JP2524205Y2 - 溝係合式ジョイント構造 - Google Patents

溝係合式ジョイント構造

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JP2524205Y2
JP2524205Y2 JP480192U JP480192U JP2524205Y2 JP 2524205 Y2 JP2524205 Y2 JP 2524205Y2 JP 480192 U JP480192 U JP 480192U JP 480192 U JP480192 U JP 480192U JP 2524205 Y2 JP2524205 Y2 JP 2524205Y2
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光雄 柘植
繁 河村
隆 佐々本
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、各種構造物や各種機械、
器具、車両等その他種々のものの金属部材のジョイント
部において、接続すべき両部材のうち、一方の部材の端
部に係合突片を、他方の部材に係合溝をそれぞれ設け、
一方の係合突片を他方の係合溝に係合して両部材を接続
する溝係合式ジョイント構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばトラス構造物の溝係合式ジ
ョイント構造として、棒材の端部をほぼ平坦につぶし、
該平坦部の両面に鍛造により凹溝と凸条を交互にそれぞ
れ設けて係合突片に形成し、他方上記棒材端部を連結す
べきハブに、上記係合突片に対応して内面に凹溝及び突
条を有する溝であって該ハブの一側面から他側面に貫通
する係合溝を形成し、上記棒材の係合突片をハブの係合
溝内に互に凹溝と凸条を係合させて嵌入した構造のもの
が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この従来のジ
ョイント構造では、その係合突片について薄肉の平坦部
に鍛造により凹溝及び凸条を形成した場合凹溝において
強度が著しく低下するばかりでなく、十分な高低差のあ
る凹溝、凸条を形成することができないため、いきおい
係合突片は肉厚のものに限られることとなり、その結果
ジョイント部全体が大型重量物となり、軽量構造物のジ
ョイント部として望ましくないばかりでなく、鍛造加工
費が高くつく欠点があった。
【0004】本案は、薄肉の係合突片にも実施でき、し
かも加工費の安価な溝係合式ジョイント構造を得ること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のため、本
案の溝係合式ジョイント構造は、接続される両部材のう
ち、一方の部材の端部に、板を1回または複数回屈曲し
てなる屈曲板状係合突片が突設され、他方の部材に、上
記係合突片に対応する屈曲溝であって該部材の少くとも
一側面に屈曲溝口を開口する係合溝が形成され、上記一
方の部材の係合突片が他方の部材の係合溝内に嵌入され
て両部材を接続した、構成としてある。
【0006】本案における上記「屈曲板状係合突片」に
は、板を山形、弧状、コ字形、台形等に屈曲したもの、
または複数回連続して山形、弧状、コ字形、台形等に波
板状に屈曲したもの等が含まれる。以下図面を参照して
本案の実施例について説明する。
【0007】
【実施例】図1は、車両等におけるアルミニウム合金フ
ラットバーと同材料のハブとのジョイント構造に実施し
た例で、細長いフラットバー(1)の端部を、曲げ加工
により連続山形の波板状に屈曲した屈曲板状係合突片
(2)に形成し、他方の立方体状のハブ(3)には、上
記係合突片(2)に対応する連続山形に屈曲する屈曲溝
であって、該ハブ(3)の相対する両側面に屈曲溝口を
それぞれ開口する係合溝(4)、(4)が該ハブ(3)
の両端面から中央部へ切りこまれている。
【0008】上記のようなフラットバー(1)、(1)
の係合突片(2)、(2)をハブ(3)の係合溝
(4)、(4)にその一側面の屈曲溝口からそれぞれ嵌
入して接続する。接続状態では、係合突片(2)の各山
形屈曲部が係合溝(4)の各山形屈曲溝部内にそれぞれ
係合してフラットバー(1)とハブ(3)を長手方向へ
抜け止め状態に保持する。
【0009】上例において、係合突片(2)の厚さと係
合溝(4)の溝幅とを等しくし、該係合突片(2)を係
合溝(4)内に打撃により圧入嵌合させるようにしても
よい。
【0010】他の実施例として、上記係合突片(2)の
係合溝(4)内への嵌入時に、該係合突片(2)に所要
の接着剤を塗布して該係合突片(2)と係合溝(4)を
接着嵌合するものも得られる。本例によれば、フラット
バー(1)とハブ(3)の接続がさらに強固となる。
【0011】図2は、アルミニウム合金T形材(1a)
とハブ(3a)とのジョイント構造に実施した例で、上
記T形材(1a)におけるフランジ部(5a)の端部を
削除してウェブ部(6a)のみを端から突出させ、この
ウェブ部(6a)の突出端部を図1と同じく曲げ加工に
より連続山形の屈曲板状係合突片(2a)に形成し、他
方のハブ(3a)に、上記係合突片(2a)に対応する
屈曲溝であって第1図の例と実質的に同一の係合溝(4
a)を形成し、上記係合突片(2a)を係合溝(4a)
に嵌合してT形材(1a)とハブ(3a)を接続するも
のである。
【0012】図3の実施例は、T形材(1b)の端部に
おいてフランジ部(5b)とウェブ部(6b)の連結部
に切り目(7b)を入れて両部(5b)、(6b)の端
部を分離し、上記ウェブ部(6b)の分離部分を図2と
同じく屈曲板状係合突片(2b)に形成し、他の構造は
図2と実質的に同一である。本例におけるT形材(1
b)のフランジ部(5b)分離部分は、上記係合突片
(2b)を係合溝に嵌入した際嵌入部分を覆うカバーと
なる。
【0013】図4の実施例は、T形材(1c)のウェブ
部(6c)端部に、細かい連続山形を曲げ加工により施
して細かく波板状に屈曲する細小屈曲板状係合突片(2
c)に形成し、ハブ(3c)に、上記係合突片(2c)
に対応する細小屈曲溝の係合溝(4c)を形成し、他の
構造は図2と実質的に同一の例である。
【0014】図5の実施例は、溝形材(1d)における
ウェブ部(6d)の端部を削除して相対するフランジ部
(5d)、(5d)を端から突出させ、両フランジ部
(5d)、(5d)の突出端部を曲げ加工により連続台
形の屈曲板状係合突片(2d)、(2d)に形成し、他
方のハブ(3d)に上記係合突片(2d)、(2d)に
対応する屈曲溝の係合溝(4d)、(4d)を形成し、
該係合溝(4d)、(4d)に上記係合突片(2d)、
(2d)を嵌合して溝形材(1d)とハブ(3d)を接
続するものである。本例によれば、接続がさらに強固と
なる。
【0015】
【考案の効果】本案の溝係合式ジョイント構造は、係合
突片が板を屈曲してなるものであるから、従来のものよ
り軽量小型となり、それにより軽量構造物のジョイント
部に使用できることはもとより、各種機械、器具、車両
等のジョイント部に広く使用することができ、しかも係
合突片が通常の曲げ加工により簡単に形成できるから、
従来の鍛造加工によるものと比較し、安価に提供できる
利点も得られるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】フラットバーとハブのジョイント構造を示す斜
面図である。
【図2】他の実施例の斜面図である。
【図3】さらに他の実施例におけるT形材の側面図であ
る。
【図4】別の実施例の斜面図である。
【図5】さらに別の実施例の斜面図である。
【符号の説明】
1 フラットバー 1a、1b、1c T形材 1d 溝形材 2、2a、2b、2c、2d 係合突片 3、3a、3c、3d ハブ 4、4a、4b、4c、4d 係合溝
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−135008(JP,U) 実開 平3−24511(JP,U) 実開 昭48−2226(JP,U) 実開 昭51−30973(JP,U) 実開 昭53−32510(JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続される両部材のうち、一方の部材の
    端部に、板を1回または複数回屈曲してなる屈曲板状係
    合突片が突設され、他方の部材に、上記係合突片に対応
    する屈曲溝であって該部材の少くとも一側面に屈曲溝口
    を開口する係合溝が形成され、 上記一方の部材の係合突片が他方の部材の係合溝内に嵌
    入されて両部材を接続した、 溝係合式ジョイント構造。
  2. 【請求項2】 上記係合突片が係合溝内に接着剤を介し
    て嵌入された、請求項1に記載の溝係合式ジョイント構
    造。
  3. 【請求項3】 上記係合突片が一方の部材の端部に複数
    本突設され、上記係合溝が他方の部材に上記係合突片に
    対応して複数形成された、請求項1または2に記載の溝
    係合式ジョイント構造。
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JPH0557409U JPH0557409U (ja) 1993-07-30
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