JP2524313Y2 - ケーブル作業車 - Google Patents

ケーブル作業車

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JP2524313Y2
JP2524313Y2 JP3484490U JP3484490U JP2524313Y2 JP 2524313 Y2 JP2524313 Y2 JP 2524313Y2 JP 3484490 U JP3484490 U JP 3484490U JP 3484490 U JP3484490 U JP 3484490U JP 2524313 Y2 JP2524313 Y2 JP 2524313Y2
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JP
Japan
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drum
cable
chassis
working vehicle
traverser
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JP3484490U
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秀顕 田村
博之 城戸
信行 新井
祐一 吉沢
高 長谷川
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Aichi Corp
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Aichi Corp
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  • Electric Cable Installation (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車台上に架装したドラムの後方に、ドラム
に架空ケーブル等を巻き取るに際し、整然と巻き取るた
めに左右にスライドすると共に、上下に伸縮自在なトラ
バーサを配置したケーブル作業車に関するものである。
〔従来技術〕 従来のケーブル作業車、例えば1500mm程度の大径のド
ラムを車台上の左右に架装したドラム支持アームに搭載
してドラムにケーブルを巻き取り、或いは繰り出す様に
構成したケーブル作業車は、通常ドラムにケーブルを巻
き取るに際し、巻くケーブルがドラムに沿って整然と巻
き取ることができる様にドラムの後方に伸縮シリンダ等
により左右にスライドするトラバーサを装備しているの
が実情である。
〔考案が解決しようとする課題〕
然るに、従来のケーブル作業車に装備されているトラ
バーサは、一般的には車台の後方上にドラム軸と平行な
スライドバーを配置し、該スライドバーに前述したトラ
バーサを左右にのみスライド可能に装備したものである
ために、例えばケーブル巻き取り前の空のドラムを車台
後方に装備したリフトゲート等で持ち上げてドラム支持
アームに搭載したり、あるいはケーブルを巻き取った後
のドラムをリフトゲート等で地上に降ろす場合、前記ト
ラバーサが作業の邪魔になるために、ドラムをドラム支
持アームに搭載したり、取り外す時はトラバーサをその
都度取り外して作業を行うとか、あるいは車台を後方に
延出する等の工夫をしているのが現状であり、従ってド
ラムの着脱作業が非常に煩雑であった。
また、従来のトラバーサはケーブルのドラムに対する
巻き取り位置に応じてケーブルを左右に移動させる機能
を有しているが、トラバーサをドラムに巻かれるケーブ
ルの嵩高、即ちドラムの径の大小に対応すべく上下方向
へ移動する構成を採用していないため、巻き取るケーブ
ルの量が多くなり、ドラムの径が大きくなる場合はトラ
バーサに大きなテンションが係ると共に、該テンション
がドラムを駆動する油圧モータの負荷となって掛かるた
めに油圧モータの回転に相当のロスが生じる等種々の問
題を有していた。
〔考案の目的及び課題を解決するための手段〕
本考案は、前述した問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、車台上にケーブル巻き取
り及び繰り出し用のドラムを架装したケーブル作業車で
あって、前記ドラムが架装された位置より前記車台の後
方側の前記車台上に立設された上下に伸縮自在な門型支
柱と、該門型支柱の上面に前記車台の左右方向に摺動自
在に備えられたガイドローラとより構成されるトラバー
サを備えたケーブル作業車を提供することにある。
〔作用〕
上記のような構成を採用したので、ドラムの径の大小
に左右されることなく、ケーブルをドラムに巻き取るに
際し、乱巻を生じさせることなく整然と巻き取ることが
可能となり、またケーブルの巻き取りを非常にスムーズ
に行うことができ、しかも、ドラムの車台上への積み降
ろし作業が非常に容易に行えるから種々のドラム処理作
業を迅速、かつ効率良く実施することができる。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図に基づいて本考案に係るケー
ブル作業車の一実施例を詳細に説明する。
同図中、1は本考案に係るケーブル作業車であり、2
は車台1a上の左右に架装された一対のドラム支持アーム
であって、両方のドラム支持アーム2の上方にはチュー
ブ基端が車台1a上に枢着された起伏シリンダ3のロッド
先端が枢着され、該起伏シリンダ3の伸縮作動でもって
ドラム支持アーム2が前後方向へ一定角度起伏するよう
に構成され、該ドラム支持アーム2に着脱されるドラム
4は前記ドラム支持アーム2の他方の基端部に装備する
油圧モータ(図では省略)の駆動力をドラム支持アーム
2(本実施例では、右側に位置するドラム支持アーム)
に内蔵した複数のスプロケット及びチェーン(図では省
略した)を介してドラム回転アーム5に伝達し、該ドラ
ム回転アーム5をドラム4の側部に嵌着することにより
回転されるように構成されている。
6、6は車台1a上であって前記ドラム4の後方、すな
わちドラム4が架装された位置より後方の車台1a上の左
右に立設した門型支柱であり、該門型支柱6、6は、車
台1a上に垂直に立設された一対の垂直アーム6a1、6a
1と、これらの垂直アーム6a1、6a1に上方に伸縮自在に
内挿した出没アーム6a2、6a2と、これらの出没アーム6a
2、6a2の上端間に差し渡されたスライドレール6bとより
構成され、出没アーム6a2、6a2の伸縮作動は内蔵した伸
縮シリンダ(図では省略)の伸縮によりなされるように
なっている。
前記スライドレール6bには、スライドレール6bの両側
に配置したスライドシリンダ7a、7aの伸縮作動によりス
