JP2519755Y2 - 軒樋支持装置 - Google Patents

軒樋支持装置

Info

Publication number
JP2519755Y2
JP2519755Y2 JP11290590U JP11290590U JP2519755Y2 JP 2519755 Y2 JP2519755 Y2 JP 2519755Y2 JP 11290590 U JP11290590 U JP 11290590U JP 11290590 U JP11290590 U JP 11290590U JP 2519755 Y2 JP2519755 Y2 JP 2519755Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eaves gutter
support
piece
eaves
ear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11290590U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0469542U (ja
Inventor
良典 田中
伸之 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP11290590U priority Critical patent/JP2519755Y2/ja
Publication of JPH0469542U publication Critical patent/JPH0469542U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2519755Y2 publication Critical patent/JP2519755Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、軒先において軒樋を上側から保持する軒樋
支持装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から、第7図に示す如く、支持具本体(イ)の前
端部に上方へ突出した支持片(ロ)を設け、該支持片
(ロ)の上端部に、軒樋(ハ)の前耳部(ニ)の内側に
形成される凹溝部(ホ)を係止してなる軒樋支持装置は
知られている。該軒樋支持装置においては、支持具本体
(イ)が保持部材(ヘ)と取着部材(ト)とでなり、両
者はリベット(チ)にて結合固着されている。取着部材
(ト)の後端部は下方へ折曲されていて、該折曲部分に
リベット(チ)によって取着板(リ)が結合固着されて
いる。該取着板(リ)において固定釘(ヌ)が打ち付け
られることによって、同取着板(リ)は軒先(ル)に固
定され、支持具本体(イ)が軒先(ル)に取り付け固定
されるものである。又、保持部材(へ)の前端部が上方
へ折曲されて支持片(ロ)が形成されている。又、同保
持部材(へ)の後端部には、前方へ開口した略コ字型の
耳受部(オ)が形成され、該耳受部(オ)に軒樋(ハ)
の後耳部(ワ)が係合保持されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の技術においては、支持具本
体(イ)の保持部材(へ)が帯状金属平板を折曲加工し
て形成されるものであって、その前端部に設けられる支
持片(ロ)の上端部が平板状となっているため、該支持
片(ロ)の上端部と、これに係止される軒樋(ハ)の前
耳部(ニ)内側の凹溝部(ホ)との間にがたつきが発生
し易く、該凹溝部(ホ)が上方へ浮き上がって支持片
(ロ)の上端部から外れ易く、軒樋(ハ)の前壁部分が
安定して確実に保持されないものであった。
本考案は、上記従来の技術における問題を解決するた
めに考案されたものであり、すなわちその課題は、軒樋
の前壁部分ががたつきなく安定して確実に保持される軒
樋支持装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の軒樋支持装置は、支持具本体の前端部に上方
へ突出した支持片を設け、該支持片の上端部に、軒樋の
前耳部の内側に形成される凹溝部を係止してなる軒樋支
持装置において、支持片を断面略コ字型の型材にて形成
し、該型材の両側壁部が凹溝部内の対向面間に突っ張り
状に挟持される状態にして、同支持片の上端部を凹溝部
内に挿入嵌合せしめてなるものであり、この構成により
上記課題が解決されたものである。
〔作用〕
本考案の軒樋支持装置においては、支持片が断面略コ
字型の型材にて形成され、該型材の両側壁部が凹溝部内
の対向面間に突っ張り状に挟持される状態にして、同支
持片の上端部が凹溝部内に挿入嵌合されているため、支
持片の上端部と凹溝部との間にがたつきが発生し難く、
同支持片の上端部に凹溝部が抜け外れないように確実に
係止されて、軒樋の前壁部分ががたつきなく安定して確
実に保持されるものである。
〔実施例〕
以下、本考案を、図面に示した実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図、第2図、第3図に示す軒樋支持装置は、本考
案の一実施例で、支持具本体1の前端部に上方へ突出し
た支持片2を設け、該支持片2の上端部3に、軒樋4の
前耳部5の内側に形成される凹溝部6を係止してなる軒
樋支持装置において、支持片2を断面略コ字型の型材7
にて形成し、該型材7の両側壁部8が凹溝部6内の対向
面9間に突っ張り状に挟持される状態にして、同支持片
2の上端部3を凹溝部6内に挿入嵌合せしめてなるもの
である。
支持具本体1は、いずれも断面略コ字型の型材7を折
曲加工して形成される保持部材10と取着部材11とで構成
されている。該保持部材10と取着部材11とは、ボルト12
と蝶ナット13とによって係合されている。この場合、保
持部材10にはスライド用長孔14が穿設され、該スライド
用長孔14にボルト12が貫通されているため、保持部材10
は取着部材11に対して前後方向にスライド移動され得る
ものであり、ボルト12と蝶ナット13とを緩めて保持部材
10をスライド移動させることによって、該保持部材10に
保持される軒樋4の軒先からの出寸法の調整が行われる
ものである。
支持具本体1の取着部材11の後端部は下方へ折曲され
ていて、該折曲部分にはリベット15によって取着板体16
が結合固着されている。該取着板体16にはその両側部分
に各々上下に二個の釘用孔17が穿設されており、該釘用
孔17に固定釘18が挿通され軒先前面19に打ち付けられる
ことによって、同取着板体16は軒先に固定され、支持具
本体1が軒先に取り付け固定されている。又、前記取着
板体16の上下両釘用孔17の間には、該釘用孔17よりも大
径のアンカーボルト用孔20が穿設されており、該アンカ
ーボルト用孔20を採用して、アンカーボルトによって
も、該取着板体16は軒先に固定され得るものである。
支持具本体1の保持部材10の後端部には、前方へ開口
した略コ字型の耳受部21が設けられている。この場合、
保持部材10の後端部は下方へ折曲されており、該下方へ
折曲された垂下片部22にはリベット15によって折曲金属
片23が結合固着されていて、該折曲金属片23と前記垂下
片部22とによって耳受部21が形成されている。又、前記
折曲金属片23の下側前端には、斜め後方へ折り返った耳
部ガイド片24が一体に垂設されている。
上記耳受部21の前側において、支持具本体1の保持部
材10及び取着部材11には、軒樋耳外れ防止ピン25が貫通
され上下方向スライド自在に保持されている。この場
合、取着部材11に穿設される前後方向の長孔26に軒樋耳
外れ防止ピン25は貫通されているため、保持部材10が取
着部材11に対して前後方向にスライド移動されても、軒
樋耳外れ防止ピン25は前記長孔26に沿ってスライド移動
し得るため、支障のないものである。
支持具本体1の保持部材10の前端部は下方へ折曲され
ていて、該下方へ折曲された折曲片部27にはリベット15
によって支持片2が結合固着されている。該支持片2
は、前記折曲片部27に重合される垂直片部28と、該垂直
片部28の上端から斜め後方へ延出する傾斜片部29と、該
傾斜片部29の上端に延設される上端部3とで構成されて
いる。又、支持片2は断面略コ字型の型材7を折曲加工
して形成されるものであり、その垂直片部28内には、保
持部材10の折曲片部27が嵌合保持されている。又、該支
持片2の上端部3においては、型材7の両側壁部8が巾
広に高く形成されていて、第3図に示す如く、該両側壁
部8が凹溝部6内の対向面9間に突っ張り状に挟持され
ている。又、この場合、型材7の両側壁部8の先端部分
が、凹溝部6の前耳部5側の対向面9に当接している。
軒樋4は、合成樹脂層30内に金属製薄板31がインサー
トされて形成されており、該軒樋4の前後両上縁部分に
は、中空形状の前耳部5及び後耳部32が一体に形成され
ている。又、前耳部5は内方へ折り返っており、該前耳
部5の内側に凹溝部6が形成されている。又、該軒樋4
の前壁部分の内面に沿った形状に、上記支持片2は形成
されるものである。
軒樋4が支持具本体1に保持されるに際しては、支持
片2の上端部3が凹溝部6に挿入嵌合される共に、前壁
部分が同支持片2上に当接支持され、後耳部32が耳受部
21に係合されるものである。又、後耳部32が耳受部21に
係合される際には、該後耳部32が耳部ガイド片24にガイ
ドされて上方へ移動され、該後耳部32が軒樋耳外れ防止
ピン25を上方へ押し上げながら該後耳部32は耳受部21に
係合されるものであり、後耳部32が耳受部21に係合され
た後には、軒樋耳外れ防止ピン25が下方へ下りて、後耳
部32が耳受部21から外れるのを防止するものである。
したがって、該実施例の軒樋支持装置においては、支
持片2が断面略コ字型の型材7にて形成され、該型材7
の両側壁部8が凹溝部6内の対向面9間に突っ張り状に
挟持される状態にして、同支持片2の上端部3が凹溝部
6内に挿入嵌合されているため、支持片2の上端部3と
凹溝部6との間にがたつきが発生し難く、同支持片2の
上端部3に凹溝部6が抜け外れないように確実に係止さ
れて、軒樋4の前壁部分ががたつきなく安定して確実に
保持されるものである。
なお、本考案の軒樋支持装置においては、第4図、第
5図、第6図に示す実施例の如きであっても良いもので
ある。すなわち、該実施例の軒樋支持装置においては、
支持具本体1全体が断面略コ字型の型材7にて一体に形
成されており、該支持具本体1の後部下面に、略L字型
部材33がリベット15にて結合固着されることによって、
耳受部21が設けられている。又、同支持具本体1の前端
部は上方へ折曲されていて、該上方へ折曲された部分が
支持片2となって、該支持片2の上端部3が凹溝部6内
に挿入嵌合されている。又、この場合、型材7の両側壁
部8の底片部分が、凹溝部6の前耳部5側の対向面9に
当接している。
〔考案の効果〕
上述の如く、本考案の軒樋支持装置においては、支持
片が断面略コ字型の型材にて形成され、該型材の両側壁
部が凹溝部内の対向面間に突っ張り状に挟持される状態
にして、同支持片の上端部が凹溝部内に挿入嵌合されて
いるため、支持片の上端部が凹溝部にがたつきなく確実
に係止されて、軒樋の前壁部分ががたつきなく安定して
確実に保持されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である軒樋支持装置を示す断
面図、第2図は同軒樋支持装置における支持具本体を示
す斜視図、第3図は同軒樋支持装置の要部拡大断面図、
第4図は別の実施例である軒樋支持装置を示す断面図、
第5図は同軒樋支持装置における支持具本体を示す斜視
図、第6図は同軒樋支持装置の要部拡大断面図、第7図
は本考案の従来例である軒樋支持装置を示す断面図であ
る。 図において、1は支持具本体、2は支持片、3は上端
部、4は軒樋、5は前耳部、6は凹溝部、7は型材、8
は側壁部、9は対向面である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持具本体の前端部に上方へ突出した支持
    片を設け、該支持片の上端部に、軒樋の前耳部の内側に
    形成される凹溝部を係止してなる軒樋支持装置におい
    て、支持片を断面略コ字型の型材にて形成し、該型材の
    両側壁部が凹溝部内の対向面間に突っ張り状に挟持され
    る状態にして、同支持片の上端部を凹溝部内に挿入嵌合
    せしめてなる軒樋支持装置。
JP11290590U 1990-10-26 1990-10-26 軒樋支持装置 Expired - Fee Related JP2519755Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11290590U JP2519755Y2 (ja) 1990-10-26 1990-10-26 軒樋支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11290590U JP2519755Y2 (ja) 1990-10-26 1990-10-26 軒樋支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0469542U JPH0469542U (ja) 1992-06-19
JP2519755Y2 true JP2519755Y2 (ja) 1996-12-11

Family

ID=31860434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11290590U Expired - Fee Related JP2519755Y2 (ja) 1990-10-26 1990-10-26 軒樋支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2519755Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0469542U (ja) 1992-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2519755Y2 (ja) 軒樋支持装置
JP2548028Y2 (ja) 軒樋支持具
JP2526178Y2 (ja) 軒樋支持具
JP2536992Y2 (ja) 軒樋支持具
JP2526174Y2 (ja) 軒樋支持具
JP2533965Y2 (ja) 軒樋支持装置
JP2535646Y2 (ja) 軒樋支持具
JP2522934Y2 (ja) 軒樋支持具
JP2536986Y2 (ja) 軒樋支持具
JP2535647Y2 (ja) 軒樋支持具
JPH072140A (ja) センターピラーロアトリムの取付構造
JP2558399Y2 (ja) 軒樋支持具及び軒樋支持装置
JPH0748831Y2 (ja) 軒樋保持具
JP2548027Y2 (ja) 軒樋支持装置
JPH04194252A (ja) 軒樋施工方法及び軒樋支持装置
JPH0540451U (ja) 軒樋支持装置
JP2526177Y2 (ja) 軒樋支持具
JPS642901Y2 (ja)
JP2549573Y2 (ja) 軒樋装置
JPH05230958A (ja) 軒樋支持具
JPH0144664Y2 (ja)
JPH05202588A (ja) 軒樋支持具
JP2819872B2 (ja) 軒樋支持装置
JPH0230574Y2 (ja)
JP2594743Y2 (ja) 軒樋支持具及び軒樋支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees