JP2519579Y2 - リモコンリレーの接点開閉機構 - Google Patents

リモコンリレーの接点開閉機構

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JP2519579Y2
JP2519579Y2 JP11756290U JP11756290U JP2519579Y2 JP 2519579 Y2 JP2519579 Y2 JP 2519579Y2 JP 11756290 U JP11756290 U JP 11756290U JP 11756290 U JP11756290 U JP 11756290U JP 2519579 Y2 JP2519579 Y2 JP 2519579Y2
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安俊 井出
善明 川嶋
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Fuji Electric Co Ltd
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Relay Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は照明器具などの負荷を遠隔より開閉するた
めのリモコンリレーにおける接点開閉機構に関する。
〔従来の技術〕
この種のリモコンリレーとして制御端子からの制御電
圧により電磁コイルが励磁され、これによってプランジ
ャーが上下動してアーマチュアが駆動され、このアーマ
チュアの駆動により接点開閉機構部が動作させられるも
のが知られている。第3図はリモコンリレーの平面図、
第4図はリモコンリレーの側面カバーを一部切欠いた図
で、ケース1の中に接点開閉機構部が収納され、ケース
1の側面開口部はカバー2で閉塞されている。ケース1
の上面から露出している2個の制御端子3A,3Bに制御電
圧が印加されるとケース1内部の接点開閉機構部が駆動
され、ケース1の上面より露出している電源端子4と負
荷端子5間が閉路または開路され、この両端子4,5に接
続された負荷の開閉が行われる。ケース1内部の接点開
閉機構部は第5図,第6図に示すように固定接点6,固定
接点台7,可動接点8,可動接点板9,圧縮性コイルばね10,
ばねガイド11および支え板12などからなり、その組立て
構造を第5図に示す。第6図は第5図の断面図である。
このリモコンリレーの制御端子3A,3Bに制御電圧が印
加されると電磁コイル17が励磁されてプランジャー16が
P矢視方向に吸引される。このプランジャー16の吸引に
よりアーマチュア15が駆動され、これによりターンレバ
ー14が下方向に押され、回転レバー13がB点を支点とし
て回動し、回転レバー13のA突起が可動接点板9の下方
側端部を第4図,第5図における紙面と直角方向(第6
図ではF矢印方向)に押し、可動接点板9は支え板12の
支点孔12Aを支点として回動し、一点鎖線で示す位置と
なり可動接点8は固定接点6に接触してON状態となる。
可動接点板9には2個の係合部9A,9Bがあり(第5
図)、支え板12の支点孔12Aの縁に係合しており圧縮性
コイルばね10の伸張力を受けている。回転レバー13が駆
動されると、回転レバー13のA突起がF矢印方向に可動
接点板9を押して一点鎖線で示す状態となり固定接点6
と可動接点8との関係はOFF状態からON状態に切換わ
る。このとき圧縮性コイルばね10のばね力の一部は可動
接点8の固定接点6への接触圧力に変換される。
次にこのリモコンリレーをOFF状態にするときは、再
度制御電圧により電磁コイル10を励磁すると、プランジ
ャー16は再び吸引されてアーマチュア15が駆動され、タ
ーンレバー14が下方向に押される。これにより回転レバ
ー13が回動するがターンレバー14は第4図の紙面に対し
て手前側に移動しているため回転レバー13は前述したON
動作の時と逆方向に回動する。すなわち第6図において
可動接点板9はF′矢印方向に力を受けて実線で示す位
置になり固定接点6と可動接点8との関係はON状態から
OFF状態に切換わる。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述した圧縮性コイルばね10はその上部端面にコイル
ばね端末金具17Aを取付け、これをケース1の内壁面に
当接させ、下部端面に取付けたコイルばね端末金具17B
の凹部に可動接点板9の上方側の先端を係合させてい
る。また圧縮性コイルばね10の内径部には円柱状のばね
ガイド11を挿入して圧縮性コイルばね10の変形を防止し
ているが、圧縮性コイルばね10は開閉動作を行なう過程
においてその形状が第7図に示すようにゆがむことがあ
って、それがため固定接点6と可動接点8の接触圧力が
ばらついてしまうという問題があった。これは開閉動作
を繰り返すうちにばねガイド11の位置が第7図に示すよ
うにずれそのため、ばねガイド11でガイドされていない
コイルばね部分の形状がゆがむからである。
この考案は上述した問題点に鑑み、可動接点板が開閉
動作を行なっている過程において圧縮性コイルばねの内
径部にあるばねガイドが移動することなく常に一定位置
を保ち、圧縮性コイルばねの形状のゆがみ変形を少なく
して固定接点と可動接点との接触圧力が一定に保たれる
ような圧縮性コイルばねの取付け構造を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案では圧縮性コイルばねの取付け構造を次のよ
うにした。すなわち電源端子(または負荷端子)に接続
される固定接点を備えた固定接点台と、前記固定接点に
対応して負荷端子(または電源端子)に接続される可動
接点を一方側に備えた可動接点板と、この可動接点板の
他方側とケース内壁面の溝との間に設けられた圧縮性コ
イルばねと、前記可動接点板の中間部開閉支点を支持す
る支え板とで構成されたリモコンリレーの接点開閉機構
において、前記圧縮性コイルばねの内径部にテーパ円柱
状のばねガイドを挿入した。そしてこのばねガイドの太
径の一方端にばねガイドを係止させるためのフランジ部
を設け、このフランジ部中心に可動接点板の他方側端が
入り込み得る凹部を設けた。
〔作用〕
ばねガイドの形状をテーパ円柱状とし、その太径の一
方端にフランジを設けたことによりこのばねガイドを圧
縮性コイルばねに細い方から挿し込み、フランジと圧縮
性コイルばねの端末に係合させれば可動接点板が開閉動
作をしている時でもばねガイドは移動することなく一定
位置を保ち、そのため圧縮性コイルばねのゆがみ,変形
をなくし一定形状を保つことができる。そのため圧縮性
コイルスプリングが可動接点板を押圧するばね力が一定
となり固定接点と可動接点との接触圧力のばらつきがな
くなる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例であるリモコンリレーの
接点開閉機構における圧縮性コイルばねの取付け構造を
示す断面図、第2図は第1図におけるばねガイドの詳細
図で、第6図および第7図における部品と同じ部品には
同一の符号を付し説明は省略する。このばねガイド18は
第2図に示すようにテーパ円柱状で太径の一方端にフラ
ンジ19が設けてあり、このフランジ19の中心に凹部20が
設けてある。このばねガイド18をその細径の方から圧縮
性コイルばね10の内径部に挿し込み、ばねガイド18の凹
部20を可動接点板9の上方側の先端に係合させ、圧縮性
コイルばね10の上方端面をケース1の内壁面に当接させ
ると第1図に示すような状態となる。この状態において
はばねガイド18はフランジ19が圧縮性コイルばね10の端
面に係合して保持される。ばねガイド18の圧縮性コイル
ばね10をガイドする部分はゆるやかなテーパ円柱形とな
っているため圧縮性コイルばね10の(上下)動きは自由
でありかつ可動接点板9が開閉動作しても形状が変形し
たり、ゆがんだりすることはない。
〔考案の効果〕
この考案ではばねガイドの形状をテーパ円柱形とし、
圧縮性コイルばねに係合するフランジと、可動接点板に
係合する凹部を設けたことにより次のような効果があ
る。
1)可動接点板のON位置、OFF位置は勿論のことON位置
からOFF位置又は逆に移行する過程においても圧縮性コ
イルばねのゆがみが生じなくなり可動接点板の駆動力が
一定に保たれ、固定接点と可動接点との接触圧力のばら
付きが少なくなり一定となり開閉切換えが確実に行われ
る。
2)可動接点板のON位置からOFF位置およびOFF位置から
ON位置への駆動力がばらつかず一定に保たれるので開閉
の信頼性が向上するとともに駆動力を発生する電磁コイ
ルの励磁電流も必要最小限に設定でき制御電源の小容量
化も可能となる。
3)圧縮性コイルばねの組立作業性が向上する。従来は
2個のコイルばね端末金具とばねガイドを圧縮性コイル
ばねに取付けて組立てていたが、この考案の実施例では
ばねガイドを圧縮性コイルばねの内径部に挿入するだけ
で組立てできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例であるリモコンリレーの接
点開閉機構における圧縮性コイルばねの取付け構造を示
す断面図、第2図は第1図におけるばねガイドの詳細
図、第3図はリモコンリレーの平面図、第4図はリモコ
ンリレーの側面図カバーを一部切欠いた側面図、第5図
は第4図における圧縮性コイルばね組立構造を示す要部
詳細図、第6図は第5図の断面図、第7図は第6図にお
ける可動接点板がOFFからONになったときに生じるばね
ガイドの移動および圧縮性コイルばねのゆがみを示す断
面図である。 1:ケース、2:カバー、6:固定接点、7:固定接点台、8:可
動接点、9:可動接点板、10:コイルばね、12:支え板、1
8:ばねガイド、19:フランジ、20:凹部。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源端子(または負荷端子)に接続される
    固定接点を備えた固定接点台と、前記固定接点に対応し
    て負荷端子(または電源端子)に接続される可動接点を
    下方側に備えた可動接点板と、この可動接点板の上方側
    とケース内壁面の溝との間に設けられた圧縮性コイルば
    ねと、前記可動接点板の中間部開閉支点を支持する支え
    板とで構成されたリモコンリレーの接点開閉機構におい
    て、前記圧縮性コイルばねの内径部にテーパ円柱状のば
    ねガイドを挿入したことを特徴とするリモコンリレーの
    接点開閉機構。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、ばねガイド
    のは径の一方端にフランジ部を設けたことを特徴とする
    リモコンリレーの接点開閉機構。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のものにおいて、ば
    ねガイドのフランジ部中心に凹部を設けたことを特徴と
    するリモコンリレーの接点開閉機構。
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