JP2522650Y2 - 吸気通路装置 - Google Patents
吸気通路装置Info
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- JP2522650Y2 JP2522650Y2 JP1989083786U JP8378689U JP2522650Y2 JP 2522650 Y2 JP2522650 Y2 JP 2522650Y2 JP 1989083786 U JP1989083786 U JP 1989083786U JP 8378689 U JP8378689 U JP 8378689U JP 2522650 Y2 JP2522650 Y2 JP 2522650Y2
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- Japan
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- intake
- air
- passage
- intake passage
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車用エンジンの吸気通路装置に関す
る。
る。
[従来の技術] 従来の自動車用過給機付エンジンは、第5図に示す様
に、エンジン01の図示しない燃焼室に供給される吸気
は、エアクリーナ02からエアフローセンサ03を通過した
後、排気通路04に配置されたタービン05によって駆動さ
れるコンプレッサ06により加圧され、エアホース07、イ
ンタークーラー08、エアホース09を介し、スロットルバ
ルブ010が設けられたスロットルボディ011に供給され、
吸気マニホルド012から図示しない燃焼室に加圧供給さ
れる。
に、エンジン01の図示しない燃焼室に供給される吸気
は、エアクリーナ02からエアフローセンサ03を通過した
後、排気通路04に配置されたタービン05によって駆動さ
れるコンプレッサ06により加圧され、エアホース07、イ
ンタークーラー08、エアホース09を介し、スロットルバ
ルブ010が設けられたスロットルボディ011に供給され、
吸気マニホルド012から図示しない燃焼室に加圧供給さ
れる。
このような吸気装置においては、急減速時等にスロッ
トルバルブ010が急激に閉じられることによりスロット
ルバルブ010上流側の圧力が過大に上昇し、異音が発生
するという問題点があった。
トルバルブ010が急激に閉じられることによりスロット
ルバルブ010上流側の圧力が過大に上昇し、異音が発生
するという問題点があった。
この問題点を解消する効果的な手段の一つとして、第
5図に示すように、急減速時にスロットルバルブ010上
流側の圧力が上昇する空間013と、エアフローセンサ03
下流端とを連通するエアバイパス通路014を設けること
により、スロットルバルブ010上流側の圧力を逃がす方
法が知られている。前記エアバイパス通路014内には、
スロットルバルブ010上流側の圧力上昇によって開作動
されるエアバイパスバルブ015が設けられている。
5図に示すように、急減速時にスロットルバルブ010上
流側の圧力が上昇する空間013と、エアフローセンサ03
下流端とを連通するエアバイパス通路014を設けること
により、スロットルバルブ010上流側の圧力を逃がす方
法が知られている。前記エアバイパス通路014内には、
スロットルバルブ010上流側の圧力上昇によって開作動
されるエアバイパスバルブ015が設けられている。
しかしながら、前記エアバイパス通路014の下流開口
端であるエアバイパス通路出口016は、周囲の部品レイ
アウトにより制約され自由度が少なかった。
端であるエアバイパス通路出口016は、周囲の部品レイ
アウトにより制約され自由度が少なかった。
さらに、第5図に示す従来のエアバイパス通路出口01
6はエアフローセンサ03に対して吸入空気流と直交する
ように構成され、バイパス流は吸入空気流に対して直角
に噴出するため、エアバイパスバルブ015開弁時に、前
記エアバイパス通路出口016から噴出するバイパス流に
よってエアフローセンサ03内の吸入空気流が乱されエア
フローセンサ03の誤計測が発生し、エンジンストールを
招くという問題点があった。
6はエアフローセンサ03に対して吸入空気流と直交する
ように構成され、バイパス流は吸入空気流に対して直角
に噴出するため、エアバイパスバルブ015開弁時に、前
記エアバイパス通路出口016から噴出するバイパス流に
よってエアフローセンサ03内の吸入空気流が乱されエア
フローセンサ03の誤計測が発生し、エンジンストールを
招くという問題点があった。
なお、実開昭59-115864号公報には、吸気通路2にエ
アフローメータ3とを備えたターボチャージャ付内燃機
関において、吸気バイパス通路12の出口先端部に吸気通
路2内の吸気コンプレッサ5方向に、即ち吸気通路2の
下流側に指向して開口する突出通路20を設けた構成が記
載され、吸気リリーフバルブ13の開弁時の吸気通路2内
の空気の脈動や逆流を防止して、エアフローメータ3の
誤検出を防止する技術が開示されているが、突出通路20
自身が吸気通路2の通路中央部に突出しているため、通
常運転時に吸入空気流に乱れを起こし流量係数が低下し
吸入効率が低下する不具合があった。さらに該公報の技
術では、吸気通路2に対して吸気バイパス通路12がほぼ
直角に挿入されて配置されているため、エンジンルーム
内の他の部材のレイアウトに影響を与え設計自由度に制
約を受ける欠点がある。
アフローメータ3とを備えたターボチャージャ付内燃機
関において、吸気バイパス通路12の出口先端部に吸気通
路2内の吸気コンプレッサ5方向に、即ち吸気通路2の
下流側に指向して開口する突出通路20を設けた構成が記
載され、吸気リリーフバルブ13の開弁時の吸気通路2内
の空気の脈動や逆流を防止して、エアフローメータ3の
誤検出を防止する技術が開示されているが、突出通路20
自身が吸気通路2の通路中央部に突出しているため、通
常運転時に吸入空気流に乱れを起こし流量係数が低下し
吸入効率が低下する不具合があった。さらに該公報の技
術では、吸気通路2に対して吸気バイパス通路12がほぼ
直角に挿入されて配置されているため、エンジンルーム
内の他の部材のレイアウトに影響を与え設計自由度に制
約を受ける欠点がある。
本考案は上記に鑑み考案されたもので、エアフローセ
ンサの誤作動を防止しながら、エアバイパス通路出口の
周囲部品のレイアウトに影響を与えることがなく、また
エアバイパス通路出口によって通常運転時における吸入
効率の低下を防止することを目的とする吸気通路装置を
提供することにある。
ンサの誤作動を防止しながら、エアバイパス通路出口の
周囲部品のレイアウトに影響を与えることがなく、また
エアバイパス通路出口によって通常運転時における吸入
効率の低下を防止することを目的とする吸気通路装置を
提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記目的を達成するために創案されたもの
で、エンジンの燃焼室に連通する吸気通路、同吸気通路
に設けられ吸入空気量を測定するエアフローセンサ、前
記燃焼室を2つの燃焼室群に分割すると共に該燃焼室群
に対応して各々設けられた一対の過給機、前記吸気通路
の前記エアフローセンサ下流側に設けられ吸入空気量を
調整するスロットルバルブ、前記吸気通路の前記エアフ
ローセンサの下流から前記一対の過給機を介して前記吸
気通路の前記スロットルバルブの上流に連通するよう前
記吸気通路を分岐する分岐部、一端が前記吸気通路の前
記スロットルバルブの上流に連通され他端が前記分岐部
に連通されるエアバイパス通路、同エアバイパス通路の
他端側に設けられ、この他端側のその出口部分が前記分
岐部に沿って分岐され且つ前記分岐部壁内に内装される
と共に該出口部分の通路側に露呈する面が前記分岐部の
通路内周面とほぼ同一面となるように形成し、出口先端
が前記分岐部の下流側に指向し且つ内周面近傍に開口す
るバイパス流の規制手段を備えたことを特徴とする吸気
通路装置である。
で、エンジンの燃焼室に連通する吸気通路、同吸気通路
に設けられ吸入空気量を測定するエアフローセンサ、前
記燃焼室を2つの燃焼室群に分割すると共に該燃焼室群
に対応して各々設けられた一対の過給機、前記吸気通路
の前記エアフローセンサ下流側に設けられ吸入空気量を
調整するスロットルバルブ、前記吸気通路の前記エアフ
ローセンサの下流から前記一対の過給機を介して前記吸
気通路の前記スロットルバルブの上流に連通するよう前
記吸気通路を分岐する分岐部、一端が前記吸気通路の前
記スロットルバルブの上流に連通され他端が前記分岐部
に連通されるエアバイパス通路、同エアバイパス通路の
他端側に設けられ、この他端側のその出口部分が前記分
岐部に沿って分岐され且つ前記分岐部壁内に内装される
と共に該出口部分の通路側に露呈する面が前記分岐部の
通路内周面とほぼ同一面となるように形成し、出口先端
が前記分岐部の下流側に指向し且つ内周面近傍に開口す
るバイパス流の規制手段を備えたことを特徴とする吸気
通路装置である。
[作用] 本考案によれば、エアバイパス通路の出口部分が分岐
部に沿って分岐され且つ分岐部壁内に内装されると共に
出口部分の通路側に露呈する面を前記分岐部の通路内周
面とほぼ同一面となるように形成し、出口先端が分岐部
の下流側に指向し且つ内周面近傍に開口することによ
り、過給時にスロットルバルブが急閉されて吸気通路の
エアフローセンサの下流にバイパスして圧力を逃がす場
合に、このバイパス流が確実に分岐部の下流側の吸気通
路に導かれる。
部に沿って分岐され且つ分岐部壁内に内装されると共に
出口部分の通路側に露呈する面を前記分岐部の通路内周
面とほぼ同一面となるように形成し、出口先端が分岐部
の下流側に指向し且つ内周面近傍に開口することによ
り、過給時にスロットルバルブが急閉されて吸気通路の
エアフローセンサの下流にバイパスして圧力を逃がす場
合に、このバイパス流が確実に分岐部の下流側の吸気通
路に導かれる。
また、本願考案では、吸気バイパス通路の出口部分が
通路内に突出しておらず、通常運転時に吸気通路を流れ
る吸入空気流が規制手段の出口部分に沿って円滑に流
れ、吸入空気流に乱れを起こすことがなく、さらに、バ
イパス通路の出口部分が分岐部に内装されているため、
エンジンルーム内の周辺機器のレイアウトに影響を及ぼ
すことがないという作用を有している。
通路内に突出しておらず、通常運転時に吸気通路を流れ
る吸入空気流が規制手段の出口部分に沿って円滑に流
れ、吸入空気流に乱れを起こすことがなく、さらに、バ
イパス通路の出口部分が分岐部に内装されているため、
エンジンルーム内の周辺機器のレイアウトに影響を及ぼ
すことがないという作用を有している。
[実施例] 以下本考案の一実施例を第1図〜第4図に基づいて説
明する。
明する。
第1図は、両バンク2、2に1個ずつの過給機4、4
を設けた自動車用過給機付V型6気筒エンジン6の吸気
系8を示すもので、大気中に含まれるほこり、ゴミ等を
除去するエアクリーナ10から順に、上流端が前記エアク
リーナ10の下流端に接続され吸入空気量を測定するカル
マン渦式エアフローセンサ12、同カルマン渦式エアフロ
ーセンサ12下流端に接続されたポリプロピレン樹脂等で
製造された吸気通路としてのエアインテークホース14、
前記過給機を構成するとともに排気通路15に配設された
タービン17に連結され、上流端が前記エアインテークホ
ース14下流端に接続されて吸気を加圧供給せしめるコン
プレッサ16、上流端が前記コンプレッサ16下流端に接続
されたエアホース18、上流端が前記エアホース18下流端
に接続され図示しないアクセルペダル踏み込み量に応じ
て開閉するスロットル弁20を備えたスロットルボデー22
が接続されることにより、この吸気系が構成されてい
る。前記エアホース18には、吸気を適宜冷却せしめるイ
ンタークーラー24が配設されている。
を設けた自動車用過給機付V型6気筒エンジン6の吸気
系8を示すもので、大気中に含まれるほこり、ゴミ等を
除去するエアクリーナ10から順に、上流端が前記エアク
リーナ10の下流端に接続され吸入空気量を測定するカル
マン渦式エアフローセンサ12、同カルマン渦式エアフロ
ーセンサ12下流端に接続されたポリプロピレン樹脂等で
製造された吸気通路としてのエアインテークホース14、
前記過給機を構成するとともに排気通路15に配設された
タービン17に連結され、上流端が前記エアインテークホ
ース14下流端に接続されて吸気を加圧供給せしめるコン
プレッサ16、上流端が前記コンプレッサ16下流端に接続
されたエアホース18、上流端が前記エアホース18下流端
に接続され図示しないアクセルペダル踏み込み量に応じ
て開閉するスロットル弁20を備えたスロットルボデー22
が接続されることにより、この吸気系が構成されてい
る。前記エアホース18には、吸気を適宜冷却せしめるイ
ンタークーラー24が配設されている。
尚、エアインテークホース14は、エアフローセンサ12
下流の分岐部から分岐され両バンクに設けられた過給機
4、4のコンプレッサ部に連通され、さらにエアホース
18を介して上記スロットルバルブ20の上流に連通され
る。
下流の分岐部から分岐され両バンクに設けられた過給機
4、4のコンプレッサ部に連通され、さらにエアホース
18を介して上記スロットルバルブ20の上流に連通され
る。
又、前記スロットルバルブ20上流付近の前記エアホー
ス18下流端近傍と前記エアフローセンサ12下流端とのエ
アインテークホース14を連通するポリプロピレン樹脂等
で製造されたエアバイパス通路26が設けられている。前
記エアバイパス通路26はその下流端であるエアバイパス
通路出口28に、ポリプロピレン樹脂等で製造されたバイ
パス流の規制手段としての出口部分30が分岐部に沿って
分岐して接続され、同出口部分30が前記エアインテーク
ホース14の分岐部内に内装されている。
ス18下流端近傍と前記エアフローセンサ12下流端とのエ
アインテークホース14を連通するポリプロピレン樹脂等
で製造されたエアバイパス通路26が設けられている。前
記エアバイパス通路26はその下流端であるエアバイパス
通路出口28に、ポリプロピレン樹脂等で製造されたバイ
パス流の規制手段としての出口部分30が分岐部に沿って
分岐して接続され、同出口部分30が前記エアインテーク
ホース14の分岐部内に内装されている。
第2図に示すように、前記出口部分30は前記エアイン
テークホース14の分岐部に形成された凹部に嵌装され、
前記出口部分30の前記エアインテークホース14内の空気
通路側に露呈する面が前記エアインテークホース14内周
面とほぼ同一面となるように構成されるとともにその出
口先端32、32は吸気流れの下流方向に指向せしめられて
いる。
テークホース14の分岐部に形成された凹部に嵌装され、
前記出口部分30の前記エアインテークホース14内の空気
通路側に露呈する面が前記エアインテークホース14内周
面とほぼ同一面となるように構成されるとともにその出
口先端32、32は吸気流れの下流方向に指向せしめられて
いる。
以下、本実施例の作用を説明する。
先ず、エンジン6の通常運転状態では、排気通路15に
配設されたタービン17によって、過給機が駆動されて吸
気が加圧供給され、図示しない適宜ウエストゲイト装置
によって過給圧が制御されている。
配設されたタービン17によって、過給機が駆動されて吸
気が加圧供給され、図示しない適宜ウエストゲイト装置
によって過給圧が制御されている。
このエンジンの通常運転状態では、エアバイパス通路
出口28の出口部分30が分岐部の通路内に突出しておら
ず、通路側に露呈する面が通路内周面とほぼ同一面とな
るため、エアインテークホース14を流れる吸入空気流が
出口部分30に沿って円滑に流れ、吸入空気流に乱れを起
こすことがない。
出口28の出口部分30が分岐部の通路内に突出しておら
ず、通路側に露呈する面が通路内周面とほぼ同一面とな
るため、エアインテークホース14を流れる吸入空気流が
出口部分30に沿って円滑に流れ、吸入空気流に乱れを起
こすことがない。
そしてエンジン、特に負荷の大きい状態からスロット
ルバルブ20を急激に閉作動した場合に、コンプレッサ16
の回転慣性、及び吸気の吸入慣性によってその下流の圧
力が過大に上昇し、スロットルバルブ20の上流に異常に
大きな圧力が発生する。
ルバルブ20を急激に閉作動した場合に、コンプレッサ16
の回転慣性、及び吸気の吸入慣性によってその下流の圧
力が過大に上昇し、スロットルバルブ20の上流に異常に
大きな圧力が発生する。
この圧力はエアバイパス通路26を介して前記エアバイ
パス通路出口28に吐出され出口先端32、32からバイパス
流が噴出されるが、この時、エアインテークホース14内
において、出口部分30、30が分岐部に沿って分岐され、
かつその出口先端32、32がエアインテークホース14の下
流側に指向するため、バイパス流が確実に分岐部の下流
側のエアインテークホース14に導かれる。
パス通路出口28に吐出され出口先端32、32からバイパス
流が噴出されるが、この時、エアインテークホース14内
において、出口部分30、30が分岐部に沿って分岐され、
かつその出口先端32、32がエアインテークホース14の下
流側に指向するため、バイパス流が確実に分岐部の下流
側のエアインテークホース14に導かれる。
以下本実施例の効果を説明する。
エアバイパス通路出口28には、その出口部分32、32が
分岐部に沿って分岐され、且つ分岐部に形成された凹部
に内装されると共に、エアインテークホース14内の通路
側に露呈する面がエアインテークホース14内周面とほぼ
同一面となり、さらにその出口部分32、32の出口先端3
0、30がエアインテークホース14内の下流に指向し、且
つ内周面近傍に開口している為、エアフローセンサ12の
誤計測を防止でき、該誤計測によるエンジンストールを
効果的に防止する。
分岐部に沿って分岐され、且つ分岐部に形成された凹部
に内装されると共に、エアインテークホース14内の通路
側に露呈する面がエアインテークホース14内周面とほぼ
同一面となり、さらにその出口部分32、32の出口先端3
0、30がエアインテークホース14内の下流に指向し、且
つ内周面近傍に開口している為、エアフローセンサ12の
誤計測を防止でき、該誤計測によるエンジンストールを
効果的に防止する。
また、エアインテークホース14を通る吸入空気流が、
バイパス流の規制手段としての出口部分32に沿って円滑
に流れ、吸入空気流に乱れを起こすことがないため、通
常運転時における吸入空気の流量係数が低下することな
く吸入効率の低下を防止する効果を奏する。
バイパス流の規制手段としての出口部分32に沿って円滑
に流れ、吸入空気流に乱れを起こすことがないため、通
常運転時における吸入空気の流量係数が低下することな
く吸入効率の低下を防止する効果を奏する。
さらに、バイパス通路出口28の出口部分32、32が分岐
部に形成された凹部に内装されているため、エンジンル
ーム内の周辺機器のレイアウトに影響を及ぼすことがな
く、エンジンルーム内のレイアウトの設計自由度が高く
なるという作用効果を奏する。
部に形成された凹部に内装されているため、エンジンル
ーム内の周辺機器のレイアウトに影響を及ぼすことがな
く、エンジンルーム内のレイアウトの設計自由度が高く
なるという作用効果を奏する。
[考案の効果] 本考案吸気通路装置によれば、過給時にスロットルバ
ルブが急閉されて吸気通路のエアフローセンサの下流に
バイパスして圧力を逃がす場合に、このバイパス流が確
実に分岐部の下流側の副吸気通路に導かれるため、分岐
部上流側のエアフローセンサに影響を及ぼすことがなく
エアフローセンサの誤検出を防止する作用効果を奏する
ものである。
ルブが急閉されて吸気通路のエアフローセンサの下流に
バイパスして圧力を逃がす場合に、このバイパス流が確
実に分岐部の下流側の副吸気通路に導かれるため、分岐
部上流側のエアフローセンサに影響を及ぼすことがなく
エアフローセンサの誤検出を防止する作用効果を奏する
ものである。
また、本願考案では、吸気バイパス通路の出口部分が
通路内に突出しておらず通路側に露呈する面が通路内周
面とほぼ同一面となるため、通常運転時には、吸気通路
を流れる吸入空気流が規制手段の出口部分に沿って円滑
に流れ、吸入空気流に乱れを起こすことがないため、通
常運転時における吸入空気の流量係数が低下することな
く吸入効率の低下を防止することができる効果を奏す
る。
通路内に突出しておらず通路側に露呈する面が通路内周
面とほぼ同一面となるため、通常運転時には、吸気通路
を流れる吸入空気流が規制手段の出口部分に沿って円滑
に流れ、吸入空気流に乱れを起こすことがないため、通
常運転時における吸入空気の流量係数が低下することな
く吸入効率の低下を防止することができる効果を奏す
る。
さらに、本願考案では、バイパス通路の出口部分が分
岐部に内装されているため、エンジンルーム内の周辺機
器のレイアウトに影響を及ぼすことがなく、エンジンル
ーム内のレイアウトの設計自由度が高くなるという作用
効果を奏する。
岐部に内装されているため、エンジンルーム内の周辺機
器のレイアウトに影響を及ぼすことがなく、エンジンル
ーム内のレイアウトの設計自由度が高くなるという作用
効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示す概略説明図、第2図は
第1図の一部拡大説明図、第3図は第2図のIII-III断
面説明図、第4図は第2図のIV-IV断面説明図、第5図
は従来の吸気通路装置の概略説明図である。 4;過給機、6;エンジン、8;吸気系 12;エアフローセンサ、14;エアインテクホース 18;エアホース、20;スロットルバルブ 22;スロットルボディ、28;エアバイパス通路、32;出口
第1図の一部拡大説明図、第3図は第2図のIII-III断
面説明図、第4図は第2図のIV-IV断面説明図、第5図
は従来の吸気通路装置の概略説明図である。 4;過給機、6;エンジン、8;吸気系 12;エアフローセンサ、14;エアインテクホース 18;エアホース、20;スロットルバルブ 22;スロットルボディ、28;エアバイパス通路、32;出口
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンの燃焼室に連通する吸気通路、 同吸気通路に設けられ吸入空気量を測定するエアフロー
センサ、 前記燃焼室を2つの燃焼室群に分割すると共に該燃焼室
群に対応して各々設けられた一対の過給機、 前記吸気通路の前記エアフローセンサ下流側に設けられ
吸入吸気量を調整するスロットルバルブ、 前記吸気通路の前記エアフローセンサの下流から前記一
対の過給機を介して前記吸気通路の前記スロットルバル
ブの上流に連通するよう前記吸気通路を分岐する分岐
部、 一端が前記吸気通路の前記スロットルバルブの上流に連
通され他端が前記分岐部に連通されるエアバイパス通
路、 同エアバイパス通路の他端側に設けられ、この他端側の
その出口部分が前記分岐部に沿って分岐され且つ前記分
岐部壁内に内装されると共に該出口部分の通路側に露呈
する面が前記分岐部の通路内周面とほぼ同一面となるよ
うに形成し、出口先端が前記分岐部の下流側に指向し且
つ内周面近傍に開口するバイパス流の規制手段を備えた
ことを特徴とする吸気通路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989083786U JP2522650Y2 (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | 吸気通路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989083786U JP2522650Y2 (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | 吸気通路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0323620U JPH0323620U (ja) | 1991-03-12 |
JP2522650Y2 true JP2522650Y2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=31631745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989083786U Expired - Lifetime JP2522650Y2 (ja) | 1989-07-17 | 1989-07-17 | 吸気通路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522650Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015056479A1 (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関の吸気通路構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59115864U (ja) * | 1983-01-26 | 1984-08-04 | 日産自動車株式会社 | タ−ボチヤ−ジヤ付内燃機関の吸気流量測定装置 |
JPH0717786Y2 (ja) * | 1987-08-05 | 1995-04-26 | トヨタ自動車株式会社 | 過給機付内燃機関の吸気バイパス装置 |
-
1989
- 1989-07-17 JP JP1989083786U patent/JP2522650Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015056479A1 (ja) * | 2013-10-18 | 2015-04-23 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関の吸気通路構造 |
US9605588B2 (en) | 2013-10-18 | 2017-03-28 | Nissan Motor Co., Ltd. | Air intake pathway structure for internal combustion engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0323620U (ja) | 1991-03-12 |
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