JP2519206B2 - 難燃性の耐衝撃性ポリアミド組成物 - Google Patents
難燃性の耐衝撃性ポリアミド組成物Info
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- JP2519206B2 JP2519206B2 JP61108721A JP10872186A JP2519206B2 JP 2519206 B2 JP2519206 B2 JP 2519206B2 JP 61108721 A JP61108721 A JP 61108721A JP 10872186 A JP10872186 A JP 10872186A JP 2519206 B2 JP2519206 B2 JP 2519206B2
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- C08L23/08—Copolymers of ethene
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、耐衝撃性難燃性ポリアミド組成物に関す
る。
る。
ポリアミドに添加して不均質組成物を生成し、その組
成物内においてマトリクスがポリアミドであり、そして
ゴム状添加剤の微分散粒子が衝撃強度を実質的に非常に
改良するような多数のゴム添加剤が提案されている。改
良された衝撃強度の程度を維持したまま、他の添加剤例
えば粒子状または繊維状充てん剤を前記組成物中に含有
させることができる。しかしながら、高い水準の難燃性
をもつ前記組成物を提供することが困難であるという問
題が存在する。ゴム状添加剤の存在は一般に組成物の易
燃性を増加するように思われ、この増加した燃焼傾向を
克服するのに必要な高水準の難燃性は衝撃強度の大幅な
低下をもたらす。
成物内においてマトリクスがポリアミドであり、そして
ゴム状添加剤の微分散粒子が衝撃強度を実質的に非常に
改良するような多数のゴム添加剤が提案されている。改
良された衝撃強度の程度を維持したまま、他の添加剤例
えば粒子状または繊維状充てん剤を前記組成物中に含有
させることができる。しかしながら、高い水準の難燃性
をもつ前記組成物を提供することが困難であるという問
題が存在する。ゴム状添加剤の存在は一般に組成物の易
燃性を増加するように思われ、この増加した燃焼傾向を
克服するのに必要な高水準の難燃性は衝撃強度の大幅な
低下をもたらす。
本発明者は、高水準の難燃性と衝撃強度との組合せを
提供する組成物を見出した。
提供する組成物を見出した。
本発明によれば、 (a) 220℃以上の融点を有し、かつヘキサメチレン
アジパミド、ヘキサメチレンセバカミドまたはカプラク
タムから誘導された繰り返し単位を主成分量含むポリア
ミド、 (b) エチレン系不飽和モノマー少なくとも1種と、
(1)マレイン酸無水物、または(2)フマル酸無水物
から選ばれる官能性基付与モノマーより形成され、ガラ
ス転移温度が20℃以下であるゴム状強化用添加剤コポリ
マー1〜25重量%(組成物全体を100重量%とするもの
とする)、 (c) 重量平均分子量5000以上であるハロゲン化ポリ
マーからなり、このハロゲン化ポリマーがポリ(トリブ
ロモスチレン)、臭素化エポキシ樹脂、臭素化ポリフェ
ニレンオキシドおよびポリ(ペンタハロベンジルアクリ
レート)からなる群より選ばれる難燃剤10〜30重量%
(組成物全体を100重量%とするものとする)、 (d) 前記難燃剤用の相乗剤であり、この相乗剤に対
するハロゲン化ポリマーの重量比は1:1〜5:1である、お
よび (e) 充填剤1〜50重量%(組成物全体を100重量%
とするものとする)、 を含むポリアミド組成物を提供する。
アジパミド、ヘキサメチレンセバカミドまたはカプラク
タムから誘導された繰り返し単位を主成分量含むポリア
ミド、 (b) エチレン系不飽和モノマー少なくとも1種と、
(1)マレイン酸無水物、または(2)フマル酸無水物
から選ばれる官能性基付与モノマーより形成され、ガラ
ス転移温度が20℃以下であるゴム状強化用添加剤コポリ
マー1〜25重量%(組成物全体を100重量%とするもの
とする)、 (c) 重量平均分子量5000以上であるハロゲン化ポリ
マーからなり、このハロゲン化ポリマーがポリ(トリブ
ロモスチレン)、臭素化エポキシ樹脂、臭素化ポリフェ
ニレンオキシドおよびポリ(ペンタハロベンジルアクリ
レート)からなる群より選ばれる難燃剤10〜30重量%
(組成物全体を100重量%とするものとする)、 (d) 前記難燃剤用の相乗剤であり、この相乗剤に対
するハロゲン化ポリマーの重量比は1:1〜5:1である、お
よび (e) 充填剤1〜50重量%(組成物全体を100重量%
とするものとする)、 を含むポリアミド組成物を提供する。
強化剤と難燃剤との特定の組合せにより、高水準の難
燃性と高水準の衝撃強度とが組合された本発明の組成物
が提供される。こうして達成される物質の水準は、ポリ
アミド組成物中に通常使用されている他の難燃剤と強化
剤との組合せによって達成される物性よりも優れてい
る。驚ろくべきことに、本発明の組成物は、受け入れる
ことのできる水準の難燃性を失うことなく、ゴム状添加
剤の濃度を非常に高くしても差しつかえなく、そして驚
ろくべきことに、本発明のゴムを使用することによって
高水準の靱性(衝撃強度)を達成することができる。
燃性と高水準の衝撃強度とが組合された本発明の組成物
が提供される。こうして達成される物質の水準は、ポリ
アミド組成物中に通常使用されている他の難燃剤と強化
剤との組合せによって達成される物性よりも優れてい
る。驚ろくべきことに、本発明の組成物は、受け入れる
ことのできる水準の難燃性を失うことなく、ゴム状添加
剤の濃度を非常に高くしても差しつかえなく、そして驚
ろくべきことに、本発明のゴムを使用することによって
高水準の靱性(衝撃強度)を達成することができる。
本発明で使用する好ましいポリアミドは、融点220℃
以上で、ヘキサメチレンアジパミド、ヘキサメチレンセ
バカミドまたはカプロラクタムから誘導した繰返し単位
を主成分量で含有するポリアミドである。最も好ましい
ポリマーは、ナイロン66およびナイロン6のホモポリマ
ー、並びにナイロン66またはナイロン6以外の単位50重
量%以下を含むそれら材料のコポリマーである。それら
の他の単位としては例えばナイロン6.9または6.10を挙
げることができる。好ましい材料は、ナイロン66および
ナイロン6のホモポリマー、並びにナイロン66とナイロ
ン6とのコポリマーである。
以上で、ヘキサメチレンアジパミド、ヘキサメチレンセ
バカミドまたはカプロラクタムから誘導した繰返し単位
を主成分量で含有するポリアミドである。最も好ましい
ポリマーは、ナイロン66およびナイロン6のホモポリマ
ー、並びにナイロン66またはナイロン6以外の単位50重
量%以下を含むそれら材料のコポリマーである。それら
の他の単位としては例えばナイロン6.9または6.10を挙
げることができる。好ましい材料は、ナイロン66および
ナイロン6のホモポリマー、並びにナイロン66とナイロ
ン6とのコポリマーである。
ポリアミドは好ましくは数平均分子量少なくとも3000
をもっている。
をもっている。
ゴム状強化剤は、必要な官能性基を提供するモノマー
によって、従来のエラストマーポリマーを変性すること
によって調製するのが好ましい。代表的には、溶融状態
のエラストマーポリマーとモノマーとを、高剪断条件下
で、場合により遊離基生成剤の存在下で緊密に混合して
官能性に変性したゴムを提供することができる。溶融混
合および剪断はスクリュー押出機中で実施するのが都合
がよい。最終的なコママ中に存在する官能基含有モノマ
ーの濃度は、好ましくは0.05〜5.0重量%、望ましくは
0.1〜2.5重量%の範囲である。優れた結果が得られるの
は、変性すべきエラストマーが、エチレンのポリマーで
ある場合、そして特にエチレンとプロピレンとのコポリ
マーであって場合により共重合化ジエンモノマーを含ん
でいる場合である。エチレンコポリマーはエチレン少な
くとも65重量%を含んでいることが好ましい。押出グラ
フト化の代表的な方法は英国特許第1,436,981号および
第1,512,137号各明細書に記載されている。
によって、従来のエラストマーポリマーを変性すること
によって調製するのが好ましい。代表的には、溶融状態
のエラストマーポリマーとモノマーとを、高剪断条件下
で、場合により遊離基生成剤の存在下で緊密に混合して
官能性に変性したゴムを提供することができる。溶融混
合および剪断はスクリュー押出機中で実施するのが都合
がよい。最終的なコママ中に存在する官能基含有モノマ
ーの濃度は、好ましくは0.05〜5.0重量%、望ましくは
0.1〜2.5重量%の範囲である。優れた結果が得られるの
は、変性すべきエラストマーが、エチレンのポリマーで
ある場合、そして特にエチレンとプロピレンとのコポリ
マーであって場合により共重合化ジエンモノマーを含ん
でいる場合である。エチレンコポリマーはエチレン少な
くとも65重量%を含んでいることが好ましい。押出グラ
フト化の代表的な方法は英国特許第1,436,981号および
第1,512,137号各明細書に記載されている。
難燃剤は、数平均分子量が5,000以上好ましくは30,00
0以上のハロゲン化ポリマーである。数種のそのような
添加剤が市販されている。本発明において特に有効な添
加剤は分子量30,000以上のポリ(トリブロモスチレン)
である。他の適当な添加剤は、分子量の要件を満足する
臭素化エポキシ樹脂、臭素化ポリフェニレンオキシドお
よびポリペンタクロロベンジルアクリレートである。
0以上のハロゲン化ポリマーである。数種のそのような
添加剤が市販されている。本発明において特に有効な添
加剤は分子量30,000以上のポリ(トリブロモスチレン)
である。他の適当な添加剤は、分子量の要件を満足する
臭素化エポキシ樹脂、臭素化ポリフェニレンオキシドお
よびポリペンタクロロベンジルアクリレートである。
ハロゲン含有難燃剤の効果は、相乗剤特には特定の金
属酸化物を組成物中に含有させることによって一般に改
良される。本発明においては、酸化アンチモン、酸化亜
鉛、酸化鉄、および酸化スズを使用することができ、酸
化アンチモンが好ましい(亜鉄酸塩特に亜鉄酸亜鉛も使
用することができる)。一般に、難燃剤対相乗剤の割合
は重量比で1:1〜5:1好ましくは2:1〜4:1である。
属酸化物を組成物中に含有させることによって一般に改
良される。本発明においては、酸化アンチモン、酸化亜
鉛、酸化鉄、および酸化スズを使用することができ、酸
化アンチモンが好ましい(亜鉄酸塩特に亜鉄酸亜鉛も使
用することができる)。一般に、難燃剤対相乗剤の割合
は重量比で1:1〜5:1好ましくは2:1〜4:1である。
本発明の組成物は、充てん剤入り組成物に衝撃強度と
難燃性とを付与するのに特に有用であり、そして充てん
剤(存在する場合)の濃度は組成物全体の重量の1〜50
%である。これらのポリアミド組成物用の好ましい強化
充てん剤はガラス繊維である。
難燃性とを付与するのに特に有用であり、そして充てん
剤(存在する場合)の濃度は組成物全体の重量の1〜50
%である。これらのポリアミド組成物用の好ましい強化
充てん剤はガラス繊維である。
本発明の組成物によって、靱性と難燃性との優れた組
合せを得ることができる。ガラス繊維(これが、ポリア
ミド組成物に適用するのに最も重要である)少なくとも
20重量%を含有する組成物において、物性の特に好まし
い組合せを得ることができる。従って、本発明の組成物
は、アンダーライターズ・ラボラトリーズ(Underwrite
rs Laboratories)スタンダードUL94による、厚さ1.6mm
の試料上でV0の難燃性能等級と、そしてISO R180Aのノ
ッチ付アイゾット法による測定値が少なくとも70J/mで
ある衝撃強度との組合せを提供することができる。難燃
性を若干犠牲にして靱性を改良することができ、そして
本発明によるガラス繊維強化組成物は、マッチ付きアイ
ゾット値少なくとも100J/mとの組合せでUL94等級V1(厚
さ1.6mmの試料)をもつことができる。
合せを得ることができる。ガラス繊維(これが、ポリア
ミド組成物に適用するのに最も重要である)少なくとも
20重量%を含有する組成物において、物性の特に好まし
い組合せを得ることができる。従って、本発明の組成物
は、アンダーライターズ・ラボラトリーズ(Underwrite
rs Laboratories)スタンダードUL94による、厚さ1.6mm
の試料上でV0の難燃性能等級と、そしてISO R180Aのノ
ッチ付アイゾット法による測定値が少なくとも70J/mで
ある衝撃強度との組合せを提供することができる。難燃
性を若干犠牲にして靱性を改良することができ、そして
本発明によるガラス繊維強化組成物は、マッチ付きアイ
ゾット値少なくとも100J/mとの組合せでUL94等級V1(厚
さ1.6mmの試料)をもつことができる。
本発明の組成物中には、当業界で公知の各種の他の補
助剤例えば熱および光安定剤、顔料、核剤、および潤滑
剤を含有させることができる。
助剤例えば熱および光安定剤、顔料、核剤、および潤滑
剤を含有させることができる。
以下、実施例に沿って本発明を更に具体的に説明す
る。
る。
例1 直径38mmのベント式単独スクリュー押出機中で280〜3
00℃において表1に記載の各成分をコンパウンディング
することにより、表1に記載の組成物を調製した。いず
れの組成物も、組成物のポリアミドとしてナイロン66を
含み、そして充てん剤として6mmのチョップトガラス繊
維を含むものであった。生成物をヒモ状に押出し、水で
冷却し、そして顆粒状に細断した。乾燥顆粒を成形し
て、衝撃強度および燃焼性能測定用の試験片とした。
00℃において表1に記載の各成分をコンパウンディング
することにより、表1に記載の組成物を調製した。いず
れの組成物も、組成物のポリアミドとしてナイロン66を
含み、そして充てん剤として6mmのチョップトガラス繊
維を含むものであった。生成物をヒモ状に押出し、水で
冷却し、そして顆粒状に細断した。乾燥顆粒を成形し
て、衝撃強度および燃焼性能測定用の試験片とした。
例2 同様の操作を繰返したが、但し、別の2種のポリマー
ハロゲン化難燃剤すなわち臭素化エポキシ樹脂(分子量
役40,000)および臭素化ポリフェニレンオキシド(分子
量約6,000)を使用した。
ハロゲン化難燃剤すなわち臭素化エポキシ樹脂(分子量
役40,000)および臭素化ポリフェニレンオキシド(分子
量約6,000)を使用した。
比較例A 例1に記載の方法を使用して、ポリアミド組成物中に
通常使用する非ポリマー系難燃剤の評価を実施した。
通常使用する非ポリマー系難燃剤の評価を実施した。
比較例B 例1に記載の方法を繰返したが、前記の官能性基を含
まないゴムを使用した。
まないゴムを使用した。
例3 本例の組成物は、鉱物充てん剤入り組成物に本発明を
使用した場合について説明する。
使用した場合について説明する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C08L 77/00 (C08L 77/00 23:26 23:26 63:00) 63:00) (C08L 77/00 (C08L 77/00 23:26 23:26 71:12) 71:12) (C08L 77/00 (C08L 77/00 23:26 23:26 33:14) 33:14)
Claims (10)
- 【請求項1】(a) 220℃以上の融点を有し、かつヘ
キサメチレンアジパミド、ヘキサメチレンセバカミドま
たはカプロラクタムから誘導された繰り返し単位を主成
分量含むポリアミド、 (b) エチレン系不飽和モノマー少なくとも1種と、
(1)マレイン酸無水物、または(2)フマル酸無水物
から選ばれる官能性基付与モノマーより形成され、ガラ
ス転移温度が20℃以下であるゴム状強化用添加剤コポリ
マー1〜25重量%(組成物全体を100重量%とするもの
とする)、 (c) 重量平均分子量5000以上であるハロゲン化ポリ
マーからなり、このハロゲン化ポリマーがポリ(トリブ
ロモスチレン)、臭素化エポキシ樹脂、臭素化ポリフェ
ニレンオキシドおよびポリ(ペンタハロベンジルアクリ
レート)からなる群より選ばれる難燃剤10〜30重量%
(組成物全体を100重量%とするものとする)、 (d) 前記難燃剤用の相乗剤であり、この相乗剤に対
するハロゲン化ポリマーの重量比は1:1〜5:1である、お
よび (e) 充填剤1〜50重量%(組成物全体を100重量%
とするものとする)、 を含むポリアミド組成物。 - 【請求項2】分子量5000以上のハロゲン化ポリマーの濃
度が12〜28%である、請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】ハロゲン化ポリマーの数平均分子量が30,0
00以上である、請求項1または2記載の組成物。 - 【請求項4】ゴム状強化用添加剤コポリマーが形成され
る官能性基付与モノマーの濃度が0.05〜5重量%であ
る、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項5】ゴム状強化用添加剤コポリマーがエチレン
を少なくとも65重量%含有するエチレンコポリマーであ
る、請求項4記載の組成物。 - 【請求項6】エチレンコポリマーがエチレンとプロピレ
ンとを含むモノマーから形成されたコポリマーである、
請求項5記載の組成物。 - 【請求項7】相乗剤が酸化アンチモン、酸化亜鉛、酸化
鉄、酸化スズ、および亜鉄酸亜鉛から選ばれたものであ
る、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項8】充填剤がガラス繊維である、請求項1〜7
のいずれか1項に記載の組成物。 - 【請求項9】ガラス繊維を少なくとも20重量%含み、ア
ンダーライターズ・ラボラトリーズ・スタンダードUL94
による、厚さ1.6mmの試料上で燃焼性能等級がV0であ
り、そしてISO R180Aのノッチ付アイゾット法によって
測定した衝撃強度が少なくとも70J/mである、請求項8
記載の組成物。 - 【請求項10】ガラス繊維を少なくとも20重量%含み、
アンダーライターズ・ラボラトリーズ・スタンダードUL
94による、厚さ1.6mmの試料上で燃焼性能等級がV1であ
り、そしてISO R180Aのノッチ付アイゾット法によって
測定した衝撃強度が少なくとも100J/mである、請求項8
記載の組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB858512119A GB8512119D0 (en) | 1985-05-14 | 1985-05-14 | Polyamide compositions |
GB8512119 | 1985-05-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61293257A JPS61293257A (ja) | 1986-12-24 |
JP2519206B2 true JP2519206B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=10579074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61108721A Expired - Lifetime JP2519206B2 (ja) | 1985-05-14 | 1986-05-14 | 難燃性の耐衝撃性ポリアミド組成物 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4696966A (ja) |
EP (1) | EP0202040B1 (ja) |
JP (1) | JP2519206B2 (ja) |
AU (1) | AU584418B2 (ja) |
DE (1) | DE3685369D1 (ja) |
GB (1) | GB8512119D0 (ja) |
NZ (1) | NZ216085A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3874359T2 (de) * | 1987-01-27 | 1993-04-22 | Asahi Chemical Ind | Flammwidrige polyamidharzzubereitung. |
JPH02127467A (ja) * | 1988-11-08 | 1990-05-16 | Asahi Chem Ind Co Ltd | ポリアミド樹脂成形材料 |
JP3523312B2 (ja) * | 1993-12-28 | 2004-04-26 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 難燃性ポリアミド樹脂組成物 |
US6037401A (en) * | 1996-02-26 | 2000-03-14 | Dsm N.V. | Flame retardant polyamide composition |
BE1010047A3 (nl) * | 1996-02-26 | 1997-12-02 | Dsm Nv | Vlamdovende polyamidesamenstelling. |
US6207745B1 (en) | 1998-02-04 | 2001-03-27 | Bp Amoco Corporation | Flame retardant anti-drip polyamide compositions |
CN103102680B (zh) * | 2013-02-20 | 2017-08-01 | 合肥杰事杰新材料股份有限公司 | 一种低成本阻燃耐磨高抗冲聚酰胺6复合材料及制备方法 |
CN111087804B (zh) * | 2019-12-18 | 2022-08-30 | 南京聚隆科技股份有限公司 | 一种5g基站用阻燃尼龙材料及其制备方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2203704B2 (de) * | 1972-01-27 | 1980-01-31 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Selbstverlöschende Polyamid-Formmassen |
JPS5147044A (ja) * | 1974-10-22 | 1976-04-22 | Teijin Ltd | Nannenseihoriamidososeibutsu |
GB1572497A (en) * | 1976-02-20 | 1980-07-30 | Ici Ltd | Thermoplastic polyamide composition |
DE2756375A1 (de) * | 1977-12-17 | 1979-07-05 | Basf Ag | Flammschutzmittelkonzentrat fuer thermoplaste |
DE2905253C3 (de) * | 1979-02-12 | 1986-01-09 | Chemische Fabrik Kalk GmbH, 5000 Köln | Brandschutzkomponenten für thermoplastische Kunststoffe |
US4220733A (en) * | 1979-05-01 | 1980-09-02 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Thermally stable, flame-retardant polymers |
US4410653A (en) * | 1980-04-08 | 1983-10-18 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Flame-retardant polyamide blends |
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CA1232391A (en) * | 1983-08-01 | 1988-02-02 | Charles S. Ilardo | Flame retardant polyamide compositions |
US4594386A (en) * | 1983-08-15 | 1986-06-10 | Copolymer Rubber & Chemical Corporation | Polyamide grafted EPM blend |
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1985
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