JP2522668B2 - カメラのズ−ム位置検出装置 - Google Patents
カメラのズ−ム位置検出装置Info
- Publication number
- JP2522668B2 JP2522668B2 JP62159679A JP15967987A JP2522668B2 JP 2522668 B2 JP2522668 B2 JP 2522668B2 JP 62159679 A JP62159679 A JP 62159679A JP 15967987 A JP15967987 A JP 15967987A JP 2522668 B2 JP2522668 B2 JP 2522668B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens barrel
- zoom
- time
- gray code
- movement amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Description
出装置に関する。
ように、ズーミングに応じて絞りの位置を移動したり絞
り径を変化させることによって、ズーミングに対して絞
り値が一定となるような構成となっている。しかしなが
ら、コンパクトカメラのズーム化においては、従来のズ
ームレンズの構成を採用することは容積的に不可能であ
るので、ズーム位置に応じた露出補正が必要となり、ズ
ーム位置の検出が重要な問題となる。
的は、コンパクトカメラのズーム化に寄与するズーム位
置検出装置を提供することにある。
移動量毎にコード変化するグレーコードを与える位置検
出手段(100)と、ズームスイッチが操作されている状
態で前記グレーコードのコード変化の時間間隔を測定し
この時間間隔を1ステップ時間として更新設定する1ス
テップ時間設定手段(200)と、前記ズームスイッチが
操作されている状態で前記グレーコードがコード変化し
た際の当該変化時点からの時間経過を測定し、当該時間
経過と前記1ステップ時間と鏡胴の前記所定移動量とか
ら、前記時間経過に対応する前記鏡胴の移動分を演算す
る移動分演算手段(300)と、前記グレーコードと前記
移動分とから前記鏡胴のズーム位置を演算する位置演算
手段(400)とを有するカメラの鏡胴位置検出装置を、
前記ズームスイッチの操作に応答して前記鏡胴を略定速
でズーム駆動するカメラにもうけることによって、上記
目的を達成する。
イッチ2の操作信号と位置検出系3の出力であるグレー
コードとがマイクロコンピュータ1に入力されるように
なっていると共に、鏡胴4をズーム駆動するズーム駆動
系5とズーム位置を表示するLCD表示系6とがマイクロ
コンピュータ1によって制御されるようになっており、
更に、マイクロコンピュータ1からズーム位置情報が出
力されるようになっている。ズームスイッチ2は前進ス
イッチ2aと後退スイッチ2bとからなり、鏡胴4の前進ま
たは後退のための操作信号をマイクロコンピュータ1に
与える。ズーム駆動系5は、マイクロコンピュータ1の
制御下で、鏡胴4を略定速でズーム駆動する。位置検出
系3は、鏡胴4の所定移動量毎にコード変化するグレー
コードを、マイクロコンピュータ1に与える。
の機能説明図で、グレーコードと鏡胴位置との間の関係
を示し、横線は鏡胴位置で、折線はグレーコードの変化
である。図示の例では、鏡胴4が移動すると、位置a,b,
c,dでグレーコードが変化する。コード変化から次のコ
ード変化までの間の鏡胴4の移動量は所定移動量Mであ
る。ここで、位置bとcとの間の位置xに鏡胴4が移動
したとすると、位置検出系3は位置b−c間で同一のグ
レーコードを与えるので、鏡胴4の正確な位置xを知る
ことはできない。マイクロコンピュータ1は、位置bか
ら位置xまでの鏡胴4の移動分ΔLを演算し、グレーコ
ードからわかる位置bに移動分ΔLを加えて鏡胴位置x
を求める。鏡胴4が前進移動で位置xに移動した場合、
移動分ΔLは、鏡胴4の移動状態下でのコード変化から
次のコード変化までの時間間隔であるグレーコードの1
ステップ時間T(位置a−b間の時間)と、位置bでの
グレーコードの変化時点から位置xまでの時間経過t
と、鏡胴4の所定移動量Mとから、ΔL=(t/T)×M
によって与えられる。一方、鏡胴4が後退移動で位置x
に移動した場合においては、1ステップ時間T(位置d
−c間の時間)と、位置cでのグレーコードの変化時点
から位置xまでの時間経過t′を1ステップ時間Tから
減ずることによって求めた時間経過tと、所定移動量M
とから、上述の演算によって移動分ΔLが与えられる。
1ステップ時間Tおよび経過時間t,t′はマイクロコン
ピュータ1の内部タイマによって測定される。
第4図および前述の第3図を併用して第2図の構成の動
作を説明する。
置xで停止しているとする。このとき、マイクロコンピ
ュータ1の内部タイマは位置bから位置xまでの時間経
過tをカウントした状態で停止している。また、マイク
ロコンピュータ1には前回のズーム駆動で測定された1
ステップ時間Tが設定されている。鏡胴4を更に前進さ
せるためにズームスイッチ2が前進操作されたとする
と、マイクロコンピュータ1は、ステップ10でズーム駆
動系5の制御により鏡胴4の前進移動を開始し、ステッ
プ11でカウント停止中の内部タイマをリセットすること
なくスタートさせ、更に、次のステップ12でグレーコー
ドの取り込みを行なう。鏡胴4が位置xから位置cに向
かっている間はグレーコードの変化がないので、ステッ
プ13を経てステップ14の移動分ΔLの演算に入る。移動
分ΔLは、設定されている1ステップ時間Tと内部タイ
マの経過時間tと所定移動量Mとから前述の演算によっ
て求められる。その後ステップ15に入り、グレーコード
からわかる位置bと移動分ΔLとから鏡胴4のズーム位
置を認識し、次のステップ16でLCD表示系6にズーム位
置を表示してステップ17に入る。ズームスイッチ2の操
作が継続されていればステップ12に戻り、グレーコード
の取り込みを行なう。鏡胴4が位置cに来てグレーコー
ドが変化したとすると、ステップ13からステップ18に入
り、当該ステップ18で内部タイマを停止し、次のステッ
プ19で内部タイマの測定時間によって1ステップ時間T
を更新設定した後、ステップ20で内部タイマをリセット
後スタートしてステップ15に入る。ステップ15ではグレ
ーコードの変化から位置cをズーム位置として認識す
る。ズームスイッチ2の操作が解除され、鏡胴4が位置
cとdとの間の位置x1で停止したとすると、設定され
ている1ステップ時間Tと、内部タイマからわかる位置
cから位置x1までの経過時間t1と、所定移動量Mとか
ら、位置c−x1間の移動分ΔL1をステップ14で演算
し、ステップ15でグレーコードからわかる位置cとによ
って鏡胴4が停止したズーム位置を認識する。ズームス
イッチ2の解除でステップ17からステップ21に進み、当
該ステップ21の内部タイマ停止,ステップ22の鏡胴移動
停止およびステップ23のズーム位置情報出力を経てプロ
グラムを終了する。ズーム位置情報は露出補正としてAE
制御に用いられる。
態下で、鏡胴4を後退させるためにズームスイッチ2が
後退操作されたとすると、マイクロコンピュータ1は、
ステップ10で鏡胴4の後退移動を開始し、次のステップ
11で、設定されている1ステップ時間Tを用いて内部タ
イマの内容tをT−t=t′にセットしなおしてスター
トさせる。鏡胴4が位置xから位置bに向かっている間
はグレーコードの変化がないので、ステップ14に入り、
設定されている1ステップ時間Tと、内部タイマの経過
時間t′を1ステップ時間Tから減ずることによって得
られた経過時間tと、所定移動量Mとから、移動分ΔL
を演算する。ステップ15ではこの移動分ΔLとグレーコ
ードからわかる位置bとからズーム位置を認識する。鏡
胴4が位置bに来てグレーコードが変化すると、上述し
たステップ13〜20を経て、グレーコードの変化から位置
bをズーム位置として認識する。鏡胴4が位置aとbと
の間の位置x2で停止したとすると、設定されている1
ステップ時間Tと、内部タイマからわかる位置bから位
置x2までの経過時間t1′を1ステップ時間Tから減ず
ることによって与えられた経過時間t2と、所定移動量
Mとから、位置a−x2間の移動分ΔL2をステップ14で
演算し、ステップ15でグレーコードからわかる位置aと
によって鏡胴4が停止しているズーム位置を認識する。
態下では、内部タイマが位置cから位置xまでの時間経
過t′をカウントした状態で停止している。この状態
で、ズームスイッチ2が前進操作された場合、マイクロ
コンピュータ1は、ステップ11で、設定されている1ス
テップ時間Tを用いて内部タイマの内容t′をT−t′
=tにセットしなおしてスタートさせる。ズームスイッ
チ2が後退操作された場合には、ステップ11で内部タイ
マをそのままスタートさせる。その他の動作は前述した
通りである。
コード変化から次のコード変化までの間の鏡胴位置を補
間演算によって求め、鏡胴のズーム位置を連続的に検出
するようにしたので、グレーコードのビット数を大とす
ることなく詳細なズーム位置情報を与えることが可能
で、コンパクトカメラのズーム化の際の露出補正に有効
に機能するズーム位置検出装置を提供することができ
る。
示す構成図、第3図は第2図の構成の位置検出系および
マイクロコンピュータの機能説明図、第4図は第2図の
構成の制御フローチャートである。 1……マイクロコンピュータ、2……ズームスイッチ、
3……位置検出系、4……鏡胴、5……ズーム駆動系、
100……位置検出手段、200……1ステップ時間設定手
段、300……移動分演算手段、400……位置演算手段
Claims (1)
- 【請求項1】ズームスイッチの操作に応答して鏡胴を略
定速でズーム駆動するカメラにもうけられる装置であっ
て、前記鏡胴の所定移動量毎にコード変化するグレーコ
ードを与える位置検出手段と、前記ズームスイッチが操
作されている状態で前記グレーコードのコード変化の時
間間隔を測定し当該時間間隔を1ステップ時間として更
