JP2524904B2 - トンネル立坑構造 - Google Patents

トンネル立坑構造

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JP2524904B2 JP3113934A JP11393491A JP2524904B2 JP 2524904 B2 JP2524904 B2 JP 2524904B2 JP 3113934 A JP3113934 A JP 3113934A JP 11393491 A JP11393491 A JP 11393491A JP 2524904 B2 JP2524904 B2 JP 2524904B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G13/00Apparatus specially adapted for manufacturing capacitors; Processes specially adapted for manufacturing capacitors not provided for in groups H01G4/00 - H01G11/00
    • H01G13/02Machines for winding capacitors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシールド工法によってト
ンネルを築造する際に、予め、地上から地中の適宜深さ
まで掘削形成された立坑の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、シールド工法における立坑の
役割は、シールド掘削機の発進、到達基地として使用す
ることを主たる目的としており、掘削期間中において
は、地上からトンネル内にセグメント、レール、枕木等
の各種資材、機材を搬入する通路として使用されてい
る。そして、このような資機材は地上の適所に設けられ
た貯留ヤードに平面的に仮り置きされ、必要に応じて坑
内に搬入される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各種資
機材を地上に仮り置きしておくための貯留ヤードの確保
は、都市部においては年々困難な度合を増しつゝあり、
又、立坑内への資機材の搬入は、地上から天井クレーン
や門型クレーンなどの荷役機械を作業員が操作してワイ
ヤーで吊り下ろすという作業により行っているために、
多大な危険を伴うと共に作業時間と労力を要するという
問題点がある。
【0004】さらに、狭隘な立坑内では余分な資機材を
貯留しておくことが困難であるために、立坑内からトン
ネル内に運搬する台車への資機材の積み込み作業時以外
には地上からの荷下ろし作業ができなく、トンネル築造
のサイクルタイムに悪影響を及ぼし、作業能率が低下す
るという問題点がある。本発明はこのような問題点に鑑
みてなされてもので、各種資機材の仮り貯留を可能にし
たトンネル立坑構造の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のトンネル立坑構造は、立坑の周壁にトンネ
ル構築用資材の貯留室を区画、形成していることを特徴
とするものである。そしてこのような貯留室としては、
好ましくは、立坑の周壁面にコンクリート等よりなる適
宜厚さの壁体を形成し、この壁体の内周面にリング状の
水平区画壁部を上下方向に適宜間隔毎に形成して該区画
壁部上にトンネル構築用資材を貯留するように構成して
いるものである。
【0006】
【作用】資機材の単なる搬入路であった立坑の周壁面を
資機材の立体的な貯留室として有効に利用し、地上にお
ける資機材の貯留ヤードの確保をなくする。さらに、立
坑側からトンネル内への資機材の搬送作業がシステム式
に能率よく行えると共に貯留室を構成する壁体やリング
状区画壁部によって立坑の支保工を兼ね備えさせ、仮設
土留め部材の低減にも寄与する。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面について説明すると、
1は地上から適宜深さまで掘削された立坑で、その掘削
周壁面から底面に亘って、一定厚みの鉄筋コンクリート
壁体2及び床面3を形成してある。さらに、壁体2には
上下方向に一定間隔毎に一定の突出幅を有するリング状
の水平区画壁部4、4・・・4が一体に形成されてあ
る。
【0008】さらに、壁体2の内周面から水平区画壁部
4と略同一突出寸法でもって、図2に示すように、立坑
1の上端からトンネル8に達する部分まで縦区画壁部
5、5・・・5を周方向に所望間隔毎に形成し、上下に
隣接するリング状水平区画壁部4、4と左右に隣接する
縦区画壁部5、5とによって囲まれた部分を資機材(図
においてはセグメント7を示す)の貯留室6に形成して
ある。
【0009】各貯留室6は両側の縦区画壁部5、5の対
向内面から突出した棚部分9、9によって複数分割(図
においては3分割)され、対向する棚部分9、9間上に
資機材(以下、セグメント7とする)を架設状態で載置
するように構成してある。なお、最下段の棚部分となる
水平区画壁部4には後述するキャリッジ18のホーク部材
が挿入可能な凹所4aが設けられてある。
【0010】次に、このような多数の貯留室6内にセグ
メント7を仮貯留すると共に該セグメント7をトンネル
8内に搬入する手段を述べると、10は立坑1の開口上端
の一側部に築造した適宜深さと幅を有する資機材供給部
で、該供給部10の開口上端11から搬入されるセグメント
7を、供給部10の床面上に設けたレール12上を走行する
台車13上に移載し、立坑1の上端の一側供給口31まで搬
送させるようにしてある。一方、立坑1の下端にはシー
ルド機の掘進によって掘削されたトンネル8が開口して
ある。
【0011】14は立坑1内に配設したスタッカクレーン
で、上記台車13からセグメント7を受取って所望の貯留
室6内に仮貯留する作業と、該貯留室6内からトンネル
8側にセグメント7を供給する作業とを行うものであ
る。
【0012】このスタッカクレーン14は、立坑1の開口
上端間に架設した支持枠15と下端床面2上とに円形状レ
ール16、17を対設し、これらの上下円形状レール16、17
間に資機材キャリッジ18を昇降自在に配設してなるもの
で、円形状レール16、17によって円周方向に移動自在に
配置されてある。
【0013】この構造をさらに詳しく述べると、図4、
図5に示すように、キャリッジ18の両端部を上下摺動自
在に案内する適宜小間隔を存した2本の垂直ガイド柱1
9、19を上下台枠20、21間に固着し、これらの上下台枠2
0、21に回転自在に軸支した車輪22を前記上下円形状レ
ール16、17に走行自在に支承させて下部台枠21上に設置
した走行用モータ23によってスタッカクレーン14全体を
円周方向に移動可能としてある。さらに、キャリッジ18
には互いに平行な左右一対のフォーク部材24、24が台車
の走行方向に直交する水平方向に出没自在に配設されて
ある。
【0014】これらのフォーク部材24、24の駆動手段
は、キャリッジ18に並設したガイド溝25、25内にフォー
ク部材24、24の下半部を夫々摺動自在に挿嵌すると共に
キャリッジ18の下面にモータ26を配設してその回転軸に
固着したピニオン27をガイド溝25の溝底から露出してい
るフォーク部材24の下面に形成したラック28に噛合させ
てなるものである。又、下部台車21上に適所にウインチ
29を設置し、上部台車20に回転自在に軸支したシーブ35
に該ウインチ29に巻回しているワイヤロープ30を掛け渡
してその先端をキャリッジ18に連結してある。
【0015】32は立坑1に連通したトンネル開口端内に
配設されているターンテーブルで、図3に示すように、
トンネル8内に敷設した軌条33上を走行する資機材搬送
台車34を資機材載置後に方向転換させるものである。
【0016】このように構成したので、立坑1の周壁面
に設けた多数の貯留室6内にセグメント7を仮置きして
おく場合には、地上から立坑1の開口端一側部の供給部
10に配設している台車13上にセグメント7を供給したの
ち、該台車13を立坑1の開口端供給口31に向かって走行
させる一方、スタッカクレーン14のキャリッジ18をウイ
ンチ29の作動によってセグメント7の供給口31まで上昇
させ、その位置で停止させると共に上下台枠20、21を周
方向に移動させて該キャリッジ18をセグメント7の供給
口31に対向させる。
【0017】しかるのち、キャリッジ18のフォーク部材
24、24を供給口31に向かって突出させることにより、台
車13に架設状態に載置されているセグメント7の下面側
空間に該フォーク部材24を挿入し、キャリッジ18をやゝ
上昇させることによってセグメント7をこれらのフォー
ク部材24、24に移載させたのち、フォーク部材24を適宜
長さだけ収縮させる。
【0018】次いで、キャリッジ18を適宜に降下させて
所望の貯留室6に対向させ、該フォーク部材24を突出さ
せることによって貯留室6の棚部分9に載架させる。し
かるのち、再びキャリッジ18をセグメント7の供給口31
まで上昇させて次のセグメント7を台車13から受取り、
キャリッジ18を所望の貯留室6まで降下させてその棚部
分9にセグメント7を収納する。この操作を繰り返し行
うことによって、地上から供給されるセグメント7を次
々と立坑1の周壁面に設けた多数の貯留室6内に仮貯留
しておくものである。
【0019】次に、上記貯留室6内に仮貯留されたセグ
メント7をトンネル8の掘削に従って構築されるトンネ
ル壁面の覆工作業部にまで供給するには、スタッカクレ
ーン14のキャリッジ18を所望の貯留室6まで上昇させて
そのフォーク部材24を伸長させることにより貯留室6の
棚部分9に載架されているセグメント7を該フォーク部
材24に移載させたのち、フォーク部材24を所望長さ収縮
させてキャリッジ18を降下させると共にトンネル8の開
口端に対向させる。
【0020】しかるのち、フォーク部材24を伸長させて
ターンテーブル32上の待機している資機材搬送台車34上
に移載し、該台車34をトンネル覆工作業部まで走行させ
るものである。また、この台車34へのセグメント積み込
み作業の合間を縫って上記同様にキャリッジ18を使用し
てセグメント供給部10から新たなセグメント7を空にな
っている貯留室6に搬入しておくものである。
【0021】なお、以上の実施例においては、立坑1の
断面形状を円形に形成しているが、矩形状であってもよ
いことは勿論であり、又、貯留室6は必ずしも立坑1の
全周壁面に設けておく必要はなく、立坑1の上部、下部
或いは中間部等に部分的に形成しておいてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明のトンネル立坑構造
によれば、立坑の周壁面にコンクリート等よりなる適宜
厚さの壁体を形成し、この壁体の内周面にリング状の水
平区画壁部を上下方向に適宜間隔毎に形成して該区画壁
部上をトンネル構築用資材の貯留室に形成しているの
で、従来からセグメントやレール、枕木等のトンネル築
造に要する資機材の単なる搬入路であった立坑を資機材
の立体的な貯留室として有効に利用することができ、該
貯留室内に多量の資機材を予め収納しておくことができ
て地上における資機材の貯留ヤードの確保を殆ど不必要
にすることができ、都市部におけるトンネル築造作業が
容易に可能となるものである。
【0023】さらに、立坑側からトンネル内への資機材
の搬送作業をシステム化することができて能率の良い資
機材の搬入が可能となり、大深度の立坑における危険な
荷役作業から作業員を開放することができると共にトン
ネル築造作業の円滑化と能率化を図ることができる。
又、貯留室を構成する壁体やリング状区画壁部が立坑の
支保工を兼ね備え、仮設土留め部材の低減にも寄与する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】立坑の縦断正面図、
【図2】その縦断側面図、
【図3】トンネルと立坑下端部の横断面図、
【図4】スタッカクレーンの一部切欠正面図、
【図5】その要部の側面図。
【符号の説明】
1 立坑 2 壁体 4 リング状水平区画壁部 6 貯留室 7 セグメント 8 トンネル 9 棚部分 10 資機材供給部 14 スタッカクレーン 18 キャリッジ 24 フォーク部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立坑の周壁面にコンクリート等よりなる
    適宜厚さの壁体を形成し、この壁体の内周面にリング状
    の水平区画壁部を上下方向に適宜間隔毎に形成して該区
    画壁部上をトンネル構築用資材の貯留室に形成している
    ことを特徴とするトンネル立坑構造。
JP3113934A 1991-04-17 1991-04-17 トンネル立坑構造 Expired - Fee Related JP2524904B2 (ja)

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