JP2523424B2 - フィルム包装方法およびその装置 - Google Patents
フィルム包装方法およびその装置Info
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- JP2523424B2 JP2523424B2 JP4173761A JP17376192A JP2523424B2 JP 2523424 B2 JP2523424 B2 JP 2523424B2 JP 4173761 A JP4173761 A JP 4173761A JP 17376192 A JP17376192 A JP 17376192A JP 2523424 B2 JP2523424 B2 JP 2523424B2
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- Japan
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- claw insertion
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストレッチフィルム、
シュリンクフィルムなどの樹脂フィルムを用いてパレッ
トごと製品を包むフィルム包装方法およびその装置に関
する。
シュリンクフィルムなどの樹脂フィルムを用いてパレッ
トごと製品を包むフィルム包装方法およびその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガラスびんやケースなどの製品
をパレットの上に積み上げ、その上からストレッチフィ
ルムあるいはシュリンクフィルムなどの樹脂フィルムを
被せ、これをシュリンクフィルムであればシュリンクオ
ーブンなどに入れて、フィルム全体を製品、及びパレッ
トの側面に密着させるフィルム包装は知られている。
をパレットの上に積み上げ、その上からストレッチフィ
ルムあるいはシュリンクフィルムなどの樹脂フィルムを
被せ、これをシュリンクフィルムであればシュリンクオ
ーブンなどに入れて、フィルム全体を製品、及びパレッ
トの側面に密着させるフィルム包装は知られている。
【0003】この種の従来の包装方法は、ガラスびんな
ど、製品ごと包装するので、製品にきずが付かないなど
の利点がある。しかし、パレットのフォーク爪差し込み
口にもストレッチフィルムあるいはシュリンクフィルム
などの樹脂フィルム(以下、単にフィルムという)が密
着するので、その部分のフィルムを確実に除去しない限
り、物流部門における無人搬送システム化が図れないと
いう欠点がある。
ど、製品ごと包装するので、製品にきずが付かないなど
の利点がある。しかし、パレットのフォーク爪差し込み
口にもストレッチフィルムあるいはシュリンクフィルム
などの樹脂フィルム(以下、単にフィルムという)が密
着するので、その部分のフィルムを確実に除去しない限
り、物流部門における無人搬送システム化が図れないと
いう欠点がある。
【0004】すなわち、無人搬送システム化した場合に
は、例えば、フォークリフトに取り付けたセンサがパレ
ットのフォーク爪差し込み口の位置を検知し、それを検
知した時点でフォーク爪差し込み口に、フォーク爪を挿
入して荷役するので、その差し込み口にフィルムが密着
していると、フォーク爪差し込み口の位置を判断でき
ず、無人フォークリフト化が図れないという欠点があ
る。
は、例えば、フォークリフトに取り付けたセンサがパレ
ットのフォーク爪差し込み口の位置を検知し、それを検
知した時点でフォーク爪差し込み口に、フォーク爪を挿
入して荷役するので、その差し込み口にフィルムが密着
していると、フォーク爪差し込み口の位置を判断でき
ず、無人フォークリフト化が図れないという欠点があ
る。
【0005】そのために、従来では、フィルム包装を終
えた後、方形に枠組みしたカッターナイフや、電熱線な
どを用いて、フォーク爪差し込み口に相当する部分のフ
ィルムを切り取ったり、焼き切ったりしている。
えた後、方形に枠組みしたカッターナイフや、電熱線な
どを用いて、フォーク爪差し込み口に相当する部分のフ
ィルムを切り取ったり、焼き切ったりしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これで
は、(1)除去したフィルムがフォーク爪差し込み口内
に残存するおそれがあるという問題がある。これについ
て、従来では、差し込み口内に残存するフィルムを吸
引、並びに排出しなければならず、これにはいわゆる余
分な吸引設備が必要になるという問題がある。
は、(1)除去したフィルムがフォーク爪差し込み口内
に残存するおそれがあるという問題がある。これについ
て、従来では、差し込み口内に残存するフィルムを吸
