JPH067718Y2 - カニュ−ラホルダ− - Google Patents
カニュ−ラホルダ−Info
- Publication number
- JPH067718Y2 JPH067718Y2 JP506891U JP506891U JPH067718Y2 JP H067718 Y2 JPH067718 Y2 JP H067718Y2 JP 506891 U JP506891 U JP 506891U JP 506891 U JP506891 U JP 506891U JP H067718 Y2 JPH067718 Y2 JP H067718Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cannula
- extracorporeal circulation
- portions
- cap
- cannula holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、体外循環回路を構成す
るカニュ−ラホルダ−に関するものであり、カニュ−ラ
の先端をキャップ部に装着することにより、体液の体外
循環の終了時に、体外循環回路内に残っている体液の漏
れを防止し、体外循環回路および体液処理装置(例えば
血液透析器、血漿濾過器等)の回収を容易にしたもので
ある。
るカニュ−ラホルダ−に関するものであり、カニュ−ラ
の先端をキャップ部に装着することにより、体液の体外
循環の終了時に、体外循環回路内に残っている体液の漏
れを防止し、体外循環回路および体液処理装置(例えば
血液透析器、血漿濾過器等)の回収を容易にしたもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】現在、
体外循環が終了した後、カニュ−ラを患者から取りはず
し、そのまま廃棄用の袋に体液処理装置と共に廃棄する
かもしくは取りはずしたカニュ−ラを体外循環回路に付
設している圧モニタ−ライン等に挿入して廃棄してい
る。
体外循環が終了した後、カニュ−ラを患者から取りはず
し、そのまま廃棄用の袋に体液処理装置と共に廃棄する
かもしくは取りはずしたカニュ−ラを体外循環回路に付
設している圧モニタ−ライン等に挿入して廃棄してい
る。
【0003】しかしながらこれらの方法では、体外循環
回路および体液処理装置を架台から取りはずし廃棄袋に
入れる作業の際、ケアレスミスにより体液が漏れ、床等
に飛び散ることがしばしばあった。このため作業者が細
菌に感染する危険があった。そこで本考案者は、以上の
課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果次の考案に
到達した。
回路および体液処理装置を架台から取りはずし廃棄袋に
入れる作業の際、ケアレスミスにより体液が漏れ、床等
に飛び散ることがしばしばあった。このため作業者が細
菌に感染する危険があった。そこで本考案者は、以上の
課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果次の考案に
到達した。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本考案は、体外
循環回路の途中に装着するカニュ−ラホルダ−1であっ
て、キャップ部2、3とキャップ支持部4、5とから構
成され、該キャップ支持部4、5には体外循環回路の装
着部が形成されてなるカニュ−ラホルダ−1を提供する
ものである。
循環回路の途中に装着するカニュ−ラホルダ−1であっ
て、キャップ部2、3とキャップ支持部4、5とから構
成され、該キャップ支持部4、5には体外循環回路の装
着部が形成されてなるカニュ−ラホルダ−1を提供する
ものである。
【0005】
【作用】カニュ−ラは、キャップ部2、3に装着すると
カニュ−ラ先端の開口部は、密封状態になるので体外循
環回路の中に残った体液は外部へ流出することがない。
カニュ−ラ先端の開口部は、密封状態になるので体外循
環回路の中に残った体液は外部へ流出することがない。
【0006】
第1図は本考案のカニュ−ラホルダ−1の該略図、第2
図は第1図のA矢視図である。カニュ−ラホルダ−1
は、キャップ部2、3とキャップ支持部4、5とから構
成される。キャップ部2、3は、合成樹脂性チュ−ブか
らなり、一端はシ−ル部2a、3aにより閉塞され、他
方の一端は開口部2b、3bにより開口され、内部は空
洞に形成されている。カニュ−ラの先端は、前記開口部
3b、3bより内部に装着するようになっている。
図は第1図のA矢視図である。カニュ−ラホルダ−1
は、キャップ部2、3とキャップ支持部4、5とから構
成される。キャップ部2、3は、合成樹脂性チュ−ブか
らなり、一端はシ−ル部2a、3aにより閉塞され、他
方の一端は開口部2b、3bにより開口され、内部は空
洞に形成されている。カニュ−ラの先端は、前記開口部
3b、3bより内部に装着するようになっている。
【0007】キャップ支持部4、5は板状の合成樹脂よ
り構成され、中腹部に体外循環回路の装着部6、7が設
けられている。さらにキャップ支持部4、5の両端に
は、キャップ部2、3が接着剤または熱溶着等により装
着されている。次に、本考案のカニュ−ラホルダ−1の
使用方法について説明する。
り構成され、中腹部に体外循環回路の装着部6、7が設
けられている。さらにキャップ支持部4、5の両端に
は、キャップ部2、3が接着剤または熱溶着等により装
着されている。次に、本考案のカニュ−ラホルダ−1の
使用方法について説明する。
【0008】第3図及び第4図に示すように、あらかじ
め体外循環回路を構成する静脈側チュ−ブ11をカニュ
−ラ12の先端から装着部6、7に通して、カニュ−ラ
ホルダ−1を前記静脈側チュ−ブ11の途中にセットし
ておく(図中、14、15はドリップチャンバ−、16
は動脈側チュ−ブ、17は体液処理装置である)。
め体外循環回路を構成する静脈側チュ−ブ11をカニュ
−ラ12の先端から装着部6、7に通して、カニュ−ラ
ホルダ−1を前記静脈側チュ−ブ11の途中にセットし
ておく(図中、14、15はドリップチャンバ−、16
は動脈側チュ−ブ、17は体液処理装置である)。
【0009】血液の体外循環が終了したあと、カニュ−
ラ12、13を患者から取りはずして、キャップ部2、
3に装着するとカニュ−ラ先端の開口部は密封状態にな
っているので、体外循環回路の中に残った体液は外部へ
流出することがない。
ラ12、13を患者から取りはずして、キャップ部2、
3に装着するとカニュ−ラ先端の開口部は密封状態にな
っているので、体外循環回路の中に残った体液は外部へ
流出することがない。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように本考案のカニュ−ラ
ホルダ−を使用すれば、体外循環回路の中に残った体
液は、外部へ流出することがない。体液の回収作業が
容易になる。作業者への細菌の感染を防止することが
できる。等の効果を有する優れた考案である。
ホルダ−を使用すれば、体外循環回路の中に残った体
液は、外部へ流出することがない。体液の回収作業が
容易になる。作業者への細菌の感染を防止することが
できる。等の効果を有する優れた考案である。
【図1】本考案のカニュ−ラホルダ−の該略図
【図2】図1のA矢視図
【図3】カニュ−ラホルダ−の使用状態図
【図4】カニュ−ラホルダ−の使用状態図
1 カニュ−ラホルダ− 2 キャップ部 3 キャップ部 4 キャップ支持部 5 キャップ支持部 6 装着部 7 装着部
Claims (1)
- 【請求項1】 体外循環回路の途中に装着するカニュ−
ラホルダ−1であって、キャップ部2、3とキャップ支
持部4、5とから構成され、該キャップ支持部4、5に
は体外循環回路の装着部6、7が形成されたことを特徴
とするカニュ−ラホルダ−1。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP506891U JPH067718Y2 (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | カニュ−ラホルダ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP506891U JPH067718Y2 (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | カニュ−ラホルダ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04103147U JPH04103147U (ja) | 1992-09-04 |
JPH067718Y2 true JPH067718Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31735337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP506891U Expired - Lifetime JPH067718Y2 (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | カニュ−ラホルダ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067718Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-18 JP JP506891U patent/JPH067718Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04103147U (ja) | 1992-09-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |