JP2521204B2 - 足場構造体 - Google Patents

足場構造体

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JP2521204B2
JP2521204B2 JP3276716A JP27671691A JP2521204B2 JP 2521204 B2 JP2521204 B2 JP 2521204B2 JP 3276716 A JP3276716 A JP 3276716A JP 27671691 A JP27671691 A JP 27671691A JP 2521204 B2 JP2521204 B2 JP 2521204B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築物、橋梁、プラ
ントなどの構造物を建造したりメンテナンスを行ったり
するときに、現場に搬入するだけで組立作業を行うこと
なく用いられる足場構造体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の足場は、鳶職と呼ばれる特殊技能
者が人力で取り扱える重さと大きさの部材を足場のない
不安定な場所に搬入し、次に述べるような手順で現場組
立していた。すなわち、足場設置場所に人力で搬入した
パイプをパイプクランプを用いて格子状に連結すること
により吊棚を構築し、その吊棚に、人力で搬入した足場
板を並べて載置し、この足場板をゴムバンドや番線で吊
棚に固定するという手順であり、これらは膨大な数量の
部材を危険な条件の中で一品ずつ取付け、組み合わせ、
更にはこの逆の手順で一品ずつ解体するという内容で施
工されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、各部材を人
力で足場設置場所に搬入し不安定な場所で組み立てると
いう作業は、特殊技能者といえども危険で能率の悪い作
業であり、部材が手から滑り落ちたり作業者が転落した
りする危険性が高く、死傷害事故につながる危険を常に
はらんでいる。特に、近時では、鳶職のような特殊技能
者の老齢化が進み、加えて特殊技能者を確保することも
困難になってきているという事情の下で、危険率も高ま
り人身事故も多発する傾向にあり、そのような事態を早
急に解決できる対策を講じることが急がれている。
【0004】この発明は以上の事情に鑑みてなされたも
ので、工場で組み立てたものをそのまま現場に搬入する
という方式を採用することができ、作業の能率化と安全
性を図り、しかも足場の標準化や製造の機械化を可能に
することのできる足場構造体を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の足場構造体は次のように構成される。
【0006】すなわち、請求項1の発明の足場構造体
は、上面部材と下面部材とを離間して複数のトラス状鉄
筋材で連結してなる足場構造体であって、前記上面部材
と下面部材との間に前記複数のトラス状鉄筋材が一方向
に沿って各々配列され、且つ、全体形状が一定の厚みを
有する矩形であることを特徴とするものである。
【0007】請求項2の発明の足場構造体は、前記上面
部材および下面部材が、それぞれ縦鉄筋と該縦鉄筋に交
差する横鉄筋とを格子状に連結して構成され、且つ、前
記縦鉄筋と横鉄筋との交差箇所に、前記複数のトラス状
鉄筋材の頂部および底部がそれぞれ連結されているもの
である。
【0008】請求項3の発明の足場構造体は、請求項1
の足場構造体において、上面部材が金属板または鋼製ネ
ットでなり、下面部材が縦鉄筋と横鉄筋とを格子状に連
結して構成されているものである。
【0009】請求項4の発明の足場構造体は、請求項1
の足場構造体において、上面部材と下面部材との間の対
向空間が合成樹脂発泡体で埋められているものである。
【0010】請求項5の発明の足場構造体は、請求項2
または請求項4の足場構造体において、上面に、布、鋼
製ネット、板などでなる踏板部が配設されているもので
ある。
【0011】請求項6の発明の足場構造体は、請求項4
の足場構造体において、上面に布が配設され、その布の
全体に合成樹脂が塗布されているものである。
【0012】請求項7の発明の足場構造体は、請求項2
の足場構造体において、上面と下面と相対向する2つの
側面とが合成樹脂板で覆われているものである。
【0013】請求項8の発明の足場構造体は、請求項7
の足場構造体において、合成樹脂板の内面に突起が設け
られ、この突起が合成樹脂発泡体に埋設されているもの
である。
【0014】請求項9の発明の足場構造体は、請求項1
の足場構造体において、吊上げ用の係合具が設けられて
いるものである。
【0015】請求項10の発明の足場構造体は、請求項
1または請求項2の足場構造体において、長手方向の両
端部にパイプを着脱可能なパイプ支持体が設けられてい
るものである。
【0016】
【作用】請求項1および請求項2の発明の足場構造体は
工場組立が可能であり、また、上面部材と下面部材とを
連結するトラス状鉄筋材の作用で、当該足場構造体の全
体に大きな強度と剛性が付与される。
【0017】請求項3の足場構造体は、上面部材である
金属板や鋼製ネットが、作業者が移動をするときの踏板
としての役割を果たす。
【0018】請求項4の足場構造体は、合成樹脂発泡体
を水に浮かぶ浮体に役立てることができる。
【0019】請求項5の足場構造体は、上面の踏板部の
上を作業者が移動できる。
【0020】請求項6の足場構造体は、作業者が合成樹
脂の塗布された布の上を移動できる。また、布上に塗布
して形成される合成樹脂層が布自体の保護層として、ま
た上面部材や下面部材やトラス状鉄筋材を形成している
金属部材を風雨から遮断する保護層として役立つ。
【0021】請求項7の足場構造体は、合成樹脂板を作
業者が移動をするときの踏板に利用できる。
【0022】請求項8の足場構造体は、合成樹脂発泡体
に埋設された突起によりアンカーリング作用が発揮され
る。
【0023】請求項9の足場構造体は、係合具を利用し
て所定箇所に足場構造体を吊り上げて設置できる。
【0024】請求項10の足場構造体は、パイプ支持体
にパイプを装着して手摺りなどを簡単に組み立てること
ができる。
【0025】
【実施例】次にこの発明の実施例を説明する。
【0026】図1〜図4に請求項1と請求項2の発明に
対応する実施例の足場構造体Aの基本構成を示してあ
る。これらの足場構造体Aは、上面部材1と下面部材2
とトラス状鉄筋材3とを有しており、上面部材1と下面
部材2とはトラス状鉄筋材3で連結されていて、足場構
造体Aの全体形状は一定の厚みを有する長大な矩形にな
っている。
【0027】図1〜図4の足場構造体Aにおいて、上面
部材1は、多数の平行な縦鉄筋11および多数の平行な
横鉄筋12とを直角に交差させ、格子状に連結すること
により構成されている。下面部材2も同様に、多数の平
行な縦鉄筋21および多数の平行な横鉄筋22とを直角
に交差させ、格子状に連結することにより構成されてい
る。トラス状鉄筋材3は、長尺の鉄筋の所定間隔おきの
多数の箇所を交互に逆向きに折り曲げることによって逆
V字形の山部とV字形の谷部が連続するジクザク形状に
作られている。そして、このトラス状鉄筋材3が、上面
部材1の縦鉄筋11と下面部材2の縦鉄筋21との間に
介在され、かつトラス状鉄筋材3の頂部が上面部材1の
縦鉄筋11と横鉄筋12の交差箇所に、底部が下面部材
2の縦鉄筋21と横鉄筋12の交差箇所に、それぞれ溶
接されている。図5には図1の足場構造体Aを例にとっ
て縦鉄筋11,21と横鉄筋12,22に対するトラス
状鉄筋材3の接合状態を具体的に例示してある。
【0028】図1の足場構造体Aでは、下面部材2に垂
直に立設された複数のトラス状鉄筋材3が横鉄筋12,
22の長手方向に平行に並べられている。また、図例で
はトラス状鉄筋材3が全ての縦鉄筋12,22の相互間
に介在されているけれども、一本おきや複数おきの縦鉄
筋12,22の相互間だけにトラス状鉄筋材3を介在さ
せてもよい。
【0029】この構成の足場構造体Aによると、各トラ
ス状鉄筋材3あるいは各トラス状鉄筋材3のウェブ部3
1によって縦鉄筋11,21の長手方向の各部の強度が
きわめて大きくなり、垂直荷重やその長手方向に沿う斜
め荷重に対して優れた剛性が発揮され、両端部を吊り下
げても撓みなどの変形が起こらない。横鉄筋12,22
の長手方向に沿う斜め荷重に対する強度が不足する場合
には、図1に破線で示したように上面部材1の縦鉄筋1
1と下面部材2の縦鉄筋21とに亘って斜めにウェブ部
32を掛け渡して強度を補っておくことが望ましい。
【0030】図2の足場構造体Aでは、各トラス構造体
3を横鉄筋12,22の長手方向にV字形の谷部と逆V
字形の山部が交互に位置するように並べたものである。
図3の足場構造体Aは、横鉄筋12,22の長手方向で
隣接する一対のトラス状鉄筋材3,3でV字形の谷部を
形成し、それを同方向に一定の間隔を隔てて並べたもの
である。図4の足場構造体Aは、横鉄筋12,22の長
手方向の中央部では隣接する一対のトラス状鉄筋材3,
3でV字形の谷部を形成し、その両側では下面部材2に
垂直に立設した複数のトラス状鉄筋材3を横鉄筋12,
22の長手方向に平行に並べたものである。これらの足
場構造体Aによると、垂直荷重や縦鉄筋11,21の長
手方向に沿う斜め荷重や、横鉄筋12,22の長手方向
に沿う斜め荷重に対する強度がきわめて大きくなる。
【0031】図1〜図4で説明した足場構造体Aにおい
て、図6に示したように、上面部材1の縦鉄筋11の端
部を折り曲げ、それを下面部材2の縦鉄筋21に接合し
ておけば、足場構造体Aの端部に縦鉄筋11,21や横
鉄筋12,22の先端が突き出さなくなるので、それだ
け取扱時の安全性が向上する。
【0032】図7は請求項3の発明の実施例による足場
構造体Aの一部を示す概略斜視図である。この足場構造
体Aは、図4で説明した基本構成の足場構造体Aにおい
て、上面部材1を金属板で形成したものである。また、
図9は請求項3の発明の他の実施例による足場構造体A
の一部を示す概略斜視図である。この足場構造体Aは、
図4で説明した基本構成の足場構造体Aにおいて、上面
部材1と下面部材2とを金属板で形成し、かつ足場構造
体Aの4つの側面に金属板を4を設けたものである。こ
れらと同様の構成を、図1〜図3で説明した基本構成の
足場構造体Aに採用することも可能である。このものに
よると、金属板でなる上面部材1の上を作業者が歩行す
ることができるので、その上面部材1を作業者移動用の
踏板として利用することができるようになり、別途に踏
板を配設する必要がないという利点がある。上面部材1
に鋼製ネットを用いてもよい。また、図8のように、上
面部材1の上に金属板5を配設し、その金属板5の端部
を折り曲げてそれを下面部材2の縦鉄筋21に接合して
おけば、足場構造体Aの端部に縦鉄筋11,21や横鉄
筋12,22の先端が突き出さなくなるので、それだけ
取扱時の安全性が向上する。なお、金属板5の表面に凹
凸を付けておけばそれを踏板とする場合に滑り事故を防
止できる利点がある。
【0033】図10は請求項4請求項5の発明の実施例
による足場構造体Aの断面図である。この足場構造体A
は、上面部材1と下面部材2との間の対向空間が合成樹
脂発泡体6で埋められている。合成樹脂発泡体6で上記
対向空間を埋める方法としては、その対向空間に入れた
合成樹脂を発泡させるという方法、あるいは複数のブロ
ック状の合成樹脂発泡体を上記対向空間に挿入し、それ
らの合成樹脂発泡体のブロックとトラス状鉄筋材3を交
互に挾み付ける方法などを採用することが可能である。
このような足場構造体Aにおいて、合成樹脂発泡体の
浮力で足場構造体Aが水面に浮かぶようにすることがで
き、そのようにすることによって、足場構造体Aを水面
に浮かべた状態でロープなどで吊り上げて設置したり、
海上を曳航して設置現場に搬入することができるように
なる。そして、台船で海上曳航を行う場合には、足場構
造体Aを幅2.3〜6m、長さ30mという長大なもの
として構築することができる。なお、陸上輸送する場合
には、幅0.9〜2.3m、長さ4〜12m程度にして
おくことが望ましいが、この大きさでもかなり長大であ
ることに変わりはない。
【0034】図10の足場構造体Aにおいて、上面には
布、鋼製ネット、板などでなる踏板部7が配設されてい
る。こうしておくと、踏板部7の上を作業者が移動でき
るため、別途に踏板を配設する必要はない。また、踏板
部7に布を採用し、その布の全体に合成樹脂を塗布して
おいてもよい。こうしておくと、布が早期に破れたりす
ることがない。そして、図10の足場構造体Aによる
と、合成樹脂発泡体6や布7、さらにはその布に塗布さ
れた合成樹脂によって、上面部材1や下面部材2やトラ
ス構造体3を構成している鉄筋などの金属部材の発錆が
抑制されるという利点がある。
【0035】図11は請求項7の発明の実施例による足
場構造体Aを示している。この足場構造体Aは、上面と
下面と相対向する2つの側面とが合成樹脂板8で覆われ
ている。また、その合成樹脂板8の囲繞部分が合成樹脂
発泡体6で埋められている。この足場構造体Aによる
と、合成樹脂板を作業者が移動をするときの踏板に利用
できる。上記合成樹脂板8は、足場構造体Aの上面、下
面、側面に対応する各別の板材であっても、あるいは合
成樹脂製の箱体の外壁を合成樹脂板として利用してもよ
い。
【0036】図12は請求項8の発明の実施例による足
場構造体Aを示している。このものは、図11で説明し
た足場構造体Aにおいて、合成樹脂板8の内面の適所に
突起81を設け、この突起81を合成樹脂発泡体6に埋
設したものである。こうしておくと、突起81がアンカ
ーリング作用を発揮し、合成樹脂板8の剥離が生じにく
くなる。突起81として、図13のようなループ82を
有するもの、図14のような先端部に幅広部83を有す
るもの、などを用いることによりアンカーリング作用が
一層顕著に発揮されるようになる。
【0037】図15は請求項9および請求項10の発明
の実施例による足場構造体Aを示している。同図は足場
構造体Aを概略的な矩形構造物として表したものであ
る。この足場構造体Aは、適所に設けられた吊上げ用の
係合具91や、適所に設けられた吊下げ固定用のリング
92を有するほか、長手方向の両端部にパイプ支持体9
3,93が設けられている。上記係合具91やリング9
2はクレーンなどの吊上げ装置に設けられるフックを係
合させられる形状であればよく、また、その設置には上
面部材1や下面部材2に使われている鉄筋を利用したり
トラス状鉄筋材に使われている鉄筋を利用することが可
能である。図例では、吊上げ用の係合具91を吊下げ固
定用のリング92の内側に設置することにより、吊り上
げた足場構造体Aを、吊上げ後に容易に吊下げ固定する
ことができるようにしてある。これらの吊上げ用の係合
具91、吊下げ固定用のリング92は、長丸状に形成
し、各鉄筋を挟んで自在に装着することによって、不使
用時には足場構造体Aの中に収納するようにしている。
図15にも示したように、パイプ支持体93は上方に向
くパイプ挿入孔部94を有しており、このパイプ挿入孔
部94に所定長さのパイプを差し込むことによってアサ
ガオや手摺りなどを組み立てることができる。
【0038】この足場構造体Aの使用例を図17に基づ
き説明すると、橋100の側方のフック101からロー
プ102を垂し、このロープ102の下端と足場構造体
Aの吊り下げ固定用のリング92を固定して吊り下げ
る。このように吊り下げた多数の足場構造体Aを横方向
に並べれば、橋100の下方に足場が形成されるので、
この上を作業者が自由に歩行したり、物を置くことがで
きる。横方向に隣接する足場構造体A同志を固定する場
合は、図16に示す足場構造体Aの端に埋設している連
結パイプ95同志をパイプクランプによって連結する。
103はパイプ挿入孔部94に差し込んだパイプによっ
て形成される手摺である。
【0039】
【発明の効果】請求項1および請求項2の発明の足場構
造体は工場組立を行ったものをそのまま現場に搬入して
使用できるので、鳶職のような特殊技能者に頼らず、高
所作業などを安全に行うことができるようになると同時
に、工期短縮を図ることができるようになる。また、長
大な足場の構築に有利であるという効果もある。
【0040】請求項3の足場構造体は、上面部材の上を
作業者が安全に移動できるという効果がある。
【0041】請求項4の足場構造体は、水面浮揚足場の
構築に有利であると共に、それが陸上輸送の不可能な長
大なものであっても、海上曳航で現場に搬入できるとい
う効果がある。
【0042】請求項5の足場構造体は、踏板部の上を作
業者が安全に移動できるという効果がある。
【0043】請求項6の足場構造体は、金属部材の発錆
したり布が破れたりすることが抑制され、初期性能を長
期に亘って維持できるという効果がある。
【0044】請求項7の足場構造体は、合成樹脂板の上
を作業者が安全に移動できるという効果がある。
【0045】請求項8の足場構造体は、上面と下面と相
対向する2つの側面とを覆っている合成樹脂板に剥がれ
を生じにくいという効果がある。
【0046】請求項9の足場構造体は、現場での吊上げ
施工が容易に可能であるという効果がある。
【0047】請求項10の足場構造体は、アサガオや手
摺りなどを簡単に組み立てることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1と請求項2の発明に対応する実施例の
足場構造体の基本構成を示す説明図である。
【図2】請求項1と請求項2の発明に対応する他の実施
例の足場構造体の基本構成を示す説明図である。
【図3】請求項1と請求項2の発明に対応するさらに他
の実施例の足場構造体の基本構成を示す説明図である。
【図4】請求項1と請求項2の発明に対応するさらに他
の実施例の足場構造体の基本構成を示す説明図である。
【図5】縦鉄筋と横鉄筋に対するトラス状鉄筋材の接合
状態を具体的に例示した斜視図である。
【図6】足場構造体の端部の断面図である。
【図7】請求項3の発明の実施例による足場構造体の一
部を示す概略斜視図である。
【図8】足場構造体の端部の断面図である。
【図9】請求項3の発明の他の実施例による足場構造体
の一部を示す概略斜視図である。
【図10】請求項4および請求項5の発明の実施例によ
る足場構造体の断面図である。
【図11】請求項7の発明の実施例による足場構造体の
一部を省略した断面図である。
【図12】請求項8の発明の実施例による足場構造体の
一部を省略した断面図である。
【図13】突起の形状を示す拡大断面図である。
【図14】突起の形状の変形例を示す拡大断面図であ
る。
【図15】請求項9および請求項10の発明の実施例に
よる足場構造体の一部を省略した概略斜視図てある。
【図16】図15の足場構造体の概略側面拡大図であ
る。
【図17】足場構造体の使用例図である。
【符号の説明】
A 足場構造体 1 上面部材 2 下面部材 3 トラス状鉄筋材 4,5 金属板 6 合成樹脂発泡体 7 踏板部 8 合成樹脂板 11,21 縦鉄筋 12,22 横鉄筋 81 突起 91 係合具 93 パイプ支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭53−16212(JP,B2) 実公 昭62−10352(JP,Y2) 実公 昭58−19114(JP,Y2)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面部材と下面部材とを離間して複数の
    トラス状鉄筋材で連結してなる足場構造体であって、前
    記上面部材と下面部材との間に前記複数のトラス状鉄筋
    材が一方向に沿って各々配列され、且つ、全体形状が一
    定の厚みを有する矩形であることを特徴とする足場構造
    体。
  2. 【請求項2】 前記上面部材および下面部材が、それぞ
    縦鉄筋と該縦鉄筋に交差する横鉄筋とを格子状に連結
    して構成され、且つ、前記縦鉄筋と横鉄筋との交差箇所
    に、前記複数のトラス状鉄筋材の頂部および底部がそれ
    ぞれ連結されている請求項1の足場構造体。
  3. 【請求項3】 上面部材が金属板または鋼製ネットでな
    り、下面部材が縦鉄筋と横鉄筋とを格子状に連結して構
    成されている請求項1の足場構造体。
  4. 【請求項4】 上面部材と下面部材との間の対向空間が
    合成樹脂発泡体で埋められている請求項1の足場構造
    体。
  5. 【請求項5】 上面に、布、鋼製ネット、板などでなる
    踏板部が配設されている請求項2または請求項4の足場
    構造体。
  6. 【請求項6】 上面に布が配設され、その布の全体に合
    成樹脂が塗布されている請求項4の足場構造体。
  7. 【請求項7】 上面と下面と相対向する2つの側面とが
    合成樹脂板で覆われている請求項2の足場構造体。
  8. 【請求項8】 合成樹脂板の内面に突起が設けられ、こ
    の突起が合成樹脂発泡体に埋設されている請求項7の足
    場構造体。
  9. 【請求項9】 吊上げ用の係合具が設けられている請求
    項1の足場構造体。
  10. 【請求項10】 長手方向の両端部にパイプを着脱可能
    なパイプ支持体が設けられている請求項1または請求項
    2の足場構造体。
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JPH05118129A (ja) 1993-05-14

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