JP2522062Y2 - 画像印画装置 - Google Patents

画像印画装置

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JP2522062Y2
JP2522062Y2 JP1988030860U JP3086088U JP2522062Y2 JP 2522062 Y2 JP2522062 Y2 JP 2522062Y2 JP 1988030860 U JP1988030860 U JP 1988030860U JP 3086088 U JP3086088 U JP 3086088U JP 2522062 Y2 JP2522062 Y2 JP 2522062Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、1フィールド分または1フレーム分の映像
信号に対応する静止画像を印画出力する印画装置に関す
る。
従来の技術 従来より、ビデオ再生装置およびパーソナルコンピュ
ータなどから出力される映像信号のうち、1フィールド
分または1フレーム分の映像信号を抽出し、たとえば熱
転写方式などによって前記抽出された映像信号に対応す
る静止画像を記録用紙上に印画することができるように
した、いわゆるビデオプリンタが用いられている。この
ようなビデオプリンタにおいて用いられる記録用紙は、
たとえば日本工業規格A列6番(以下、「A6判」とい
う)のサイズを有している。記録用紙に対する静止画の
印画は、記録用紙の長手方向に交差する方向に延びるサ
ーマルヘッドによって主走査が行われ、前記サーマルヘ
ッドの長手方向に沿って配設され、記録用紙を搬送する
プラテンによって、記録用紙がサーマルヘッドに対して
記録用紙の長手方向に搬送されることによって副走査が
行われるようにして行われる。
従来のビデオプリンタには、印画出力すべき映像信号
に対応する静止映像がCRT(陰極線管)などに表示され
る場合における水平走査方向と、記録用紙に対するサー
マルヘッドの主走査方向とが一致するものと、CRTなど
における垂直走査方向とサーマルヘッドの記録用紙に対
する主走査方向とが一致するようにしたものとの2種類
が用いられている。前者においては、A6判の記録用紙に
対して印画出力される静止画は、記録用紙の半分程度の
記録領域を占有し、後者においては、印画出力される静
止画は、記録用紙の記録領域の大半を占有する。このよ
うな印画態様によって、前者では高密度の印画が可能で
あり、後者では比較的大きな静止画を記録用紙上に得る
ことができる。以下において、前記2つの印画態様をそ
れぞれ「横方向印画」、「縦方向印画」などと称する。
考案が解決しようとする課題 上述のようなビデオプリンタでは、ビデオプリンタ毎
に横方向印画/縦方向印画のように印画態様が設定され
ているため、いずれか一方の印画態様による印画出力だ
けしか行うことができない。
本考案の目的は、横方向印画と縦方向印画との各印画
態様を選択することができ、したがって利便性が格段に
向上される画像印画装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本考案は、映像信号を発生する映像信号発生手段と、
記録用紙の長手方向に交差する主走査方向に画像を記録
する記録ヘッドを有し、その記録用紙を長手方向に搬送
して副走査を行う印画手段8と、上記映像信号発生手段
からの映像信号の水平同期信号SHと垂直同期信号SVとを
得る同期分離回路3と、該同期分離回路3からの水平同
期信号SHが与えられ、各水平期間W1,W2…毎に映像信号
を予め決められた個数でサンプリングするための常に一
定周期のサンプリング信号及び該サンプリング信号に対
応するパルスを有する第1クロックC1を発生する信号発
生回路4と、上記映像信号発生手段からの映像信号を、
その映像信号の各一水平期間W1,W2…中に、上記サンプ
リング信号に応じてサンプリングし、デジタル値に変換
するアナログ/デジタル変換回路2と、上記信号発生回
路4からの第1クロックC1を一水平走査期間毎に計数す
る第1カウンタ21と、上記同期分離回路3からの水平同
期信号SHと垂直同期信号SVとが与えられ、各垂直期間毎
に水平同期信号を計数する第2カウンタ22と、横方向印
画と縦方向印画とを設定する印画方向設定手段25と、垂
直同期信号SVと整数倍の周期を有する第3クロックC3を
発生する信号発生手段10と、上記印画方向設定手段25及
び信号発生手段10の各出力に応答して、第3クロック信
号C3を、所定の垂直走査期間毎に計数する第3カウンタ
23と、上記第1カウンタ21と第3カウンタ23との各出力
31a,17を比較し、一致している期間中、第1タイミング
信号T1を導出する第1比較器31と、上記第2カウンタ22
と第3カウンタ23との各出力32a,17を比較し、一致して
いる期間中、第2タイミング信号T2を導出する第2比較
器32と、上記印画方向設定手段25の出力に応答し、縦方
向印画が設定された時、第1比較器31の出力を導き、ま
た横方向印画が設定された時、第2比較器32の出力を切
り換えて導くマルチプレクサ20と、アナログ/デジタル
変換回路2と印画方向設定手段25とマルチプレクサ20と
の各出力に応答し、縦方向印画が設定された時、垂直走
査方向と記録ヘッドの主走査方向とが一致するように、
また横方向印画が設定された時、水平走査方向と記録ヘ
ッドの主走査方向とが一致するように、印画手段8によ
って印画動作を行わせる印画制御回路6とを備えてなる
ものである。
作用 本考案に従えば、印画方向設定手段25において設定さ
れた縦方向または横方向の印画に応じて、縦方向印画時
には第1カウンタ21と第1比較器21との組み合わせによ
って、また横方向印画時には第2カウンタ22と第2比較
器32との組み合わせによって、第1及び第2タイミング
信号T1,T2がマルチプレクサ20を介して印画制御回路6
に与えられ、映像信号のアナログ/デジタル変換回路2
によって変換されたデジタル値について、印画手段8に
よる印画が行われる。
実施例 第1図は、本考案の一実施例であるビデオプリンタ1
の基本的な構成を示すブロック図である。ビデオプリン
タ1にはビデオ再生装置およびパーソナルコンピュータ
などからの映像信号が入力され、この映像信号はアナロ
グ/デジタル(以下、「A/D」という」)変換回路2お
よび同期分離回路3に共通に与えられる。A/D変換回路
2は、サンプリング信号発生回路4から与えられるサン
プリング信号によって規定されるサンプリング周期毎に
映像信号をサンプリングし、たとえば6ビットのデジタ
ルデータで表される画像データに変換する。前記画像デ
ータは、ライン5から印画制御回路6に与えられる。
印画制御回路6では、ライン7から入力される後述す
るタイミング信号に基づいて、ライン5から入力される
画像データが読込まれ、この読込まれた画像データは、
サーマルヘッド8を制御する制御信号に変換されてライ
ン9からサーマルヘッド8に与えられる。該印画回路6
には、CPU(Central Processing Unit)などを含んで
構成される制御回路10からライン11を介して印画制御信
号が与えられている。
同期分離回路3は、入力された映像信号から同期信号
を分離し、水平同期信号SHをライン12に導出し、垂直同
期信号SVをライン13からカウンタ22のリセット端子R2に
与えられる。ライン12に導出される垂直同期信号SHは、
サンプリング信号発生回路4に与えられるとともに、ラ
イン14を介してカウンタ21のリセット端子R1に与えら
れ、またライン15を介して前記カウンタ22のクロック入
力端子CK2に与えられる。
サンプリング信号発生回路4には、印画制御回路6か
らライン16を介して基準周波数信号が与えられており、
この基準周波数信号と水平同期信号SHとに基づいて前述
のサンプリング信号、およびカウンタ21のクロック入力
端子CK1に入力されるクロック信号C1が作成される。
カウンタ21の計数値は、比較器31の一方の入力端子31
aに与えられる。該比較器31の他方の入力端子31bには、
ライン17からカウンタ23の計数値が与えられている。該
カウンタ23には制御回路10からライン18を介してクロッ
ク信号C3がそのクロック入力端子CK3に与えられてお
り、またライン19を介してリセット信号RESETがリセッ
ト端子R3に与えられている。前記クロック信号C3は垂直
同期信号SVの整数倍の周期を有している。
カウンタ22の計数値は、比較器32の一方の入力端子32
aに与えられている。また比較器32の他方の入力端子32b
には、カウンタ23の計数値がライン17から与えられてい
る。前記比較器31,32はそれぞれ、入力される2つの計
数値を比較し、一致したときに、ライン41,42にタイミ
ング信号T1,T2を導出する。このタイミング信号T1,T2
は、切換手段であるマルチプレクサ20の入力端子A,Bに
それぞれ入力される。前記カウンタ21および比較器31な
どを含んで縦方向印画タイミング発生手段が構成され、
カウンタ22および比較器32などを含んで横方向印画タイ
ミング発生手段が構成されている。
マルチプレクサ20の入力端子Sには、切換制御信号が
制御回路10からライン24を介して入力される。マルチプ
レクサ20では、入力端子Sに与えられる切換制御信号に
基づいて入力端子A,Bに入力されるタイミング信号T1,T2
を選択的に出力端子Yに導出し、このようなタイミング
信号が印画制御回路6にライン7を介して与えられる。
制御回路10には、印画方向設定手段25が接続されてい
る。印画方向設定手段25によって操作者は、サーマルヘ
ッド8の主走査方向をCRT(陰極線管)などの水平走査
方向に選ぶようにして印画出力を行う横方向印画モード
と、サーマルヘッド8の主走査方向をCRTなどの垂直走
査方向に選んで印画出力を行う縦方向印画モードと選択
ことができる。
印画方向設定手段25における走査者の設定動作によっ
てたとえば、横方向印画モードが選択されたときには、
ライン24に「H」レベルの信号が導出され、このときマ
ルチプレクサ20ではその出力端子Yに、入力端子Bから
入力されるタイミング信号T2が導出される。また印画方
向設定手段25において縦方向印画モードが設定されると
きには、ライン24には「L」レベルの信号が導出され、
これによってマルチプレクサ20の出力端子Yには、入力
端子Aから入力されるタイミング信号T1が導出される。
カウンタ21にはそのリセット端子R1に水平同期信号SH
が与えられているため、1水平走査期間毎にその計数値
がリセットされる。サンプリング信号発生回路4から与
えられるクロック信号C1は水平走査期間に対して充分に
短い周期を有しており、たとえばこのクロック信号C1は
サーマルヘッド8を構成する発熱抵抗体の数などによっ
て規定される1走査線のドットの数に対応している。し
たがってたとえばサーマルヘッド8によって印画出力さ
れる静止画がその主走査方向に600個のドットによって
表現される場合には、カウンタ21の計数値は1〜600の
間で変化する。
カウンタ22では、そのリセット端子R2に垂直同期信号
SVが与えられ、クロック入力端子CK2に水平同期信号SH
が与えられているため、たとえば525本の走査線によっ
て1画面が構成される場合には、1垂直走査期間内にお
いてカウンタ22の計数値は1〜525の間で変化する。
カウンタ23では、垂直同期信号SVの周期の整数倍の周
期を有するクロック信号C3(以下の説明では、クロック
信号C3の周期は垂直同期信号SVと同周期であるものとす
る)が、そのクロック入力端子CK3に入力されているた
め、その計数値は1垂直走査期間毎に1ずつ増加してい
く。制御回路10からライン19を介してリセット端子R3に
入力されるリセット信号RESETは、たとえば印画方向設
定手段25において縦方向印画が設定されている場合には
600×(1垂直走査期間)毎に与えられ、横方向印画モ
ードが選択されている場合には525×(1垂直走査期
間)毎に与えられる。
第2図は、ビデオプリンタ1の動作を説明するための
タイミングチャートである。第2図(1)は垂直同期信
号SVを示しており、第1図(2)は水平同期信号SHを示
しており、第2図(3)はクロック信号C1を示してお
り、第2図(4)はカウンタ23の計数値の変化を示して
おり、第2図(5)は比較器32から出力されるタイミン
グ信号T2を示しており、第2図(6)は比較器31から出
力されるタイミング信号T1を示している。
時刻t1において垂直同期信号SVが立下り、これに同期
してカウンタ23の計数値が「1」にリセットされ、同様
にしてカウンタ22の計数値もまた「1」にリセットさ
れ、またこのとき水平同期信号SHが立下り、これに同期
してカウンタ21の計数値が「1」にリセットされる場合
を想定する。
時刻t1から次に水平同期信号SHが立下る時刻t2までの
期間W1には、CRTなどにおいて第1本目の走査線に対応
する映像信号の画像データが印画制御回路6に与えられ
る。このときカウンタ21の計数値はクロック信号C1の立
下りに同期して1ずつ増加していく。一方、カウンタ23
の計数値は時刻t1から1フィールドの期間だけ経過した
後の時刻t5まで「1」に保たれるため、期間W1において
比較器31は、時刻t1からの期間に参照符P1で示されるタ
イミング信号T1をライン41に導出する。すなわちカウン
タ21の計数値が「1」となるとき立下り、次にクロック
信号C1が与えられてカウンタ21の計数値が「2」となる
ときに立下るタイミング信号T1が導出される。
時刻t2において水平同期信号SHが立下るとこれに同期
してカウンタ21はリセットされ、その計数値が「1」と
なる。このとき比較器31では、再び入力端子31a,31bか
ら入力される計数値の一致が検出されるため、該比較器
31は参照符P2で示されるタイミング信号T1をライン41に
導出される。
時刻t2〜t3の期間W2には、印画制御回路6に第2本目
の走査線に対応する画像データが与えられている。時刻
t2〜t4の期間W3は印画制御回路6に第3本目の走査線に
対応する画像データが与えられる期間であり、この期間
においても期間W1,W2と同様な動作がカウンタ21、比較
器31などで行われる。このようにして時刻t1〜t5の1フ
ィールドの期間においては、CRTなどの各走査線の先頭
位置に対応するドットの画像データが、順次的に印画制
御回路6に与えられるタイミングで、タイミング信号T1
がライン41に導出される。
時刻t5からの次の1フィールドの期間においては、カ
ウンタ23の計数値は「2」となり、したがって比較器31
はカウンタ21の計数値が「2」となるときに一致を検出
して、参照符P3で示されるようなタイミング信号T1をラ
イン41に導出する。時刻t6からの1フィールドの期間に
も同様の動作が行われ、時刻t6からの期間にはカウンタ
21の計数値が「3」となるとき、参照符P4で示されるタ
イミング信号T1がライン41に導出される。
カウンタ22は、1水平走査期間毎にその計数値が1ず
つ増加していく。したがって時刻t1〜t5の1フィールド
の期間において、カウンタ23の計数値が「1」であると
き、すなわち時刻t1〜t2において入力端子32a,32bに入
力される計数値の一致を検出する。したがって時刻t1〜
t2の期間においてたとえばハイレベルとなるタイミング
信号T2がライン42に導出される。時刻t2においてタイミ
ング信号T2が立下った後は、時刻t5までの期間において
再び立上ることはない。時刻t5からの1フィールドの期
間においては、カウンタ23の計数値が「2」となるた
め、時刻t5〜t6の1フィールドの期間において印画制御
回路6に第2本目の走査線に対応する画像データが与え
られる1水平走査期間の長さの期間W4において、タイミ
ング信号T2がライン42に導出される。同様にして時刻t6
からの1フィールドの期間には、カウンタ21の計数値が
「3」となり、したがって印画制御回路6に第3本目の
走査線に対応する画像データが与えられる期間W5におい
て、タイミング信号T2がライン42に導出される。
第3図は、CRTにおける表示態様と、CRTの蛍光面上に
電子ビームの軌跡が走る走査線との対応関係を示す図で
ある。第2図のタイミングチャートにおいて期間W1には
第1本目の走査線l1に対応する映像信号がA/D変換器2
に与えられている。このときたとえばマルチプレクサ20
が入力端子Bに与えられるタイミング信号T2を出力端子
Yに導出している場合には、この走査線l1に対応する画
像データが印画制御回路6に取込まれる。同様にして期
間W4には走査線l2に、期間W5には走査線l3にそれぞれ対
応する画像データが、印画制御回路6に取込まれる。こ
のようにしてたとえば走査線が525本である場合には、5
25フィールドの期間に1フィールド分の画像データが印
画制御回路6に与えられ、対応する制御信号がサーマル
ヘッド8に与えられることになる。
マルチプレクサ20において入力端子Aに与えられるタ
イミング信号T1が選択されてその出力端子Yに導出され
ている場合を想定する。期間W1においてタイミング信号
T1が立下るとき、印画制御回路6は走査線l1を第1ドッ
トD11に対応する印画データをその内部に取込む。同様
に期間W2には走査線l2の第1ドットD21に対応する画像
データが印画制御回路6の内部に取込まれる。同様にし
て時刻t1〜t5の1フィールドの期間には各走査線の第1
ドットの画像データが印画制御回路6に取込まれる。時
刻t5〜t6の1フィールドの期間では、第2図において参
照符P3で示されるタイミング信号T1が印画制御回路6に
与えられるとき、走査線l1,l2,l3,…の第2ドットD12,D
22,D32,…に対応する画像データが印画制御回路6に取
込まれる。同様にして時刻6からの1フィールドの期間
には、各走査線の第3ドットに対応する画像データが印
画制御回路6に取込まれることになる。
第4図は、印画方向設定手段25において横方向印画モ
ードが選択されて設定されている場合における印画態様
を示す図である。サーマルヘッド8は、記録用紙51に対
して参照符52で示されるような走査を行って印画を行っ
ていく。すなわちこの場合においてサーマルヘッド8の
主走査方向は、CRTなどにおける水平走査方向に一致す
る。
第5図は、印画方向設定手段25において、縦方向印画
モードが選択されて設定されている場合における印画態
様を示す図である。このときサーマルヘッド8は、記録
用紙51に対して参照符53で示されるような走査を行い、
これによって記録用紙51上には比較的大きな静止画が印
画される。すなわち縦方向印画モードでは、横方向印画
モード時における静止画の2倍程度の静止画を得ること
ができる。第5図に示されるような縦方向印画モードに
おいて、サーマルヘッドの主走査方向はCRTなどにおけ
る垂直走査方向となっている。
以上のように本実施例においては、カウンタ21,23お
よび比較器31の働きによって、CRTなどの各走査線上に
おける垂直走査方向に隣接するドットに対応する画像デ
ータが印画制御回路6に与えられるタイミングでタイミ
ング信号T1が発生される。このとき印画方向設定手段25
によって縦方向印画モードが選択され、マルチプレクサ
20からタイミング信号T1がライン7に導出されるときに
は、第5図に示されるような縦方向印画が行われる。
またカウンタ21,23および比較器32の働きによって、
1フィールドの期間にカウンタ23の計数値によって定ま
る1本の走査線に対応する画像データが印画制御回路6
に与えられるタイミングでタイミング信号T2が発生され
る。このとき印画方向設定手段25において横方向印画モ
ードが選択されており、したがってタイミング信号T2が
印画制御回路6に与えられるときには、第4図に示され
るような横方向印画が行われる。このようにして印画方
向設定手段25の設定動作によって横方向印画/縦方向印
画を選択することができるようになる。
考案の効果 以上のように、本考案によれば、印画方向設定手段25
によって印画態様を水平走査方向に沿う横方向印画と垂
直走査方向に沿う縦方向印画との2種類に設定すること
ができるようになり、画像印画装置の利便性を向上させ
ることができる。
特に、アナログ/デジタル変換回路2におけるサンプ
リング周波数を常に一定として映像信号をデジタル値に
変換し、印画制御回路6にて逐次有効データを選択する
と同時に印画データを確定しているため、構成を簡素化
することができるという利点がある。さらに、そのよう
なデジタル値を一時的にストアするラインメモリなどの
記憶手段が必要でなく、このことによっても、構成を簡
素化することができるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるビデオプリンタ1の基
本的な構成を示すブロック図、第2図はその動作を説明
するためのタイミングチャート、第3図はCRTにおける
表示態様と走査線との対応関係を示す図、第4図および
第5図はビデオプリンタ1において行われる印画態様を
説明するための図である。 1……ビデオプリンタ、3……同期分離回路、4……サ
ンプリング信号発生回路、6……印画制御回路、8……
サーマルヘッド、10……制御回路、20……マルチプレク
サ、21,22,23……カウンタ、31,32……比較器、25……
印画方向設定手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を発生する映像信号発生手段と、 記録用紙の長手方向に交差する主走査方向に画像を記録
    する記録ヘッドを有し、その記録用紙を長手方向に搬送
    して副走査を行う印画手段8と、 上記映像信号発生手段からの映像信号の水平同期信号SH
    と垂直同期信号SVとを得る同期分離回路3と、 該同期分離回路3からの水平同期信号SHが与えられ、各
    水平期間W1,W2…毎に映像信号を予め決められた個数で
    サンプリングするための常に一定周期のサンプリング信
    号及び該サンプリング信号に対応したパルスを有する第
    1クロックC1を発生する信号発生回路4と、 上記映像信号発生手段からの映像信号を、その映像信号
    の各一水平期間W1,W2…中に、上記サンプリング信号に
    応じてサンプリングし、デジタル値に変換するアナログ
    /デジタル変換回路2と、 上記信号発生回路4からの第1クロックC1を一水平走査
    期間毎に計数する第1カウンタ21と、 上記同期分離回路3からの水平同期信号SHと垂直同期信
    号SVとが与えられ、各垂直期間毎に水平同期信号を計数
    する第2カウンタ22と、 横方向印画と縦方向印画とを設定する印画方向設定手段
    25と、 垂直同期信号SVの整数倍の周期を有する第3クロックC3
    を発生する信号発生手段10と、 上記印画方向設定手段25及び信号発生手段10の各出力に
    応答して、第3クロック信号C3を、所定の垂直走査期間
    毎に計数する第3カウンタ23と、 上記第1カウンタ21と第3カウンタ23との各出力31a,17
    を比較し、一致している期間中、第1タイミング信号T1
    を導出する第1比較器31と、 上記第2カウンタ22と第3カウンタ23との各出力32a,17
    を比較し、一致している期間中、第2タイミング信号T2
    を導出する第2比較器32と、 上記印画方向設定手段25の出力に応答し、縦方向印画が
    設定された時、第1比較器31の出力を導き、また横方向
    印画が設定された時、第2比較器32の出力を切り換えて
    導くマルチプレクサ20と、 アナログ/デジタル変換回路2と印画方向設定手段25と
    マルチプレクサ20との各出力に応答し、縦方向印画が設
    定された時、垂直走査方向と記録ヘッドの主走査方向と
    が一致するように、また横方向印画が設定された時、水
    平走査方向と記録ヘッドの主走査方向とが一致するよう
    に、印画手段8によって印画動作を行わせる印画制御回
    路6とを備えたことを特徴とする画像印画装置。
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