引、並びに排出しなければならず、これにはいわゆる余
分な吸引設備が必要になるという問題がある。
【0007】また、上記従来の構成では、(2)フィル
ムがぴんと張った状態でないときれいに切り取ったり焼
き切ったりできない、(3)フィルムにしわがあるとカ
ッターナイフでは切り取れない、(4)カッターナイフ
の切れ味が低下したり電熱線にフィルムが焼き付いたり
すると、それを新品に交換しなければならない、など種
々の問題がある。
ムがぴんと張った状態でないときれいに切り取ったり焼
き切ったりできない、(3)フィルムにしわがあるとカ
ッターナイフでは切り取れない、(4)カッターナイフ
の切れ味が低下したり電熱線にフィルムが焼き付いたり
すると、それを新品に交換しなければならない、など種
々の問題がある。
【0008】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、ナイフ交換などのメンテ
ナンスを要せず、簡単且つ確実にフォーク爪差し込み口
のフィルムを除去できるフィルム包装方法およびその装
置を提供することにある。
技術が有する問題点を解消し、ナイフ交換などのメンテ
ナンスを要せず、簡単且つ確実にフォーク爪差し込み口
のフィルムを除去できるフィルム包装方法およびその装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、方法の発明は、フォーク爪差し込み口を有するパレ
ットの上に積み上げられた製品を、パレットごとフィル
ムで包むフィルム包装方法において、フィルムで包まれ
たパレットのフォーク爪差し込み口に熱風を吹き当て
て、その部分のフィルムを溶かして除去・開口すること
を特徴とするものである。
に、方法の発明は、フォーク爪差し込み口を有するパレ
ットの上に積み上げられた製品を、パレットごとフィル
ムで包むフィルム包装方法において、フィルムで包まれ
たパレットのフォーク爪差し込み口に熱風を吹き当て
て、その部分のフィルムを溶かして除去・開口すること
を特徴とするものである。
【0010】また、装置の発明は、フォーク爪差し込み
口を有するパレットの上に積み上げられた製品を、パレ
ットごとフィルムで包むフィルム包装装置において、フ
ィルムで包まれたパレットのフォーク爪差し込み口に熱
風を吹き当てて、その部分のフィルムを溶かして除去・
開口するフィルム除去機を設けたことを特徴とするもの
である。
口を有するパレットの上に積み上げられた製品を、パレ
ットごとフィルムで包むフィルム包装装置において、フ
ィルムで包まれたパレットのフォーク爪差し込み口に熱
風を吹き当てて、その部分のフィルムを溶かして除去・
開口するフィルム除去機を設けたことを特徴とするもの
である。
【0011】
【作用】本発明によれば、パレットのフォーク爪差し込
み口に密着するフィルムに熱風を吹き当てると、まずあ
る点に孔があき、そこに孔があくと、フィルムは、その
孔の部分から周囲に向かって縮れるように溶け始め、フ
ォーク爪差し込み口の外縁に沿った部分で縮れ止まり、
結局、その部分のフィルムは残存することなく除去さ
れ、フォーク爪差し込み口はきれいに開口する。
み口に密着するフィルムに熱風を吹き当てると、まずあ
る点に孔があき、そこに孔があくと、フィルムは、その
孔の部分から周囲に向かって縮れるように溶け始め、フ
ォーク爪差し込み口の外縁に沿った部分で縮れ止まり、
結局、その部分のフィルムは残存することなく除去さ
れ、フォーク爪差し込み口はきれいに開口する。
【0012】
【実施例】以下、本発明によるフィルム包装方法および
その装置の一実施例を図面を参照して説明する。
その装置の一実施例を図面を参照して説明する。
【0013】図1〜図3は、フィルム除去機の一例を示
し、このフィルム除去機は、例えば、シュリンクフィル
ム包装機(図示せず)の下流に配置される。
し、このフィルム除去機は、例えば、シュリンクフィル
ム包装機(図示せず)の下流に配置される。
【0014】シュリンクフィルム包装機は公知である。
この機械は、パレット1の上に積み上げられた製品3に
シュリンクフィルム5(以下、単にフィルムという)を
被せ、これをシュリンクオーブン(図示せず)に入れ、
熱を加え、フィルム5を熱収縮させて、このフィルム5
を製品、及びパレット1の側面に密着させた後に、パレ
ットコンベア7を用いてフィルム包装品として下流に排
出、移送する。
この機械は、パレット1の上に積み上げられた製品3に
シュリンクフィルム5(以下、単にフィルムという)を
被せ、これをシュリンクオーブン(図示せず)に入れ、
熱を加え、フィルム5を熱収縮させて、このフィルム5
を製品、及びパレット1の側面に密着させた後に、パレ
ットコンベア7を用いてフィルム包装品として下流に排
出、移送する。
【0015】ここで、フィルム5としては、シュリンク
フィルムだけでなくストレッチフィルムを用いてもよ
い。ストレッチフィルムは、引き延ばすと元に戻ろうと
する性質を有するフィルムであり、これを用いてのフィ
ルム包装は公知である。
フィルムだけでなくストレッチフィルムを用いてもよ
い。ストレッチフィルムは、引き延ばすと元に戻ろうと
する性質を有するフィルムであり、これを用いてのフィ
ルム包装は公知である。
【0016】フィルム包装品がパレットコンベア7によ
り下流に移送されると、適当な位置でその移送は止めら
れる。その位置には、上記のフィルム除去機100が待
機しており、そのフィルム除去機は、パレット1のフォ
ーク爪差し込み口に熱風を吹き当てる。フィルム除去機
100は、図2、及び図3からも明らかなように、架台
10を有し、この架台10には、図中X方向、及びY方
向に移動自在に熱風発生器11を搭載して構成される。
り下流に移送されると、適当な位置でその移送は止めら
れる。その位置には、上記のフィルム除去機100が待
機しており、そのフィルム除去機は、パレット1のフォ
ーク爪差し込み口に熱風を吹き当てる。フィルム除去機
100は、図2、及び図3からも明らかなように、架台
10を有し、この架台10には、図中X方向、及びY方
向に移動自在に熱風発生器11を搭載して構成される。
【0017】この熱風発生器11は、モータ付きの送風
機12と、この送風機12の先端に設けられ、例えば、
電熱コイル(瓦斯でもよい)を収納する熱発生部14
と、Z方向(図1参照)に揺動自在につながれるノズル
13とを有し、このノズル13の先端には、パレット1
のフォーク爪差し込み口との間の距離を検知するため
の、例えば、非接触式のセンサ16が取り付けられる。
18は制御盤である。
機12と、この送風機12の先端に設けられ、例えば、
電熱コイル(瓦斯でもよい)を収納する熱発生部14
と、Z方向(図1参照)に揺動自在につながれるノズル
13とを有し、このノズル13の先端には、パレット1
のフォーク爪差し込み口との間の距離を検知するため
の、例えば、非接触式のセンサ16が取り付けられる。
18は制御盤である。
【0018】要するに、このフィルム除去機100は、
熱風を吹き出すノズル13の先端と、熱風の吹き当てら
れるパレット1のフォーク爪差し込み口との間の距離を
常に一定に維持するように、そのノズル13が、X方
向、Y方向、Z方向などに適宜に動かされる構成であ
る。
熱風を吹き出すノズル13の先端と、熱風の吹き当てら
れるパレット1のフォーク爪差し込み口との間の距離を
常に一定に維持するように、そのノズル13が、X方
向、Y方向、Z方向などに適宜に動かされる構成であ
る。
【0019】図1〜図3に示す例では、Z方向には、セ
ッティング時にノズル13を動かした後、それを固定す
る。
ッティング時にノズル13を動かした後、それを固定す
る。
【0020】そして、X方向、及びY方向には、フィル
ム包装品が流れてくる毎に、ノズル13先端のセンサ1
6が、ノズル13の先端と、パレット1のフォーク爪差
し込み口との間の距離を検知し、その検知値に応じて、
その都度、熱風発生器11をモータ駆動により移動させ
る構成である。
ム包装品が流れてくる毎に、ノズル13先端のセンサ1
6が、ノズル13の先端と、パレット1のフォーク爪差
し込み口との間の距離を検知し、その検知値に応じて、
その都度、熱風発生器11をモータ駆動により移動させ
る構成である。
【0021】ノズル13は、図4に示すように、ステン
レス製の板を折り曲げて製造したものであり、外筒体1
5の先端方形部にスペーサ17を介して内筒体19を嵌
め込み、この内筒体19と外筒体15との間の吹出口2
1を、図5に示すように方形に形成したものである。ノ
ズル13の先端の幅wおよび高さhは、パレット1のフ
ォーク爪差し込み口のそれにほぼ等しく、その吹出口2
1からはフォーク爪差し込み口に向けて熱風が吹き出さ
れる。
レス製の板を折り曲げて製造したものであり、外筒体1
5の先端方形部にスペーサ17を介して内筒体19を嵌
め込み、この内筒体19と外筒体15との間の吹出口2
1を、図5に示すように方形に形成したものである。ノ
ズル13の先端の幅wおよび高さhは、パレット1のフ
ォーク爪差し込み口のそれにほぼ等しく、その吹出口2
1からはフォーク爪差し込み口に向けて熱風が吹き出さ
れる。
【0022】即ち、この実施例では、フィルムで覆われ
たフォーク爪差し込み口にその差し込み口の外縁に沿う
ように熱風を吹き当てて、その部分のフィルムを溶かし
て除去・開口することに特徴を有する。
たフォーク爪差し込み口にその差し込み口の外縁に沿う
ように熱風を吹き当てて、その部分のフィルムを溶かし
て除去・開口することに特徴を有する。
【0023】熱風は上記の電熱コイルを収納する熱発生
部14でつくられ、ノズル13を通して吹き出される。
一例としては、フィルムの厚さが75μm程度のもので
あれば、ノズル13からの熱風は360〜400℃の温
度に設定され、ノズル13とフィルムとの間の寸法は2
0〜30mmに、風速は8〜10mm/secに、また熱風の吹
き付け時間は3〜10秒に設定される。
部14でつくられ、ノズル13を通して吹き出される。
一例としては、フィルムの厚さが75μm程度のもので
あれば、ノズル13からの熱風は360〜400℃の温
度に設定され、ノズル13とフィルムとの間の寸法は2
0〜30mmに、風速は8〜10mm/secに、また熱風の吹
き付け時間は3〜10秒に設定される。
【0024】フィルムの除去される状態を観察すると、
ノズル13の幅wおよび高さhの範囲内で、まずある点
に孔があき、そこに孔があくと、フィルムは、その孔の
部分から周囲に向かって縮れるように溶け始める。
ノズル13の幅wおよび高さhの範囲内で、まずある点
に孔があき、そこに孔があくと、フィルムは、その孔の
部分から周囲に向かって縮れるように溶け始める。
【0025】そして、フォーク爪差し込み口の外縁に沿
った部分で縮れ止まり、結局、その部分にはきれいな開
口が形成される。
った部分で縮れ止まり、結局、その部分にはきれいな開
口が形成される。
【0026】この状態からすると、例えばノズル13の
先端にニードルを設けておき、このニードルにより、ま
ずフィルムに孔をあけることが好ましい。このようにす
れば、溶け始め点となる孔が強制的にあけられるので、
短時間のうちにフィルムを溶かすことができる。
先端にニードルを設けておき、このニードルにより、ま
ずフィルムに孔をあけることが好ましい。このようにす
れば、溶け始め点となる孔が強制的にあけられるので、
短時間のうちにフィルムを溶かすことができる。
【0027】いずれにしても、カッターナイフなどで切
り取る場合に比べて、フィルムがフォーク爪差し込み口
内に残存しないという利点がある。
り取る場合に比べて、フィルムがフォーク爪差し込み口
内に残存しないという利点がある。
【0028】しかして、この実施例によれば、フォーク
爪差し込み口に位置するフィルムを溶かして除去するの
で、上記のように、フィルムの残存はないし、カッター
ナイフを用いる場合のように切れ味の低下もなく、電熱
線を用いる場合のように、電熱線にフィルムが付着する
こともなく、メンテナンスが極めて容易になるなどの利
点がある。
爪差し込み口に位置するフィルムを溶かして除去するの
で、上記のように、フィルムの残存はないし、カッター
ナイフを用いる場合のように切れ味の低下もなく、電熱
線を用いる場合のように、電熱線にフィルムが付着する
こともなく、メンテナンスが極めて容易になるなどの利
点がある。
【0029】また、この実施例では、ノズル13の先端
の熱風吹出口21が、図3に示すように、方形になって
いるので、上記のフィルムの溶け始め点は、フォーク爪
差し込み口の四辺の一点に現われる可能性が高く、縮れ
はその点から開始するので、フォーク差し込み口はきれ
いに開口する。
の熱風吹出口21が、図3に示すように、方形になって
いるので、上記のフィルムの溶け始め点は、フォーク爪
差し込み口の四辺の一点に現われる可能性が高く、縮れ
はその点から開始するので、フォーク差し込み口はきれ
いに開口する。
【0030】通常、フォークリフトによる荷役は、自動
制御されており、図6に示すように、パレット1のフォ
ーク爪差し込み口は、センサ18(図1参照)により検
知される。この際に、フォーク爪差し込み口に開口が存
在しないと(即ち、そこにフィルムが張られている
と)、センサ18により開口が検知されず、フォークリ
フト101により荷役を行うことができない。
制御されており、図6に示すように、パレット1のフォ
ーク爪差し込み口は、センサ18(図1参照)により検
知される。この際に、フォーク爪差し込み口に開口が存
在しないと(即ち、そこにフィルムが張られている
と)、センサ18により開口が検知されず、フォークリ
フト101により荷役を行うことができない。
【0031】しかして、この実施例では、フォーク爪差
し込み口が必ず開口するので、上記のような現象が起こ
ることはなく、フォークリフト101による荷役の自動
制御を確実に行うことができる。
し込み口が必ず開口するので、上記のような現象が起こ
ることはなく、フォークリフト101による荷役の自動
制御を確実に行うことができる。
【0032】以上、一実施例を参照して本発明を説明し
たが、本発明は、これに限定されるものでないことは明
らかである。
たが、本発明は、これに限定されるものでないことは明
らかである。
【0033】とくに、ノズル13先端の熱風の吹出口2
1の形状はそれを方形に限定するものではなく、フォー
ク爪差し込み口に位置するフィルムをきれいに除去・開
口できるのであれば、それを例えば円形にしてもよいこ
とは明らかである。
1の形状はそれを方形に限定するものではなく、フォー
ク爪差し込み口に位置するフィルムをきれいに除去・開
口できるのであれば、それを例えば円形にしてもよいこ
とは明らかである。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、フィルムで覆われたパレットのフォーク爪差
し込み口に熱風を吹き当てて、その部分のフィルムを溶
かして除去するので、従来のものに比べてカッターナイ
フの交換などのメンテナンスを要せず、簡単にフィルム
を除去できる。
によれば、フィルムで覆われたパレットのフォーク爪差
し込み口に熱風を吹き当てて、その部分のフィルムを溶
かして除去するので、従来のものに比べてカッターナイ
フの交換などのメンテナンスを要せず、簡単にフィルム
を除去できる。
【図1】本発明によるフィルム包装装置の一実施例を示
す側面図である。
す側面図である。
【図2】フィルム除去機を示す側面図である。
【図3】フィルム除去機を示す平面図である。
【図4】同じく、ノズルを示す断面図である。
【図5】同じく、ノズルの開口を示す正面図である。
【図6】フォークリフトによる荷役の状態を示す図であ
る。
る。
1 パレット 3 製品 5 フィルム 7 パレットコンベア 10 架台 11 熱風発生機 13 ノズル 21 吹出口
Claims (2)
- 【請求項1】 フォーク爪差し込み口を有するパレット
の上に積み上げられた製品を、パレットごと樹脂フィル
ムで包むフィルム包装方法において、前記樹脂フィルム
で包まれた前記パレットのフォーク爪差し込み口に熱風
を吹き当てて、その部分の前記樹脂フィルムを溶かして
除去・開口することを特徴とするフィルム包装方法。 - 【請求項2】 フォーク爪差し込み口を有するパレット
の上に積み上げられた製品を、パレットごと樹脂フィル
ムで包むフィルム包装装置において、前記樹脂フィルム
で包まれた前記パレットのフォーク爪差し込み口に熱風
を吹き当てて、その部分の前記樹脂フィルムを溶かして
除去・開口するフィルム除去機を設けたことを特徴とす
るフィルム包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4173761A JP2523424B2 (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | フィルム包装方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4173761A JP2523424B2 (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | フィルム包装方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05338607A JPH05338607A (ja) | 1993-12-21 |
JP2523424B2 true JP2523424B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=15966659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4173761A Expired - Lifetime JP2523424B2 (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | フィルム包装方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523424B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5926010B2 (ja) * | 2011-07-19 | 2016-05-25 | 昭和アルミニウム缶株式会社 | 包装体、その製造方法及び製造装置 |
JP6239653B2 (ja) * | 2016-01-19 | 2017-11-29 | 昭和アルミニウム缶株式会社 | 切目刻設方法 |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP4173761A patent/JP2523424B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05338607A (ja) | 1993-12-21 |
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