JP2520760Y2 - 可変の再生弁を有する方向切換弁 - Google Patents

可変の再生弁を有する方向切換弁

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JP2520760Y2
JP2520760Y2 JP1989069953U JP6995389U JP2520760Y2 JP 2520760 Y2 JP2520760 Y2 JP 2520760Y2 JP 1989069953 U JP1989069953 U JP 1989069953U JP 6995389 U JP6995389 U JP 6995389U JP 2520760 Y2 JP2520760 Y2 JP 2520760Y2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2217Hydraulic or pneumatic drives with energy recovery arrangements, e.g. using accumulators, flywheels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は可変の再生弁を有する方向切換弁に係わり、
特には、建設機械等のアクチュエータの負荷に応じてア
クチュエータからの戻る油量を再生する可変の再生弁を
有する方向切換弁の改良に関する。
(従来の技術) 従来、建設機械等のアクチュエータからの戻る油量を
再生する再生弁を有する方向切換弁においては、方向切
換弁のスプールの内部にチェック弁または小型のピスト
ン等を内蔵する構造、もしくは方向切換弁とは別に再生
弁を別の箇所に置くものなどがある。第4図は方向切換
弁のスプールの内部にチェック弁を内蔵したものの例
で、パワーショベル等の建設機械の作業機100を油圧源1
01からアクチュエータ102への圧油の給排を方向切換弁1
03で切り換えアクチュエータ102を搖動させて作動させ
ている。方向切換弁103にはスプール103aが枢密に挿嵌
され、スプール103aの内部にはチェック弁103bが挿嵌さ
れている。また、チェック弁103bの内方にはピストン10
3cが枢密に挿嵌されている。スプール103aは運転席近傍
に配設されたパイロット比例圧力弁104等からの信号を
方向切換弁103の両端に設けられた圧力室103d、103eに
受け切り換わる。チェック弁103bはスプール103aの切り
換え(スプール103bの紙面の左方向の移動)に伴いアク
チュエータ102への給油側の圧力に応じて開き、アクチ
ュエータ102のヘッド側102aからタンクポート105aを介
してタンク105へ戻る油量をアクチュエータ102のボトム
側102bに戻し圧油を再生する時に作動する。
第5図は方向切換弁とは別に再生弁を別の箇所に置い
た例であり、方向切換弁201と再生弁202とは配管203、2
04、205とゴムホース206、207、208で連結されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記のチェック弁を内蔵したものにお
いては、スプールの内部にチェック弁を、チエック弁の
内方にピストンを重ねて挿嵌するため構造が複雑になる
とともに加工も困難になりコストも高くなる。従って、
スプールの外径の小さいものには適用が困難である。ま
た、再生弁を方向切換弁とは別の箇所に置いたもので
は、方向切換弁と再生弁との間に配管が必要になり、コ
ストが高くなるとともにスペースを広くとる。従って、
小型の建設機械での適用は困難である。
本考案は上記従来の問題点に着目し、小型で安価な可
変の再生弁を有する方向切換弁の提供を目的としてい
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の第1の考案で
は、作業機の作動を行うアクチュエータと、アクチュエ
ータへの給排を切り換える方向切換弁と、方向切換弁の
切り換えを行うパイロット比例圧力弁と、パイロット比
例圧力弁からのパイロット圧力により作動しアクチュエ
ータの一端側からの戻り油をアクチュエータの他端側に
戻す再生弁を有する方向切換弁において、アクチュエー
タに作用する作業機の負荷に応じてアクチュエータの一
端側からの戻り油をアクチュエータの他端側か、あるい
は、タンクに戻すかを選択する再生率可変弁と、パイロ
ット比例圧力弁からのパイロット圧力により作動したと
きに、アクチュエータに作用する作業機の負荷に応じた
圧力を再生率可変弁に送る再生弁と、からなる。
(作用) 上記構成によれば、方向切換弁と再生弁とが付設さ
れ、相互の回路が両者のケースの接続面で連結すること
により配管のコストが不要になるとともにスペースも少
なくてすむ。また、スプールの外径も小さくも良く、さ
らに再生弁と方向切換弁のスプール径もほぼ同じに出来
るので加工が容易になるとともに安価に出来る。
(実施例) 以下に、本考案に係わる可変の再生弁を有する方向切
換弁の実施例につき、図面を参照して詳細に説明する。
第1図は本考案の切換弁の横断面図を示し、第2図は第
1図のA−A断面図を示す。作業機の作動を行うアクチ
ュエータ1と、アクチュエータ1への給排を配管2、3
を介して切り換える切換弁10を有する図示しない建設機
械において、アクチュエータ1からタンク4への戻る油
量を再度アクチュエータ1に給油する可変の再生弁30
(以下、再生弁30と言う。)を方向切換弁70に付設して
いる。再生弁30は再生率可変弁40と再生チエック弁50と
から構成され、再生率可変弁40がアクチュエータ1への
アクチュエータポート1aに、再生チェック弁50がポンプ
等の圧力源5に接続する方向切換弁70のボデー71に設け
られたポンプポート5aに配管6により連結されている。
切換弁10は方向切換弁70の内のスタック形のアーム用の
方向切換弁70a(以下、アーム切換弁70aと言う。)と、
走行用の切換弁70bおよび再生弁30と、ポンプ連結用の
スタックボデー11と、タンク連結用のスタックボデー12
等より構成され、アーム切換弁70aに付設して再生弁30
が配設されている。
なお、ボデーはスタック形でなくモノブロックでも良
い。アーム切換弁70aにはスプール72がボデー71の内部
に枢密に挿入され、スプール72の両端には運転席近傍に
配設されたパイロット比例圧力弁90から信号を受け、ス
プール72を切り換える圧力室73、74が設けられている。
ボデー71には、ポンプ連結用のスタックボデー11に連絡
されたポンプポート5aが、また再生弁30および走行用の
切換弁70b等を経由してタンク連結用のスタックボデー1
2に連絡されたタンクポート75が設けられている。ま
た、ボデー71には配管2、3を介してアーム用のアクチ
ュエータ1に給排するアクチュエータポート1a、1bが設
けられている。再生弁30のケース31の一端には再生チェ
ック弁50が、他端には再生率可変弁40が設けられ、再生
チェック弁50にはチェック弁51を内蔵したスプール52が
枢密に挿入され、スプール52の一端にはパイロット比例
圧力弁から信号を受け、スプール52をバネ53に抗して押
し出す圧力室54が設けられている。再生率可変弁40に
は、連絡用の通路41aを持つスプール41が一端をピスト
ン42に当接され、他端をバネ43で保持されるとともに、
スプール41およびピストン42のそれぞれがケース31に枢
密に挿入されている。ケース31には、ボデー71のポンプ
ポート5aに連結するポート32と、ボデー71のアクチュエ
ータポート1aに連結するポート33と、ボデー71のタンク
ポート75に連結するポート34a、34bと、再生チェック弁
50と再生率可変弁40とを連絡するポート35、36、37と、
再生チェック弁50とタンクに連結するポート34bとを連
絡するポート38と、再生率可変弁40とタンクに連結する
ポート34aとを連絡するポート39と、が設けられてい
る。再生チェック弁50のスプール52には通常の位置でポ
ート37とポート34bとを連絡するランド55が設けてあ
る。ボデー71のポンプポート5aとポート32とは通路46
で、ボデー71のアクチュエータポート1aとポート33とは
通路56とで連結されている。上記例においてアクチュエ
ータポート1aはアーム用の切換弁70aに設けたが再生弁3
0のポート33に設けても良い。なお、例えば図中で示す
再生チェック弁30のポート37と再生率可変弁40のポート
35とを結ぶ実線イ(−)は紙面の上下方向で両ポートが
連絡していることを示す。また、他の実線も同様の結合
を示す。
上記構成において、次に作動について説明する。
バケットにアーム用のアクチュエータ1の作動により
土砂を掘削するときには、運転席近傍に配設されたパイ
ロット比例圧力弁90から信号をスプール72を切り換える
圧力室74とスプール52をバネ53に抗して押し出す圧力室
54に送り、スプール72とスプール52とを紙面の左方向に
動かす。スプール72の移行により、圧力源5からの圧油
はポート5a、1bおよび配管3を経由してアクチュエータ
1のボトム側に送られ、アクチュエータ1は伸長し土砂
をバケットで掘削する。このとき、例えば、 バケットに軽荷重がかかっているときには、 圧力源5からの圧油はポート5aから通路46、ポート3
2、ランド55、ポート37を経由してポート35に行く。し
かし、バケットには軽荷重がかかっているため圧力源の
圧力は低く、ピストン42でスプール41をバネ43に抗して
押し出す(図面では左方向への移行)ことが出来ないた
めスプール41は図示の位置にある。このため、アクチュ
エータ1からの戻り油量は配管2、ポート1a、通路56、
ポート33に来るが、スプール41でポート34aへの通路が
遮蔽されているため、実線イを経由してポート36、チェ
ック弁51、通路46を経由してポンプポート5aで圧力源5
からの圧油と合流し再生されてアクチュエータ1に行き
作動する速度を増す。
バケットに重荷重がかかっているときには、 と同様にポート35に圧油がくる。このとき、バケッ
トには重荷重がかかっているため圧力源の圧力は高く、
ピストン42でスプール41をバネ43に抗して押し出すため
スプール41は図示より左方向に移動し、スプール41の連
絡用の通路41aでポート33とポート34aとを連結する。こ
のため、アクチュエータ1からの戻り油量は配管2、ポ
ート1a、通路56、ポート33、連絡用の通路41aおよびポ
ート34aを経由してタンク4へ戻る。従って、アクチュ
エータ1は圧力源5からの油量により速度がきまる。ま
た、ピストン42の径とバネ43の荷重により連絡用の通路
41aの開口面積を決めるとともに、アクチュエータ1の
荷重に応じて戻り油量を可変にしている。
次に、バケットの中の土砂をアクチュエータ1の縮小
によりダンプするときには、パイロット比例圧力弁90か
ら信号をスプール72を切り換える圧力室73に送り、スプ
ール72を紙面の右方向に動かす。スプール72の移行によ
り、圧力源5からの圧油はポート5a、1aおよび配管2を
経由してアクチュエータ1のヘッド側に送られ、アクチ
ュエータ1は縮小し土砂をバケットより排出する。
第3図は本考案の一例を回路図で示している。
上記実施例では、再生弁を方向切換弁に横に並べた
が、上下方向に付設けしても良く、また、他の方向切換
弁にも付設しても良い。さらに、各々に2個を付設して
両方向で再生してもよいことは言うまでもない。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、再生弁を方向
切換弁に付設して配設したため、配管が不要になりコス
トも安価になるとともにスペースも少なく出来る。ま
た、スプールの外径も小さくなり小容量の切換弁にも適
用出来、小型の建設機械に採用できる。さらに再生弁と
方向切換弁のスプール径もほぼ同じに出来るので加工が
容易になるとともに安価に出来るという優れた効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の可変の再生弁を有する方向切換弁を含
む切換弁の横断面図。 第2図は第1図のA−A断面図。 第3図は本考案の可変の再生弁を有する方向切換弁を含
む回路図。 第4図は従来の再生弁を内蔵した切換弁の縦断面図。 第5図は従来の再生弁を別置きにしたときの概念図。 1……アクチュエータ、1a、1b……アクチュエータポー
ト、5a……ポンプポート、10……切換弁、30……再生
弁、40……再生率可変弁、50……再生チエック弁、70…
…方向切換弁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業機の作動を行うアクチュエータと、ア
    クチュエータへの給排を切り換える方向切換弁と、方向
    切換弁の切り換えを行うパイロット比例圧力弁と、パイ
    ロット比例圧力弁からのパイロット圧力により作動しア
    クチュエータの一端側からの戻り油をアクチュエータの
    他端側に戻す再生弁を有する方向切換弁において、アク
    チュエータに作用する作業機の負荷に応じてアクチュエ
    ータの一端側からの戻り油をアクチュエータの他端側
    か、あるいは、タンクに戻すかを選択する再生率可変弁
    と、パイロット比例圧力弁からのパイロット圧力により
    作動したときに、アクチュエータに作用する作業機の負
    荷に応じた圧力を再生率可変弁に送る再生弁と、からな
    ることを特徴とする可変の再生弁を有する方向切換弁。
JP1989069953U 1989-06-15 1989-06-15 可変の再生弁を有する方向切換弁 Expired - Lifetime JP2520760Y2 (ja)

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