JP2522431B2 - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JP2522431B2 JP2522431B2 JP2069650A JP6965090A JP2522431B2 JP 2522431 B2 JP2522431 B2 JP 2522431B2 JP 2069650 A JP2069650 A JP 2069650A JP 6965090 A JP6965090 A JP 6965090A JP 2522431 B2 JP2522431 B2 JP 2522431B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- sliders
- magnetic head
- recording medium
- core assembly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばオフィスコンピュータ,パーソナル
コンピュータあるいはワードプロセッサ等のフロッピィ
ーディスク装置に使用して好適な磁気ヘッドに関するも
のである。
コンピュータあるいはワードプロセッサ等のフロッピィ
ーディスク装置に使用して好適な磁気ヘッドに関するも
のである。
一般に、磁気ヘッドは、記録時にヘッドギャップから
湧き出す磁束によって記録媒体の磁性層を磁化し、再生
時には記録媒体の表面から湧き出ている磁束をギャップ
によって捕捉するものとして知られている。
湧き出す磁束によって記録媒体の磁性層を磁化し、再生
時には記録媒体の表面から湧き出ている磁束をギャップ
によって捕捉するものとして知られている。
従来、この種の磁気ヘッドは第2図に示すように構成
されている。これを同図に基づいて説明すると、同図に
おいて、符号1および2で示すものは記録媒体(図示せ
ず)上を摺動するセラミックからなる2つのスライダ
ー、3はこれら両スライダー1,2によって挾持され前記
記録媒体(図示せず)の走行方向に直列する記録再生用
のヘッドコアおよび消去用のヘッドコアを有するコア組
立体である。
されている。これを同図に基づいて説明すると、同図に
おいて、符号1および2で示すものは記録媒体(図示せ
ず)上を摺動するセラミックからなる2つのスライダ
ー、3はこれら両スライダー1,2によって挾持され前記
記録媒体(図示せず)の走行方向に直列する記録再生用
のヘッドコアおよび消去用のヘッドコアを有するコア組
立体である。
このように構成された磁気ヘッドにおいては、両スラ
イダー1,2に樹脂あるいはガラスによってコア組立体3
を接着すると共に、これら両スライダー1,2およびコア
組立体3の摺動面に研磨加工を施すことが行われる。
イダー1,2に樹脂あるいはガラスによってコア組立体3
を接着すると共に、これら両スライダー1,2およびコア
組立体3の摺動面に研磨加工を施すことが行われる。
ところで、従来の磁気ヘッドにおいては、スライダー
1,2およびコア組立体3からなるものであるため、スラ
イダー製造時にスライダー1,2を段状のスライダーによ
って形成する必要があった。また、両スライダー1,2に
コア組立体3を接着する構造であるため、組立工程数が
増加していた。この結果、両スライダー1,2の製造およ
び磁気ヘッドの組立作業を煩雑にし、コストが嵩むとい
う不都合があった。
1,2およびコア組立体3からなるものであるため、スラ
イダー製造時にスライダー1,2を段状のスライダーによ
って形成する必要があった。また、両スライダー1,2に
コア組立体3を接着する構造であるため、組立工程数が
増加していた。この結果、両スライダー1,2の製造およ
び磁気ヘッドの組立作業を煩雑にし、コストが嵩むとい
う不都合があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ス
ライダーの製造およびヘッドの組立作業を簡単に行うこ
とができ、もってコストの低廉化を図ることができる磁
気ヘッドを提供するものである。
ライダーの製造およびヘッドの組立作業を簡単に行うこ
とができ、もってコストの低廉化を図ることができる磁
気ヘッドを提供するものである。
本発明に係る磁気ヘッドは、板状に形成され記録媒体
に沿って摺動する摺動面に記録媒体の走行方向に延在す
る凹溝を有する第1のスライダーと、板状に形成され前
記記録媒体に沿って摺動する第2のスライダーと、これ
ら両スライダーによって挾持され記録媒体の走行方向に
直列する2つのコアとを備え、これら両コアおよび前記
両スライダーをインサート成形によってプラスチック台
に固定したことを特徴とする。
に沿って摺動する摺動面に記録媒体の走行方向に延在す
る凹溝を有する第1のスライダーと、板状に形成され前
記記録媒体に沿って摺動する第2のスライダーと、これ
ら両スライダーによって挾持され記録媒体の走行方向に
直列する2つのコアとを備え、これら両コアおよび前記
両スライダーをインサート成形によってプラスチック台
に固定したことを特徴とする。
また、本発明は第1、第2のスライダーをセラミック
で形成したことを特徴とする。
で形成したことを特徴とする。
本発明においては、スライダー製造時にスライダーを
板状のスライダーによって形成することができ、ヘッド
組立時にはスライダーに対するコアの接着工程が不要に
なる。
板状のスライダーによって形成することができ、ヘッド
組立時にはスライダーに対するコアの接着工程が不要に
なる。
以下、本発明の構成等を図に示す実施例によって詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明に係る磁気ヘッドを示す斜視図で、同
図において第2図と同一の部材については同一の符号を
付し、詳細な説明は省略する。同図において、符号11で
示すものは板状の第1スライダーで、全体がセラミック
によって形成されており、摺動面には記録媒体(図示せ
ず)の走行方向に延在する凹溝12が設けられている。13
は前記第1スライダー11に前記コア組立体3を介して対
向する板状の第2スライダーで、全体がセラミックによ
って形成されている。この第2スライダー13,前記第1
スライダー11および前記コア組立体3は、インサート成
形によってプラスチック台14によって固定されている。
なお、このプラスチック台14は、例えばPPS(ポリフェ
ニレンサルファイド)等の材料によって形成されてい
る。
図において第2図と同一の部材については同一の符号を
付し、詳細な説明は省略する。同図において、符号11で
示すものは板状の第1スライダーで、全体がセラミック
によって形成されており、摺動面には記録媒体(図示せ
ず)の走行方向に延在する凹溝12が設けられている。13
は前記第1スライダー11に前記コア組立体3を介して対
向する板状の第2スライダーで、全体がセラミックによ
って形成されている。この第2スライダー13,前記第1
スライダー11および前記コア組立体3は、インサート成
形によってプラスチック台14によって固定されている。
なお、このプラスチック台14は、例えばPPS(ポリフェ
ニレンサルファイド)等の材料によって形成されてい
る。
このように構成された磁気ヘッドにおいては、スライ
ダー製造時にスライダー11,13を板状のスライダーによ
って形成することができ、ヘッド組立時にはスライダー
11,13に対するコア組立体13の接着工程が不要になるか
ら、両スライダー11,13の製造および磁気ヘッドの組立
作業を簡単に行うことができる。
ダー製造時にスライダー11,13を板状のスライダーによ
って形成することができ、ヘッド組立時にはスライダー
11,13に対するコア組立体13の接着工程が不要になるか
ら、両スライダー11,13の製造および磁気ヘッドの組立
作業を簡単に行うことができる。
なお、本実施例における第1スライダー11および第2
スライダー13は、従来と同様セラミックを使用している
ことから、摺動特性に悪影響を及ぼすことがない。
スライダー13は、従来と同様セラミックを使用している
ことから、摺動特性に悪影響を及ぼすことがない。
次に、本発明の一実施例である磁気ヘッドの製造につ
いて説明する。
いて説明する。
先ず、インジェクションモールドマシンの金型に第1
スライダー11,第2スライダー13およびコア組立体3を
インサートする。次いで、これらを溶融プラスチックに
よって一体化する。しかる後、両スライダー11,13およ
びコア組立体3の摺動面に研磨加工を施す。
スライダー11,第2スライダー13およびコア組立体3を
インサートする。次いで、これらを溶融プラスチックに
よって一体化する。しかる後、両スライダー11,13およ
びコア組立体3の摺動面に研磨加工を施す。
このようにして、磁気ヘッドを製造することができ
る。
る。
なお、本発明におけるプラスチック台14の材料は、前
述した実施例に限定されるものでないことは勿論であ
る。
述した実施例に限定されるものでないことは勿論であ
る。
以上説明したように本発明によれば、板状に形成され
記録媒体に沿って摺動する摺動面に記録媒体の走行方向
に延在する凹溝を有する第1のスライダーと、板状に形
成され前記記録媒体に沿って摺動する第2のスライダー
と、これら両スライダーによって挾持され記録媒体の走
行方向に直列する2つのコアとを備え、これら両コアお
よび前記両スライダーをインサート成形によってプラス
チック台に固定したので、セラミック材料によるスライ
ダーの製作が容易で、ヘッド組立時にはスライダーに対
するコアの接着工程が不要になる。したがって、スライ
ダーの製造およびヘッドの組立作業を簡単に行うことが
できるから、コストの低廉化を図ることができる。
記録媒体に沿って摺動する摺動面に記録媒体の走行方向
に延在する凹溝を有する第1のスライダーと、板状に形
成され前記記録媒体に沿って摺動する第2のスライダー
と、これら両スライダーによって挾持され記録媒体の走
行方向に直列する2つのコアとを備え、これら両コアお
よび前記両スライダーをインサート成形によってプラス
チック台に固定したので、セラミック材料によるスライ
ダーの製作が容易で、ヘッド組立時にはスライダーに対
するコアの接着工程が不要になる。したがって、スライ
ダーの製造およびヘッドの組立作業を簡単に行うことが
できるから、コストの低廉化を図ることができる。
第1図は本発明に係る磁気ヘッドを示す斜視図、第2図
は従来の磁気ヘッドを示す斜視図である。 3……コア組立体、11……第1スライダー、13……第2
スライダー、14……プラスチック台。
は従来の磁気ヘッドを示す斜視図である。 3……コア組立体、11……第1スライダー、13……第2
スライダー、14……プラスチック台。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−300416(JP,A) 特開 昭48−43616(JP,A) 特開 昭61−239413(JP,A) 特開 平2−40114(JP,A) 特開 平2−246012(JP,A) 特開 昭62−243110(JP,A) 特開 昭58−1818(JP,A) 実開 昭59−39426(JP,U) 実開 昭60−51612(JP,U) 実開 平2−68314(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】板状に形成され記録媒体に沿って摺動する
摺動面に記録媒体の走行方向に延在する凹溝を有する第
1のスライダーと、板状に形成され前記記録媒体に沿っ
て摺動する第2のスライダーと、これら両スライダーに
よって挾持され記録媒体の走行方向に直列する2つのコ
アとを備え、これら両コアおよび前記両スライダーをイ
ンサート成形によってプラスチック台に固定したことを
特徴とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】請求項1記載の磁気ヘッドにおいて、第
1、第2のスライダーをセラミックで形成したことを特
徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2069650A JP2522431B2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2069650A JP2522431B2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 磁気ヘツド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03272013A JPH03272013A (ja) | 1991-12-03 |
JP2522431B2 true JP2522431B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=13408929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2069650A Expired - Fee Related JP2522431B2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522431B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01300416A (ja) * | 1988-05-27 | 1989-12-04 | Seiko Epson Corp | 磁気ヘッド構造 |
-
1990
- 1990-03-22 JP JP2069650A patent/JP2522431B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03272013A (ja) | 1991-12-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |