JP2523859Y2 - A/d変換装置 - Google Patents

A/d変換装置

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JP2523859Y2
JP2523859Y2 JP1990028109U JP2810990U JP2523859Y2 JP 2523859 Y2 JP2523859 Y2 JP 2523859Y2 JP 1990028109 U JP1990028109 U JP 1990028109U JP 2810990 U JP2810990 U JP 2810990U JP 2523859 Y2 JP2523859 Y2 JP 2523859Y2
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潤一郎 田辺
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アイワ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、輝度信号と色信号とを時分割してA/D変
換処理をするA/D変換装置に関する。
[従来の技術] 近年、テレビジョン受像機、ビデオテープレコーダ等
の映像機器において、画質を向上させるため、あるいは
特殊効果を得るために、映像信号をディジタル処理する
ことが行なわれている。
ディジタル処理をするためには、映像信号をディジタ
ル信号に変換する必要がある。
第3図は、輝度信号と色信号とを時分割してA/D変換
処理をするA/D変換装置の一例である。
同図において、11は切換スイッチであり、そのy側の
固定端子には輝度信号Yが供給され、そのr側の固定端
子には赤色差信号R−Yが供給され、そのb側の固定端
子には青色差信号B−Yが供給される。
この切換スイッチ11の切り換えは切換制御信号SWに基
づいて行なわれ、この切換スイッチ11からは、第4図A
に示すように、輝度信号Yに色差信号R−Y,B−Yが一
定周期でもって交互に挿入された信号が出力される。
この切換スイッチ11の出力信号はA/D変換器12に供給
され、サンプリングクロックCLK(第4図Bに図示)を
もって、例えば1サンプル6ビットのディジタル信号に
変換される。このクロックCLKの周期は、例えば1/455fH
(fHは水平周波数)とされる。
A/D変換器12の出力信号(第4図Cに図示)は、デマ
ルチプレクサ13に供給される。このデマルチプレクサ13
では、輝度信号Yと色差信号R−Y,B−Yとの分離が行
なわれる。そして、このデマルチプレクサ13からは、第
4図Dに示すように、ディジタル輝度信号YDが出力さ
れると共に、同図Eに示すように、ディジタル色信号C
Dが出力される。
[考案が解決しようとする課題] ところで、第3図例のようにしてA/D変換処理をする
ものによれば、第4図Dに示すように、輝度信号YDに
色差信号の挿入周期に対応して一定周期ごとにサンプリ
ングの不連続を生じる。つまり、輝度信号Yのサンプリ
ングデータの周期が、色差信号の挿入周期に対応して2/
455fHとなる。このサンプリングの不連続は、画面上に
線状ノイズを発生させる等の画質劣化の要因となる。
そこで、この考案では、サンプリングの不連続を生じ
ることなく、良好にA/D変換処理をするA/D変換装置を提
供するものである。
[課題を解決するための手段] この考案は、輝度信号に第1の周期のN倍(Nは2以
上の整数)の第2の周期でもって、第1の周期より短い
期間だけ色信号を挿入する時分割信号形成手段と、この
時分割信号形成手段の出力信号を第1の周期の1/2倍の
第3の周期を有するサンプリングクロックをもってディ
ジタル信号に変換するA/D変換手段と、このA/D変換手段
の出力信号より、第1の周期でもって輝度信号を抽出す
ると共に、第2の周期でもって色信号を抽出する信号分
離手段とを備えてなるものである。
[作用] 上述構成において、輝度信号Yには第1の周期(例え
ば1/455fH)より短い期間だけ色信号Cが挿入され、A/D
変換手段3では第3の周期(例えば1/910fH)を有する
サンプリングクロックでもってディジタル信号に変換さ
れるため、A/D変換手段3の出力信号には色信号Cのサ
ンプリングデータが連続することはない。
つまり、A/D変換手段3の出力信号は、輝度信号Yの
サンプリングデータを第1の周期でもって連続して有す
ると共に、色信号Cのサンプリングデータを第2の周期
(例えば5/455fH=1/91fH)でもって連続して有するも
のとなる。
そのため、信号分離手段4からは、輝度信号Yのサン
プリングデータが第1の周期でもって連続したディジタ
ル輝度信号YDが出力されると共に、色信号Cのサンプ
リングデータが第2の周期でもって連続したディジタル
色信号CDが出力される。
したがって、上述構成においては、サンプリングの不
連続を生じるということはなくなり、サンプリングの不
連続による画質劣化を回避し得る。
[実施例] 以下、第1図を参照しながら、この考案の一実施例に
ついて説明する。
同図において、1は切換スイッチであり、そのr側の
固定端子には赤色差信号R−Yが供給され、そのb側の
固定端子には青色差信号B−Yが供給される。
この切換スイッチ1の切り換えは切換制御信号SW1に
基づいて行なわれ、1水平期間交代でもってr側および
b側に接続される。つまり、切換スイッチ1からは、1
水平期間ごとに赤色差信号R−Yおよび青色差信号B−
Yとなる色信号Cが出力される。
切換スイッチ1より出力される色信号C(第2図Bに
図示)は切換スイッチ2のc側の固定端子に供給され、
そのy側の固定端子には輝度信号Y(同図Aに図示)が
供給される。
この切換スイッチ2の切り換えは切換制御信号SW2
(同図Cに図示)に基づいて行なわれる。この場合、y
側に9/910fHの期間接続されることと、c側に1/910fHの
期間接続されることとが交互に行なわれる。つまり、切
換スイッチ2からは、輝度信号Yに、5/455fH=1/91fH
の周期でもって、1/910fHの期間だけ色信号Cの挿入さ
れた信号(同図Dに図示)が出力される。
切換スイッチ2の出力信号はA/D変換器3に供給され
る。このA/D変換器3では、1/910fHの周期を有するサン
プリングクロックCLK′(同図Eに図示)をもって、例
えば1サンプル6ビットのディジタル信号に変換され
る。
この場合、切換スイッチ2では輝度信号Yに1/910fH
の期間だけ色信号Cが挿入され、またA/D変換器3では1
/910fの周期を有するサンプリングクロックCLK′でも
ってディジタル信号に変換されるため、A/D変換器3の
出力信号(同図Fに図示)には、色信号Cのサンプリン
グデータが連続することはない。
なお、上述では輝度信号Yに1/910fHの期間だけ色信
号Cが挿入されるものであるが、色信号Cのサンプリン
グデータが連続しないようにするためには1/455fHより
短い期間であればよい。ただし、1/910fHより短くする
ときには、サンプリングクロックCLK′のタイミングが
色信号Cの挿入期間とずれないようにする必要がある。
A/D変換器3の出力信号は、デマルチプレクサ4に供
給される。このデマルチプレクサ4では、輝度信号Yと
色信号Cとの分離が行なわれる。
すなわち、このデマルチプレクサ4では、第2図Gの
タイミングで輝度信号Yが抽出されると共に、同図Hの
タイミングで色信号Cが抽出される。そのため、このデ
マルチプレクサ4からは、輝度信号Yのサンプリングデ
ータが1/455fHの周期でもって連続したディジタル輝度
信号YD(同図Iに図示)が出力されると共に、色信号
Cのサンプリングデータが1/91fHの周期でもって連続し
たディジタル色信号CD(同図Jに図示)が出力され
る。なお、ディジタル色信号CDは、1水平期間ごとに
赤色差信号および青色差信号となり、いわゆる線順次信
号となる。
このように本例によれば、デマルチプレクサ4より出
力される輝度信号YDは、第3図例のものとは異なって
サンプリングの連続したものとなる。したがって、本例
によれば、サンプリングの不連続による画質劣化を回避
することができる。
なお、上述実施例においては、輝度信号Yに5/455fH
の周期でもって色信号Cを挿入するようにしたもので、
ディジタル色信号CDのサンプリング周波数は、ディジ
タル輝度信号YDのサンプリング周波数の1/5となるが、
一般的にN/455fH(Nは1以上の整数)の周期でもって
色信号Cを挿入することにより、ディジタル色信号CD
のサンプリング周波数がディジタル輝度信号YDのサン
プリング周波数の1/Nとなるようにすることができる。
また、上述実施例におけるクロックCLK′の周期、輝
度信号Yへの色信号Cの挿入周期、A/D変換器3のビッ
ト数等は一例であって、これに限定されるものではな
い。色信号Cの挿入期間は、クロックCLK′の周期によ
って異なってくるが、上述実施例の関係でもって変化さ
せることになる。例えば、クロックCLK′の周期が2倍
となるときには、挿入期間も2倍とすればよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、輝度信号の
サンプリングデータが所定周期でもって連続したディジ
タル輝度信号が出力され、従来例のようにサンプリング
の不連続を生じるということはなく、サンプリングの不
連続による画質劣化を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す構成図、第2図はそ
の説明のための図、第3図は従来例の構成図、第4図は
その説明のための図である。 1,2……切換スイッチ 3……A/D変換器 4……デマルチプレクサ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度信号に第1の周期のN倍(Nは2以上
    の整数)の第2の周期でもって、第1の周期より短い期
    間だけ色信号を挿入する時分割信号形成手段と、 上記時分割信号形成手段の出力信号を上記第1の周期の
    1/2倍の第3の周期を有するサンプリングクロックをも
    ってディジタル信号に変換するA/D変換手段と、 上記A/D変換手段の出力信号より、上記第1の周期でも
    って上記輝度信号を抽出すると共に、上記第2の周期で
    もって上記色信号を抽出する信号分離手段とを備えてな
    ることを特徴とするA/D変換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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