ライドレール6bに沿って左右に摺動自在にガイドローラ
8が装備され、門型支柱6、6及びガイドローラ8によ
りトラバーサXが構成されている。
同図中、9はリフトゲート、10は前記ドラム支持アー
ム2の前方に配置した操作パネル、11はトラバーサXや
ドラム支持アーム2等を作動させるパワーユニットであ
る。
以下、上記の構成に基づいて本考案に係るケーブル作
業車の作用を説明する。
即ち、本考案に係るケーブル作業車1は、車台1a上の
左右に架装したドラム支持アーム2で支持したドラム4
を片方のドラム支持アーム2に沿って配置した起伏シリ
ンダ3の伸縮作動でもってドラム支持アーム2を前後方
向へ一定角度起伏させて、例えば第1図に仮想線で示し
た如く、リフトゲート9を下降させて車台1a上に積み降
ろしたドラム4をドラム支持アーム2へ搭載する場合
は、門型支柱6、6の出没アーム6a2、6a2を上方へ伸長
することによりトラバーサXの位置を高するから、搭載
作業に際しドラム4の径が相当大きい径のものであって
も、従来の様にドラム4にトラバーサXが干渉するよう
なことは無く従って、ドラム支持アーム2に対するドラ
ム4の装着作業が非常にスムースに行いうる。
また、ドラム4を回転してケーブルを巻き取り或いは
繰り出す場合は、前記門型支柱6、6に装備したトラバ
ーサXをケーブルの巻き取り乃至繰り出しの高さに応じ
て左右、上下に移動してケーブルの巻き取り、繰り出し
作業を行うことが可能であるから、ドラム4の径の大小
に左右されることなく、ケーブルをドラム4に巻き取る
に際し、乱巻を生じさせることなく整然と巻き取ること
ができ、またケーブルの巻き取りが非常にスムーズに行
うことができる。さらに、ドラム4のドラム支持アーム
2に対する着脱作業が非常に容易に行えるからドラム装
着作業が非常に迅速、かつ効率良く実施できる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上詳細に説明した如く、車台上にケーブ
ル巻き取り及び繰り出し用のドラムを架装したケーブル
作業車であって、前記ドラムが架装された位置より前記
車台の後方側の前記車台上に立設された上下に伸縮自在
な門型支柱と、該門型支柱の上面に前記車台の左右方向
に摺動自在に備えられたガイドローラとより構成される
トラバーサを備えたので、ドラムの径の大小に左右され
ることなく、ケーブルをドラムに巻き取るに際し、乱巻
を生じさせることなく整然と巻き取ることが可能とな
り、またケーブルの巻き取りを非常にスムーズに行うこ
とができ、しかも、ドラムの車台上への積み降ろし作業
が非常に容易に行えるから種々のドラム処理作業を迅
速、かつ効率良く実施することができる等種々の優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るケーブル作業車の構成を示す斜視
図、第2図は同上の側面図である。 1……ケーブル作業車、1a……車台、2……ドラム支持
アーム、3……起伏シリンダ、4……ドラム、5……ド
ラム回転アーム、6……門型支柱、6a1……垂直アー
ム、6a2……出没アーム、6b……スライドレール、7a…
…伸縮シリンダ、8……ガイドローラ、9……リフトゲ
ート、10……操作パネル、11……パワーユニット、X…
…トラバーサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 吉沢 祐一 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の 10 愛知車輛株式会社上尾工場内 (72)考案者 長谷川 高 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の 10 愛知車輛株式会社上尾工場内 (56)参考文献 特開 昭62−191309(JP,A) 実開 平2−83608(JP,U) 実公 昭58−2089(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車台上にケーブル巻き取り及び繰り出し用
    のドラムを架装したケーブル作業車であって、前記ドラ
    ムが架装された位置より前記車台の後方側の前記車台上
    に立設された上下に伸縮自在な門型支柱と、該門型支柱
    の上面に前記車台の左右方向に摺動自在に備えられたガ
    イドローラとより構成されるトラバーサを備えたことを
    特徴とするケーブル作業車。
JP3484490U 1990-03-30 1990-03-30 ケーブル作業車 Expired - Lifetime JP2524313Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3484490U JP2524313Y2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 ケーブル作業車

Applications Claiming Priority (1)

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JP3484490U JP2524313Y2 (ja) 1990-03-30 1990-03-30 ケーブル作業車

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Publication Number Publication Date
JPH03127417U JPH03127417U (ja) 1991-12-20
JP2524313Y2 true JP2524313Y2 (ja) 1997-01-29

Family

ID=31539675

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102010910B1 (ko) * 2019-01-08 2019-08-14 대한전선 주식회사 케이블의 방향 전환이 가능한 케이블 포설 장치 및 이를 이용한 케이블 포설 방법

Cited By (1)

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KR102010910B1 (ko) * 2019-01-08 2019-08-14 대한전선 주식회사 케이블의 방향 전환이 가능한 케이블 포설 장치 및 이를 이용한 케이블 포설 방법

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JPH03127417U (ja) 1991-12-20

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