JP2522868Y2 - ハーネス付プロテクタ - Google Patents
ハーネス付プロテクタInfo
- Publication number
- JP2522868Y2 JP2522868Y2 JP4719591U JP4719591U JP2522868Y2 JP 2522868 Y2 JP2522868 Y2 JP 2522868Y2 JP 4719591 U JP4719591 U JP 4719591U JP 4719591 U JP4719591 U JP 4719591U JP 2522868 Y2 JP2522868 Y2 JP 2522868Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- harness
- protector
- brake hose
- hole
- movement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車のブレーキホース
のプロテクタに関する。
のプロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の車輪とシャーシとの間に
はブレーキホースがつながっているだけであったが、車
輪側に回転センサが取り付けられるようになったので、
ブレーキホースとは別にシャーシと車輪をハーネスでつ
なぐ必要が生じた。
はブレーキホースがつながっているだけであったが、車
輪側に回転センサが取り付けられるようになったので、
ブレーキホースとは別にシャーシと車輪をハーネスでつ
なぐ必要が生じた。
【0003】しかしながら、このハーネスを露出したま
まで車輪とシャーシの間をつなぐと、泥が跳ねたり石こ
ろが当たったりして、損傷するおそれがある。そこで提
案されたのが、実開平1−109405号公報のセンサ
ハーネスの考案であって、車輪のシャーシ側と車輪とを
連結するブレーキホースの被覆ラバーと一体成形したハ
ーネス被覆部の内部にセンサーハーネス本体を収め、そ
のハーネス本体の両端部に端子部を設けたものである。
まで車輪とシャーシの間をつなぐと、泥が跳ねたり石こ
ろが当たったりして、損傷するおそれがある。そこで提
案されたのが、実開平1−109405号公報のセンサ
ハーネスの考案であって、車輪のシャーシ側と車輪とを
連結するブレーキホースの被覆ラバーと一体成形したハ
ーネス被覆部の内部にセンサーハーネス本体を収め、そ
のハーネス本体の両端部に端子部を設けたものである。
【0004】このハーネス被覆部をブレーキホースの被
覆ラバーと一体成形し、内部にセンサーハーネス本体を
収める従来の方法では、ハーネス被覆部がソリッドゴム
でできているため、その内部に収容されるハーネスに弛
みが全く無く、タイヤのバウンドに対してハーネスの動
きが充分に追従できないという問題点がある。そのた
め、ハーネスがブレーキホースの動きを拘束してしま
い、ホースが他部品へ干渉し易くなっていた。
覆ラバーと一体成形し、内部にセンサーハーネス本体を
収める従来の方法では、ハーネス被覆部がソリッドゴム
でできているため、その内部に収容されるハーネスに弛
みが全く無く、タイヤのバウンドに対してハーネスの動
きが充分に追従できないという問題点がある。そのた
め、ハーネスがブレーキホースの動きを拘束してしま
い、ホースが他部品へ干渉し易くなっていた。
【0005】本考案は従来のセンサーハーネスを収容し
たブレーキホースの前記の如き問題点に鑑みてなされた
ものであって、タイヤのバウンドに対してハーネスの動
きが充分に追従できるハーネス付プロテクタを提供する
ことを目的とする。
たブレーキホースの前記の如き問題点に鑑みてなされた
ものであって、タイヤのバウンドに対してハーネスの動
きが充分に追従できるハーネス付プロテクタを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のハーネス付プロ
テクタは、中心部にブレーキホース貫通孔を有し、ハー
ネスコードを前記貫通孔を取り囲んでスパイラル状に埋
め込んでスポンジゴムで一体的に成形したことを要旨と
する。
テクタは、中心部にブレーキホース貫通孔を有し、ハー
ネスコードを前記貫通孔を取り囲んでスパイラル状に埋
め込んでスポンジゴムで一体的に成形したことを要旨と
する。
【0007】
【作用】本考案のハーネス付プロテクタは、中心部にブ
レーキホース貫通孔を設け、ハーネスコードとプロテク
タを一体的に成形したので、ブレーキホースとハーネス
とを同時にプロテクタに収容し保護することができる。
レーキホース貫通孔を設け、ハーネスコードとプロテク
タを一体的に成形したので、ブレーキホースとハーネス
とを同時にプロテクタに収容し保護することができる。
【0008】また、ブレーキホース貫通孔を取り囲んで
ハーネスコードをスパイラル状に埋め込みスポンジゴム
で成形したので、ハーネスが充分に伸縮することができ
ると共に、ハーネスの動きをスポンジゴムで吸収でき
て、ハーネスが充分にブレーキホースの動きに追従する
ことができる。従って、ブレーキホースの動きが束縛さ
れず、ブレーキホース単体の動きとほぼ同等となる。
ハーネスコードをスパイラル状に埋め込みスポンジゴム
で成形したので、ハーネスが充分に伸縮することができ
ると共に、ハーネスの動きをスポンジゴムで吸収でき
て、ハーネスが充分にブレーキホースの動きに追従する
ことができる。従って、ブレーキホースの動きが束縛さ
れず、ブレーキホース単体の動きとほぼ同等となる。
【0009】また、従来はプロテクタ内にハーネスを埋
め込む際に、材質によってはハーネスとプロテクタとの
接着が問題となっていたが、2本のハーネスコードをス
パイラルの方向を逆にして相互にクロスさせれば、ハー
ネスとプロテクタとの接着の問題が無くなる。
め込む際に、材質によってはハーネスとプロテクタとの
接着が問題となっていたが、2本のハーネスコードをス
パイラルの方向を逆にして相互にクロスさせれば、ハー
ネスとプロテクタとの接着の問題が無くなる。
【0010】なお、プロテクタをスポンジゴムで成形し
た場合、外部部品との干渉摩耗の問題があるが、これに
ついては必要に応じて外表部だけソリッドゴムとするこ
とで、充分に対応することができる。
た場合、外部部品との干渉摩耗の問題があるが、これに
ついては必要に応じて外表部だけソリッドゴムとするこ
とで、充分に対応することができる。
【0011】
【実施例】本考案の実施例を以下図面に従って説明す
る。図1は本考案の実施例1の斜視図である。プロテク
タ1はスポンジゴムからなり断面がドーナツ状で中心部
にブレーキホース貫通孔4が設けられブレーキホース3
が貫通している。このブレーキホース貫通孔4を取り囲
むようにして、ハーネスコード2がスパイラル状に埋め
込まれプロテクタ1が一体的に成形されている。
る。図1は本考案の実施例1の斜視図である。プロテク
タ1はスポンジゴムからなり断面がドーナツ状で中心部
にブレーキホース貫通孔4が設けられブレーキホース3
が貫通している。このブレーキホース貫通孔4を取り囲
むようにして、ハーネスコード2がスパイラル状に埋め
込まれプロテクタ1が一体的に成形されている。
【0012】図2は本考案の実施例2の斜視図である。
プロテクタ1はスポンジゴムからなり断面がドーナツ状
で中心部にブレーキホース貫通孔4が設けられブレーキ
ホース3が貫通している。このブレーキホース貫通孔4
を取り囲むようにして、2本のハーネスコード2が旋回
方向を逆にして互いにクロスするようにスパイラル状に
埋め込まれプロテクタ1が一体的に成形されている。
プロテクタ1はスポンジゴムからなり断面がドーナツ状
で中心部にブレーキホース貫通孔4が設けられブレーキ
ホース3が貫通している。このブレーキホース貫通孔4
を取り囲むようにして、2本のハーネスコード2が旋回
方向を逆にして互いにクロスするようにスパイラル状に
埋め込まれプロテクタ1が一体的に成形されている。
【0013】
【考案の効果】本考案のハーネス付プロテクタは、中心
部にブレーキホース貫通孔を有し、この貫通孔を取り囲
んでハーネスコードをスパイラル状に埋め込んでスポン
ジゴムで一体的に成形したことを特徴とするものであっ
て、プロテクタとハーネスとを一体的に成形したので、
ブレーキホースとハーネスとを同時にプロテクターに収
容し保護することができる。ハーネスコードをブレーキ
ホース貫通孔を取り囲んでスパイラル状に埋め込みスポ
ンジゴムで成形したので、ハーネスが充分に伸縮するこ
とができると共に、ハーネスの動きをスポンジゴムで吸
収できて、ハーネスを充分にブレーキホースの動きに追
従させることができ、ブレーキホースの動きが束縛され
ず、ブレーキホース単体の動きとほぼ同等となる。
部にブレーキホース貫通孔を有し、この貫通孔を取り囲
んでハーネスコードをスパイラル状に埋め込んでスポン
ジゴムで一体的に成形したことを特徴とするものであっ
て、プロテクタとハーネスとを一体的に成形したので、
ブレーキホースとハーネスとを同時にプロテクターに収
容し保護することができる。ハーネスコードをブレーキ
ホース貫通孔を取り囲んでスパイラル状に埋め込みスポ
ンジゴムで成形したので、ハーネスが充分に伸縮するこ
とができると共に、ハーネスの動きをスポンジゴムで吸
収できて、ハーネスを充分にブレーキホースの動きに追
従させることができ、ブレーキホースの動きが束縛され
ず、ブレーキホース単体の動きとほぼ同等となる。
【図1】本考案の実施例1の斜視図である。
【図2】本考案の実施例2の斜視図である。
1 プロテクタ 2 ハーネスコー
ド 3 ブレーキホース 4 ブレーキホー
ス貫通孔
ド 3 ブレーキホース 4 ブレーキホー
ス貫通孔
Claims (1)
- 【請求項1】 中心部にブレーキホース貫通孔を有し、
ハーネスコードを前記貫通孔を取り囲んでスパイラル状
に埋め込んでスポンジゴムで一体的に成形したことを特
徴とするハーネス付プロテクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4719591U JP2522868Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | ハーネス付プロテクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4719591U JP2522868Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | ハーネス付プロテクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05574U JPH05574U (ja) | 1993-01-08 |
JP2522868Y2 true JP2522868Y2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=12768345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4719591U Expired - Fee Related JP2522868Y2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | ハーネス付プロテクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522868Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP4719591U patent/JP2522868Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05574U (ja) | 1993-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20090025845A1 (en) | Antiskid device for vehicles | |
JP2522868Y2 (ja) | ハーネス付プロテクタ | |
JPH0413488U (ja) | ||
JPH04303043A (ja) | ハーネス付プロテクター | |
CA2262719A1 (en) | Steering wheel | |
JPS5845364B2 (ja) | チユ−ブレス空気タイヤ | |
JP2562908Y2 (ja) | ボールジョイント用ダストカバー | |
KR200269605Y1 (ko) | 자동차용 핸들커버 | |
JP2001221284A (ja) | 車両用スタビライザーブッシュ及びその製造方法 | |
JPS5913372Y2 (ja) | 等速ジヨイント用ジヨイントブ−ツ | |
JPH08114285A (ja) | ハーネス付ホース | |
JPH0210343Y2 (ja) | ||
JPH08216611A (ja) | ラリー用チューブレスタイヤの異物噛込み防止具 | |
JP2524930Y2 (ja) | 駆動輪の操舵装置 | |
CA2262711A1 (en) | Steering wheel | |
KR890000494Y1 (ko) | 자동차용 미끄럼방지대 | |
JPS61109874U (ja) | ||
JP3090461U (ja) | 車両用ランプコードカバー | |
JPH01109405U (ja) | ||
JPH11222002A (ja) | 土砂防止ゴム | |
JPH03108508U (ja) | ||
JPH04283105A (ja) | チューブレスタイヤ | |
JPS61118884U (ja) | ||
JPH08130945A (ja) | 水田作業機用車輪 | |
Jarvis | Body line tours |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |