JPH08114285A - ハーネス付ホース - Google Patents

ハーネス付ホース

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Publication number
JPH08114285A
JPH08114285A JP6249433A JP24943394A JPH08114285A JP H08114285 A JPH08114285 A JP H08114285A JP 6249433 A JP6249433 A JP 6249433A JP 24943394 A JP24943394 A JP 24943394A JP H08114285 A JPH08114285 A JP H08114285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
harness
holding member
protector
held
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6249433A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Kodama
敬一 児玉
Kenichi Mitsui
研一 三井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP6249433A priority Critical patent/JPH08114285A/ja
Publication of JPH08114285A publication Critical patent/JPH08114285A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/02Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets partly surrounding the pipes, cables or protective tubing
    • F16L3/06Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets partly surrounding the pipes, cables or protective tubing with supports for wires

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ホースの変位にハーネスが十分追従でき、しか
も摩擦による摩耗を防止しつつハーネスをホースに近接
保持する。 【構成】表面に樹脂線材が螺旋状に巻回されてなるプロ
テクタ2をもつホース1と、ホース1の中間部位でプロ
テクタ2に固定された略鍔状の保持部材3と、ホース1
から所定距離離間した状態で保持部材3に押し通し保持
されたハーネス4と、からなることを特徴とする。プロ
テクタ2は伸縮及び曲げ変形自在であるので、ホース1
は剛性の増大なく変位自在である。そして保持部材3に
よりハーネス4とホース1とは離間した状態で保持され
ているので、ハーネス4とホース1との接触が防止され
摩擦による摩耗が防止されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハーネス付ホースに関
する。本発明は自動車のブレーキホースの取付け構造な
どに利用される。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車の車速を検知する車速セン
サとしては、車輪の回転数を検知するセンサが有効であ
り、ABS回路に利用されている。この車速センサは車
輪のブレーキディスク近傍に固定され、車速センサから
延び回転数に比例した信号を伝達するハーネスが、タイ
ヤハウジングを通って車室内やエンジンルーム内のコン
ピュータユニットに接続されている。
【0003】さらに近年では、ブレーキパッドの摩耗量
を検出するパッド摩耗センサー用のハーネスもタイヤハ
ウジング内に配置されるようになっている。ブレーキホ
ースや上記ハーネスは、タイヤなどとの干渉を防ぐため
に、またブレーキホースとハーネスとの摩擦も防ぐため
に、それぞれ別配索とされ、中間保持具などを用いて車
体から突出するブラケットなどに保持されている。しか
しブレーキホースとハーネスをそれぞれ配索すると、ブ
ラケットや中間保持具が多数必要となり、配索スペース
面と部品点数面で好ましくなく、さらに組付けの作業性
も良くない。そこでブレーキホースとハーネスとを一体
化することが想起され、種々の提案がある。
【0004】例えば実開昭62−171371号公報に
は、ブレーキホース内にハーネスを埋設し端部の口金か
らハーネスを外部へ導出した構造が開示されている。ま
た、実開平1−109405号公報には、ブレーキホー
ス内にハーネスを埋設しブレーキホース端部で外部へ表
出させた構造が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところがブレーキホー
ス内にハーネスを埋設した構造では、走行時のタイヤの
バウンドによるブレーキホースの変位にハーネスが充分
追従できず、ホース全体の剛性が増大してしまうという
問題が生じる。そこで、実開昭63−16953号公報
などを参考にして、ブレーキホースにハーネスを螺旋状
に巻回して保持させることが考えられる。しかしながら
ハーネスを螺旋状に加工することが難しく、螺旋状に加
工したとしても螺旋状に巻回しただけでは巻付けピッチ
が変化して、ブレーキホースの変位によりハーネスの巻
回が解けて、ハーネスがブレーキホースの外側へ大きく
はみ出す場合があった。このような不具合を防止するた
めに、螺旋状に巻回されたハーネス全体を被覆すること
も考えられているが、やはりホース全体の剛性が少なか
らず増大するし、ハーネスのブレーキホースの変位への
追従性も低下する。またブレーキホースとハーネスの摩
擦による摩耗の問題も生じる。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、ホースの変位にハーネスが十分追従でき、
しかも摩擦による摩耗を防止しつつハーネスをホースに
近接保持することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のハーネス付ホースは、表面に樹脂線材が螺旋状に巻
回されてなるプロテクタをもつホースと、ホースの中間
部位でプロテクタに固定された略鍔状の保持部材と、ホ
ースから所定距離離間した状態で保持部材に挿通保持さ
れたハーネスと、からなることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のハーネス付ホースでは、ホースは螺旋
状の樹脂線材からなるプロテクタで保護されている。こ
のプロテクタは螺旋状であるから、伸縮及び曲げ変形が
自在である。またホースは螺旋状のプロテクタで形成さ
れた中心孔内を自由に移動できる。したがってホースは
プロテクタの存在にかかわらず変位でき、ホースの剛性
はプロテクタ無しの場合とほとんど同等であるので、プ
ロテクタがホースの変位を妨げるような不具合がない。
【0009】そしてハーネスは、ホースの中間部位でプ
ロテクタに固定された略鍔状の保持部材に、ホースから
所定距離離間した状態で挿通保持されている。したがっ
てハーネスとホースとは常時離間した近接位置で保持さ
れ、ホースが大きく変位してもハーネスは保持部材とと
もにホースに追従して変位するので、ホースとハーネス
との接触が確実に防止されている。
【0010】またホースの変位により保持部材から離れ
た位置で万一ハーネスがホースに接触したとしても、ハ
ーネスはプロテクタに接触しホースとの接触が防止され
ているので、ハーネスとの摩擦によるホースの摩耗が防
止されている。さらにホース及びハーネスは保持部材内
を移動自在である。したがってホース及びハーネスの変
位が保持部材によって妨げられることがない。
【0011】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。図1
に本発明の一実施例のハーネス付ホースを示す。このハ
ーネス付ホースは、ブレーキホース1と、螺旋状のプロ
テクタ2と、保持部材3と、ハーネス4及びクランプ5
とから構成されている。
【0012】ブレーキホース1は、ホース本体10と、
ホース本体10の両端に締結された一対の口金11,1
2とから構成されている。プロテクタ2は熱可塑性樹脂
から形成され、射出成形により線材が螺旋状に巻回され
た形状に形成されている。そして形成された中心孔にブ
レーキホース1が挿通され、ホース本体10の表面に巻
回された状態となっている。
【0013】保持部材3は図2に示すように略円板状を
なし、ホース本体10が挿通されるホース孔30と、ハ
ーネス4が挿通されるハーネス孔31とを有する。ハー
ネス孔31は溝部33を介して外周側と連通され、ハー
ネス4は溝部33からもハーネス孔31に挿通可能とな
っている。ホース孔30とハーネス孔31とは十分離間
して設けられている。またホース孔30とハーネス孔3
1の左右両側には、一対の略長穴形状の貫通孔32が設
けられ、保持部材3は全体として軽量となっている。こ
の保持部材3は、プロテクタ2をもつホース本体10が
ホース孔30に挿通され、ホース本体10の中間部分で
プロテクタ2に接合されて固定されている。
【0014】なお、本実施例では保持部材3を接着によ
り固定したが、図3に示すように保持部材3とプロテク
タ2とを一体品として一体成形により製造することもで
きる。このようにすれば保持部材3の製造とプロテクタ
2への接着の工数が不要となるので、組付が一層容易と
なり製造コストの低減を図ることができる。ハーネス4
は内部にABSセンサに接続される電気コードなど複数
のコードが配設され、中間部が保持部材3のハーネス孔
31に挿通されて保持されている。そしてハーネス4は
ホース本体10を1回巻いて、両端のクランプ5に挿通
保持されている。このようにハーネス4でホース本体1
0を1回以上巻いて保持するのが好ましい。これにより
ハーネス4がホース本体10から大きく離れて他部品と
干渉するのを防止することができる。
【0015】クランプ5は、口金11,12と係合する
口金係合部50と、ハーネス4が挿通される溝部51と
からなり、口金係合部50はヒンジ部52によりヒンジ
部52と反対側で開閉可能となっている。そして口金係
合部50が口金11,12に係合固定されるとともに、
溝部51にハーネス4が保持されている。 なお溝部5
1と口金係合部50との間には十分な距離が設けられ、
ハーネス4とホース本体10の間に十分な距離が形成さ
れるようになっている。
【0016】さて、本実施例のハーネス付ホースを形成
するには、一対の口金11,12の少なくとも一方をホ
ース本体10に締結する前に、ホース本体10にプロテ
クタ2及び保持部材3を挿通する。そして中間位置で保
持部材3をプロテクタ2に接着し、口金11,12の両
方を締結する。そしてハーネス孔31にハーネス4を押
し通し、ホース本体10を1回巻いた後、一対のクラン
プ5の溝部51にハーネス4を押し通し、一対のクラン
プ5の口金係合部50をそれぞれ口金11,12に係合
させて固定する。
【0017】本発明のハーネス付ホースでは、使用時に
タイヤのバウンドによりホース本体10が変位する。こ
の時プロテクタ2は螺旋状であるので、ホース本体10
の剛性はほとんど増大することなく、ホース本体1は容
易に変位できる。すると保持部材3がホース本体10の
変位に追従して変位するので、ハーネス4は保持部材3
とともにホース本体10に追従して変位する。したがっ
てホース本体10をタイヤなどと干渉しないように保持
しておけば、ハーネス4はホース本体10に沿うように
同じように変位するので、ハーネス4がタイヤなどと干
渉することもない。
【0018】また保持部材3により、ホース本体10と
ハーネス4とは常時離間した状態で保持されている。し
たがってホース本体10とハーネス4とが接触するのが
防止され、両者の摩耗が防止されている。なお、本実施
例ではハーネスが1本の場合について説明したが、ハー
ネスが2本以上あっても保持部材3のハーネス孔31を
複数個設けることで、上記作用効果を同様に奏すること
ができる。
【0019】
【発明の効果】本発明のハーネス付ホースによれば、ホ
ースの変位にハーネスが十分追従出来るので、ホースの
剛性が増大することなく、使用時にハーネスが他部品と
干渉するのが防止される。またハーネスはホースと離間
した位置で保持部材に保持されているので、ハーネスと
ホースとの接触が防止され摩擦による摩耗を効果的に防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のハーネス付ホースの斜視図
である。
【図2】本発明の一実施例に用いた保持部材の斜視図で
ある。
【図3】実施例の他の態様を示し、プロテクタと保持部
材を一体品とした場合の斜視図である。
【符号の説明】
1:ホース 2:プロテクタ 3:
保持部材 4:ハーネス 5:クランプ 10:
ホース本体 11,12:口金 30:ホース孔 3
1:ハーネス孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に樹脂線材が螺旋状に巻回されてな
    るプロテクタをもつホースと、 該ホースの中間部位で該プロテクタに固定された略鍔状
    の保持部材と、 該ホースから所定距離離間した状態で該保持部材に挿通
    保持されたハーネスと、からなることを特徴とするハー
    ネス付ホース。
JP6249433A 1994-10-14 1994-10-14 ハーネス付ホース Pending JPH08114285A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6249433A JPH08114285A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 ハーネス付ホース

Applications Claiming Priority (1)

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JP6249433A JPH08114285A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 ハーネス付ホース

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JPH08114285A true JPH08114285A (ja) 1996-05-07

Family

ID=17192900

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JP6249433A Pending JPH08114285A (ja) 1994-10-14 1994-10-14 ハーネス付ホース

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JP (1) JPH08114285A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001069655A (ja) * 1999-08-26 2001-03-16 Yazaki Corp 電線収容装置
FR2970315A1 (fr) * 2011-01-07 2012-07-13 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif de renfort d'un element flexible, de type tuyau ou cable, entre deux points de fixation
JP2016065620A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 アズビル株式会社 線状部材保護装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001069655A (ja) * 1999-08-26 2001-03-16 Yazaki Corp 電線収容装置
FR2970315A1 (fr) * 2011-01-07 2012-07-13 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif de renfort d'un element flexible, de type tuyau ou cable, entre deux points de fixation
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