替え物品9を使用済みのボトル17に移し替
えるには、第5図に示すように、ボトル17の口頸部に嵌
着した中栓16にスタンディング袋1の前壁2に設けた注
ぎ口封止部12の流出案内筒部14を、その先端が中栓16の
十字状枠16cに当接するまで押込むと、封止盤15が中栓1
6の凸部16dにより押上げられるので、C字状薄肉部等の
破砕部15aが破れ、封止盤15が片持ち状態で時計方向に
回動して注ぎ口13の封止が解かれる。
よって、スタンディング袋1内の詰替え物品9が、注
ぎ口13−流出案内筒部14−中栓16の窓孔16eを通ってボ
トル17へ移し替えられる。
この際、流出案内筒部14の先端周面が中栓16の十字状
枠16cに当接しているので、詰替え物品9が外部へコボ
レることがなく、確実な移し替えが可能となる。
(考案の効果) 本考案は、スタンディング袋に設けた詰替え物品の注
ぎ口封止部とボトルに嵌着される中栓との有機的な協同
作用により、移し替えのときに、注ぎ口の封止を中栓に
よって破るように構成したので、 (a)注ぎ口封止部を中栓に押込むだけでよく、鋏等で
切除して注ぎ口を作る必要はなく、能率的な移し替えが
できる。
(b)移し替えに際して、注ぎ口封止部の流出案内筒部
が詰替え物品の流出路を確定すると共にコボレがなく、
極めて使い勝手がよい。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例の正面図、 第2図は本考案の他の実施例の底面図、 第3図は注ぎ口封止部の拡大縦断面図、 第4図は同底面図、 第5図は注ぎ口封止部が中栓により破られた状態の説明
図、 第6図は中栓の拡大平面図、 第7図(A)(B)は従来のスタンディング袋の製法の
一例を示す説明図、 第8図は同正面図、 第9図は同側面図、 第10図は同縦断面図、 第11図は同底面図である。 1…スタンディング袋、2…前壁、3…後壁、4…底
壁、9…詰替え物品、12…注ぎ口封止部、13…注ぎ口、
14…流出案内筒部、15…封止盤、16…中栓、16b…嵌合
壁部、16c…十字状枠、16d…凸部、16e…窓孔。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボトルの口頸部に嵌着される中栓により開
    口可能な注ぎ口封止部を備えたことを特徴とするスタン
    ディング袋。
  2. 【請求項2】底壁の中央部又は前壁あるいは後壁の上部
    に設けた注ぎ口の外周に流出案内筒部を設け、該流出案
    内筒部の先端部内腔に中栓の凸部により開口される封止
    盤を一体形成してなる請求項(1)記載のスタンディン
    グ袋。
  3. 【請求項3】内腔に十字状枠が形成されると共に該十字
    状の枠の交点に上方へ突出する凸部が形成された中栓に
    より開口可能な注ぎ口封止部を備えた請求項(1)又は
    (2)記載のスタンディング袋。
JP1990111686U 1990-10-26 1990-10-26 スタンディング袋 Expired - Lifetime JP2525180Y2 (ja)

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JPH0468843U JPH0468843U (ja) 1992-06-18
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