JP2520925Y2 - 腎透析用瓶 - Google Patents
腎透析用瓶Info
- Publication number
- JP2520925Y2 JP2520925Y2 JP3301093U JP3301093U JP2520925Y2 JP 2520925 Y2 JP2520925 Y2 JP 2520925Y2 JP 3301093 U JP3301093 U JP 3301093U JP 3301093 U JP3301093 U JP 3301093U JP 2520925 Y2 JP2520925 Y2 JP 2520925Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottle
- cap
- cleaning
- renal dialysis
- disinfecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- External Artificial Organs (AREA)
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、腎透析用瓶に関し、更
に詳しくは血液透析器の洗浄および消毒の医学的作用を
改善することに係わる。
に詳しくは血液透析器の洗浄および消毒の医学的作用を
改善することに係わる。
【０００２】
【従来の技術】腎透析を行った後、透析器を他の患者に
接続する前に、濾過または透析カートリッジ（中空糸で
作られた半透膜）を交換し、透析器を洗浄する必要があ
る。それによって、新しい患者は、その前の透析の残留
物によって汚染されることがない。
接続する前に、濾過または透析カートリッジ（中空糸で
作られた半透膜）を交換し、透析器を洗浄する必要があ
る。それによって、新しい患者は、その前の透析の残留
物によって汚染されることがない。
【０００３】洗浄および消毒の間、透析液を運ぶ回路に
洗浄兼消毒液を循環させる必要がある。この洗浄兼消毒
液は強い殺菌力を有するＣｌＯ2 ガスを遊離する。従っ
て、洗浄および消毒作業の間、洗浄兼消毒液が外気と接
触しないようにする必要がある。というのは、遊離した
ＣｌＯ2 が逃げて消毒効力が損なわれるからである。
洗浄兼消毒液を循環させる必要がある。この洗浄兼消毒
液は強い殺菌力を有するＣｌＯ2 ガスを遊離する。従っ
て、洗浄および消毒作業の間、洗浄兼消毒液が外気と接
触しないようにする必要がある。というのは、遊離した
ＣｌＯ2 が逃げて消毒効力が損なわれるからである。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案の課題は、洗浄
および消毒作業の間、洗浄兼消毒液が外気と接触しない
ようにすることである。
および消毒作業の間、洗浄兼消毒液が外気と接触しない
ようにすることである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本考案による新しい瓶は、そのキャップと首部の間
にある基本構成要素がプラスチック材料製の薄いディス
クからなり、液体内部を完全に保護する。というのは、
ディスクがタッピング探針、すなわちタッピングプロー
ブの尖端によって容易に穿孔可能であるからである。こ
のタッピング探針は瓶から引き出されない。洗浄および
消毒作業の終わりに引き出される。液体は前記のプラス
チックディスクを設けたことにより外部に対して完全に
隔離される。
に、本考案による新しい瓶は、そのキャップと首部の間
にある基本構成要素がプラスチック材料製の薄いディス
クからなり、液体内部を完全に保護する。というのは、
ディスクがタッピング探針、すなわちタッピングプロー
ブの尖端によって容易に穿孔可能であるからである。こ
のタッピング探針は瓶から引き出されない。洗浄および
消毒作業の終わりに引き出される。液体は前記のプラス
チックディスクを設けたことにより外部に対して完全に
隔離される。
【０００６】
【実施例】次に、添付の図を参照して本考案の実施例に
よる腎透析用瓶を説明する。図から判るように、腎透析
用瓶は慣用の瓶本体１を備えている。この瓶本体は好ま
しくはプラスチック材料等からなり、その首部２にねじ
３を備えている。このねじはキャップ５に設けられため
ねじ４に螺合する。キャップ５はその上側中央部分に、
穴６を備えている。この穴を通ってカニューレを挿入す
ることができる。
よる腎透析用瓶を説明する。図から判るように、腎透析
用瓶は慣用の瓶本体１を備えている。この瓶本体は好ま
しくはプラスチック材料等からなり、その首部２にねじ
３を備えている。このねじはキャップ５に設けられため
ねじ４に螺合する。キャップ５はその上側中央部分に、
穴６を備えている。この穴を通ってカニューレを挿入す
ることができる。
【０００７】瓶首部２の上面８とキャップ５の内面９の
間には、プラスチック材料からなるディスク７が装着さ
れる。このディスクはカニューレ（タッピング探針）に
よって容易に穿孔可能であり、外部に対して隔離された
液体から遊離する洗浄兼消毒薬ＣｌＯ2 を保持する働き
をする。それによって、このガスは外気へ漏れることが
なく、よって血液透析器の洗浄および消毒作用を悪化さ
せることがない。
間には、プラスチック材料からなるディスク７が装着さ
れる。このディスクはカニューレ（タッピング探針）に
よって容易に穿孔可能であり、外部に対して隔離された
液体から遊離する洗浄兼消毒薬ＣｌＯ2 を保持する働き
をする。それによって、このガスは外気へ漏れることが
なく、よって血液透析器の洗浄および消毒作用を悪化さ
せることがない。
【０００８】以上、本考案の実施例による瓶について説
明したが、本考案はこの瓶に限定されるものではなく、
本考案の本質を逸脱することなく、いろいろな変更が可
能である。
明したが、本考案はこの瓶に限定されるものではなく、
本考案の本質を逸脱することなく、いろいろな変更が可
能である。
【０００９】
【考案の効果】本考案の腎透析用瓶は、透析器の洗浄お
よび消毒作業の間、洗浄兼消毒液が外気に触れないとい
う利点がある。
よび消毒作業の間、洗浄兼消毒液が外気に触れないとい
う利点がある。
【図１】腎透析用瓶を構成するいろいろな要素の分解斜
視図である。
視図である。
【図２】いろいろな基本構成要素を備えた瓶の首部の部
分断面図である。
分断面図である。
１ 瓶本体 ２ 首部 ３ おねじ ４ めねじ ５ キャップ ６ 穴 ７ ディスク ８ 上面 ９ 内面
Claims (1)
- 【請求項１】 瓶本体がねじ込みキャップを備え、この
キャップがその上側部分に中央の穴を有し、カニューレ
の尖端によって容易に穿孔可能であるプラスチック材料
製の薄いディスクが、瓶の首部の上面とキャップの下面
の間に配置および固定されていることを特徴とする腎透
析用瓶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3301093U JP2520925Y2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 腎透析用瓶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3301093U JP2520925Y2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 腎透析用瓶 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH073644U JPH073644U (ja) | 1995-01-20 |
| JP2520925Y2 true JP2520925Y2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=12374861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3301093U Expired - Lifetime JP2520925Y2 (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 腎透析用瓶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2520925Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-18 JP JP3301093U patent/JP2520925Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH073644U (ja) | 1995-01-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960709 |
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| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |