JP2523888Y2 - 食生活簡易管理具 - Google Patents

食生活簡易管理具

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JP2523888Y2
JP2523888Y2 JP1988108935U JP10893588U JP2523888Y2 JP 2523888 Y2 JP2523888 Y2 JP 2523888Y2 JP 1988108935 U JP1988108935 U JP 1988108935U JP 10893588 U JP10893588 U JP 10893588U JP 2523888 Y2 JP2523888 Y2 JP 2523888Y2
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巖 上原
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は日常生活において、栄養バランスの自己管理
を容易にできるようにした食生活簡易管理具に関する。
(従来の技術) 一般に栄養の要素として、たんぱく質(以下Pとい
う)、脂肪(以下Fという)および炭水化物(以下Cと
いう)がある。
このP.F.Cの管理は、病院や栄養学的には行われてい
るが、一般の食生活においては馴染みの薄いものとなっ
ている。その原因はP.F.Cの管理をする場合にあまりに
も高度な専門知識が必要であり、P.F.Cを考慮した食生
活の計画や計算が困難であること、また、現在では外食
に頼る食生活が普及していることなどがあげられる。
現在行われている食生活の管理は、例えば実開昭61-8
9928号公報に開示されているように、料理材料である
肉、魚、野菜などのカロリーやP.F.Cの含有量を簡易な
手段によって表示できるようにし、これを目安として家
庭、学校、病院や給食センター等で調理するときに使わ
れるものであり、また、特開昭62-93721号公報には、料
理材料および料理されてパック詰めされている製品にP.
F.Cの含有量を表示したシールを貼り付け、このシール
を利用して、一週間とか一か月といった単位期間の食生
活を管理するものが開示されている。
(考案が解決しようとする課題) 専門的な立場からみた場合の栄養バランスとしては、
Pが15〜20%、Fが15〜20%、Cか60%(以下このよう
なP.F.Cの摂取割合をP.F.Cバランスという)であること
が最も良好であるとされている。このP.F.Cバランスが
崩れた場合、例えば外食に頼って偏食した場合に、身体
がだるくなったり、顔や手足がむくんだり、いろいろな
身体の障害をもたらし、時にはこれが原因して死亡する
こともある。
このように、P.F.Cバランスの管理はカロリーを目安
とした管理よりも重要である。もちろんP.F.Cバランス
とカロリーの両方をバランス良く管理することが最良で
あることは言うまでもない。
そこで上記従来例において、実開昭61-89928号公報に
開示されているように、料理材料である肉、魚、野菜な
どのカロリーやP.F.C含有量を簡易な手段によって知る
ことができても、この材料を調理して理想的なP.F.Cバ
ランスになる料理を作るには専門的な知識が必要になっ
て一般向きではなく、特に外食に依存している者にとっ
ては、P.F.Cバランスを知るすべもない。
また、特開昭62-93721号公報には、料理材料および料
理されてパック詰めされている製品にP.F.Cの含有重量
を表示したものが開示されているが、食生活管理にとっ
てはP.F.Cの含有重量(P.F.Cの摂取量)が重要なのでは
なく、P.F.Cバランスが重要である。したがって、この
従来例にあっては表示されているP.F.Cの含有重量を基
にして、P.F.Cバランスを計算しなければならず、特に
外食に依存している者にとっては実用的ではない。
このような理由によりP.F.Cバランスの管理は馴染み
の薄いものとして実行されていないのが実情であり、こ
のことは人体の健康面からみて重大な事柄である。そこ
で、現在特に外食依存形の食生活管理において、簡単に
P.F.Cバランスの管理ができる簡易形の食生活管理具が
望まれているのが実情である。
本考案はP.F.Cバランスの管理が簡単に行え、かつ、
料理材料基準ではなくメニュー(料理)を基準にしてそ
の実用性をを向上した食生活簡易管理具を提供するもの
である。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するために本考案は、表面にメニュ
ーを表示し該メニューを指示する指示窓と指示メニュー
に対応したP(たんぱく質).F(脂肪).C(炭水化物)
バランスを表示する表示窓、目安量を表示する窓および
カロリーを表示する窓を備えたケースを設け、該ケース
の指示窓に合わせてメニューを指示する指示マークと該
指示マークにて指示したメニューに対応して前記ケース
のP.F.Cバランスを表示する表示窓に当該メニューのP
対F対Cの比率を表示するP.F.Cバランスの表示部、前
記目安量を表示する窓およびカロリーを表示する窓にそ
れぞれ表示する目安量およびカロリー表示部を有するス
ケールカードを前記ケースに抜き差し可能に設けたこと
を特徴とするものである。
(作用) 本考案はこのように構成したので次の通りの作用があ
る。すなわち、ケースの表面に料理の原材料ではなくメ
ニューを表示し、かつ、目安量により日常の食事に相当
する量を表示するようにしたので、日常の食生活に対応
しており、日常の食生活の管理を容易にすることが可能
になる。
更に、料理の原材料や料理に含まれているP.F.Cの重
量を表示するのではなく、当該メニューの栄養バラン
ス、すなわちP.F.Cバランスを表示するようにしたの
で、栄養バランスを容易に知ることができ、食生活の管
理を更に容易にすることが可能になる。
そして、このメニューを指示する指示窓と指示メニュ
ーに対応したP.F.Cバランスを表示する表示窓、目安量
を表示する窓およびカロリーを表示する窓を備えたケー
スを設け、該ケースの指示窓に合わせてメニューを指示
する指示マークと該指示マークにて指示したメニューに
対応して前記ケースのP.F.Cバランスを表示する表示窓
に当該メニューのP.F.Cバランスを表示するP.F.Cバラン
ス表示部、前記目安量を表示する窓およびカロリーを表
示する窓にそれぞれ表示する目安量およびカロリー表示
部を有するスケールカードを前記ケースに抜き差し可能
に設けたので、メニューから栄養バランスをチェックし
たり、また、栄養バランスからメニューを選択したりす
ることが容易になり、日常の食生活管理を身近にして、
食生活管理を容易に行うことが可能になる。
(実施例) 以下本考案の一実施例について詳細に説明する。第1
図において、1はケース、2はケース1に抜き差し自在
に設けられたスケールカードである。ケース1の表面に
はメニュー3が表示されている。例えば、スパゲッティ
の部類には各種のスパゲッティが表示されている。4は
ケース1を細長く切り抜いて形成したメニュー3を指示
するための指示窓である。5はP.F.C表示窓であり、本
実施例では20%間隔の目盛り6が付記されていて、P.F.
Cバランスが容易に見ることができるP.F.Cバランス表示
窓になっている。7はカロリー表示窓である。8は目安
量表示窓であり、例えば一皿・一人前とか、あるいはビ
フテキであればポンド、ジュース等であればCCまたはリ
ットル等、飲食量を表示するようになっている。
本実施例の場合はケース1の表面一面を二分して使用
している例を示す。また、このケース1は第2図に示す
ように、複数個のケース1を折りたたみ式にすることに
より、多種類のメニュー3を表示することができ、か
つ、ポケット形にして取扱容易なようにしている。一方
スケールカード2には指示窓4に合わせて指示マーク9
が記されている。
そして、この支持マーク9をメニュー3に合わせるこ
とによって、当該メニュー3の例えば一皿分のP.F.Cバ
ランスを表示したP.F.Cバランス表示部、カロリー値を
表示するカロリー表示部、目安量一皿分を表示する目安
量表示部がそれぞれの窓に表示されるような配置で、ス
ケールカード2に表示されている。
以上のように構成した本実施例の作用について次に説
明する。
ケース1には具体的なメニュー3が記載され、かつ、
目安量が窓8に表示されるので、食生活の管理の仕方と
して各人さまざまなやり方を実行することが可能にな
る。例えば、一日のP.F.Cバランスを計画して朝食、昼
食、夕食のメニューを予め決めておく人、あるいは一日
の食事についてP.F.Cバランスをチェックし次の日に備
える人、あるいは自分の好きなメニュー3を基準にして
計画する人などさまざまである。
一例として、一日の食事を予め決めて計画する場合は
次のようなやり方がある。通常OLの一日のカロリー摂取
量は1600kcalである。そして、P.F.Cのバランスとして
は、PおよびFが15〜20%、Cが60%であることが理想
的である。
そこで一日の食事のうち例えば朝食400kcal、昼食100
0kcal、夕食200kcalといった具合に計画し、抜き差し可
能にケース1に設けられたスケールカード2を操作し
て、カロリー表示窓7に表示されるカロリー値を見なが
ら指示窓4内における指示マーク9によりメニュー3を
選択することが可能になる。そしてP.F.C表示窓5、
5′には選択されたそのメニュー3のP.F.Cバランスが
表示されるので、そのメニュー3のP.F.Cバランスをチ
ェックすることが可能になる。
例えば、第1図の左側に表示されているメニューでは
300kcal、P=35%、F=15%、C=50%になってお
り、たんぱく質Pが多少多いが上記の通り計画した朝食
として満足される。
また、第1図の右側に表示されているメニュー(カキ
のベーコン巻き)は1200kcal、P=35%、F=35%、C
=30%であり、カロリー値は朝食とのバランスにより昼
食としてはまずまずであるが、P.F.Cバランスが極めて
悪いことが判る。したがって、他のメニューを選択した
方がよいことに気づくのである。
また、他の例として一日の食事をチェックする場合に
は、ケース1に抜き差し可能に設けられたスケールカー
ド2を操作して、支持マーク9を一日の内に食事したメ
ニューに合わせることにより、カロリー値およびP.F.C
バランスが表示窓5、5′に表示されるので、一日に摂
取したカロリー量と、P.F.Cバランスをチェックするこ
とが可能になる。
このように、一日の食事の栄養バランスをチェックす
ることにより自己の栄養バランスの状態が把握され、ま
た偏食をしていることを自己意識することができる。
次に実際のメニューの一例についてP.F.Cとカロリー
の具体例を示せば以下の通りである。
上記P.F.Cの含有量を基にしてそれぞれのメニューの
P.F.Cバランスを求めることにより、各メニューのP.F.C
バランスをスケールカード2のP.F.Cバランス表示部に
表示することができる。
(考案の効果) 以上詳述した通り本考案による食生活簡易管理具によ
れば、ケースの表面に料理の原材料ではなくメニューを
表示し、かつ、目安量により日常の食事に相当する量を
表示するようにしたので、日常の食生活に対応させるこ
とができ、日常の食生活の管理を容易にすることができ
る。
更に、料理の原材料や料理に含まれているP.F.Cの量
を単に表示するのではなく、当該メニューにおける上記
目安量分の栄養バランス、すなわちP.F.Cバランスを表
示するようにしたので、当該メニューの例えば一皿分の
栄養バランスを容易に知ることができ、食生活の管理を
更に容易にすることができる。
そして、ケースに差し込まれたスケールカードの指示
マークをケース表面に表示されたメニューに合わせるこ
とにより、この指示マークにて指示したメニューに対応
して当該メニューのP.F.Cバランス、目安量、カロリー
をそれぞれの窓に表示できるので、食生活に密着したメ
ニューから栄養バランスをチェックしたり、また、栄養
バランスからメニューを選択したりすることが容易にな
り、日常の食生活管理を身近にして、食生活管理を容易
に行うことができる。
これにより、これまで馴染みが薄かったP.F.Cバラン
スが簡単に行うことができ、その結果P.F.Cバランスに
対する関心度も高まり、健康管理面において果たす効果
は多大なものがある。また、このようにP.F.Cバランス
管理が簡単に行えることにより、P.F.Cバランスとカロ
リーとのバランスも同時に行うことも容易になり、更に
適切な食生活管理を通じて健康管理がより一層厳格に行
えるなどの優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はケースにスケールカードを挿入した状態を示す
正面図、第2図は複数のケースを折りたたみ式にした状
態を示す斜視図である。 1……ケース 2……スケールカード 3……メニュー 4……指示窓

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面にメニューを表示し該メニューを指示
    する指示窓と指示メニューに対応したP(たんぱく
    質).F(脂肪).C(炭水化物)バランスを表示するP.F.
    C表示窓、目安量を表示する窓およびカロリーを表示す
    る窓を備えたケースを設け、該ケースの前記指示窓に合
    わせてメニューを指示する指示マークと該指示マークに
    て指示したメニューに対応して前記ケースのP.F.C表示
    窓に当該メニューのP対F対Cの比率を表示するP.F.C
    バランス表示部、前記目安量を表示する窓およびカロリ
    ーを表示する窓にそれぞれ表示する目安量およびカロリ
    ー表示部を有するスケールカードを前記ケースに抜き差
    し可能に設けたことを特徴とする食生活簡易管理具。
JP1988108935U 1988-08-19 1988-08-19 食生活簡易管理具 Expired - Lifetime JP2523888Y2 (ja)

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JPH0232126U JPH0232126U (ja) 1990-02-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6327222Y2 (ja) * 1984-11-13 1988-07-22
JPS6293721A (ja) * 1985-10-21 1987-04-30 Shotaro Mogami 食事管理方法及びその実施に使用する食品栄養表示票及びその食品栄養表示票を付した食品

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JPH0232126U (ja) 1990-02-28

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