JP2522983Y2 - ガスコックのカバー - Google Patents

ガスコックのカバー

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JP2522983Y2
JP2522983Y2 JP7368190U JP7368190U JP2522983Y2 JP 2522983 Y2 JP2522983 Y2 JP 2522983Y2 JP 7368190 U JP7368190 U JP 7368190U JP 7368190 U JP7368190 U JP 7368190U JP 2522983 Y2 JP2522983 Y2 JP 2522983Y2
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gas cock
gas
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cock
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JP7368190U
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好司 竹村
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株式会社藤井合金製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、ガスコック、特に、屋外に配設されている
ガスコックを外部からの衝撃や悪戯から保護するように
した屋外設置型のガスコックのカバーに関するものであ
り、ガスコックを保護カバーで完全に包囲することによ
り、操作つまみの不用意な操作を防止するとともに、カ
バーの脱着を簡便ならしめ且ガス回路の接続を簡便なら
しめるものである。
[従来技術及びその問題点] 屋外設置型ガス器具に取り付けられているガスコック
は、屋外に露出せしめられたままであるから、該コック
を開閉操作する操作つまみが、外部からの衝撃や悪戯等
により、不用意に回動される恐れがある。
特に、未入居の住宅等では、前記のような悪戯は危険
であり、屋外における各種の施工の際に、作業用具が衝
突したりして、ガスコックを損傷させることが生じ易
い。
[技術的課題] 本考案は、このような、「ガスコック本体(1)はそ
の側壁から突出されたガス管接続部(10)(10)を具備
し、該ガスコック本体(1)の頂部にはガスコックを開
閉操作するための操作つまみ(11)が設けられている形
式のガスコックのカバー」において、ガスコックへの外
部からの衝撃による損傷や悪戯を防止するとともに、カ
バーの脱着を簡便ならしめ且ガス回路の接続を簡便なら
しめることを課題とする。
[技術的手段] 上記課題を解決するために講じた本考案の技術的手段
は「前記カバーは前記操作つまみ(11)に対して相対回
動阻止状態に外嵌され且全体としてガスコック本体
(1)を包囲する大きさの有蓋無底の筒体(2)であっ
て、前記筒体(2)の胴部下端の対向位置に該ガスコッ
ク本体(1)のガス管接続部(10)(10)よりも大きな
幅の一対の切欠部(20)(20)を形成し、各切欠部(2
0)(20)から上方へ連続して切欠いて所定幅の窓部(2
1)(21)を形成するとともに各切欠部(20)の開放端
部にガスコック本体(1)の外周下部に係合する一対の
係止突起(22)(22)を対向突出させた」ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用する。
筒体(2)の切欠部(20)(20)がガスコック本体
(1)のガス管接続部(10)(10)に一致するように筒
体(2)をガスコック本体(1)の上方から被冠させ
る。すると、切欠部(20)(20)の開放端部に突設させ
た係止突起(22)(22)がガス管接続部(10)(10)の
外周下部に当接するが、該切欠部(20)(20)は筒体
(2)の側壁の対向位置に形成されているとともに上方
へ窓部(21)(21)が連続して切欠かれているため、筒
体(2)の側壁は切欠部(20)(20)の左右方向に弾性
変形し易い。よって、筒体(2)をガスコック本体
(1)に強制的に嵌め込むことができる。
そして、該係止突起(22)(22)がガス管接続部(1
0)(10)の下方に達した状態で、筒体(2)の側壁は
その付勢力により弾性復帰し、係止突起(22)(22)は
ガス管接続(10)の外周下部にその両面から係合すると
ともに前記切欠部(20)(20)から該ガス管接続部(1
