JP2519788Y2 - フレキシブルプリント配線板の取付構造 - Google Patents
フレキシブルプリント配線板の取付構造Info
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- JP2519788Y2 JP2519788Y2 JP8958791U JP8958791U JP2519788Y2 JP 2519788 Y2 JP2519788 Y2 JP 2519788Y2 JP 8958791 U JP8958791 U JP 8958791U JP 8958791 U JP8958791 U JP 8958791U JP 2519788 Y2 JP2519788 Y2 JP 2519788Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、フレキシブルプリン
ト配線板を車両ボデー等の配線取付板に取り付けるフレ
キシブルプリント配線板の取付構造に関する。
ト配線板を車両ボデー等の配線取付板に取り付けるフレ
キシブルプリント配線板の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】実開昭60−27487号公報のフレキ
シブルプリント配線板の取付構造には、図11および図
12に示すように、略U字形のフレキシブルプリント配
線板1をケース2の上面2aから一側面2bにかけて取
り付ける技術が開示されている。すなわち、ケース2の
一側面2bに断面L字形の抜止片3と浮き上がり阻止片
4が設けられ、これら抜止片3と浮き上がり阻止片4に
よりフレキシブルプリント配線板1の中間部分の両側縁
が両側から抱持されるようにして保持されている。
シブルプリント配線板の取付構造には、図11および図
12に示すように、略U字形のフレキシブルプリント配
線板1をケース2の上面2aから一側面2bにかけて取
り付ける技術が開示されている。すなわち、ケース2の
一側面2bに断面L字形の抜止片3と浮き上がり阻止片
4が設けられ、これら抜止片3と浮き上がり阻止片4に
よりフレキシブルプリント配線板1の中間部分の両側縁
が両側から抱持されるようにして保持されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このようにフレキシブ
ルプリント配線板1の両側縁を断面L字形片により両側
から抱持するようにすればフレキシブルプリント配線板
1の取り付けが可能となるが、このような取付構造で
は、例えば図13および図14に示すような帯状のフレ
キシブルプリント配線板5やコネクタ付きの帯状のフレ
キシブルプリント配線板6を取り付ける場合に、次のよ
うな問題が生じる。すなわち、帯状のフレキシブルプリ
ント配線板5,6を取り付ける場合には、図13および
図14の想像線に示すように、配線板5,6の両側縁に
沿って間欠的に配置された複数のL形片7により配線板
5,6の両側領域を抱持することになるが、この場合に
は配線板5,6がL形片7により長手方向には位置規制
されないため、配線板5,6が長手方向に位置ずれする
という問題が生じる。
ルプリント配線板1の両側縁を断面L字形片により両側
から抱持するようにすればフレキシブルプリント配線板
1の取り付けが可能となるが、このような取付構造で
は、例えば図13および図14に示すような帯状のフレ
キシブルプリント配線板5やコネクタ付きの帯状のフレ
キシブルプリント配線板6を取り付ける場合に、次のよ
うな問題が生じる。すなわち、帯状のフレキシブルプリ
ント配線板5,6を取り付ける場合には、図13および
図14の想像線に示すように、配線板5,6の両側縁に
沿って間欠的に配置された複数のL形片7により配線板
5,6の両側領域を抱持することになるが、この場合に
は配線板5,6がL形片7により長手方向には位置規制
されないため、配線板5,6が長手方向に位置ずれする
という問題が生じる。
【0004】また上記取付構造の他に、両面テープ、接
着剤およびクランプ等の別部材を用いてフレキシブルプ
リント配線板を取り付ける方法もあるが、別部材を用い
る分だけ部品点数および取付工程数が増加するという問
題があった。
着剤およびクランプ等の別部材を用いてフレキシブルプ
リント配線板を取り付ける方法もあるが、別部材を用い
る分だけ部品点数および取付工程数が増加するという問
題があった。
【0005】この考案は、上記従来技術の問題を解消
し、略帯状のフレキシブルプリント配線板を位置ずれを
防止した状態で取り付けでき、しかも部品点数および取
付工程数を増加させることのないフレキシブルプリント
配線板の取付構造を提供することを目的とする。
し、略帯状のフレキシブルプリント配線板を位置ずれを
防止した状態で取り付けでき、しかも部品点数および取
付工程数を増加させることのないフレキシブルプリント
配線板の取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の考案は、
略帯状のフレキシブルプリント配線板を配線取付板に取
り付けるフレキシブルプリント配線板の取付構造であっ
て、上記目的を達成するため、前記フレキシブルプリン
ト配線板の少なくとも一方の側縁に外側方に向かって延
びる係合片を一体的に形成するとともに、前記配線取付
板の前記フレキシブルプリント配線板の両側縁に対応す
る領域にそれぞれ内側に向かって延びる複数の押え爪を
間欠的に配置されるように形成し、前記係合片を前記複
数の押え爪のうちフレキシブルプリント配線板長手方向
に隣り合う2つの押え爪間に挿入係止して位置規制した
状態で、前記フレキシブルプリント配線板の両側領域を
前記複数の押え爪により抱持している。
略帯状のフレキシブルプリント配線板を配線取付板に取
り付けるフレキシブルプリント配線板の取付構造であっ
て、上記目的を達成するため、前記フレキシブルプリン
ト配線板の少なくとも一方の側縁に外側方に向かって延
びる係合片を一体的に形成するとともに、前記配線取付
板の前記フレキシブルプリント配線板の両側縁に対応す
る領域にそれぞれ内側に向かって延びる複数の押え爪を
間欠的に配置されるように形成し、前記係合片を前記複
数の押え爪のうちフレキシブルプリント配線板長手方向
に隣り合う2つの押え爪間に挿入係止して位置規制した
状態で、前記フレキシブルプリント配線板の両側領域を
前記複数の押え爪により抱持している。
【0007】請求項2記載の考案は、略帯状のフレキシ
ブルプリント配線板を配線取付板に取り付けるフレキシ
ブルプリント配線板の取付構造であって、同じく上記目
的を達成するため、前記フレキシブルプリント配線板の
少なくとも一方の側縁に外側方に向かって延びる一対の
係合片を所定距離だけ離して一体的に形成するととも
に、前記配線取付板の前記フレキシブルプリント配線板
の両側縁に対応する領域にそれぞれ内側に向かって延び
る複数の押え爪を間欠的に配置されるように形成し、前
記複数の押え爪のうちいずれかの押え爪を前記一対の係
合片間に挿入係止して位置規制した状態で、前記フレキ
シブルプリント配線板の両側領域を前記複数の押え爪に
より抱持している。
ブルプリント配線板を配線取付板に取り付けるフレキシ
ブルプリント配線板の取付構造であって、同じく上記目
的を達成するため、前記フレキシブルプリント配線板の
少なくとも一方の側縁に外側方に向かって延びる一対の
係合片を所定距離だけ離して一体的に形成するととも
に、前記配線取付板の前記フレキシブルプリント配線板
の両側縁に対応する領域にそれぞれ内側に向かって延び
る複数の押え爪を間欠的に配置されるように形成し、前
記複数の押え爪のうちいずれかの押え爪を前記一対の係
合片間に挿入係止して位置規制した状態で、前記フレキ
シブルプリント配線板の両側領域を前記複数の押え爪に
より抱持している。
【0008】
【作用】請求項1記載のフレキシブルプリント配線板の
取付構造によれば、フレキシブルプリント配線板の係合
片を配線取付板に設けられた隣り合う2つの押え爪間に
挿入係止しているため、フレキシブルプリント配線板が
その長手方向に対して位置規制が図られて同方向の位置
ずれが防止される。また、両面テープ、接着剤およびク
ランプ等の別部材を必要とせず、部品点数および取付工
程数の増加を防止できる。
取付構造によれば、フレキシブルプリント配線板の係合
片を配線取付板に設けられた隣り合う2つの押え爪間に
挿入係止しているため、フレキシブルプリント配線板が
その長手方向に対して位置規制が図られて同方向の位置
ずれが防止される。また、両面テープ、接着剤およびク
ランプ等の別部材を必要とせず、部品点数および取付工
程数の増加を防止できる。
【0009】また、請求項2記載のフレキシブルプリン
ト配線板の取付構造においても、配線取付板に設けられ
た押え爪をフレキシブルプリント配線板の一対の係合片
間に挿入係止しているため、上記と同様に、フレキシブ
ルプリント配線板がその長手方向に対して位置規制が図
られて同方向の位置ずれが防止される。また、両面テー
プ、接着剤およびクランプ等の別部材を必要とせず、部
品点数および取付工程数の増加を防止できる。
ト配線板の取付構造においても、配線取付板に設けられ
た押え爪をフレキシブルプリント配線板の一対の係合片
間に挿入係止しているため、上記と同様に、フレキシブ
ルプリント配線板がその長手方向に対して位置規制が図
られて同方向の位置ずれが防止される。また、両面テー
プ、接着剤およびクランプ等の別部材を必要とせず、部
品点数および取付工程数の増加を防止できる。
【0010】
【実施例】図1はこの考案の第1の実施例であるフレキ
シブルプリント配線板の取付構造を示す斜視図である。
同図に示すように、FPC等のフレキシブルプリント配
線板10は略帯状に形成されており、長手方向に沿って
並列状に複数の回路導体11が形成されている。さら
に、フレキシブルプリント配線板10の途中において、
両側縁10a,10bには外側方にそれぞれ延びる係合
片12a,12bが配線板10に一体的に形成されてい
る。
シブルプリント配線板の取付構造を示す斜視図である。
同図に示すように、FPC等のフレキシブルプリント配
線板10は略帯状に形成されており、長手方向に沿って
並列状に複数の回路導体11が形成されている。さら
に、フレキシブルプリント配線板10の途中において、
両側縁10a,10bには外側方にそれぞれ延びる係合
片12a,12bが配線板10に一体的に形成されてい
る。
【0011】一方、金属パネル等で構成される車両ボデ
ー等の配線取付板20には、上記係合片12a,12b
の両側に対応する領域が含まれるようにして、フレキシ
ブルプリント配線板10の両側縁10a,10bに対応
する領域が打ち出し加工により部分的に切り起こされ
る。こうして、内側に向かって延びる複数の押え爪21
a,21bがフレキシブルプリント配線板10の両側縁
10a,10bに沿って間欠的に配置されるように形成
される。もっとも図1においては、複数の押え爪のうち
係合片12a,12bの両側に形成された一対の(隣り
合う)押え爪21a,21bのみを図示し、他の押え爪
の図示は省略している。
ー等の配線取付板20には、上記係合片12a,12b
の両側に対応する領域が含まれるようにして、フレキシ
ブルプリント配線板10の両側縁10a,10bに対応
する領域が打ち出し加工により部分的に切り起こされ
る。こうして、内側に向かって延びる複数の押え爪21
a,21bがフレキシブルプリント配線板10の両側縁
10a,10bに沿って間欠的に配置されるように形成
される。もっとも図1においては、複数の押え爪のうち
係合片12a,12bの両側に形成された一対の(隣り
合う)押え爪21a,21bのみを図示し、他の押え爪
の図示は省略している。
【0012】上記フレキシブルプリント配線板10を配
線取付板20に取り付けるには、まず図2に示すよう
に、フレキシブルプリント配線板10を幅方向に沿って
内側に撓ませる。つづいて、各係合片12a,12bを
配線長手方向に隣り合う押え爪21a,21aおよび2
1b,21b間にそれぞれ位置させながら、フレキシブ
ルプリント配線板10の両側縁10a,10bを、相対
向する押え爪21a,21aおよび21b,21b間に
通して、フレキシブルプリント配線板10の撓みを解除
する。これにより図3に示すように、各係合片12a,
12bがそれぞれ一対の押え爪21a,21b間に挿入
係止されて長手方向の位置規制が図られた状態で、フレ
キシブルプリント配線板10の両側領域が複数の押え爪
21a,21bにより両側から抱持されるように保持さ
れる。
線取付板20に取り付けるには、まず図2に示すよう
に、フレキシブルプリント配線板10を幅方向に沿って
内側に撓ませる。つづいて、各係合片12a,12bを
配線長手方向に隣り合う押え爪21a,21aおよび2
1b,21b間にそれぞれ位置させながら、フレキシブ
ルプリント配線板10の両側縁10a,10bを、相対
向する押え爪21a,21aおよび21b,21b間に
通して、フレキシブルプリント配線板10の撓みを解除
する。これにより図3に示すように、各係合片12a,
12bがそれぞれ一対の押え爪21a,21b間に挿入
係止されて長手方向の位置規制が図られた状態で、フレ
キシブルプリント配線板10の両側領域が複数の押え爪
21a,21bにより両側から抱持されるように保持さ
れる。
【0013】このフレキシブルプリント配線板の取付構
造によれば、フレキシブルプリント配線板10の係合片
12a,12bを、隣り合う一対の押え爪21a,21
a,21b,21b間に挿入係止しているため、フレキ
シブルプリント配線板10がその長手方向に対して位置
規制が図られて、フレキシブルプリント配線板10の長
手方向の位置ずれが防止される。また、フレキシブルプ
リント配線板10の両側領域が複数の押え爪21a,2
1bにより両側から抱持されるように保持されるため、
配線板幅方向の位置ずれも防止される。
造によれば、フレキシブルプリント配線板10の係合片
12a,12bを、隣り合う一対の押え爪21a,21
a,21b,21b間に挿入係止しているため、フレキ
シブルプリント配線板10がその長手方向に対して位置
規制が図られて、フレキシブルプリント配線板10の長
手方向の位置ずれが防止される。また、フレキシブルプ
リント配線板10の両側領域が複数の押え爪21a,2
1bにより両側から抱持されるように保持されるため、
配線板幅方向の位置ずれも防止される。
【0014】また、フレキシブルプリント配線板10を
取り付けるにあたり、両面テープ、接着剤およびクラン
プ等の別部材を必要としないので、部品点数および取付
工程数の増加も防止できる。
取り付けるにあたり、両面テープ、接着剤およびクラン
プ等の別部材を必要としないので、部品点数および取付
工程数の増加も防止できる。
【0015】なお、上記実施例では、係合片12a,1
2bをフレキシブル配線板10の両側縁10a,10b
にそれぞれ形成しているが、図4に示すように、係合片
12aをフレキシブルプリント配線板10の一側縁10
a側にのみ形成するようにしてもよい。要は係合片と押
え爪との係合箇所が少なくとも1箇所あればよく、もち
ろん3個所以上で係合されてもよい。
2bをフレキシブル配線板10の両側縁10a,10b
にそれぞれ形成しているが、図4に示すように、係合片
12aをフレキシブルプリント配線板10の一側縁10
a側にのみ形成するようにしてもよい。要は係合片と押
え爪との係合箇所が少なくとも1箇所あればよく、もち
ろん3個所以上で係合されてもよい。
【0016】また図5に示すように、係合片12a,1
2bに開口13a、13bをあらかじめ形成するととも
に、配線取付板20の開口13a,13bに対応する領
域に位置合せマーク22a,22bをあらかじめ印刷し
ておけば、フレキシブルプリント配線板10を取り付け
る際に、開口13a,13bを位置合せマーク22a,
22b上に重ね合わせるだけで、フレキシブルプリント
配線板10の位置決めが図られるので、取付作業が一層
簡単になる。
2bに開口13a、13bをあらかじめ形成するととも
に、配線取付板20の開口13a,13bに対応する領
域に位置合せマーク22a,22bをあらかじめ印刷し
ておけば、フレキシブルプリント配線板10を取り付け
る際に、開口13a,13bを位置合せマーク22a,
22b上に重ね合わせるだけで、フレキシブルプリント
配線板10の位置決めが図られるので、取付作業が一層
簡単になる。
【0017】図6はこの考案の第2の実施例であるフレ
キシブルプリント配線板の取付構造を示す斜視図であ
る。同図に示すように、フレキシブルプリント配線板1
10の両側縁110a,110bには、それぞれ所定間
隔をあけた状態で外側方に延びる一対の係合片112
a,112aおよび112b,112bが一体的に形成
されている。
キシブルプリント配線板の取付構造を示す斜視図であ
る。同図に示すように、フレキシブルプリント配線板1
10の両側縁110a,110bには、それぞれ所定間
隔をあけた状態で外側方に延びる一対の係合片112
a,112aおよび112b,112bが一体的に形成
されている。
【0018】一方、配線取付版120には、上記隣り合
う一対の係合片112a,112a間および112b,
112b間に対応する領域が含まれるようにして、フレ
キシブルプリント配線板110の両側縁110a,11
0bに対応する領域が部分的に切り起こされ、こうして
複数の押え爪121a,121bがフレキシブルプリン
ト配線板110の両側縁110a,110bに沿って間
欠的に配置されるように形成されている。
う一対の係合片112a,112a間および112b,
112b間に対応する領域が含まれるようにして、フレ
キシブルプリント配線板110の両側縁110a,11
0bに対応する領域が部分的に切り起こされ、こうして
複数の押え爪121a,121bがフレキシブルプリン
ト配線板110の両側縁110a,110bに沿って間
欠的に配置されるように形成されている。
【0019】このフレキシブルプリント配線板110も
幅方向に撓ませてからその撓みを解除することにより配
線取付板120に取り付けられ、こうして押え爪121
a,121bをそれぞれ隣り合う一対の係合片112
a,112a間,112b,112b間に挿入係止した
状態で、フレキシブルプリント配線板110の両側領域
を複数の押え爪121a,121bにより両側から抱持
させるように保持させる。
幅方向に撓ませてからその撓みを解除することにより配
線取付板120に取り付けられ、こうして押え爪121
a,121bをそれぞれ隣り合う一対の係合片112
a,112a間,112b,112b間に挿入係止した
状態で、フレキシブルプリント配線板110の両側領域
を複数の押え爪121a,121bにより両側から抱持
させるように保持させる。
【0020】このフレキシブルプリント配線板110の
取付構造においても、係合片112a,112bが押え
爪121a,121bにより配線板110の長手方向に
対して係止されているので同方向に対する位置ずれが防
止される。また、フレキシブルプリント配線板110の
両側領域が複数の押え爪121a,121bにより両側
から抱持されるようにして保持されるため、配線板幅方
向の位置ずれも防止される。しかも、両面テープ等の別
部材を必要としないので、部品点数および取付工程数の
増加も防止できる。
取付構造においても、係合片112a,112bが押え
爪121a,121bにより配線板110の長手方向に
対して係止されているので同方向に対する位置ずれが防
止される。また、フレキシブルプリント配線板110の
両側領域が複数の押え爪121a,121bにより両側
から抱持されるようにして保持されるため、配線板幅方
向の位置ずれも防止される。しかも、両面テープ等の別
部材を必要としないので、部品点数および取付工程数の
増加も防止できる。
【0021】なお、上記第2の実施例においても、隣り
合う一対の係合片112a,112bは、フレキシブル
プリント配線板110の少なくとも一方の側縁に1箇所
形成してありさえすればよい。
合う一対の係合片112a,112bは、フレキシブル
プリント配線板110の少なくとも一方の側縁に1箇所
形成してありさえすればよい。
【0022】また、上記各実施例では、配線取付板2
0,120が金属パネルで形成される場合について説明
したが、樹脂ケース等で形成されていてもよく、その場
合には押え爪21a,21b,121a,121bを配
線取付板20,120に一体成形により形成すればよ
い、また、押え爪21a,21b,121a,121b
は上記実施例に限られることはなく、例えば図7に示す
ように断面をL字形に形成したり、図8に示すようにS
字形に形成してもよい。さらに図9に示すように幅を狭
く形成したり、図10に示すように先端部を半円状に形
成してもよい。
0,120が金属パネルで形成される場合について説明
したが、樹脂ケース等で形成されていてもよく、その場
合には押え爪21a,21b,121a,121bを配
線取付板20,120に一体成形により形成すればよ
い、また、押え爪21a,21b,121a,121b
は上記実施例に限られることはなく、例えば図7に示す
ように断面をL字形に形成したり、図8に示すようにS
字形に形成してもよい。さらに図9に示すように幅を狭
く形成したり、図10に示すように先端部を半円状に形
成してもよい。
【0023】
【考案の効果】以上のように、請求項1記載のフレキシ
ブルプリント配線板の取付構造によれば、フレキシブル
プリント配線板の係合片を配線取付板に設けられた隣り
合う2つの押え爪間に挿入係止しているため、フレキシ
ブルプリント配線板がその長手方向に対して位置規制が
図られて同方向の位置ずれが防止されるとともに、両面
テープ、接着剤およびクランプ等の別部材を必要としな
いので、部品点数および取付工程数の増加も防止できる
という効果が得られる。
ブルプリント配線板の取付構造によれば、フレキシブル
プリント配線板の係合片を配線取付板に設けられた隣り
合う2つの押え爪間に挿入係止しているため、フレキシ
ブルプリント配線板がその長手方向に対して位置規制が
図られて同方向の位置ずれが防止されるとともに、両面
テープ、接着剤およびクランプ等の別部材を必要としな
いので、部品点数および取付工程数の増加も防止できる
という効果が得られる。
【0024】また、請求項2記載のフレキシブルプリン
ト配線板の取付構造によれば、配線取付板に設けられた
押え爪を、フレキシブルプリント配線板の一対の係合片
間に挿入係止しているため、上記と同様に、フレキシブ
ルプリント配線板がその長手方向に対して位置規制が図
られて同方向の位置ずれが防止されるとともに、両面テ
ープ、接着剤およびクランプ等の別部材を必要としない
ので、部品点数および取付工程数の増加を防止できると
いう効果が得られる。
ト配線板の取付構造によれば、配線取付板に設けられた
押え爪を、フレキシブルプリント配線板の一対の係合片
間に挿入係止しているため、上記と同様に、フレキシブ
ルプリント配線板がその長手方向に対して位置規制が図
られて同方向の位置ずれが防止されるとともに、両面テ
ープ、接着剤およびクランプ等の別部材を必要としない
ので、部品点数および取付工程数の増加を防止できると
いう効果が得られる。
【図1】この考案の第1の実施例であるフレキシブルプ
リント配線板の取付構造を示す斜視図である。
リント配線板の取付構造を示す斜視図である。
【図2】第1の実施例の取付構造を示す斜視図である。
【図3】第1の実施例の取付構造を示す斜視図である。
【図4】この考案の変形例を示す斜視図である。
【図5】この考案の変形例を示す斜視図である。
【図6】この考案の第2の実施例であるフレキシブルプ
リント配線板の取付構造を示す斜視図である。
リント配線板の取付構造を示す斜視図である。
【図7】この考案の変形例を示す斜視図である。
【図8】この考案の変形例を示す斜視図である。
【図9】この考案の変形例を示す斜視図である。
【図10】この考案の変形例を示す斜視図である。
【図11】従来のフレキシブルプリント配線板を示す斜
視図である。
視図である。
【図12】従来のフレキシブルプリント配線板の取付構
造を示す斜視図である。
造を示す斜視図である。
【図13】他の従来のフレキシブルプリント配線板を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図14】さらに他の従来のフレキシブルプリント配線
板を示す斜視図である。
板を示す斜視図である。
10,110 フレキシブルプリント配線板 10a,10b,110a,110b 両側縁 12a,12b,112a,112b 係合片 20,120 配線取付板 21a,21b,121a,121b 押え爪
Claims (2)
- 【請求項1】 略帯状のフレキシブルプリント配線板を
配線取付板に取り付けるフレキシブルプリント配線板の
取付構造において、 前記フレキシブルプリント配線板の少なくとも一方の側
縁に外側方に向かって延びる係合片を一体的に形成する
とともに、前記配線取付板の前記フレキシブルプリント
配線板の両側縁に対応する領域にそれぞれ内側に向かっ
て延びる複数の押え爪を間欠的に配置されるように形成
し、前記係合片を前記複数の押え爪のうちフレキシブル
プリント配線板長手方向に隣り合う2つの押え爪間に挿
入係止して位置規制した状態で、前記フレキシブルプリ
ント配線板の両側領域を前記複数の押え爪により抱持し
たことを特徴とするフレキシブルプリント配線板の取付
構造。 - 【請求項2】 略帯状のフレキシブルプリント配線板を
配線取付板に取り付けるフレキシブルプリント配線板の
取付構造において、 前記フレキシブルプリント配線板の少なくとも一方の側
縁に外側方に向かって延びる一対の係合片を所定距離だ
け離して一体的に形成するとともに、前記配線取付板の
前記フレキシブルプリント配線板の両側縁に対応する領
域にそれぞれ内側に向かって延びる複数の押え爪を間欠
的に配置されるように形成し、前記複数の押え爪のうち
いずれかの押え爪を前記一対の係合片間に挿入係止して
位置規制した状態で、前記フレキシブルプリント配線板
の両側領域を前記複数の押え爪により抱持したことを特
徴とするフレキシブルプリント配線板の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8958791U JP2519788Y2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | フレキシブルプリント配線板の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8958791U JP2519788Y2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | フレキシブルプリント配線板の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0533590U JPH0533590U (ja) | 1993-04-30 |
JP2519788Y2 true JP2519788Y2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=13974919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8958791U Expired - Lifetime JP2519788Y2 (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | フレキシブルプリント配線板の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519788Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021192993A1 (ja) * | 2020-03-27 | 2021-09-30 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 配線部材 |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP8958791U patent/JP2519788Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021192993A1 (ja) * | 2020-03-27 | 2021-09-30 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 配線部材 |
JP2021158826A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 配線部材 |
JP7404971B2 (ja) | 2020-03-27 | 2023-12-26 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 配線部材 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0533590U (ja) | 1993-04-30 |
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