JP2523902Y2 - 印刷機の刷版取付用台版 - Google Patents

印刷機の刷版取付用台版

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JP2523902Y2 JP1990025108U JP2510890U JP2523902Y2 JP 2523902 Y2 JP2523902 Y2 JP 2523902Y2 JP 1990025108 U JP1990025108 U JP 1990025108U JP 2510890 U JP2510890 U JP 2510890U JP 2523902 Y2 JP2523902 Y2 JP 2523902Y2
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plate
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豊司 稲毛
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は印刷機、特にオフセット印刷機の版胴に刷版
を取付ける際に使用する刷版取付用台版に関するもので
ある。
[従来技術] 例えば、オフセット印刷機の版胴へ装着される印刷用
の刷版としては、一般にアルミ製のPS版(Presensitize
d Plate)紙版或いは樹脂版等が知られている。
このうち、特にPS版や樹脂版等の刷版は腰が強い為に
印刷機の版胴に直接装着されているが、紙版や薄手のPS
版等は、前記の腰が強いPS版や樹脂版に比べて腰が弱い
く、また、引張れば伸びるために版胴に直接装着するこ
とができなかった。
また、仮に版胴に直接装着したとしても、版胴に装着
後の位置調整などで皺や伸びが発生する恐れがあった。
そこで従来、紙版等の薄手の刷版を印刷機の版胴に装
着する場合、その薄手の刷版を両面接着テープ等を介し
て台版(腰の強い使用済みの刷版で良い。)に貼り付け
て、その台版を印刷機の版胴に装着していた。
ここで、前記台版に両面接着テープを貼り付ける作業
について、第4図〜第7図に基づいて説明する。
両面接着テープ11を台版10の大きさに合せて切断す
る。その際、台版10に両面接着テープ11を貼ったとき、
台版10の両側に印刷機のクランププレートの咬え代aが
残るように両面接着テープ11を切断する。
次に、両面接着テープ11の一方の剥離紙12に、ナイフ
等によって背割13を平行に2本入れて剥離紙12を3分割
にする。
3分割された剥離紙12の中央部の剥離紙12aを剥して
台版10に位置合わせしながら貼り付け、その後、前記剥
離紙12aの両側の剥離紙12b,12bを台版10の中心側から徐
々に剥す。このとき、台版10と両面接着テープ11との間
に空気が入らないようにするために、両面接着テープ11
の表面をウェス等で擦り付けながら剥離紙12bを剥す。
また、別な方法として、版胴に台板を装着した状態で台
板のフックに刷版の基準穴を挿入した後、版胴を回転し
つつ印刷版の裏面または台板の表面に接着剤をスプレー
して、台板に刷版を装着していた。また、刷版の裏面に
接着剤をスプレーした後、刷版を台版に装着していた。
[考案が解決しようとする課題] 前者の場合、前記した如く、台版10に両面接着テープ
11を貼り付ける必要があった。
この為、台版10に両面接着テープ11を貼る手間が必
要である。貼り付け時、台版10と両面接着テープ11と
の間に空気又はゴミ等が介在するとその部分が突出して
印刷の際に印刷物に欠陥が出る。台版10の大きさに合
せて両面接着テープ11を切断する必要がある。等の問題
があった。また、後者の場合、刷版を台板のフックに
引掛けた状態、或いは、台板を版胴に装着した状態で接
着剤をスプレーしていたので、接着剤を均一に塗布する
ことが困難であると共に、作業効率が悪かった。特に、
接着剤が不均一に塗布されている場合には、台版に対し
て刷版の接着力が異なることになり、印刷中に刷版がず
れて印刷物に欠陥が発生していた。刷版に接着剤をス
プレーした後に、刷版を台版に装着する場合には、手を
接着剤に触れない様に作業を行わなければならず、更に
作業の効率が悪くなっていた。
本考案は以上のような点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、台版に両面接着テープを
貼る必要がなく、台版に対し刷版を迅速に装着でき、し
かも、台版表面に対して刷版を均一な接着力で装着でき
る印刷機の刷版取付用台版を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成する為に、本考案における印刷機の刷
版取付用台版は、版胴に版万力装置を収納した印刷機に
装着される刷版取付用台版であって、印刷機に装着され
る刷版と略同等の大きさに形成すると共に、厚みを印刷
用の金属版又は樹脂版と略同等の厚さとし、片面に版万
力装着でクランプできるだけの咬え代を残して接着剤を
塗布し、該接着剤の表面全体に剥離紙を貼り付けている
ことにある。
[実施例] 本考案の実施例を第1図乃至第3図に基づいて説明す
る。
図中1は、例えばオフセット印刷機の版胴に刷版(紙
版等)を装着する為の刷版取付用台版である。2は刷版
取付用台版1の台版本体で、該台版本体2は印刷機の版
胴に装着される刷版と略同等の大きさに形成されてい
る。
また、材質及び厚みは、印刷機に使用される金属版,
樹脂版と同程度のものであればどのようなものでも良
い。
3は台版本体2の片面に塗布された接着剤で、該接着
剤3は通常の接着テープに使用される材質のもので、柔
軟性に優れ粘着力が持続するものであれば良い。そし
て、台版本体2には、その片面全面に接着剤3を塗布す
るのではなく、印刷機の版胴に巻き付ける方向側の両端
部に版万力装置の咬え代aを残して接着剤3を塗布す
る。
4は剥離紙で接着剤の表面全体に貼り付けられてい
る。
[作用] 次に、本実施例の刷版取付用台版を印刷機の版胴に装
着し、その上に刷版を装着する動作について第3図に基
づいて説明する。
先ず、刷版取付用台版1の接着剤3が塗布された側が
外面になるように版胴5にセットし、前記台版1を咬え
側の版万力装置と尻側の版万力装置とにより咬えて版胴
5に装着する。
版胴5に台版1が装着されれば台版1から剥離紙4を
剥す。
次に、刷版6を該刷版6の基準穴が穿設されている側
の端部を、クランププレート7の上面と押えプレート8
の先端下面との間から矢印b方向に差し込み、刷版6の
基準穴を基準ピン9に係合させる。その後、刷版6を手
前側に引張りながら台版1に沿わせて版胴5に装着し、
台版1の接着面に貼り付ける。
このようにして、刷版6は台版1を介して版胴5に装
着される。
もし、刷版6と版胴5との位置を調整する場合は、台
版1をクランプしている咬え側,尻側の版万力装置の位
置を調整することにより行うことができる。そして、前
記刷版6を版胴5から取り外す場合には、刷版6の終端
を版胴5から外し、該終端部を持って版胴5から遠ざか
る方向に引張ってやれば刷版6の基準穴が破断するの
で、容易に取外すことができる。
また、別の刷版6を版胴5に装着する場合は前記動作
を繰り返せば良い。
[考案の効果] 以上詳述した如く、この考案によれば紙版或いは腰が
弱いPS版等を版胴に装着する際に使用する台版を、その
台版本体の片面に予め接着剤を塗布し、その接着剤の表
面に剥離紙を貼ったものを使用しているから、台版を
版胴に装着する際、接着剤の表面に剥離紙が貼り付けら
れているので、手が接着剤に触れることがなく、前記装
着作業を迅速に行うことができます。接着剤を予め台
版に塗布するので、塗布作業がやすやすくなり台版の表
面に対し接着剤を均一に塗布することができます。この
ことにより、刷版を均一な接着力で台版に装着すること
ができるので、印刷中に刷版が台版からずれることがな
く印刷物に欠陥が出る可能性が極めて少ない。台版を
版胴に装着できれば、台版の剥離紙を剥すだけで刷版を
台版の接着面に貼り付けることができるので、装着作業
が迅速に行えます。台版に接着剤を塗布しているの
で、接着力が落ちない限り何度でも刷版を装着すること
ができ経済的であります。しかも、従来の如くPS版等に
両面接着テープを貼る必要がなく、また、台版に両面接
着テープを貼る際、台版と両面接着テープとの間に空気
又はゴミ等が介在する心配もないので、印刷物に欠陥が
出る可能性が少なくなる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る刷版取付用台版の平面図、第2図
は刷版取付用台版の側面図、第3図は印刷機の版胴に刷
版取付用台版を介して刷版を装着した図、第4図は従来
の台版に使用していた両面接着テープの図、第5図は両
面接着テープの断面図、第6図は両面接着テープを台版
に貼り付けた図、第7図は両面接着テープを台版に貼り
付ける際の作用図である。 1……刷版取付用台版、2……台版本体 3……接着剤、4……剥離紙

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】版胴に版万力装置を収納した印刷機に装着
    される刷版取付用台版であって、印刷機に装着される刷
    版と略同等の大きさに形成すると共に、厚さを印刷用の
    金属版又は樹脂版と略同等の厚さとし、片面に版万力装
    置でクランプできるだけの咬え代を残して接着剤を塗布
    し、該接着剤の表面全体に剥離紙を貼り付けたことを特
    徴とする印刷機の刷版取付用台版。
JP1990025108U 1990-03-14 1990-03-14 印刷機の刷版取付用台版 Expired - Lifetime JP2523902Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publication Number Publication Date
JPH03116931U JPH03116931U (ja) 1991-12-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS48111204U (ja) * 1972-03-27 1973-12-20
JPS61138546U (ja) * 1985-02-19 1986-08-28

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