JP3725326B2 - ガスこんろ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばガラス板を有し、該ガラス板に開設した貫通窓を通してガスバーナの炎孔部が天板の上方に突出するガラストップタイプ等のガスこんろに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記従来のものとして、例えば、特願平9−127342号により、ガスこんろの上面全面をほぼ覆う肉厚のガラス板を有する天板でガスこんろ本体の上面開口を覆い、ガラス板に開設した円形の貫通窓に該ガラス板を上下方向から挟み貫通窓の周縁を覆うと共にガスバーナが略隙間無く嵌合されるリング状の口金を取り付け、ガラス板の下方から該口金に嵌合された状態で天板の上方にバーナの炎孔部を突出させたガスこんろが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のガスこんろでは天板に用いられるガラス板は重量が重たく、そのため天板でこんろ本体の上面開口を覆う際に、天板を斜めにして略矩形である上面開口の周縁部の一辺に天板の一辺を接地させ、該接地部分を中心にして天板をこんろ本体の上面開口を覆うようにしたい。ところが、口金とバーナとの間に煮こぼれや水が入らないように両者間に隙間を形成しないようにしたので、口金とバーナとの間に余裕がない。従って、口金が天板にしっかり固定されていると天板が斜めの状態では口金にバーナが引っ掛かって口金にバーナをうまく嵌合させることができない。そのため重たい天板を水平の状態のまま真っ直ぐに下ろしてこんろ本体の上面開口を覆わなければならず、作業性が極めて悪い。
【0004】
尚、一旦天板でこんろ本体の上面開口を覆うと天板が重たいため天板が外れることはほとんどないが、念のため天板を奥側だけでこんろ本体にねじ止めしている。
【0005】
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、天板でこんろ本体の上面開口を覆う際の作業性がよいガスこんろを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、ガスこんろ本体の上面開口を覆う天板に開設した貫通窓を通してガスバーナの炎孔部が天板の上方に突出するガスこんろにおいて、上記天板を上下方向から挟み貫通窓の周縁を覆うと共にガスバーナが略隙間無く嵌合されるリング状の口金を上記貫通窓に対して移動し得るように構成し、かつ、ガスこんろ本体の上記上面開口の周縁部のうちの少なくとも1辺に、天板と係合し該係合箇所を中心に天板を上記上面開口を覆う状態まで揺動可能とすると共に天板が上部開口を覆った状態で係合が解除されないようにした係合部を設けたことを特徴とする。
【0007】
天板の貫通窓に取り付ける口金を上記のごとく移動し得るように構成すると、天板が斜めの状態で口金にバーナが嵌合する際、口金を移動させて口金がバーナに引っ掛かろうとするのを回避する。そして、ガスこんろ本体の上面開口の周縁部の1辺に、天板と係合し該係合箇所を中心に天板の上面開口を覆う状態まで揺動可能とすると共に、該上面開口を覆う状態で係合が解除されないようにした係合部を設けると、天板を揺動方向に起きあがらないようにねじ止めするだけで天板全体をこんろ本体に確実に取り付けることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1を参照して、1はカウンタトップCTに開設された矩形状の窓穴M(図3に示す)に懸下されたドロップイン式のガスこんろである。該ガスこんろ1のこんろ本体3の上面開口3aを天板Tで覆われている。該天板Tは耐熱性のガラス板2が矩形状の天板枠21に固定されて構成されている。該天板枠21には後部近傍に左右方向に長手の桟22が架設されており、ガラス板2は該桟22で仕切られた前側部分に装着されている。尚、ガラス板2は防水及び接着を兼ねたコーキング材で天板枠21にしっかりと固定されている。また、桟22より後側の部分は排気窓23になっており、図示しないグリルからの排気を排気ダクトDを介して外部に排出する排気口となる。尚、図示しないが、該排気窓23には格子状の排気カバーを載置して排気窓23が露出しないようにする。また、天板Tは最終的に後部近傍において左右2カ所でビス24により外れないようにこんろ本体3にビス止めされるが、該ビス24は上記排気カバーにより隠される。天板Tの前半部分には大型のバーナLBと小型のバーナSBとが左右に並んで設けられている。該バーナLB・SBの炎孔部はガラス板2の下方から上方へ突出しており、ガラス板2にはこれらバーナLB・SBを突出させるための貫通窓2Wが設けられている。そして該貫通窓2WにはバーナLB・SBに殆ど隙間無く嵌着する口金4が取り付けられている。また後半部分中央の下面には外部から識別できないが、ランプ式の加熱ヒータHが取り付けられており、ガラス板2を透過した赤外線で加熱するように構成している。尚、LG及びSGは共に五徳であり、バーナLB・SBの上面に形成した凹部LBO・SBOに五徳LG・SGの爪の内端湾曲部分が嵌って水平方向の位置決めがされる。
【0009】
図2に示すように、該ガラス板2は天板枠21に取り付けられ、かつ口金4が装着させた状態でこんろ本体3の上面開口3aを覆うように取り付けられる。該こんろ本体3の上面開口3aの周縁には前フランジ31及び左右と後ろに各々フランジ33とが形成されており、該前フランジ31及び他のフランジ33がカウンタトップCTの上面に係合してこんろ本体3はカウンタトップCTに懸下されている。そして、天板Tで上面開口3aを覆う際には、天板Tを前方に下るように傾斜させ、前フランジ31に左右2カ所に切り起こした逆L字状の係合爪32に天板枠21を係合させ、係合爪32との係合部分を中心に天板Tを水平にする方向に揺動させる。そして、天板Tは上記こんろ本体3の上面開口3aを覆った状態で、上記のごとくビス24により天板枠21をこんろ本体3のフランジ33にビス止めする。
【0010】
ところで、図3を参照して、天板枠21の前縁には上方からは見えないが、左右方向全域に亘って前方に突出した係合突起21aが突設されており、上記係合爪32には該係合突起21aが係合する。該係合突起21aの突出長さはそれほど長くなく、かつ先端部分を丸く成形しているので、係合突起21aが係合爪32に係合した状態でも天板枠21を斜めの状態から水平状態に揺動させてこんろ本体3の上面開口3aを覆うことができる。係合爪32は逆L字状に形成されているので、天板Tが水平状態になり該上面開口3aを覆う状態になると、係合爪32が係合突起21aの上方への移動を規制し、ビス24によりビス止めされた後は、天板Tは前後左右いずれの位置からも持ち上げることができなくなる。
【0011】
口金4は環状の上部金具41と同じく環状の下部金具42とをガラス板2を上下から挟んだ状態で相互に係合させている。これにより口金4はガラス板2に形成した貫通窓2Wの周縁を保護して、バーナの挿入時等における破損を防ぐようにした。図4に示すように、上部金具41は、フランジ部41Aと、その内端から垂下する垂下筒部41Bと、垂下筒部41Bに形成された係止窓41Cとから構成される。一方、下部金具42は、フランジ部42Aと、その内端部から立上る立上り筒部42Bと、立上り筒部42Bに形成された係止爪42Cとから構成される。該係止爪42Cは立上り筒部42Bの内面から内側に向かって下向きに突出している。垂下筒部41Bは立上り筒部42Bに嵌る大きさに設定されており、垂下筒部41Bが立上り筒部42Bに嵌ると係止窓41Cに係止爪42Cが係止される。これによりフランジ部41A・42Aはガラス板2の貫通窓2Wの周縁を上下から挟むと共に、垂下筒部41Bと立上り筒部42Bとが重なり合った筒状部分が貫通穴2Wの内周面に隙間Sを存して対向して口金4は貫通窓2Wの周縁に取り付けられる。尚、上部金具41と下部金具42との結合は上記実施の形態では係止窓41Cと係止爪42Cとで行ったが、垂下筒部41Bと立上り筒部42Bとに雄ねじ部と雌ねじ部とを形成し相互に螺合させるようにしてもよい。尚、上部金具41とガラス板2との間にはガラス板2上にこぼれた煮こぼれや水が天板に開設した開口2Wを通ってガラス板2の下方に浸入することを防止するためのパッキン43が挿設されている。該パッキンは例えば発泡ゴムで形成されており、ガラス板2に対する接触面圧が小さくても十分なシール性を発揮する。また、下部金具42の下面にはゴム製のシール44が貼着されており、例えば大型のバーナのバーナボディLBBの外周に突設されたフランジLBFによって下方から押され、該フランジLBFに密着することにより、口金4とバーナボディLBBとの間の隙間を通ってくる煮こぼれ等をシールする。本発明では上部金具41と下部金具42とを相互に係合させた状態で上部金具41と下部金具42とがガラス板2を強力に把持しないようにした。また、上述のように開口2Wを口金4の筒状部分より若干大きく形成し、該筒状部分と開口2Wとの間に隙間Sが形成されるようにした。従って、口金4は比較的小さな力を加えることによって、隙間Sが許容する範囲を移動することができる。
【0012】
ところで、口金4とバーナボディLBBとの間には殆ど隙間が生じないように上部金具41と下部金具42の形状を設定している。従って、上記のように係合爪32に係合突起21aを係合させた状態で傾斜状態になるガラス板2を水平状態へと揺動させると、口金4にバーナLB・SBが引っ掛かりそれ以上ガラス板2を揺動させることができなくなる。ところが上述のように口金4は隙間Sの許容する範囲で移動することができるので、例え口金4がバーナLB・SBに引っ掛かっても、口金4の位置を移動させることにより引っ掛かりを外すことができ、天板Tを上記上面開口3aを覆う状態にすることができる。
【0013】
ところで、上記実施の形態では加熱ヒータHを用いたのでガラス板2を赤外線を透過するガラス板で形成したが、ガスバーナのみを用いる場合には天板に必ずしもガラス板を取り付ける必要はなく、例えば石板や金属板を取り付けたり、天板全体を金属材料で一体に成形してもよい。
【0014】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、天板に形成した貫通窓に取り付けた口金を移動し得るようにしたので、天板を斜めの状態から水平状態に揺動させてこんろ本体の上面開口を覆う際に、口金がバーナに引っ掛かることを回避でき、天板の取付作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガスこんろの平面図
【図2】天板を取り付ける際の手順を示す分解斜視図
【図3】係合構造と口金の構造とを示す断面図
【図4】口金の断面形状を示す断面図
【符号の説明】
1 ガスこんろ
2 天板
3 こんろ本体
4 口金

Claims (1)

  1. ガスこんろ本体の上面開口を覆う天板に開設した貫通窓を通してガスバーナの炎孔部が天板の上方に突出するガスこんろにおいて、上記天板を上下方向から挟み貫通窓の周縁を覆うと共にガスバーナが略隙間無く嵌合されるリング状の口金を上記貫通窓に対して移動し得るように構成し、かつ、ガスこんろ本体の上記上面開口の周縁部のうちの少なくとも1辺に、天板と係合し該係合箇所を中心に天板を上記上面開口を覆う状態まで揺動可能とすると共に天板が上部開口を覆った状態で係合が解除されないようにした係合部を設けたことを特徴とするガスこんろ。
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