JP2519461B2 - 抗腫瘍性多糖 - Google Patents

抗腫瘍性多糖

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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、植物性物質より得られる抗腫瘍性多糖に関
する。
(従来の技術) 現在、制癌剤として種々の化合物が提案され、医薬品
として開発されているが、効果、副作用等の点から決定
的なものは得られていない。ところで、これらの制癌剤
の中にはクレスチン、ビンブラスチン及びビンクリスチ
ンのように植物成分から開発されたものがある。本発明
者は既に、松かさの熱水抽出物が有効な制癌作用を有す
ることを見い出している(特願昭61-47004号)。
本発明者は、この有効成分について更に鋭意検討を重
ねた結果、松かさ熱水抽出物に含まれている種々の酸
性多糖体が、腹腔に癌を移植されたマウスの生存日数を
有意に延ばし、この延命活性は多糖の酸性度に応じて増
加すること、水酸化ナトリウム等のアルカリ水溶液抽
出で得られた4種類の多糖画分のうちの1つが、最も強
力な抗腫瘍活性を示し、この画分は皮下に移植された固
形腫瘍の発育をも有意に抑制させ、一部腫瘍の退縮・壊
死を誘起させること、を見い出した。
(発明の構成) 本発明は、五葉松(Pinus parviflora Sieb.et Zuc
c.)等の松かさの熱水及びアルカリ水抽出物に含まれる
抗腫瘍性多糖に関する。
本発明において松かさは、黒松、赤松、五葉松等の種
々の松の松かさが使用できるが、特に五葉松のものが好
ましい。松かさは、7〜8月頃のものは油分が多く、抽
出した際、油分が層状になって分離することから9〜10
月頃のもの、特に成分が豊富に含まれていると考えられ
る10月頃の落実していないものが好ましい。
本発明の多糖成分の抽出分画は、第1図に示した様に
行う。一具体例をもって説明すると次ぎのとおりであ
る。
多糖成分の抽出分画 500gの松かさ(10月上旬に長崎市で採集した五葉松の
もの)を約5lのメタノール、85%エタノールで4時間、
2回づつの洗浄により脱脂及び低分子物質を除去した
後、沸騰水抽出を6時間、3回づつ行う。粗抽出液を濾
紙でこして不溶物を除き、得られた抽出液(以下PCEと
呼ぶ)を、減圧下で濃縮後、6倍量のエタノールを加え
る。生じた沈澱を蒸留水に溶かし、蒸留水に対して透析
後、蒸留水で平衡化されたDEAE−セルロースカラム(2.
5×40cm、Cl-型)(ブラウン社製)に載せる。第2図に
示した様に、水(Fr.I,分画番号15-95)、0.5M塩化ナト
リウム(Fr.II,分画番号 144-200)、2M塩化ナトリウ
ム(Fr.III,分画番号 220-260)、そして0.15M水酸化
ナトリウム(Fr.IV(分画番号 297-303)+Fr.V(分画
番号 304-325))の各溶液で段階的に溶出を行う。各
画分を10mlずつ分取し、そのうち50μlをフェノール硫
酸法による糖の定量に用いる。0.15M水酸化ナトリウム
溶出画分は2つの異なるピークより成るので、これらの
ピークは別々に、画分Fr.IVとFr.Vとして集める。後者
のより大きいピークは、セファロースCL-4Bを用いた0.1
5M水酸化ナトリウムでのゲル濾過により、更にFr.V−1
(分子量1〜7万)とFr.V−2(分子量7〜20万)に分
画する。このようにして6種類の熱水抽出多糖画分を得
る。
一方、アルカリ水抽出多糖は、アルコール洗浄したの
ちの松かさから直接アルカリ水抽出してもよいが、通常
第1図に示す様に、熱水抽出残査から、室温で6時間、
2回、1%水酸化ナトリウムで抽出する。抽出液は1000
0×g,20分遠心後、上清のpHを酢酸で5に合わせる。遠
心で集めた沈澱を画分Fr.VIとし、上清は、1、2及び
5倍量のエタノールを加えて連続的に沈澱を生じさせ、
それぞれの沈澱物を画分Fr.VII、Fr.VIII、そしてFr.IX
とする。これらの全ての画分は、蒸留水に対して透析し
て凍結乾燥する。
なお、第1図において、括弧内の数字は、松かさ感想
重量に対する多糖の収率を示す。
上記において、熱水抽出液及びアルカリ水抽出での上
清等に加えるアルコールは、単に沈澱を生じさせるため
だけであるためエタノールに限定されることなく、他の
適当なアルコールを使用してよい。また、アルカリ水抽
出でのアルカリとしては、上記のものに限定されること
なく他のものを使用してもよく、更にアルカリ水溶液の
濃度、pHも適宜選択できるが抽出液をpH5に調整するこ
とから考えてあまり強くないほうがよい。アルカリは有
機、無機のいずれも使用できるが、好ましいものはNaOH
又はKOHである。
多糖の抗腫瘍活性の測定法 (1)腹水癌に対する効果 1×106個のsarcoma-180をICRマウス(雌、6週令、
体重約25g)の腹腔内に移植し、24時間経過した後か
ら、各群を10匹とし、種々の濃度の多糖画分を滅菌生理
食塩水に溶かした試料を、毎日0.2mlずつ連続5日間、
腹腔内に注射針にて投与して60日間生存マウス数を記録
する。延命率は次式で求める。
T/C%=(B/A)×100 ここで、Aは対照マウス(生理食塩水投与)の平均生
存日数、Bは多糖画分を処理したマウスの平均生存日数
を表わす。
(2)固形癌に対する効果 1×106個のsarcoma-180をICRマウス(雌、6週令)
の左脇腹皮下に移植し、24時間あるいは1週間経過した
後から、各群を10匹とし、種々の濃度の多糖画分を生理
食塩水に溶かした試料を、毎日0.2mlづつ連続3〜5日
間、腹腔内に注射針にて投与する。22日後に屠殺し、腫
瘍組織を摘出して、その重量を測定する。癌細胞の増殖
の抑制は、次式により求める。
阻止率(%)=((A−B)/A)×100 ここで、Aは対照マウス(生理食塩水投与)の平均腫瘍
重量、Bは多糖画分を処理したマウスの平均腫瘍重量を
表わす。
試験管内での直接細胞傷害試験 1×105個/mlのsarcoma-180細胞を、10%仔牛胎児血
清及び種々の濃度の多糖画分Fr.VIIを含むRPMI1640培養
液中で培養する。24、48、72時間後に、生細胞数をトリ
パン青色素排除法により測定する。
マウスマクロファージ様株化細胞J774.1の活性化の判定 J774.1細胞2.5×105個/mlを24時間、0、10、100μg/
mlの多糖画分で処理し、形態的に成熟した細胞の割合
(%)を測定する。多糖処理による細胞培養液中への分
化誘導因子の産出の促進は次の様にして求める。即ち、
ヒト骨髄性白血病ML-1細胞(3×105個/ml)を3日間、
20%(V/V)上記多糖処理したJ774.1細胞培養液で処理
し、NBT還元能を有する細胞の割合(%)を算出する。
分析法 中性糖の組成は、メタノール塩酸中で16時間65℃、メ
タノリシスにより得られたメチルグリコシドのトリメチ
ルシリル化誘導体のガス−リキドクロマトグラフィーに
より分析する。中性糖の定量は又、フェノール硫酸法に
より行う。
ウロン酸は、アルドノラクトンに換えてからトリメチ
ルシリル化誘導体をガス−リキドクロマトグラフィーに
より解析する。ウロン酸の定量は、カルバゾール法によ
り行う。
炭素、水素、窒素、イオウの定量は、元素分析機によ
り行う。
エンドトキシン試験 エンドトキシンの定量は、大腸菌0111:B4エンドトキ
シンを標準にして、エンドスペシー(エンドトキシン特
異的新比色定量、生化学工業(株))により行う。
(作用) 上記の方法により得た種々の松かさ由来の多糖の制癌
作用を、マウスに移植した腹水癌、固形癌に対する効果
の試験を行うことにより調べた。
(1)腹水癌に対する効果 表1に示される様に、腹腔にsarcoma-180を移植した
マウスを延命させる活性は、熱水抽出多糖画分の酸性度
(つまり、DEAE−セルロースカラムへの吸着の強さ)に
応じて増加した。
DEAE−セルロースに吸着しない画分(Fr.I)は全く延
命活性がなかった(T/C=96-98%)。しかし、0.5M塩化
ナトリウム及び2M塩化ナトリウムにより溶出する各多糖
画分(Fr.IIとIII)の延命活性は増加した(それぞれT/
C=118%、175%)。0.15M水酸化ナトリウムで溶出され
る画分(Fr.IVとV)の活性が最大であった。Fr.IVは、
投与量は少いが、熱水抽出多糖の中では、最大の活性を
示した(T/C=228%)。画分Fr.Vは、ゲル濾過により更
に2つに分画した。そのうちの低分子画分(分子量1〜
7万)(Fr.V−2)により強い活性(T/C=172%)が認
められたのに対して、高分子画分(分子量7〜20万)
(Fr.V−1)には、僅かしか活性が存在しなかった。こ
れらの結果により、熱水抽出多糖画分の抗腫瘍活性は、
酸性度に依存していることが示唆された。
そこで、上述(第1図)の様にして、熱水抽出残査か
ら、残存する酸性多糖を、1%水酸化ナトリウムで抽出
後、エタノール分別沈澱を行うことにより得た4種類の
アルカリ水抽出多糖画分(Fr.VI〜IX)についての効果
を調べた。その結果表1に示した様に、これらどの画分
にも強い抗腫瘍活性が検出されたが、なかでもFr.VIIの
活性が最大であった(T/C=271-282%)。この画分を10
-20mg/kg(マウスあたり、0.25〜0.5mg)連続5回、担
癌マウスに投与すると、平均生存日数が、対照のそれ
(17.5±0.5日)の2.7〜2.8倍にまで延長し、それぞれ4
7.5±6.8日及び49.4±4.6日であった。癌移植後60日経
過しても、4ないし3匹のマウスが生存していた。画分
Fr.VIIをゲル濾過により更に分画すると、活性は、高分
子領域(分子量7-20万)(Fr.VII-1)のものから回収さ
れたが、低分子領域(分子量1−7万)の画分(Fr.VII
-2)には僅かばかりの活性しか存在していなかった。F
r.VII及び他の抗腫瘍性多糖には、それぞれ至適濃度が
存在するようである(表1)。
試験管内で培養されているsarcoma-180に最大500μg/
mlのFr.VIIを添加しても、増殖抑制を受けることはなか
った。このことは、Fr.VIIには直接癌細胞を傷害させる
活性がなく、恐らく宿主介在性のメカニズムにより抗腫
瘍性を発現させているものと思われる。
(2)固形癌に対する効果 表2に示されている様にFr.VII(10-40mg/kg)は、マ
ウスの皮下に移植されたsarcoma-180固形癌の増殖を著
しく抑え、約50%の確率で腫瘍の退縮・壊死が観察され
た。Fr.VIIの抗腫瘍効果は、癌移植後1日目より投与す
る場合よりも、1週間目から(つまり腫瘍の大きさが、
ある一定のサイズに達してから)投与する場合の方がよ
り顕著に観察された。
(3)酸性多糖によるマウスマクロファージ様株化細胞
J774.1の活性化 J774.1細胞は種々の物質で処理することにより活性化
され形態的に成熟マクロファージ状に広がり、腫瘍壊死
因子(TNF)様物質を放出する様になることが知られて
いる。表3に示した様に、松かさから熱水で抽出された
種々の酸性多糖(Fr.II〜V−2)10〜100μg/mlの濃度
でJ774.1細胞を処理することにより、類似の形態変化が
誘導された。J774.1細胞は、自発的にヒト骨髄性白血病
ML-1細胞を分化誘導する分化誘導因子を産生している。
分化誘導したML-1細胞は、Fcレセプター、貧食能、非特
異的エステラーゼ活性、そしてNBT還元能を示す。
これらの酸性多糖処理により、J774.1細胞による分化
誘導因子産生は、ほゞ多糖の酸性度の強度に比例して増
加した(表3)。水酸化ナトリウムで抽出される4種の
多糖画分(Fr.VI〜IX)も同様にしてJ774.1細胞の形態
的成熟とDIF産生を促進した。これらの多糖画分単独で
は1〜1000μg/mlの濃度範囲でML-1細胞を分化誘導させ
なかった。
多糖画分の化学分析 表4に示した様に、元素分析の結果、Fr.I、II、VII
には窒素が検出されなかった(乾燥重量当り 0.03%以
下)。
これに対し、Fr.V−2、VI、VIII、IXには1.3〜2.6%
の窒素が含まれていた。イオウは全ての画分には存在し
なかった。ほとんどの多糖画分は中性糖として、アラビ
ノース(Fr.VIは、代りにフコース)、マンノース、ガ
ラクトース、グルコースを含有していた。Fr.IIとVIIは
多量のウロン酸を含んでいた(乾燥重量の58〜68%)。
今まで知られていた多くの抗腫瘍性多糖は、皮下に移
植した固形腫瘍に対して顕著な制癌作用を示すものの、
腹腔に移植した腹水癌に対しては効果がない場合が多か
った。これに対して、本試験で明らかになった様に、
松かさ抽出液の中には腹水癌に対して制癌作用を示す多
くの酸性多糖が存在しており、その中で最も強力な活
性を持つ、アルカリ水抽出多糖の一画分は、固形癌に対
しても抗腫瘍活性を示した。この画分Fr.VIIは有機溶媒
可溶成分、熱水抽出成分を取り除いた残査より、アルカ
リ水で抽出された。松かさ乾燥重量当りの収率は約1%
で、他のどの多糖画分よりも多かった。この画分を今後
KS-7と略記する。
(KS-7の製造法) 500gの松かさを約5lのメタノール、85%エタノールで
4時間、2回づつ還流させながら洗浄する。次に、5lの
沸騰蒸留水で6時間、3回の抽出を行う。残査を5lの1
%水酸化ナトリウムで室温下6時間、2回抽出を行う。
ガーゼで濾した抽出液のpHを酢酸で5に合わせる。1000
0×g、20分、4℃の遠心により得られた上清に、等量
のエタノールを加える。生じた沈澱を充分量の水に対し
て透析し、凍結乾燥したものがKS-7である。
KS-7は、波長260〜280nmの光に吸収をもつ茶褐色の粉
末として得られ、水に対する溶解性は優れているが、生
理食塩水中では沈澱を生じやすい。炭素33.55%、水素
4.23%を含み、窒素、イオウは検出されなかった。
中性糖は39.5%を占め、その構成の内訳は、アラビノ
ース16.5%、マンノース16.2%、ガラクトース39.3%、
グルコース26.0%であった。
KS-7は、ウロン酸58.2%を含んでいた。エンドトキシ
ンの混入は0.0025%前後であった。アルカリ性での条件
下でのゲル濾過での分子量は、1〜20万であった。
(発明の効果) 本発明の抗腫瘍性多糖は、松かさから熱水及びアルカ
リ水で抽出したものを所定の操作で分画することにより
得られる。これら得られた画分のうち特に、アルカリ水
で抽出したものが好ましい。本発明の抗腫瘍性多糖のう
ち特に効果の優れている制癌剤KS-7は、上記した如く松
かさを単に熱水で煎じるだけでは抽出されず、1%NaOH
の存在下にて初めて抽出されるものである。また、その
制癌効果は熱水だけで得られた6種類の酸性多糖体のい
ずれよりも強く、今まで民間療法として他の治療目的で
用いられてきた熱水抽出液以上の制癌効果が認められ
た。
KS-7は収率も高いため工業的に多量に得ることが可能
である。投与方法としては、単球やマクロファージ系細
胞,そして多形核白血球を活性化する働きがあるため、
これらの細胞の多い肝臓、肺に発生した癌には経口投
与、白血病細胞に対しては、生理食塩水に対する溶解性
の問題点を克服すれば静脈内投与が考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は松かさからの多糖画分の調整法を示すフローチ
ャート、 第2図は松かさ熱水抽出多糖のDEAE−セルロースカラム
クロマトグラフィーによる分画を示すグラフである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】五葉松(Pinus parviflora Sieb.et Zuc
    c.)等の松かさの熱水抽出物及びアルカリ水抽出物に含
    まれる抗腫瘍性多糖。
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