新設定する1ステップ時間設定手段と、前記ズームスイ
ッチが操作されている状態で前記グレーコードがコード
変化した際の当該変化時点からの時間経過を測定し、こ
の時間経過と前記1ステップ時間と鏡胴の前記所定移動
量とから、前記時間経過に対応する前記鏡胴の移動分を
演算する移動分演算手段と、前記グレーコードと前記移
動分とから前記鏡胴のズーム位置を演算する位置演算手
段とを有することを特徴とするカメラのズーム位置検出
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62159679A JP2522668B2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | カメラのズ−ム位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62159679A JP2522668B2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | カメラのズ−ム位置検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS644715A JPS644715A (en) | 1989-01-09 |
JP2522668B2 true JP2522668B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=15698958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62159679A Expired - Fee Related JP2522668B2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | カメラのズ−ム位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522668B2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-29 JP JP62159679A patent/JP2522668B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS644715A (en) | 1989-01-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5790490A (en) | Anti-shake camera | |
JP3805057B2 (ja) | レンズ装置 | |
JPH06130284A (ja) | 予測機能を有する焦点調節装置 | |
JP4541072B2 (ja) | 交通信号制御装置及びこれを用いた交通信号システム | |
JP2522668B2 (ja) | カメラのズ−ム位置検出装置 | |
US6345152B1 (en) | Camera with blur reducing function | |
US6343187B1 (en) | Camera with blur reducing function | |
JPH06118469A (ja) | 手ブレ補正機能付きカメラ | |
JPH05313059A (ja) | 自動焦点調節装置 | |
WO1992009940A1 (en) | Method for executing program for cnc equipment | |
JP4051738B2 (ja) | ブレ検出装置及びブレ補正カメラ | |
JP2001183383A (ja) | 撮像装置及び撮像対象の速度算出方法 | |
JPH06284316A (ja) | 回転台付き撮像装置 | |
FR2493542A1 (fr) | Dispositif annonciateur pour dispositif de reglage de foyer d'appareil photographique | |
JP2810934B2 (ja) | リモコン雲台 | |
JP3314324B2 (ja) | 映像表示装置 | |
JP2881817B2 (ja) | 被写体追尾装置 | |
JPH07244512A (ja) | ロボットに対象物の位置と時間を報知する方法及びトラッキング方法 | |
JPH0560968A (ja) | 自動焦点調節装置 | |
JPH063582A (ja) | カメラシステム | |
JP2003149534A (ja) | レンズ装置及びレンズ操作ユニット | |
JPH0876223A (ja) | 表示装置 | |
JPH0365910A (ja) | 自動焦点調節装置 | |
JP2954846B2 (ja) | 指針の運針制御方法 | |
JP3223601B2 (ja) | カメラの露出演算装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |