JP2524158Y2 - プリンタカバーの安全スイッチ構造 - Google Patents

プリンタカバーの安全スイッチ構造

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JP2524158Y2
JP2524158Y2 JP1990064586U JP6458690U JP2524158Y2 JP 2524158 Y2 JP2524158 Y2 JP 2524158Y2 JP 1990064586 U JP1990064586 U JP 1990064586U JP 6458690 U JP6458690 U JP 6458690U JP 2524158 Y2 JP2524158 Y2 JP 2524158Y2
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JP
Japan
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cover
safety switch
switch
printer
switch structure
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JP1990064586U
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真幸 小野
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Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプリンタの印字機構の如き駆動部を覆う安全
カバーにおいて、オペレータがカバーを開けたとき、駆
動部の動作を強制停止させてオペレータの安全を確保す
るための安全スイッチ構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のプリンタでは、印字機構のような駆動部を覆う
カバーが開かれた時、それを検出して駆動部への通電を
強制的に遮断するスイッチが設けられている。さらに、
この通電遮断スイッチに加えて、カバー開放を制御部へ
伝えるための信号用スイッチを併設したものも知られて
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし前述のような構造にあっては、通電遮断スイッ
チのみの場合、印字駆動中にカバーを開けられた場合、
駆動部への通電は遮断されて人体への安全は確保される
が、駆動部の無制御な慣性運動による不測の衝突破損
や、一部の印字データが正常印字が出来ないまま失われ
るという不都合があった。又、通電遮断スイッチと信号
用スイッチ併用の場合にあっても、ヘッドのキャリッジ
モータをオープンループ制御している場合には、同様の
不都合があった。
そこで本考案は前述の不都合を解決し、駆動部のカバ
ーが開かれた際、オペレータの安全確保と併せて、プリ
ンタ自体の破損防止及び印字データの保護も行なうこと
が出来るプリンタカバーの安全スイッチ構造を提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題を解決するために、本考案は、プリンタの駆
動部を覆う開閉自在のカバーを用いる安全スイッチ構造
において、前記カバーのロック解除又は開扉開始を検出
して、前記駆動部の停止及び未印字の印字データの保護
を行うための信号を発生する第1スイッチ手段と、前記
第1スイッチ手段が前記カバーのロック解除又は開扉開
始を検出した後、更に、前記カバーが所定開度まで開扉
されたことを検出して、前記駆動部への通電を遮断する
第2スイッチ手段とを有するプリンタカバーの安全スイ
ッチ構造。
〔作用〕
上記の構造にあっては、オペレータがカバーを開扉する
際、先ずカバーロックを解除する。このロックの解除又
はこれに引き続きカバーが微かに開扉されたとき、第1
スイッチ手段より信号が発せられ、それにより駆動部の
停止及び印字データの保護がなされる。この後、更にカ
バーが開かれて所定開度になった時、第2スイッチ手段
が作動して駆動部への通電が遮断される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示すように、かなりの高スピードをもって矢
印2の方向に駆動する印字ヘッド1を備えたプリンタに
於いて、その上ケース3に、プリンタの印字ヘッドを含
む印字機構を覆うカバー4が設けられている。このカバ
ー4は、支点部5を回転軸にして上方へ開扉され得るよ
うになっている。
このカバー4の支点部5から最も遠方側の辺縁に近い
左右両側位置、に対応するケース3の各位置に、カバー
の微少開扉機構6とカバーロック機構7が配設される。
また、それらの近傍に、信号用スイッチの一部を構成す
るホール素子8が配設される。
さらに、カバー4の微少開扉状態に於いては作動せ
ず、且、人体の一部が印字機構の危険部位に届かない開
扉範囲で作動するプリンタ本体側の位置に、通電遮断用
のメカニカルスイッチ9が配設される。尚、上記危険部
位は例えば高速駆動する印字ヘッド1である。
カバー4の左右のロック機構7に対応する位置には、
第2図に示すように、ロック機構7のロック爪10に掛止
される掛止部11が設けられている。又、第3図及び第4
図に示すように、信号用スイッチ18のホール素子8に作
用させるためのマグネット12が、カバー4のホール素子
8に対応する位置に埋め込まれている。
さらに、第3図及び第5図に示すように、メカニカル
スイッチ9へのアクセス端子13が、カバー4のメカニカ
ルスイッチ9に対応する位置に配設される。メカニカル
スイッチ9は、従来技術と同様、カバー4のアクセス端
子13以外では操作できないよう、第5図に示すように、
ガード壁17で包囲されている。
第6図に、本考案の全体構造概念を示す。
オペレータがロック機構7を操作してカバーのロック
を解除すると、微少開扉6のバネ力により、カバー4が
微少距離だけ押上げられる。すると、ホール素子8とマ
グネット12との間が隔たり、ホール素子8と接続された
制御部14へカバーのロック解除が伝えられる。制御部14
は印字機構を計御するための例えはマイクロコンピュー
タであり、ロック解除が伝えられると、駆動回路部15を
介して、ソフト的にキャリッジモータ16の停止処理を行
なうと共に、印字を完了していない印字データの保護処
理を行なう。
この後、微少開口状態からカバー4がさらに大きく開
かれて行くと、平均的サイズの人の手指がカバー下に差
し込まれても危険部位には届かない程度の適度なカバー
開度において、メカニカルスイッチ9が作動して、キャ
リッジモータ16への通電を遮断する。
本考案の別の実施例として、第7図に示すように、ホ
ール素子8をロック爪10に一体とし、かつ、マグネット
12をカバーの掛止部11に一体に設けてもよい。或いは逆
に、マグネット12をロック端子10に一体に設け、ホール
素子8をカバー4に配設してもよい。これらの場合、ロ
ック解除動作の開始と同時にカバーのロック解除信号が
制御部14へ伝えられることになる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、カバーのロック解除
又は開扉開始時にまず駆動部停止及び印字データ保護を
行ない、カバーが更に開かれて所定開度になった時に駆
動部への通電を遮断するようにしているので、印字駆動
中に於けるカバー開扉に際し、オペレータの安全確保
と、併せてプリンタ自体の破損防止と印字データの保護
が出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係わる構成要素の状態を示す概略斜
視図。 第2図は、本考案の構成要素であるカバーロック機構の
断面図。 第3図は、本考案の各構成要素の配設位置とカバーの閉
口と各構成要素の作動関係を示す断面図。 第4図は、ホール素子とマグネットで構成される信号用
スイッチの断面図。 第5図(a)(b)は、メカニカルスイッチの上ケース
への装着状態とカバーのアクセス端子との係合状態を示
す2面組立図。 第6図は、本考案の各構成要素の連係図。 第7図は、本考案の別の実施例として、信号用スイッチ
の構成パーツであるホール素子とマグネットの別の配設
例を示す断面図。 1……印字ヘッド 3……上ケース 4……カバー 5……カバーの回動支点部 6……カバーの微少開口機構 7……カバーのロック機構 8……ホール素子 9……メカニカルスイッチ 10……ロック爪 11……ロック爪の掛止部 12……マグネット 14……制御部 15……駆動回路部 16……キャリッジモータ 17……ガード壁 18……信号用スイッチ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリンタの駆動部を覆う開閉自在のカバー
    を用いる安全スイッチ構造において、 前記カバーのロック解除又は開扉開始を検出して、前記
    駆動部の停止及び未印字の印字データの保護を行うため
    の信号を発生する第1スイッチ手段と、 前記第1スイッチ手段が前記カバーのロック解除又は開
    扉開始を検出した後、更に、前記カバーが所定開度まで
    開扉されたことを検出して、前記駆動部への通電を遮断
    する第2スイッチ手段と を有するプリンタカバーの安全スイッチ構造。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項記載の安全
    スイッチ構造において、前記カバーが前記所定開度だけ
    開扉した状態では、人体の一部が前記駆動部に届くこと
    ができないことを特徴とするプリンタカバーの安全スイ
    ッチ構造。
JP1990064586U 1990-06-19 1990-06-19 プリンタカバーの安全スイッチ構造 Expired - Lifetime JP2524158Y2 (ja)

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JPH0422265U JPH0422265U (ja) 1992-02-25
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JP5945924B2 (ja) * 2012-03-22 2016-07-05 株式会社リコー インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置のカバーロック解除方法
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