JP2523522B2 - デイジタルfm復調装置 - Google Patents
デイジタルfm復調装置Info
- Publication number
- JP2523522B2 JP2523522B2 JP61194354A JP19435486A JP2523522B2 JP 2523522 B2 JP2523522 B2 JP 2523522B2 JP 61194354 A JP61194354 A JP 61194354A JP 19435486 A JP19435486 A JP 19435486A JP 2523522 B2 JP2523522 B2 JP 2523522B2
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- Japan
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- digital
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディジタル化されたテレビ音声多重信号の
FM信号を復調する場合等に用いることができるディジタ
ルFM復調装置に関するものである。
FM信号を復調する場合等に用いることができるディジタ
ルFM復調装置に関するものである。
従来の技術 一般に、アナログでのテレビ音声多重信号のFM信号の
復調方式は、PLL方式とパルスカウント方式が用いられ
ている。FM復調のディジタル信号処理においてもこれら
の方式は使用できる。
復調方式は、PLL方式とパルスカウント方式が用いられ
ている。FM復調のディジタル信号処理においてもこれら
の方式は使用できる。
発明が解決しようとする問題点 ところが、このようなFM復調方法では、PLL方式にお
いてはアナログ技術で容易に構成できるリミッタがディ
ジタル信号においては信号が標本化されディジタル化さ
れているために複雑なものとなり、必要なS/Nを達成し
ようとすると大きなハードウェアが必要であるという問
題がある。また、パルスカウント方式においては第2図
のようにゼロクロス検波器7の出力によりトリガーされ
たモノマルチバイブレータ8の出力をローパスフィルタ
(LPF)9でフィルターしてlビット出力を得るが、こ
のLPF9は1ビット信号を処理しているため大規模なフィ
ルターが必要になる。このようにいづれの方式でも必要
なS/Nや歪特性を得ようとするとハードウェアが大きく
なるという欠点があった。
いてはアナログ技術で容易に構成できるリミッタがディ
ジタル信号においては信号が標本化されディジタル化さ
れているために複雑なものとなり、必要なS/Nを達成し
ようとすると大きなハードウェアが必要であるという問
題がある。また、パルスカウント方式においては第2図
のようにゼロクロス検波器7の出力によりトリガーされ
たモノマルチバイブレータ8の出力をローパスフィルタ
(LPF)9でフィルターしてlビット出力を得るが、こ
のLPF9は1ビット信号を処理しているため大規模なフィ
ルターが必要になる。このようにいづれの方式でも必要
なS/Nや歪特性を得ようとするとハードウェアが大きく
なるという欠点があった。
本発明はこのような欠点を解消するもので、比較的単
純なハードウェアで構成できるディジタルFM復調装置を
提供することを目的とするものである。
純なハードウェアで構成できるディジタルFM復調装置を
提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明のディジタルFM復
調装置は標本化されディジタル化されたFM信号の半周期
もしくは周期を周期測定器で測定し、この周期の逆数を
積分器と乗算器および加算器により構成された逆数演算
回路により求め、その積分器の出力に定数を加算器によ
り加算してFM復調出力を出力するように構成している。
調装置は標本化されディジタル化されたFM信号の半周期
もしくは周期を周期測定器で測定し、この周期の逆数を
積分器と乗算器および加算器により構成された逆数演算
回路により求め、その積分器の出力に定数を加算器によ
り加算してFM復調出力を出力するように構成している。
作用 このような構成によって、本発明のディジタルFM復調
装置は、FM信号の半周期もしくは周期から逆数を演算す
ることにより瞬時周波数を求め、更に定数を加算するこ
とで瞬時の周波数偏移すなわちFM復調出力を得ることが
できるものである。
装置は、FM信号の半周期もしくは周期から逆数を演算す
ることにより瞬時周波数を求め、更に定数を加算するこ
とで瞬時の周波数偏移すなわちFM復調出力を得ることが
できるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。第1図は本発明の一実施例におけるディジ
タルFM復調装置の構成を示すものである。
ら説明する。第1図は本発明の一実施例におけるディジ
タルFM復調装置の構成を示すものである。
第1図において、1は周期測定器、5は逆数演算器で
あり乗算器2,積分器3,加算器4により構成されている。
6は加算器である。
あり乗算器2,積分器3,加算器4により構成されている。
6は加算器である。
以上のように構成されたディジタルFM復調装置につい
て、以下その動作を説明する。
て、以下その動作を説明する。
標本化されディジタル化されたFM信号の周期tPは周期
測定器1により測定される。周期tPに該当する周波数
Pは、tPの逆数により得られ、PからFM信号のキャリ
ヤ周波数Cを減算すればFM信号の周波数偏移が得ら
れ、すなわち復調出力を得ることができる。逆数の演算
は逆数演算回路5で行なわれる。逆数演算回路5は第1
図のような構成において Cφ>φ 1>tP>φ の条件のもとで、積分器3の入力が零になるように収束
する。この時、積分器3の出力をP、加算器の定数入
力をCφとすると Cφ−tP×P=0 が成立し、P =Cφ/tP となる。tPが1周期の時にCφ=1、半周期の時にCφ
=0.5とすれば、いずれの場合でも、tPに対応する周波
数Pを求めることができる。
測定器1により測定される。周期tPに該当する周波数
Pは、tPの逆数により得られ、PからFM信号のキャリ
ヤ周波数Cを減算すればFM信号の周波数偏移が得ら
れ、すなわち復調出力を得ることができる。逆数の演算
は逆数演算回路5で行なわれる。逆数演算回路5は第1
図のような構成において Cφ>φ 1>tP>φ の条件のもとで、積分器3の入力が零になるように収束
する。この時、積分器3の出力をP、加算器の定数入
力をCφとすると Cφ−tP×P=0 が成立し、P =Cφ/tP となる。tPが1周期の時にCφ=1、半周期の時にCφ
=0.5とすれば、いずれの場合でも、tPに対応する周波
数Pを求めることができる。
積分器3の出力に接続された加算器6の定数C1はFM信
号のキャリヤ周波数Cの負の値を与える。
号のキャリヤ周波数Cの負の値を与える。
このようにして、本実施例によれば、周期の逆数を演
算で求めるために精度が向上し、S/Nを良化することが
できる。
算で求めるために精度が向上し、S/Nを良化することが
できる。
なお、本実施例で示した定数Cφ,C1や変数tP,Pの
値は全て概念的な値であり、実際の回路では適当に数値
を正規化して与える必要がある。
値は全て概念的な値であり、実際の回路では適当に数値
を正規化して与える必要がある。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、FM信号の半周期もし
くは周期を測定し、この周期の逆数を積分器と乗算器お
よび加算器により構成された逆数演算回路で求め、この
積分器出力に定数を加算器により加算するようにしてFM
復調出力を得るようにしたので、精度が向上し、S/Nを
良化することができ、その効果は大なるものがある。
くは周期を測定し、この周期の逆数を積分器と乗算器お
よび加算器により構成された逆数演算回路で求め、この
積分器出力に定数を加算器により加算するようにしてFM
復調出力を得るようにしたので、精度が向上し、S/Nを
良化することができ、その効果は大なるものがある。
第1図は本発明の一実施例におけるディジタルFM復調装
置の回路図、第2図は従来例のパルスカウント方式によ
るFM復調装置のブロック図である。 1……周期測定器、2……乗算器、3……積分器、4…
…加算器、5……逆数演算回路、6……加算器。
置の回路図、第2図は従来例のパルスカウント方式によ
るFM復調装置のブロック図である。 1……周期測定器、2……乗算器、3……積分器、4…
…加算器、5……逆数演算回路、6……加算器。
Claims (1)
- 【請求項1】標本化されディジタル化されたFM信号の周
期もしくは半周期を測定する周期測定器と、この周期測
定器の出力tpと積分器の出力とを入力とし両者を乗算す
る乗算器と、第1の定数Cφより上記乗算器の出力を減
算した結果を上記積分器の入力とする入力手段により上
記積分器の出力がCφ/tpとなるように演算させ、上記
積分器の出力と第2の定数とを加算しFM復調出力として
出力する加算器とを備えて構成されたディジタルFM復調
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61194354A JP2523522B2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | デイジタルfm復調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61194354A JP2523522B2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | デイジタルfm復調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6350205A JPS6350205A (ja) | 1988-03-03 |
JP2523522B2 true JP2523522B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=16323185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61194354A Expired - Fee Related JP2523522B2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 | デイジタルfm復調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523522B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02147416A (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-06 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りラジアルタイヤ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60198906A (ja) * | 1984-03-21 | 1985-10-08 | Rohm Co Ltd | Fm復調回路 |
-
1986
- 1986-08-20 JP JP61194354A patent/JP2523522B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60198906A (ja) * | 1984-03-21 | 1985-10-08 | Rohm Co Ltd | Fm復調回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6350205A (ja) | 1988-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |