JP2518818B2 - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JP2518818B2
JP2518818B2 JP61076311A JP7631186A JP2518818B2 JP 2518818 B2 JP2518818 B2 JP 2518818B2 JP 61076311 A JP61076311 A JP 61076311A JP 7631186 A JP7631186 A JP 7631186A JP 2518818 B2 JP2518818 B2 JP 2518818B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、例えば文書作成編集機能及び通信機能を
有する文書作成通信端末装置等で使用する通信制御装置
に関する。
従来技術 一般に各種のデータ通信を行なう通信端末装置とし
て、例えばコミユニケーシヨンワードプロセツサやテレ
テツクス装置等の文書作成編集機能及び通信機能を有す
る文書作成通信端末装置がある。
ところで、このような文書作成通信端末装置の内のテ
レテツクス装置においては、CCITT勧告あるいは日本語
テレテツクス装置にあつては郵政省告示による日本語テ
レテツクス装置推奨通信方式で定められた通信規約に従
つて文書をコードデータでそのまま通信できることに特
徴がある。
しかしながら、文書をコードデータでしか送信できな
いために、相手側がテレテツクス装置を有しないときに
は、たとえフアクシミリ装置を有していても文書を送信
することができない。
そこで、このような文書作成通信端末装置にフアクシ
ミリ装置に対して送信する機能を付加することが考えら
れる。
この場合には、文書作成編集をするホスト側(ローカ
ル端末装置)で例えばビツト・マツプデイスプレイのビ
ツト・マツプメモリを使用して文字コードをイメージデ
ータに変換し、このビツト・マツプをデータ圧縮して圧
縮コードに変換して、この圧縮コードにFill(フイル)
ビツトを付加して画情報とし、この画情報をフアクシミ
リ装置への送信手順を制御する機能を持たせた通信制御
装置に転送するようにすればよい。
ところが、このようにしたときには、例えば特に送信
文書中に画像が含まれている場合にデータ圧縮に時間が
かかり、通信制御装置に対する圧縮コード及びフイルビ
ツトを含む画情報の送出が間に合わなくなつて送信途中
で回線が切断されてしまうことがある。
そこで、ホスト側で画情報を生成するときにデータ圧
縮に要する時間を勘案して予め定めた固定長のFillビツ
トを入れて時間をかせぐことが考えられるが、これでは
送信に時間がかかるという不都合が生じる。
目的 この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、フ
アクシミリ端末装置に対する送信途中の回線の切断を招
かないようにすると共に、できるだけ送信時間をかけな
いようにすることを目的とする。
構成 この発明は上記の目的を達成するため、ホスト側から
転送されるデータ圧縮された画情報を受けてフアクシミ
リ装置に送信する通信制御装置において、上記画情報を
格納する画情報格納手段と、その画情報格納手段に格納
された画情報を読出す画情報読出手段と、その手段によ
つて読出される画情報をフイルビツトを付加して所定長
さ以上のデータを送信するフイルビツト付加送信手段
と、上記所定長さを、上記画情報格納手段に格納されて
いる未送信画情報の残りのライン数に応じてそのライン
数が多い程短くするように変更する手段とを設けたもの
である。
作用 この通信制御装置によれば、画情報格納手段から画情
報を読出してフアクシミリ装置へ送信する時、その画情
報格納手段に格納されている未送信画情報の残りのライ
ン数に応じた所定長さ以上のデータにするように、画情
報にフイルビツトを付加するので、残りのライン数が多
いときには、送信する画情報のデータの蓄えがなくなる
までにある程度の時間がかかるので、上記所定長さを短
くし、付加するフイルビツト数を少なくしても、ホスト
側から次の画情報が転送されるまでの間に回線が切断し
ないようにすることができ、且つ送信するデータ長が長
くなり過ぎないようにする。
また、残りのライン数が少ないときには、送信する画
情報のデータの蓄えがなくなるまでの時間が短いので上
記所定長さを長くして、付加するフイルビツト数を多く
し、ホスト側から次の画情報が転送されるまでの間に回
線が切断しないように充分な送信時間を確保する。
したがつて、フアクシミリ端末装置に対して画情報を
送信するとき、送信途中で回線の切断を招かないように
すると共に、固定長のフイルビツトを付加したり、常に
送信データが一定のデータ長以上になるようにフイルビ
ツトを付加して送信するのに比べて、送信時間を短縮す
ることができる。
実施例 以下、この発明の一実施例に基づいて具体的に説明す
る。
第3図はこの発明を実施した通信制御装置を備えた文
書作成通信端末装置の一例を示す外観斜視図である。
この文書作成通信端末装置は、文書作成,文書伝送及
びシステム制御に必要な片仮名,平仮名,漢字,英字,
数字等の文字情報及び制御情報を入力するためのキーを
有するキーボード1と、文書作成編集操作及び文書送信
操作等の各種操作に必要な情報や文書情報を表示するデ
イスプレイ装置2と、作成文書情報や受信文書情報並び
に送信記録,受信記録等を記録紙に記録するワイヤドツ
トシリアルプリンタ3と、フロツピデイクス装置及び薄
型ハードデイスク装置,システム制御部,通信制御装置
としての通信制御部等を内蔵した本体4と、マウス5及
び電話6とを備えている。
なお、この文書作成通信端末装置におけるテレテツク
ス通信及びフアクシミリ通信に関する仕様は、テレテツ
クス及びフアクシミリに関するCCITT勧告並びに郵政省
告示の日本語テレテツクス装置推奨通信方式に準拠す
る。
第4図は本体4の内部構成を示すブロツク図である。
ハードデイスクドライブ装置(HDD)7は、例えば20
メガバイトの容量を有するハードデイスクドライブ装置
(HDD)からなり、マルチタスク制御が可能なレジデン
ト(常駐)プロセス機能を有するオペレーテイングシス
テム(OS),かな漢字変換プログラム,かな漢字変換辞
書,作成文書情報,文書送受信プログラム等を格納す
る。
プロツピデイスクドライブ装置(FDD)8は、公知の
5インチ・ダブルデンシテイ・フロツピデイスクドライ
ブ装置(FDD)からなり、文書情報等を格納する。
システム制御部(システム・コントロール・ユニツ
ト:SCU)9は、この端末装置全体の制御を司り、文書の
作成編集等のワードプロセツシング処理及び送信文書の
データ圧縮処理並びに通信制御部11との間の文書送受信
に係わる手順,受信文書印字などのローカル送受信処理
を実行する。
CRT制御部(CRT・コントロール・ユニツト:CRTCU)10
は、デイスプレイ装置(CRT)2の表示制御及びプリン
タ3の印刷制御を司る。
通信制御部(コミュニケーション・コントロール・ユ
ニツト:CCU)11は、通信制御装置であり、テレテツクス
端末装置,フアクシミリ装置(FAX)及び同機種の文書
作成通信端末装置等の相手先端末装置に対する文書の送
信制御並びに相手先端末装置からの文書の受信制御等の
通信制御を司る。
データ圧縮部(DCR)12は、イメージデータをフアク
シミリ通信の規約に従つて圧縮コードに変換する。
なお、この本体4内には、図示しないがマウス5用の
マウスインタフエース,スキヤナ用のスキヤナインタフ
エース等を備えている。
第5図はシステム制御部9の一例を示すブロツク図で
ある。
このシステム制御部9は、このシステム全体の制御を
司る16ビツトマイクロプロセツサ等からなるCPU21と、
このCPU21とコモンバスとの間に介在したバスバツフア2
2と、タイミングジエネレータ23と、リフレツシユコン
トローラ24とを有する。
また、このシステム制御部9は、OSや文書受信にかか
わるプログラム等の常駐プログラムが常駐するシステム
領域及びその他の領域からなる例えば512KBの容量を有
するRAM25と、このRAM25を制御するRAMコントローラ26,
27と、電源投入時HDD7からRAM25へのプログラムロード
を制御するブートプログラムを格納したブートROM28と
を備えている。
さらに、このシステム制御部9は、キーボード1との
間に情報転送を司るキーボードインタフエース(I/F)3
0と、HDD7を制御するハードデイスクインタフエース(H
DDI/F)31と、このHDDI/F31とコモンバスとの間に介在
したバツフア32と、FDD8を制御するフロツピデイスクコ
ントローラ(FDC)33とをも備えている。
さらにまた、このシステム制御部9は、シリアルポー
ト(SIO)34,35をも備えている。
第6図はCRTCU10の一例を示すブロツク図である。
このCRTCU10は、全体の制御を司る16ビツトマイクロ
プロセツサ等からなるスレーブCPU41と、スレーブCPUバ
スとコモンバスとの間に介在したバスI/F42と、IPL用の
例えば16KB容量のROM43と、システム制御部9と共有す
る共有メモリ及びプログラムメモリ用のRAM44とを備え
ている。
このRAM44で構成する共有メモリは、第7図に示すよ
うに、インデツクスバツフアと、管理領域と、レコード
領域と、FAX送信用データバツフアと、プリンタ用ペー
ジバツフアと、イメージ編集用データバツフアとからな
る。
また、このCRTCU10は、スレーブCPUバスとマイクロバ
スとの間に介在したバスI/F45と、マイクロプログラム
用のROM46と、プログラムコントロールメモリ用のRAM47
とを備えている。
さらに、このCRTCU10は、漢字パターン用ROM,レイア
ウトデータ用ROM,システム用ROM,外字パターン用RAMか
らなるキヤラクタ・グラフイツク(CG)メモリ48と、CR
Tコントローラ(CRTC)49とを備えている。
さらにまた、このCRTCU10は、デイスプレイ装置(CR
T)2の表示データを展開する画像メモリ51と、表示タ
イミングを制御するタイミング発生回路52と、プリンタ
3との間のデータ転送を司るプリンタI/F53とを備えて
いる。
第8図は通信制御部(CCU)11の一例を示すブロツク
図である。
この通信制御部11は、全体の制御を司る16ビツトマイ
クロプロセツサ等からなるCPU61と、コモンバスとの間
に介在したパラレルインタフエース62と、テレテツクス
通信装置及びフアツクス(以下「FAX」と称す)通信制
御プログラムを格納したROM63と、主としてワーキング
メモリ用のRAM64と、メモリ間通信を行なうために受信
文書情報及び送信文書情報並びに送受信ログ情報を格納
する通信メモリとして使用するRAM65とを備え、このRAM
65によつてシステム制御部9(ホスト)からのデータ圧
縮後の画情報を格納する複数の画情報格納手段を構成し
ている。
また、この通信制御部11は、公衆電話回線を介して相
手側端末装置との間で通信を行なうために、マルチプロ
トコル・シリアルコントロール(MPSC)66,モデム(MOD
EM)67,ラインインタフエース68,回線制御装置(AA-NC
U)69,ターミナル70,回線保護装置(PD)71並びにモデ
ム67,回線制御部69用のモデムインタフエース72,NCUイ
ンタフエース73とを備えている。
さらに、この通信制御部11は、送受信日時の管理等に
使用するカレンダ74と、内部の状態設定用スイツチ(内
部LP/SW)75と、受信文書有り等を表示するための表示
インタフエース76及びLED表示器77をも備えている。
なお、この通信制御部11は、図示を省略するが、公衆
電話回線だけでなく、パケツト交換網あるいは回線交換
網をも使用可能にするためのX.21インタフエース及びコ
ネクタをも有している。
第9図はDCR12の一例を示すブロツク図である。
このDCR12は、CPU81,ROM82及びローカルRAM83からな
るマイクロコンピユータ・システムによつて全体を制御
する。
共有メモリ84は、このDCR12とシステム制御部9(ホ
スト)とで共有するメモリであり、第10図に示すように
コマンド・レスポンスを格納するコマンド・レスポンス
エリアと、圧縮するイメージデータ(画情報データ)を
格納するイメージデータエリアと、圧縮したイメージデ
ータ(画情報)を格納する圧縮コードエリアとからな
る。
フアクシミリ・コントロール・プロセツサ(FCP)85
は、共有メモリ84のイメージデータエリアに書込まれた
イメージデータを圧縮して、圧縮後の圧縮コード(画情
報)を共有メモリ84の圧縮コードエリアに書込む。
反転データゲート86は、共有メモリ84に対する書込み
データ又は共有メモリ84からの読出しデータのビツト並
びに反転(逆転)して通過させる。
非反転データゲート87は、共有メモリ84に対する書込
みデータ又は共有メモリ84からの読出しデータのビツト
並びをそのままにして通過させる。
アドレスデコーダ88は、コモンバスからのアドレスデ
ータをデコードして、反転データゲート86を選択するゲ
ートリクエストAREQ,非反転データゲート87を選択する
ゲートリクエストBREQ,共有メモリ84に対するホスト側
の使用を要求するホストリクエストHOST及びレジスタセ
レクトREGSL,カードセレクトCSL等を出力する。
セレクタ89は、FCP85からの共有メモリ84の使用を要
求するDCRリクエストDCRRQ及びアドレスデコーダ88から
のホストリクエストHOSTに応じて、共有メモリ84に対す
るデータ入出力ラインをFCP85又は反転データゲート86,
非反転データゲート87に選択的に切換えると共に、共有
メモリ84に対するアウトイネーブルOE,ライトイネーブ
ルWEを出力し、またバスフラグBUSFALGを出力する。
アドレスデコーダ90は、CPU81からのアドレスデータ
に応じてFCP85に対して共有メモリセレクトC−RAMSL,F
CPセレクトFCPSLを出力し、ROM82に対してROMセレクトR
OMSLを、ローカルRAM83に対してローカルRAMセレクトRR
AMSLを、夫々出力する。
なお、このDCR12は、この他コマンドステータスレジ
スタ91及び割込みフラグ92等をも備えている。
ここで、ホスト空間及びDCR空間のメモリマツプにつ
いて第11図を参照して簡単に説明する。
この文書作成通信端末装置においては、CRTCU10が作
成するイメージデータのスキヤン方向(MSBからLSB方
向)とDCR12で扱うイメージデータのスキヤン方向(LSB
からMSB方向)とが異なつている。
そこで、ホスト側とDCR12との間に、共有メモリに対
するホスト側のデータ出入口を2箇所設けてデータのビ
ツト並びが反転されてアクセスされるDCR共有メモリ空
間(B空間)と、非反転のデータがそのままアクセスさ
れるDCR共有メモリ空間(A空間)とを用意している。
第12図はシステム制御部9のフアクシミリ送信に係わ
る部分を機能的に示すブロツク図である。
パツク(PACK)9Aは、キーボード1から入力される相
手先名(ダイヤルNo.)及び送信文書名を受取つて、通
信制御部11に対して相手先及び文書を指定する等の処理
をする。
フアイル・サーバ(FILE SERVER)9Bは、送信時に送
信文書(ドキユメント)データを通信制御部11に転送
し、また送信モードがフアクシミリかテレテツクス(FA
X/TELETEX)かを通信制御部11に対して指示する処理等
をする。
フアツクス・データ・ジエネレータ(JXFDG:フアツク
スデータ作成プログラム)9Cは、フアイル・サーバ9Bで
起動され、CRTCU10及びDCR12による文書のコードデータ
をイメージデータに展開し圧縮する処理を制御する。
第1図は通信制御部11のフアクシミリ送信に係る部分
の一例を機能的に示すブロツク図である。
バツフア101,102,103は、各々ホストとしてのシステ
ム制御部(SCU)9から転送されるデータ圧縮後の画情
報を格納する画情報格納手段である。
SCUインタフエース(I/F)104は、ホストとしてのシ
ステム制御部(SCU)9から転送されてくる画情報を受
信する。
バツフア制御部105は、各バツフア101,102,103がフル
(Full)状態かエンプテイ(Empty)状態かを判断しな
がらSCUI/F104から画情報を受け取つて各バツフア101,1
02,103に格納する。
バツフア読出し制御部106は、各バツフア101,102,103
に格納されている画情報を読出してこの画情報をFill
(フイル)制御部107に送出すると共に、各バツフア10
1,102,103の画情報の格納状況を監視してFill制御部107
に通知する。
Fill制御部107は、バツフア読出し制御部106から受領
した画情報に同じくバツフア読出し制御部106から受領
した各バツフア101,102,103の画情報の格納状況の監視
結果の通知に基づいてFillビツト(Fill bit)を付加し
てモデム109に送出する。
手順制御部108は、モデム109をGIIIフアクシミリ通信
手順に従つて制御してFill制御部107からモデム109に送
出された画情報をNCU111を介して送信させる。
発呼制御部110は、NCU111を制御して発呼,復旧等を
する。
全体制御部112は、フアクシミリ通信に係わる全体的
な制御を司り、バツフア制御部105,バツフア読出し制御
部106,手順制御部108及び発呼制御部110を制御する。
第2図は通信制御部11のフアクシミリ送信に係わる部
分の他の例を機能的に示すブロツク図である。なお第1
図と対応する部分には同一符号を付してその説明を省略
する。
EOL(エンド・オブ・ライン)カウンタ121,122,123
は、バツフア制御部105から各バツフア101,102,103に送
られる画情報の内からEOLコードを検出して、EOLコード
を検出する毎にカウント値をインクリメント(+1)す
る。
バツフア読出し制御部126は、各バツフア101,102,103
に格納されている画情報を読出してこの画情報をEOLカ
ウント減算部128に送出すると共に、各バツフア101,10
2,103の画情報の格納状況を監視してEOLカウント減算部
128に通知する。
EOLカウント減算部128は、バツフア読出し制御部126
からの画情報及び各バツフア101,102,103の画情報の格
納状況の通知を受けてFill制御部127に送出すると共
に、EOLカウンタ121,122,123のカウント値を受けてバツ
フア制御部126から受領した画情報に含まれるEOLコード
を検出する毎にそのカウント値をデクリメント(−1)
して、このカウント値をFill制御部127に通知する。
Fill制御部127は、EOLカウント減算部128から受領し
た画情報に同じくEOLカウント減算部128から受領した各
バツフア101,102,103の画情報の格納状況の監視結果の
通知及びEOLコードのカウント値(未送信画情報のライ
ン数)に基づいてフイルビツト(Fill bit)を付加して
モデム109に送出する。
次に、このように構成したこの実施例の作用について
第13図以降をも参照して説明する。
まず、文書送信処理について第13図を参照して説明す
る。
図示しない作業選択処理においてテレテツクス通信メ
ニユーの内の文書送信が選択されたときには、まず画面
上に文書送信の送信条件設定のメニユーを表示し、キー
操作で設定される送信モード(通常送信,緊急通信
等),送信時刻,文書内容(日本文等)を取込む送信条
件設定処理をする。
この送信条件設定処理終了後、文書フイアルに登録さ
れた文書名を読出して、文書名一覧表のメニユーを画面
上に表示し、キー操作で指定される送信する文書名を取
込む文書指定処理をする。
この文書指定処理終了後、宛先フアイルから登録され
ている宛先リストを読出して宛先指定のメニユーを表示
し、キー操作で指定される宛先名を取込む宛先指定処理
をする。
この宛先処理指定終了後、宛先名,文書名等の確認用
表示をする送信確認処理をして、キヤンセルであればキ
ヤンセル処理に移行し、確認されれば以下に述べる送信
準備処理に移行する。
この送信準備処理では、システム制御部(SCU)9
は、まず指定された宛先名のアドレス(ダイアル・ナン
バ),送信文書名及び送信時刻等の送信情報を通信制御
部11に渡す。
一方、通信制御部(CCU)11は、SCU9からの所定のコ
マンドによつて第14図に示す処理の実行を開始して、SC
U9から送られてくる送信情報を受領する。
なお、CCU11が相手側と文書通信を行なつているとき
等SCU9からの情報を受付けられないときには、その通信
が終了するまでSCU9との間ので送信情報の送受等この処
理を待機する。
その後、SCU9は、相手先の宛先リストに登録されてい
るモードあるいはキー入力されたモードを読込んで、フ
アツクス(FAX)モードかテレテツクス(TELETEX)モー
ドかを判別する。
そして、送信モードがFAXモードであれば、CCU11に対
してフイアルNo.を要求し、CCU11はこのフアイルNo.要
求に対して所定のフアイルNo.を送出する。なお、この
フアイルNo.は内部処理用のフアイルNo.であり、例えば
テレテツクスモードでは「TDOX−×××」を使用する。
そこで、SCU9は、このCCU11から受領したフアイルNo.
をテレテツクスコードの「TDOC−×××」からFAXモー
ドの「FDOC−×××」に変更する。
そして、SCU9は、FDD8から指定された送信文書を読出
して、その文書を変更後のフアイルNo.「FDOC−××
×」を付してHDD7で構成した送信フアイルに登録すると
共に、変更後のフアイルNo.をCCU11に返送する。
これに対して、送信モードがFAXモードでなければ、
すなわちTELETEXモードであれば、同様にCCU11に対して
フアイルNo.を要求する。
そして、CCU11から受領したテレテツクス用のフアイ
ルNo.「TDOC−×××」をそのまま指定された送信文書
に付してその送信文書を送信フアイルに登録する。
なお、CCU11は、SCU9からフアイルNo.の返送を受けた
ときには、SCU9に対して送出したフアイルNo.をSCU9か
ら受領したフアイルNo.に変更して再登録する。
次に、システム制御部9及び通信制御部11が実行する
送信処理について第15図及び第16図を参照して説明す
る。
通信制御部(CCU)11は、送信時刻が指示されている
ときにはその時刻になつた時に、また送信時刻が指示さ
れないときには直ちに送信開始と判断して、送信ステー
タスをONにする(送信要求をする)。
一方、システム制御部(SCU)9のフアイルサーバ9B
は、CCU11を所定の時間間隔でポーリングして送信ステ
ータスがONになつたか否かをチエツクして、送信ステー
タスがONになつたとき、すなわち送信要求があつたとき
には、CCU11に対して送信するフアイルNo.(送信フアイ
ルNo.)を要求する。
一方、CCU11は、送信フアイルNo.要求を受けたときに
はSCU9に対して送信フアイルNo.を送出して、SCU9から
のコマンドを待つ。
そこで、SCU9は、CCU11から受領した送信フアイルNo.
が「TDOC−×××」か「FDOC−×××」かをチエツクし
て、FAXモードで送信する文書かを判別する。
このとき、その送信フアイルNo.がFAXモードのフアイ
ルNo.であれば、CCU11に対してFAX送信ドキユメント・
コマンドを送出し、TELETEXモードのフアイルNo.であれ
ばTELETEX送信ドキユメント・コマンドを送出する。
そこで、CCU11は、SCU9から受領したコマンドがFAX送
信ドキユメント・コマンドか否かを判別して、この判別
結果に応じてフアクシミリ通信又はテレテツクス通信の
規約に従つて送信先(相手先)との間の回線接続処理を
する。
そして、相手先との回線が接続される等して送信可に
なつたときには、SCU9及びCCU11との間で送信モード(F
AX/TELETEX)に従つて送信文書をSCU9からCCU11に渡す
送信文書送出及び送信文書受領処理をする。
その後、CCU11は、SCU9から受領した送信文書情報を
送信モード(FAX/TELETEX)に応じて相手先に送信す
る。
そして、SCU9は、CCU11への送信文書の送出終了後、
また送信不可のときには直ちに送信終了処理をし、CCU1
1は、相手先への文書送信終了後、また回線接続が不可
のときには直ちに送信終了処理をして、一連の処理を終
了する。
次に、この送信処理時のSCU9のフアイル・サーバ9B及
びJXFDG9Cの機能について説明する。
まず、このフアイル・サーバ9BとJXFDG9Cとの間のデ
ータ伝送を行なうために、2つのシステム・キユー、す
なわちJXFDG9Cが1ページ分の圧縮データ(FAXデータ)
の生成が完了したことを通知するためのキユー「PAGEDA
TA」と、その通知に対してフアイル・サーバ9BがJXFDG9
Cに応答するためのキユー「JXFDGACK」を設定してい
る。
そのキユー「PAGEDATA」は、1ページ分のFAXデータ
の生成が完了したことを示す「PAGE DATA READY」(ペ
ージ・データ・レデイ)と、1ページ分のFAXデータの
生成が完了し且つそのページが最終ページであることを
示す「FINAL PAGE DATA READY」(フアイナル・ページ
・データ・レデイ)とを知らせるめに使用する。
なお、これ等の「ページ・データ・レデイ」及び「フ
アイナル・ページ・データ・レデイ」には、ページ番号
を表わすデータも付加する。
また、キユー「JXFDGACK」は、CCU11のFAXデータの転
送が正常に終了したことを示す「ACK」(アツク)及び
転送にエラーが発生したことを示す「NACK」(ナツク)
とを知らせるために使用する。
次に、フアイル・サーバ9Bの機能について第17図及び
第18図を参照して説明する。
まず、電源投入時にフアイル・サーバ9B及びJXFDG9C
間でのデータ伝送用の上述した2つのキユー「PAGEDAT
A」及び「JXFDGACK」をフアイル・サーバ9Bによつて生
成し(キユー生成)、JXFDG9Cによつてこれ等のキユー
を開いている。
そこで、フアイル・サーバ9Bは、前述したようにCCU1
1の送信ステイタスがONになつたとき(送信要求があつ
たとき)に、図示しない処理でCCU11に対して送信フア
イルNo.を要求して、その送信フアイルNo.が「FDOC−×
××」か否かをチエツクしてFAXモードか否かを判別
し、FAXモードであれば、以後のFAX通信処理を実行す
る。
まず、CCU11から受領したフアイル名をパラメータと
してJXFDG9Cを起動する。なお、具体的には、P CLI
“JXFDG フアイル名”(システムコントロール起動JXF
DG フアイル名)で起動する。
それによつて、JXFDG9Cは、後述するように指定され
たフアイル名の送信文書のコードデータをイメージデー
タに展開して圧縮する処理の制御を開始して、HDD7で構
成した一時フアイルに圧縮データ(FAXデータ)を格納
し(フアイル名を「FAXデータページフアイルF:FAXPG×
××.FAX」とする)、1ページ分のFAXデータの生成が
完了したときに「ページ・データ・レデイ」又は「フア
イナル・ページ・データ・レデイ」をフアイル・サーバ
9Bにシステム・キユーを通じて知らせる。
一方、フアイル・サーバ9Bは、システム・キユー「PA
GEDATA」をリードして、JXFDG9Cからの「レデイ」
(「ページ・データ・レデイ」(又は「フアイナル・ペ
ージ・データ・レデイ」)が返されたか否かをチエツク
する。
このとき、JXFDG9Cから「レデイ」が返されないとき
には、タイムアウトしたか否かをチエツクして、タイム
アウトしていなければ1秒間待機した後、再度JXFDG9C
からの「レデイ」チエツク処理に戻る。
そして、タイムアウトする前にJXFDG9Cから「レデ
イ」(ページ番号を含む)が返されたときには、該当ペ
ージ番号に対応する一時フアイル「FAXPG×××.FAX」
のFAXページデータ(画情報)を読出す。
その後、この読出したフアイル名「FAXPG×××.FA
X」のFAXページデータをCCU11へ転送(送信)し、この
送信した「FAXPG×××.FAX」を一時フアイルから抹消
する。
そして、CCU11に対するFAXページデータの転送にエラ
ーが発生したか否かを判別して、エラーが発生していな
ければ、すなわち正常終了であれば「ACK」を、エラー
発生であれば「NACK」をシステム・キユー「JXFDGACK」
に書込んでJXFDG9Cに返送する。
その後、エラー発生のときにはそのままエラー処理へ
移行し、エラーでなければ(正常終了であれば)JXFDG9
Cから受領した「レデイ」が「フアイナル・ページ・デ
ータ・レデイ」か否かをチエツクしてエンドか否かを判
別する。
このとき、エンドであればそのまま処理を終了し、エ
ンドでなければ再度JXFDG9Cからの「レデイ」チエツク
処理に戻る。
これに対して、JXFDG9Cを起動してから「レデイ」が
返されるまで、又はJXFDG9Cに「ACK」を送出して「レデ
イ」が返されるまでの時間が一定時間(例えば60秒)経
過したとき(タイムアウト)には、エラーとして処理を
終了する。
次に、JXFDG9CとDCR12及びCRTCU10と間のインタフエ
ースについて第19図を参照して説明する。
このJXFDG9Cは、前述したようにフアイル・サーバ9B
で起動されたときに、実処理に先立つて初期化処理をし
た後、CRTCU10に対してFAXモードを要求(FAXモードリ
クエスト)する。
このとき、CRTCU10は、現在印刷中で印刷用メモリを
使用しているときには、印刷を一時中断して印刷用メモ
リ(プリンタ用ページバツフア)の内容を一時フアイル
(HDD7で構成)に退避させる処理(メモリスワップ処
理)を行ない、この処理が終了したときにJXFDG9Cに対
して「レデイ」を知らせる。
また、DCR12が他の処理で使用中か否かのチエツクを
行ない、使用中でなければDCR12をリセツトする(DCRリ
セツト)。
その後、JXFDG9Cは、送信フアイルから指定フアイル
名の文書の書式管理データのみを読出し、この書式管理
データに基づいて順次キヤラクタデータを読込みながら
1ページ分のデータ(ページデータ)を生成して、CRTC
U10のプリンタ用ページバツフアに書込む。
そして、CRTCU10のプリンタ用ページバツフアに対す
る1ページ分のキヤラクタデータ(コードデータ)の書
込みが終了したときに、CRTCU10に対してFAX(フアツク
ス)モードスタートに指示する。
それによつて、CRTCU10はイメージ編集用データバツ
フアを使用してプリンタ用ページバツフアに書込まれた
コードデータをイメージデータに変換(展開)してFAX
送信用データバツフア(イメージデータバツフア)に格
納し、nライン(例えば16ライン)分のイメージデータ
を生成したときに、JXFDG9Cに対してその旨を「データ
レデイ」によつて知らせる。
そこで、JXFDG9CはCRTCU10のFAX送信用データバツフ
アからnライン分のイメージデータを内部バツフアに読
込み、読込みが完了したときにCRTCU10に対して「ACK」
によつてデータ読込みが完了して次のnライン分のイメ
ージデータを受取れる旨を通知する。
そして、JXFDG9Cは、内部バツフアにイメージデータ
が格納されたときに、そのイメージデータ(nライン
分)をDCR12のバツフア(第11図に示す共有メモリ84の
イメージデータエリア)に書込み、DCR12に対してデー
タ圧縮コマンドを送出してデータの圧縮を指示する。
それによつて、DCR12はイメージデータを規約に従つ
て圧縮して、この圧縮したデータを共有メモリ84の圧縮
コードエリアに順次格納し、nライン分のイメージデー
タの圧縮が終了したときにJXFDG9Cに対して「データエ
ンプテイ」によつてその旨を知らせる。
そこで、JXFDG9Cは、再度次のnラインのイメージデ
ータを共有メモリ84のイメージデータバツフアに書込
み、DCR12にデータ圧縮を指示する。
そして、DCR12は、このようにしてイメージデータを
圧縮データに変換して共有メモリ84の圧縮コードバツフ
アがフル状態になつたときに、JXFDG9Cに対して「圧縮
データフル」によつてその旨を知らせる。
そこで、JXFDG9Cは、ページの処理に先立つてHDD7上
に生成した該当するページに相当するフアイル(前述し
たフアイル名「FAXPG×××.FAX」のフアイル)に、DCR
12で作成された圧縮データを書込み(セーブし)、セー
ブが終了したときにDCR12に対して「ACK」によつてその
旨を知らせる。
このようにして、1ページ分の圧縮データがフアイル
にたまつたときに、フアイルを閉じると共に、フアイル
・サーバ9Bに対して前述したようにページ・データ・レ
デイ(ページ番号を含む)をシステム・キユーを通じて
通知し、フアイル・サーバ9Bからの応答(ACK/NACK)を
システム・キユーを介して受取る。
そして、このときのフアイル・サーバ9Bからの応答が
ACKであれば処理を継続し、NACKであれば処理を終了す
る。
このようにして送信文書の最終ページまでのイメージ
データへの展開及びそのイメージデータの圧縮が終了し
たとき、すなわち最終ページの圧縮データを一時フアイ
ルにセーブしたときには、フアイル・データ9Bに対して
「フアイナル・ページ・データ・レデイ」を知らせる。
そして、フアイル・サーバ9Bからの応答を得たとき
に、フアイル・サーバ9Bとの間のタスク通信用のシステ
ム・キユーをクローズする。
また、CRTCU10に対してこのJXFDG9Cの処理前の状態が
印刷中であれば、一時フアイルに待避したデータをCRTC
U10の印刷用メモリに再ロードしてFAXモードの終了(FA
Xモードリリース)を指示する。
さらに、DCR12のリソースを解放して他の処理で使用
できるようにする。
次に、CRTCU10及びSCU9(JXFDG9C)間のインタフエー
スについて説明する。
CRTCU10はSCU9からプリンタ用ページバツフアに書込
まれたコードデータを、前述したようにSCU9からのFAX
モードスタート指示を受けることによつて(第19図参
照)イメージデータに展開して、FAX送信用データバツ
フア(イメージデータバツフア)に順次格納する。
このイメージデータバツフアへのイメージデータの格
納は、第20図に示すように2バイトのラインステータス
を付加してイメージデータを格納する。
そのラインステータスは、その行の属性を示すもので
あり、フアースト(1st)バイトが、 00H:属性なしを示す。
01H:行データは全部白(off)であることを示す。
80H:以下セカンド(2nd)バイトで示されるライン数が
全部白であることを示す。
E0H:ページエンド(PPE)であることを示す。
CRTCU10は、イメージデータバツフアへnライン(例
えば16ライン)のイメージデータを格納したときに、SC
U9に対してレデイを通知してそのnライン分のイメージ
データの引取りを要求する。
この場合、CRTCU10からSCU9に対してイメージデータ
の引取りを要求するためのコマンドとして、第21図に示
すようなフオーマツトのイメージデータバツフア・パラ
メータブロツク(IDB-PB)を用意している。なお、この
IDB-PBは、共有メモリの管理領域に書込む。
オフセツト・セグメント:イメージデータバツフアの
アドレスを示す固定データ(例えば2000H,C000H)であ
る。
ラインバツフアレングス:1ラインのイメージデータバ
ツフアの長さを示す(第20図参照)。
行数:イメージデータバツフアの行数を示す(第20図
参照)。なお、1頁終了のときには、この行数の最上位
ビツト(MSB)を「1」にする。
次に、SCU9(JXFDG9C)とDCR12との間のインタフエー
スについて説明する。
まず、使用するコマンド,レスポンスの種類(記号,
コード,名称の順)及びパラメータ(記号,関連コマン
ド/レスポンス,説明の順)を説明する。
コマンド CRS;××F0H:DCRイニシヤライズコマンド(パラメー
タ無) CCP;××20H:圧縮開始コマンド(パラメータ有,PIL,P
TM,PBR) CCC;××30H:圧縮継続コマンド(パラメータ無) レスポンス RSBY;××80H:スタンバイレスポンス(パラメータ
無),CRSコマンドに対応する。
RERR;××F0H:エラーレスポンス(パラメータ無),
この状態ではCRSコマンドのみ受付け可能になる。
RIDQ;××20H:イメージデータリクエストレスポンス
(パラメータ無),圧縮時に次の圧縮のためのイメージ
データを要求する。
RCDF;××30H:圧縮コードフルレスポンス(パラメー
タ有,PCL,PIQ,PCE),圧縮時に圧縮コードの読取りを要
求する。
パラメータ PIL;CCP:イメージデータの1ライン当りのバイト数を
示す。直接値を格納する。
PCL;RCDF:圧縮時にDCR側から送る圧縮コードのバイト
数を示す。直接値を格納する。なお圧縮コードエリアが
フルのときにはPCL=FFFFHとする。
PIQ;RCDF;次のイメージデータを要求するフラグであ
る。データ要求時、PIQ=××00Hとする。
PCE;RCDF:1ページ(1単位)圧縮時の終了を示すフラ
グである。圧縮終了時、PCE=××00Hとする。
次に、ECR12によるデータ圧縮について説明する。
まず、SCU9は、前述したようにCRTCU10からnライン
分のイメージデータを受取つて内部バツフアに格納し、
例えば第22図に示すように(ページエンド:PPEを含む例
である)nライン分のイメージデータをDCR12の共有メ
モリ84のイメージデータエリアに書込んだ後、DCR12に
対して圧縮開始コマンドCCPを送る。なお、ラインステ
ータスの意味は前述したCRTCU10の場合と同じである。
一方、DCR12は、第23図に示すように、SCU9からのコ
マンドが圧縮開始コマンドCCPでないときにはその他の
コマンド処理を実行している。
そして、圧縮開始コマンドCCPを受けたときには、ま
ず処理Aでパラメータを読取り、指定されたイメージデ
ータ長の値から共有メモリ84上のラインステータスの位
置を計算する。
その後、ラインステータス(第22図参照)を読取り、
パラメータがPPE(ページエンド)か否かを判別する。
このとき、パラメータがPPEでなければ、1ライン全
部が白であるか、すなわち全白行(XX01H)か否かを判
別する。
そして、全白行でなければ、処理BでFCP85を起動し
てイメージデータのランレングス(RUNLENGTH)を検出
した後、処理Cで検出したランレングスを例えば一次圧
縮方式のMHコードに変換する。
このとき、FCP85が1ラインの終りを検出していれ
ば、EOL(エンド・オブ・ライン)コードをコーデイン
グする。なお、このEOLコードのコーデイングは、SCU9
側では画情報にFillビツトを付加しないので、CCU11がE
OLコードを容易に見つけられるようにバイトバウンダリ
イに合わせてコーデイングする。
また、全白行であれば、処理Dで白ラン(1行分)の
MHコードをコーデイングする。なお、全白行が複数行あ
れば、その行数分白ランをコーデイングする。
そして、処理C又は処理Dの終了後、イメージデータ
エンプテイか否かを判別して、イメージデータエンプテ
イでなければ、圧縮コードフルか否かを判別して、圧縮
コードフルでなければ、次の行のラインステータスを読
取る処理に戻る。
これに対して、イメージデータエンプテイのときに
は、処理EでSCU9に対してイメージデータリクエストレ
スポンスPIDQを送出する。
また、圧縮コードフルのときには、処理FでSCU9に対
して圧縮コードフルレスポンスRCDFを送出する。このと
き、同時にイメージデータが空になつていれば、次のイ
メージデータを要求するパラメータPIQに付加する。
そして、イメージデータエンプテイ又は圧縮コードフ
ルのときの処理E又は処理Fを終了した後、SCU9から圧
縮継続コマンドCCCを受けたか否かを判別して、圧縮継
続コマンドCCCを受ければ、ラインステータスの読取り
処理に戻る。
このようにして、1ページ分のイメージデータを圧縮
処理し、読取つたラインステータスがページエンドPPE
になつたときには、処理GでRTCコード(EOL×6)をコ
ーデイングして、共有メモリ84上にコーデイングした圧
縮コードのバイト数をパラメータPCLにセツトすると共
に、1ページの圧縮終了を示すパラメータPCEをセツト
して、SCU9に対して引取りを要求する。
このような手順によつて1ページ分の圧縮コードを共
有メモリ84の圧縮コードエリアにコーデイングする。
なお、イメージデータエンプテイ又は圧縮コードフル
になつたときにSCU9から圧縮継続コマンドCCCを受けな
いときには、イニシヤライズコマンドCRSを受けたか否
かを判別して、イニシヤライズコマンドCRSであればイ
ニシヤライズ処理をし、イニシヤライズコマンドCRSで
なければエラー処理をする。
また、この端末装置においては、CRTCU10がイメージ
データを取扱う際のデータビツト並びと、DCR12のFCP85
がイメージデータを取扱う際のビツト並びとが異なつて
いる。
すなわち、CRTCU10が内部メモリ上にイメージデータ
を展開する際には、データをビツトのMSB(最上位ビツ
ト)からイメージを展開するのに対して、FCP85はMH符
号化の際に、データのLSB(最下位ビツト)からランレ
ングスの検出を行なつている。
したがつて、CRTCU10から共有メモリ84に書込んだデ
ータについてそのままFCP85でランレングスを検出する
と、書込まれたデータと異なるデータのランレングスを
検出することになる。
そこで、このDCR12においては、第9図に示したよう
に、共有メモリ84に対する書込みデータ又は読出しデー
タのビツト並びを反転する反転データゲート86と、共有
メモリ84に対する書込みデータ又は読出しデータのビツ
ト並びを反転しない非反転データゲート87とを設けてい
る。
したがつて、データのビツト並びを変更しないで処理
するときには、例えばデータの格納時に非反転データゲ
ート87を介して共有メモリ84にデータを書込み、読出し
時にも非反転データゲート87を介してデータを読出せば
よい。
また、データのビツト並びを変更して処理するときに
は、例えばデータの格納時に反転データゲート86を介し
て共有メモリ84に書込み、読出し時には非反転データゲ
ート87を介して読出せばよい。
次に、SCU9とCCU11間のインタフエースについて説明
する。
ここで前述したが、CCU11が送信開始になつたときに
送信ステータスをONし、一方SCU9はその送信ステータス
ON検出したときに第24図に示すようにCCU11に対して送
信フアイルNo.を要求して、CCU11からフアイルNo.を受
け、そのフアイルNo.がFAXモードであればFAX送信ドキ
ユメントコマンドを送出し、これに対してCCU11は回線
接続が完了したときにACKフレームを返送することによ
つて、SCU9からFAXデータを授受して内部バツフアに格
納し、この内部バツフアに格納したデータを送信する処
理に移行する。
そして、SCU9は画情報(FAXページデータ)をCCU11に
転送し、CCU11はその画情報の内部バツフアへの格納が
完了したときに画情報要求をし、これを受けてSCU9は続
行する画情報をCCU11に送る、という処理を繰返し、最
終ページの画情報をCCU11に送出したときにはCCU11がド
キユメント・エンド(DOCE)フラグを立てる。
そこで、SCU9からフアイナル・レスポンス・フレーム
を送出して、このFAXモードの処理を終了する。
なお、CCU11は、SCU9とのライン接続が不可のときに
はACKフレームに代えてフアイナル・レスポンス・フレ
ームを返送し、またライン接続中にエラーが発生したと
きにはページフラグ又はドキユメント・エンドフラグの
代わりにフアイル(FAIL)フラグを返送する。
ここで、SCU9からCCU11に対して送出する画情報のフ
オーマツトについて第25図を参照して説明する。
前述したようにこの通信端末装置においては、通信制
御部(CCU)11側でホストとしてのシステム制御部(SC
U)9から受けたデータ圧縮後の画情報(以下単に「画
情報」と称する)にFillビツトを付加するので、SCU9で
は前述したようにデータ圧縮時に画情報にFillビツトを
付加しないでCCU11に転送する。
また、EOLコードは、SCU9から転送する画情報にFill
ビツトがないので、CCU11がEOLコードを容易に見つけら
れるようにバイトバウンダリイに合わせて付加するよう
にしている。
そして、1ページの終りにはRTC(EOL×6)とページ
エンド(00H×n+FFH)と、ページインフオメーシヨン
(MPS/EOP)とを付加する。そのページエンドの「00H」
の(バイト数)数nは、FAXメツセージ中に連続的に現
われる「00H」の個数より多い個数、例えば24個にして
いる。また、ページインフオメーシヨンのMPSは次ペー
ジ有を、EOPはページエンドを示す。
CCU11は、このようにしてSCU9から送られてきた送信
文書の画情報をRAM64に割付けた複数の画情報格納用バ
ツフア(第1図及び第2図のバツフア101〜103)に格納
し、これ等のバツフアから画情報を読出しながら各バツ
フアの格納状況に応じてFillビツト(Fill bit)を付加
してフアクシミリの伝送点に従つて相手先に送信する。
次に、通信制御部11のフアクシミリ送信について第26
図以降をも参照して説明する。
まず、通信制御部11のフアクシミリ送信に係る部分を
第1図に示すように構成した場合について説明する。
なお、ここではホスト側からの画情報を格納するバツ
フアの数をNとし、各バツフアのそれぞれの番号をバツ
フア#0〜#N−1とする。第1図の例ではN=3と
し、バツフア101をバツフア#0,バツフア102をバツフア
#1,バツフア103をバツフア#2とする。
まず、バツフア制御部105による画情報を各バツフア
に格納するバツフア格納処理について第26図を参照して
説明する。
このバツフア格納処理では、システム制御部9から転
送された画情報(圧縮コード)を書込むバツフアがバツ
フア#0〜#N−1のいずれであるかを示すバツフアラ
イトポインタBUFWTPを「0」すなわちバツフア#0にセ
ツトする。
その後、バツフアライトポインタBUFWTPで示すバツフ
アがフル(Full)状態及びエンプテイ(Empty)状態
(未Full状態)のいずれであるかを判別して、フル状態
であればそのままエンプテイ状態になるまで待機する。
そして、バツフアライトポインタBUFWTPで示すバツフ
アがエンプテイ状態になれば、システム制御部(SCU)
9がデータ(画情報)を受領して、バツフアライトポイ
ンタBUFWTPで示すバツフアに格納し、フル状態になるま
でこのバツフアへの格納を継続し、フル状態になつたと
きにバツフアライトポインタBUFWTPで示すバツフアにつ
いてフル状態であることを示すバツフアフル(Full)を
セツトする。
その後、バツフアライトポインタBUFWTPをインクリメ
ント(+1)して、(BUFWTP+1)=Nか否かを判別す
る。
このとき、(BUFWTP+1)=Nでなければ、すなわち
N個のバツフア#0〜#N−1がすべてフル状態になつ
ていなければ再度バツフアライトポインタBUFWTPで示す
バツフアへ画情報を格納する処理に戻り、(BUFWTP+
1)=NであればバツフアライトポインタBUFWTPを
「0」にセツトする処理に戻る。
このようにして、N個のバツフアに対してバツフア#
0から順次バツフアフルになる毎に書込むバツフアを更
新しながら画情報を格納していき、バツフア#N−1ま
で画情報を格納したときには再度バツフア#0に戻ると
いうように、N個のバツフアをリング状に使用しながら
画情報を格納する。
次に、バツフア読出し制御部106,Fill制御部107等に
よるバツフアから画情報を読出してFillビツトを付加し
て送信するデータ送信処理について第27図を参照して説
明する。
このデータ送信処理は、N個のバツフア#0〜#N−
1がすべてフル状態になつたとき又はすべてフル状態に
なる前にSCU9から転送される画情報が終了したときに実
行を開始される。
まず、画情報(圧縮コード)を読出すバツフアがバツ
フア#0〜#N−1のいずれであるかを示すバツフアリ
ードポインタBUFRDPを「0」にセツトする。
そして、バツフアリードポインタBUFRDPで示すバツフ
アの次のバツフアがフル(Full)状態及びエンプテイ
(Empty)状態(未Full状態)のいずれであるかを判別
する(バツフアリードポインタBUFRDP+1の示すバツフ
ア)。
このとき、バツフアリードポインタBUFRDP+1で示す
バツフアがフル状態であれば、バツフアライトポインタ
BUFWTPで示すバツフアに格納された画情報の送信が終了
しても次のバツフアに画情報があるので、フイルレング
スFILLNGに最小Fill(ミニマムフイル:Minimamu Fill;M
F)レングス(バイト数)をセツトする。
なお、最小Fill(ミニマムフイルMF)レングスは、デ
ータ信号伝送速度及び相手側フアクシミリ装置の最小走
査線時間から決まる値である。
これに対して、バツフアリードポインタBUFRDP+1で
示すバツフアがエンプテイ状態であれば、バツフアリー
ドポインタBUFRDPで示すバツフアの画情報の送信が終了
しても次のバツフアに未だ画情報が格納されていないの
で回線切断の可能性がある。
そこで、まずページエンドか否かを判別して、ページ
エンドであればバツフアリードポインタBUFRDPで示すバ
ツフアに格納されている画情報の送信が終了すれば回線
を切断してもよいので、バツフアリードポインタBUFRDP
+1で示すバツフアがフル状態のときと同様にフイルレ
ングスFILLNGに最小Fill(MF)レングスをセツトする。
これに対して、ページエンドでなければ、ページ途中
であるにもかかわらずバツフアリードポインタBUFRDP+
1で示すバツフアに画情報が格納されていないので、回
線が切断しないように余分のFillビツトを付加するため
に、フイルレングスFILLNGに予め定めたウエイトフイル
(Wait Fill;WF)レングスをセツトする。なお、ウエイ
トフイルWF>ミニマムフイルMFである。
その後、バツフアリードポインタBUFRDPで示すバツフ
アからデータ(画情報)を読出して、そのデータがEOL
(エンド・オブ・ライン)コードか否かを判別し、EOL
コードでなければ読出したデータを回線に送出し、回線
に送出したデータのビツト数をバイト単位でカウントす
る回線送出ビツトカウンタをインクリメント(+1)し
た後、再度同じバツフアからデータを読出す処理に戻
る。
そして、バツフアリードポインタBUFRDPで示すバツフ
アから読出したデータがEOLコードであれば、1ライン
の回線送出ビツトカウンタのカウント値がフイルレング
スFILLNGにセツトされたFillレングスの値以上(送出ビ
ツト≧FILLNG)か否かを判別する。
このとき、送出ビツト≧FILLNGであれば、回線切断を
伴なわないだけのビツト数を送出したことになるのでそ
のままEOLコードを送出する。
また、送出ビツト≧FILLNGでなければ、送出ビツト数
が回線切断を伴なわないビツト数に満たないので、フイ
ルレングスFILLNGにセツトされているFillレングス(ミ
ニマムフイルMF又はウエイトフイルWF)のFillビツトを
バイト単位で送出した後、EOLコードを送出する。
そして、EOL送出後ページエンドか否かを判別して、
ページエンドでなければバツフアリードポインタBUFRDP
で示すバツフアのバツフアFullをクリアした後、バツフ
アリードポインタBUFRDPをインクリメント(+1)し
て、バツフアリードポインタBUFRDP=Nか否かを判別す
る。
このとき、バツフアリードポインタBUFRDP=Nでなけ
れば、バツフアリードポインタBUFRDPで示すバツフアの
状態(フル/エンプテイ)を判別する処理に戻り、バツ
フアリードポインタBUFRDP=Nであればバツフアリード
ポインタBUFRDPを「0」にセツトする処理に戻る。
また、ページエンドであれば、RTC(EOL×6)を送出
した後、この処理を終了する。
このデータ送信処理について第28図を参照して具体的
に説明する。
第28図(イ)に示すように、バツフア#0〜#2がい
ずれもフル(Full)状態になつているとき、バツフア#
0に格納されている画情報を送信するときには次のバツ
フア#1がフル状態であるのでミニマムフイルMFを付加
して送信し、次のバツフア#1に格納されている画情報
を送信するときには次のバツフア#2がフル状態である
のでミニマムフイルMFを付加して送信する。
また、第28図(ロ)に示すように、バツフア#0,#1
がフル状態であるが、バツフア#2が未フル(Full)状
態であるとき、バツフア#0に格納されている画情報を
送信するときには次のバツフア#1がフル状態であるの
でミニマムフイルMFを付加して送信するが、次のバツフ
ア#1に格納されている画情報を送信するときには次の
バツフア#2が未Full状態であるのでウエイトフイルWF
を付加して送信し、バツフア#2に画情報が格納される
までの時間かせぎをして回線切断を回避する。
さらに、第28図(ハ)に示すように、バツフア#0の
みフル状態で、バツフア#1,2がいずれも未Full状態の
とき、バツフア#0に格納されている画情報を送信する
ときには次のバツフア#1が未Full状態であるのでウエ
イトフイルWFを付加して送信するが、バツフア#0の画
情報をすべて送信し終つた(図中の矢印が最後までき
た)ときに未だバツフア#1がフル状態でなければ、送
信エラーになるのでシステム制御部9に対してメツセー
ジMSGFTEの切断/中断理由を返送する。
このように、ホスト側(システム制御部9)から転送
される画情報を格納する複数(N個)のバツフアを備
え、このバツフアの画情報の格納状況すなわちシステム
制御部9の画情報(圧縮コード)生成速度を監視して、
その画情報生成速度に応じて画情報にFillビツトを付加
して送出するので、回線切断を伴なうことなくフアクシ
ミリ装置に対する送信速度の高速化を図ることができ
る。
次に、通信制御部11のフアクシミリ送信に係わる部分
を第2図に示すように構成した場合について説明する。
まず、バツフア制御部105及びEOLカウンタ121〜123の
内のいずれかのEOLカウンタによる1個のバツフアに対
する画情報の格納及びその画情報に含まれるEOLコード
の検出をするバツフア格納/EOL検出処理について第29図
を参照して説明する。
まず、SCUI/F104から受信データを読出した後、後述
する0データ入力カウンタをチエツクして0データ(00
H)入力が24個(24バイト)以上か否かを判別する。つ
まり、システム制御部9が送られてくる画情報がページ
エンドのときには前述したように24個以上の「00H」を
付加するので、この判別処理によつてページエンドの可
能性があるか否かを判別する。
そして、0データ入力が24個以上であれば、受信デー
タがページエンドか否かを判別して、受信データがペー
ジエンドであればバツフアFullをセツトする。
これに対して、0データ入力が24個以上でないとき及
び受信データがページエンドでないときには、受信デー
タが0データか否かを判別して、受信データが0データ
のときには0データ入力カウンタをインクリメント(+
1)する。
また、受信データが0データでなければ、0データ入
力カウンタのカウント値が「0」か否かを判別し、0デ
ータ入力カウンタが「0」でなければ0データ入力カウ
ンタをクリアした後、受信データがEOLコードか否かを
判別し、EOLコードであればEOL検出カウンタをインクリ
メント(+1)する。
その後、受信データをバツフアに格納し、データ格納
アドレスをインクリメント(+1)して、アドレス=テ
ールか否かを判別し、アドレス=テールでなければ未だ
画情報を格納できるのでバツフア未Fullをセツトし、ア
ドレス=テールになればバツフアFullをセツトする。
そして、1のバツフアについてフル(Full)状態にな
つたときには、前述した第1図の例と同様に次のバツフ
アに移行して上述の処理を行なつて画情報を格納しなが
らその画情報に含まれるEOLコードの数すなわちライン
数をカウントする。
次に、バツフア読出し制御部126,EOLカウント減算部1
28及びFill制御部127によるバツフアから画情報を読出
して送出するデータ送信処理について第30図を参照して
説明する。
このデータ送信処理では、まず3個のバツフア101,10
2,103のいずれかのバツフアから送信データ(画情報)
をチエツクのために読出し、その読出しデータがEOLコ
ードか否かを判別する。
そして、読出しデータがEOLコードでないときには、
再度送信のために当該バツフアから送信データを読込ん
でデータ送出をした後、送信データリードエリア(送信
データを読出したエリア)をクリアして、送信データの
読出しアドレスを次の送信データを格納したアドレスに
更新する。つまり、この実施例では送信データを送出す
る毎にその送信データを格納したバツフアのアドレスは
逐次クリアする。
その後、送信したデータ数(バイト単位)をカウント
するデータ送出カウンタをインクリメント(+1)し、
前述したEOL検出処理で検出したEOLの数をカウントした
EOLカウンタ(ラインカウンタ)をデクリメント(−
1)する。
これに対して、読出しデータがEOLコードのときに
は、現読出しバツフア(これを「第1バツフア」と称す
る)の次のバツフア(これを「第2バツフア」と称す
る)がフル(Full)状態か否かを判別する。
このとき、第2バツフアがフル状態であれば、この第
2バツフアの次のバツフア(これを「第3バツフア」と
称する)がフル状態か否かを判別し、第3バツフアがフ
ル状態であれば、第1バツフアのデータ送出後も充分な
送信データ量があり、ホスト側のデータ圧縮に時間がか
かつても回線切断を生じないので、送出データのバイト
数をカウントしているデータ送出カウンタのカウント値
とミニマムフイルMFとを比較する。
そして、データ送出カウンタ≧ミニマムフイルMFであ
れば、ミニマムフイルMF以上のデータを送出しているの
でFillビツトを付加しないでそのまま、送信データ(EO
Lコード)を読込んでその読込みデータを送出した後、
送信データリードエリアをクリアして、次データ格納ア
ドレスに読出しアドレスを更新し、その後データ送出カ
ウンタをインクリメント(+1)しラインカウンタをデ
クリメント(−1)する。
また、データ送出カウンタ<ミニマムフイルMFであれ
ば、送出データのバイト数がミニマムフイルに満たない
ので、1バイト分のFillビツトを送出した後、データ送
出カウンタのインクリメント(+1)及びラインカウン
タのデクリメント(−1)をする。このときには、次デ
ータ格納アドレスに読出しアドレスを更新しないで、読
出しアドレスはEOLコードを格納したアドレスを維持す
る。
なお、図中の「Fill(MF)送出」における(MF)は、
Fillビツトを1バイトずつ送出するので、結果的に(送
信データ+Fillビツト)がミニマムフイルMFに相当する
ことを意味する(他の「Fill送出」についても同様であ
る)。
また、第2バツフアがフル状態でないときには、送信
終了フラグがONか否かを判別し、送信終了フラグがON状
態であば、送信データ送出後回線を切断してもよいの
で、上述した場合と同様にデータ送出カウンタとミニマ
ムフイルMFとを比較する処理に移行する。
さらに、第2バツフアがフル状態で第3バツフアがフ
ル状態でないときには、送信終了フラグがONか否かを判
別し、送信終了フラグがON状態であれば、送信データ送
出後回線を切断してもよいので、上述した場合と同様に
データ送出カウンタとミニマムフイルMFとを比較する処
理に移行する。
また、第2バツフアがフル状態で第3バツフアがフル
状態でなくしかも送信終了フラグがON状態でないときに
は、第1バツフアの送信データ送出後は第2バツフアに
しか送信データがないので、第3バツフアがフル状態の
ときよりも長いFillビツトを付加して時間をかせぐ必要
があるので、データ送出カウンタのカウント値とミニマ
ムフイルMFよりも長い予め定めたシヨート・ウエイトフ
イル(Short Wait Fill)SWFとを比較する。
そして、データ送出カウンタ≧シヨート・ウエイトフ
イルSWFであれば、シヨート・ウエイトフイルSWF以上の
データを送出しているのでFillビツトを付加しないでそ
のまま上述したEOLコードの送出処理に移行する。
また、データ送出カウンタ<シヨート・ウエイトフイ
ルSWFであれば、送出データのバイト数がシヨート・ウ
エイトフイルSWFに満たないので、1バイトのFillビツ
トを送出した後、データ送出カウンタをインクリメント
(+1)しラインカウンタをデクリメント(−1)す
る。
これに対して、第2バツフアがフル状態でなく、しか
も送信終了フラグがONでないときには、第1バツフアの
送信データが終了したときに送信データがなくなつて回
線が切断するおそれがあるので、第1バツフア(現読出
しバツフア)の送信データの残りのライン数を判断する
ために、ラインカウンタのカウント値(ライン数)と予
め定めた設置定(例えば「10」ラインとする)とを比較
する。
このとき、ラインカウンタ>10であればつまり第1バ
ツフアの残りのライン数が10ラインより多ければ、第1
バツフアの送信データの送出が終了するまである程度の
時間があるので、データ送出カウンタとシヨート・ウエ
イトフイルSWFとを比較する。
そして、データ送出カウンタ≧シヨート・ウエイトフ
イルSWFであれば、シヨート・ウエイトフイルSWF以上の
データを送出しているのでFillビツトを付加しないでそ
のままEOLコードの送出処理に移行する。
また、データ送出カウンタ<シヨート・ウエイトフイ
ルSWFであれば、送出データのバイト数がシヨート・ウ
エイトフイルSWFに満たないので、1バイトのFillビツ
トを送出した後、データ送出カウンタをインクリメント
(+1)しラインカウンタ(EOLカウンタ)をデクリメ
ント(−1)する。
これに対して、ラインカウンタ≦10であればつまり残
りのライン数が10ライン以下であれば、第1バツフアの
送信データの送出が終了するまでの時間が少なくしかも
第2バツフアにも送信データがないので、データ送出カ
ウンタとシヨート・ウエイトフイルSWFよりも長い予め
定めたロング・ウエイトフイル(Long Wait Fill)LWF
とを比較する。
そして、データ送出カウンタ≧ロング・ウエイトフイ
ルLWFであれば、ロング・ウエイトフイルLWF以上のデー
タを送出しているのでFillビツトを付加しないでそのま
まEOLコードの送出処理に移行する。
また、データ送出カウンタ<ロング・ウエイトフイル
LWFであれば、送出データのバイト数がロング・ウエイ
トフイルLWFに満たないので、1バイトのFillビツトを
送出した後、データ送出カウンタをインクリメント(+
1)しラインカウンタ(EOLカウンタ)をデクリメント
(−1)する。
このように、ここでは複数の画情報格納用バツフアの
格納状況を監視すると共に、画情報に含まれるライン数
をカウントしてバツフアからの読出し時に当該バツフア
に格納された画情報の残りのライン数を監視し、これ等
の監視結果に応じたFillビツトを付加することにより、
バツフアの格納状況に応じたFillビツトを付加する場合
よりも正確なFillビツトを付加することができ、回線切
断を伴なうことなく一層フアクシミリ装置に対する送信
時間を短縮すなわちフアクシミリ装置に対する送信速度
の高速化を図ることができる。
なお、上記実施例においては、複数の画情報格納手段
(バツフア)を3個備えた例について説明したが、2個
であつてもまた4個以上備えてもよい。
また、上記実施例においては、1のバツフアに格納さ
れた未送信画情報のライン数(残ライン数)に応じて付
加するFillビツト(フイルビツト)の長さを2段階(シ
ヨート・ウエイトフイルSWFとロング・ウエイトフイルL
WF)にした例について述べたが、3段階以上にしてもよ
いことは勿論である。
さらに、上記実施例においては、この発明による通信
制御装置をテレテツクス通信機能を有する文書作成通信
端末装置に実施した例について述べたが、同機種間での
通信のみ可能なコミユニケーシヨンワードプロセツサに
フアクシミリ装置への送信機能を付加した場合にも実施
することができ、また通信制御装置は本発明に内蔵して
も本体とは別体にしてもよい。
効果 以上説明したように、この発明の通信制御装置によれ
ば、ホスト側からデータ圧縮されて転送される画情報を
フアクシミリ端末装置に送信する際に、ホスト側でのデ
ータ圧縮に時間がかかつても次の画情報の転送が遅れて
も、送信途中で回線が切断するようなことを防ぐと共
に、送信時間がかかり過ぎないようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク図、 第2図はこの発明の他の実施例を示すブロツク図、 第3図はこの発明を実施した文書作成通信端末装置の一
例を示す外観斜視図、 第4図は同じくその本体の内部構成の一例を示すブロツ
ク図、 第5図は同じくシステム制御部を示すブロツク図、 第6図は同じくCRTCUを示すブロツク図、 第7図はそのCRTCUの共有メモリのマツプ図、 第8図は同じく通信制御部のブロツク図、 第9図は同じくDCRのブロツク図、 第10図は同じくその共有メモリのマツプ、 第11図はそのホスト側及びDCRのメモリマツプ、 第12図はシステム制御部のフアツクス送信に係わる部分
を機能的に示すブロツク図、 第13図及び第14図はシステム制御部及び通信制御部が実
行する文書送信処理及び文書送信準備処理の一例を示す
フロー図、 第15図及び第16図は同じく送信処理の一例を示すフロー
図、 第17図及び第18図はフアイルサーバの機能説明に供する
フロー図及びシーケンス図、 第19図はフアツクス・データ・ジエネレータの機能説明
に供するシーケンス図、 第20図及び第21図は夫々システム制御部−CRTCU間のイ
ンタフエースの説明に供する図、 第22図及び第23図は夫々システム制御部−DCR間のイン
タフエースの説明に供する図、 第24図及び第25図は夫々システム制御部−通信制御部間
の説明に供する図、 第26図は通信制御部が実行するバツフア格納処理の一例
を示すフロー図、 第27図及び第28図は同じくデータ送信処理のの一例を示
すフロー図、 第29図及び第30図は同じくバツフア格納処理及びデータ
送信処理の他の例を示すフロー図である。 101〜103……バツフア 105……バツフア制御部 106……バツフア読出し制御部 107……Fill制御部 108……手順制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホスト側から転送されるデータ圧縮された
    画情報を受けてフアクシミリ装置に送信する通信制御装
    置において、前記画情報を格納する画情報格納手段と、
    該画情報格納手段に格納された画情報を読出す画情報読
    出手段と、該手段によって読出される画情報にフイルビ
    ツトを付加して所定長さ以上のデータを送信するフイル
    ビツト付加送信手段と、前記所定長さを、前記画情報格
    納手段に格納されている未送信画情報の残りのライン数
    に応じて該ライン数が多い程短くするように変更する手
    段とを設けたことを特徴とする通信制御装置。
JP61076311A 1986-04-02 1986-04-02 通信制御装置 Expired - Lifetime JP2518818B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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