0)(10)が筒体(2)の外方へ突出することとなる。
又、切欠部(20)(20)はガス管接続部(10)(10)の
大きさ形状に略一致するように設定されているから、筒
体(2)はガスコック本体(1)の周りを回転すること
はなく、ガスコック本体(1)に対して一定姿勢に略固
定されることとなる。
又、筒体(2)は、操作つまみ(11)に対して相対回
動阻止状態に嵌合する関係にあるから、筒体(2)をガ
スコック本体(1)に被冠させた状態においては、ガス
コック本体(1)の操作つまみ(11)は不用意に回動せ
しめられることはない。
ガスコック本体(1)の操作つまみ(11)を操作する
際には、筒体(2)の側壁を上記したように弾性変形さ
せてガスコック本体(1)から抜き取れば良い。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を有す
る。
筒体(2)をガスコック本体(1)に抜け止め状態に
被冠させた状態では、操作つまみ(11)の姿勢は一定に
略固定されることとなるから、外部からの衝撃や子供の
悪戯等によって操作つまみ(1)が不用意に回動せしめ
られることがなく、ガスコックを安全確実に保護できる
こととなる。さらに、筒体(2)は有蓋であるから、屋
外に設置されているガスコック本体(1)を直射日光の
照射や風雨からも保護できることとなり、コック内の操
作性を良好に維持できる。
その上、筒体(2)を被冠させた状態でも、ガスコッ
ク本体(1)のガス管接続部(10)(10)は切欠部(2
0)(20)から突出するから、ガス管接続部(10)(1
0)へガス配管の接続取外しが容易に行なえる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第3図に基いて説
明する。
本考案の第一実施例のものは、第1図の示すように、
先端がガスコック本体(1)の周縁より外方へ突出する
レバー式の操作つまみ(11)をガスコック本体(1)の
頂部に具備する屋外設置型のガスコックに実施するもの
であり、該操作つまみ(11)は90度回動させることによ
りガスコック本体(1)内の閉子を開閉することができ
る。例えば、閉子を開状態にするには、該操作つまみ
(11)の先端をどちらか一方のガス管接続部(10)の上
方に位置させれば良く、逆に、閉子を閉状態にするに
は、上記位置から90度回動させれば良い。尚、この実施
例では、ガスコック本体(1)から突設せしめられるガ
ス管接続部(10)(10)は断面六角形状のものを採用し
た。
このガスコックに被冠させるカバーとしての筒体
(2)は、同図に示すように、上記ガスコックよりもや
や高く且ガスコック本体(1)の直径よりもやや大きな
内径を有する有蓋無底の筒体とし、その側壁の対向する
位置に、前記した断面六角形状のガス管接続部(10)
(10)の上半部の大きさ形状に略一致する一対の切欠部
(20)(20)を形成するとともに該切欠部(20)(20)
から上方へは窓部(21)(21)を連続して切欠き、さら
に、該窓部(21)(21)の上端部には、筒体(2)の側
壁を切欠部(20)(20)の左右に撓め易いように左右に
細長く切欠いている。
尚、前記窓部(21)(21)は、筒体(2)をガスコッ
クに完全に被冠させた状態において、操作つまみ(11)
の上端部が当接する高さにまで切り欠かれているととも
にその幅は該操作つまみ(11)の幅に略一致せしめられ
ている。又、前記各切欠部(20)(20)の下方開放端部
には、筒体(2)をガスコック本体(1)から抜け止め
状態に保持するための一対の係止突起(22)(22)がや
や上向き姿勢で対向するように突設させている。
さらに、この実施例の筒体(2)の側壁には、前記窓
部(21)(21)から90度回転させた位置に、前記窓部
(21)(21)と同じ高さで且同じ幅の窓部(23)(23)
を下方開放状態に形成している。
すなわち、このものでは、予め、ガスコックの操作つ
まみ(11)を、閉子が開又は閉となる所定の方向に回動
させておき、該筒体(2)の切欠部(20)(20)とガス
コック本体(1)のガス管接続部(10)(10)との方向
を一致させて、筒体(2)の側壁を弾性変形させながら
強制的にガスコックに被冠させる。すると、切欠部(2
0)(20)からガス管接続部(10)(10)が突出すると
ともに係止突起(22)(22)がガス管接続部(10)(1
0)の下端近傍にワンウェイ係合することとなり、筒体
(2)はガスコック本体(1)に抜け止め状態で且略固
定状態に取り付けられることとなる。
この時、操作つまみ(11)の先端がガスコック本体
(1)の外方へ突出する寸法関係であるから、ガスコッ
ク本体(1)内の閉子を開状態で保持したい場合は、操
作つまみ(11)の先端を一方のガス管接続部(10)の上
方に位置させた状態で筒体(2)を被冠させれば良く、
この場合、該操作つまみ(11)の先端は、第2図に示す
ように、ガス管接続部(10)が突出する筒体(2)に切
欠部(20)から上方に延長させた窓部(21)に係合する
こととなる。
逆に、ガスコック本体(1)内の閉子を閉状態で保持
したい場合は、操作つまみ(11)の先端をガス管接続部
(10)の突設位置から90度回動させた位置で筒体(2)
を被冠させれば良く、この場合、該操作つまみ(11)の
先端は、第2図の二点鎖線に示すように、筒体(2)の
前記(23)(23)のどちらか一方に係合せしめられるこ
ととなる。
つまり、この実施例のものでは、窓部(21)(21)及
び窓部(23)(23)がガスコックの操作つまみ(11)を
略固定する固定手段として機能することとなる。
第3図に示す第2実施例のものは、操作つまみ(11)
がガスコック本体(1)の上方にのみ突出する形式のガ
スコックに実施したものであり、該操作つまみ(11)の
下端部の直径はガスコック本体(1)の上端部の直径に
略一致しており、第1実施例のレバー式のものと同様
に、それを90度回動させることによりガスコック本体
(1)内の閉子を開閉するものである。
このガスコックに被冠させる筒体(2)は、第3図に
示すように、第1実施例で採用した筒体(2)と同様な
有蓋無底の円筒体とし、その側壁下部域の対向位置に、
前記第1実施例と同様な一対の切欠部(20)(20)を下
方開放状態に形成するとともにその下端部に係止突起
(22)(22)を突出させ、さらに、ガスコックに被冠さ
せる際に筒体(2)の側壁を切欠部(20)(20)の左右
方向に撓め易いように、該切欠部(20)(20)の上方に
適度な切欠を形成したものである。
この実施例のものでは、筒体(2)をガスコックに被
冠させると、筒体(2)の切欠部(20)(20)からガス
管接続部(10)(10)が突出し、操作つまみ(11)は筒
体(2)の上部の閉塞部内に収容されることとなる。す
なわち、この閉塞部が操作つまみ(11)の固定手段とし
て機能することとなる。
この実施例のものでは、ガスコック全体が、ガス管接
続部(10)(10)のみを筒体(2)の外方へ突出させる
態様で、筒体(2)で包囲されることとなるから、外部
からはガスコックが発見されにくい。よって、屋外にお
けるガスコックの存在をカモフラージュでき、外部から
の衝撃や悪戯等から一層保護されることとなる。
尚、上記第1・第2実施例では、ガスコック本体
(1)のガス管接続部(10)(10)は、断面六角形状の
ものを採用したが、この他、断面八角形状や円形等のガ
ス管接続部(10)(10)であっても良いことは言うまで
もなく、これらの場合、筒体(2)の切欠部(20)(2
0)を各形状に合わせて切り欠いて形成すれば良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第一実施例の説明図、第2図は筒体
(2)を被冠させた状態の説明図、第3図は第二の実施
例の説明図であり、図中、 (1)……ガスコック本体 (10)……ガス管接続部 (11)……操作つまみ (2)……筒体 (20)……切欠部 (21)……窓部 (22)……係止突起

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスコック本体(1)はその側壁から突出
    されたガス管接続部(10)(10)を具備し、該ガスコッ
    ク本体(1)の頂部にはガスコックを開閉操作するため
    の操作つまみ(11)が設けられている形式のガスコック
    のカバーにおいて、前記カバーは前記操作つまみ(11)
    に対して相対回動阻止状態に外嵌され且全体としてガス
    コック本体(1)を包囲する大きさの有蓋無底の筒体
    (2)であって、前記筒体(2)の胴部下端の対向位置
    に該ガスコック本体(1)のガス管接続部(10)(10)
    よりも大きな幅の一対の切欠部(20)(20)を形成し、
    各切欠部(20)(20)から上方へ連続して切欠いて所定
    幅の窓部(21)(21)を形成するとともに各切欠部(2
    0)の開放端部にガスコック本体(1)の外周下部に係
    合する一対の係止突起(22)(22)を対向突出させたガ
    スコックのカバー。
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