JP2518727B2 - 菓子片等ブロック片の整列分離方法 - Google Patents

菓子片等ブロック片の整列分離方法

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JP2518727B2
JP2518727B2 JP2204497A JP20449790A JP2518727B2 JP 2518727 B2 JP2518727 B2 JP 2518727B2 JP 2204497 A JP2204497 A JP 2204497A JP 20449790 A JP20449790 A JP 20449790A JP 2518727 B2 JP2518727 B2 JP 2518727B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [利用分野及び発明の概要] 本発明は、菓子片等のようなブロック片の整列装置に
関するものであり、特に、定速走行するコンベアベルト
上にブロック片を一定姿勢で配列できるようにするもの
である。
[従来技術及びその問題点] 菓子片等のブロック片の整列装置として、すでに、実
開昭59−15625号公報に開示されたものがあり、このも
のは、第10図,第11図のように、一定速度で回転する回
転円板(10)と、この回転円板(10)の周縁に一致する
環状平面部(11)を具備する移送円板(1a)と、この移
送円板の周縁の環状平面部(11)の一部からその接線方
向に延長させた案内路(2)とから構成され、この移送
円板(1a)の前記環状平面部(11)によって囲まれる凹
陥部(19)内に前記回転円板(10)を傾斜状態に収容す
るとともに、上端周縁の高さを環状平面部(11)に一致
させ、移送円板(1a)の回転速度を回転円板(10)のそ
れよりも低速度に設定し、案内路(2)を回転円板(1
0)の下端周縁近傍から延長させたものである。
この従来のものでは、ホッパ(H)から回転円板(1
0)の上面に供給された多数のブロック片(K)(K)
は回転円板(10)の回転に伴う遠心力によって周辺に移
動せしめられる。前記回転円板(10)は傾斜状態に設置
されるとともにその上端周縁は、これの外周に接近して
位置する環状平面部(11)と同じ高さに設定されている
から、この部分でブロック片(K)(K)はこの環状平
面部(11)側に移動する。この環状平面部(11)を具備
する移送円板(1a)は比較的遅い速度で回転円板(10)
と同方向に回転することから、この環状平面部(11)に
支持された状態でブロック片(K)(K)が移送され最
終的には案内路(2)に送り込まれる。
なお、ブロック片(K)(K)の上記動作において、
回転円板(10)の上端部に移動したブロック片(K)
(K)は、その外周に位置する環状壁(3)に沿って移
動することとなり、直方体形状のブロック片(K)
(K)の大部分は、その長手方向の辺が前記環状壁
(3)に接触する態様で移動することとなる。又、ブロ
ック片(K)(K)が環状平面部(11)と共に移動する
につれて、環状平面部(11)と回転円板(10)の周縁と
の距離が徐々に離れることとなるから、又、前記環状平
面部(11)の幅は直方体形状のブロック片(K)の短辺
の幅に略一致させてあるから、ブロック片(K)(K)
が、その長辺が環状壁(3)に対して直角となる姿勢と
なったまま移動する場合には、案内路(2)に達するま
での間で移送円板(1a)の環状平面部(11)から外れて
凹陥部内に落下し、回転円板(10)の上面に復帰する。
従って、案内路(2)に導入されるブロック片(K)
(K)は、一定姿勢に整列されたもののみとなる。
このように、簡単な構成によって直方体形状のブロッ
ク片が一定姿勢に整列した状態で取出せる。
ところが、この従来のものでは、ブロック片(K)
(K)を一定姿勢に整列できるだけであり、これを一定
間隔に分離した状態に取出すことはできない。密に連続
したブロック片を一定間隔に分離した状態で後続の移送
路に乗せ換えるに際し、コンベア等の移送手段を案内路
(2)の下流端に単に連続するだけでは、ブロック片の
間隔が一定しないからである。この問題を解決するため
には、案内路(2)の終端部に第12図のような分離取出
しの為の手段を連動させる方法が考えられる。案内路
(2)の終端にストッパ(21)を設けてこのストッパ
(21)に対接したブロック片(K)を押出し杆(R)に
よって所定タイミングで後続移送路(4)側に押出す方
法である。この改良を加えたものでは、案内路(2)に
整列状態で押し込まれた最下流側のブロック片(K)
は、前記ストッパ(21)に当接した位置にあり、このブ
ロック片(K)が一定速度で走行する後続移送路(4)
に所定タイミングで押出されると、後続移送路(4)に
は、ブロック片(K)(K)が一定間隔で配列された状
態に分離されることとなって、後続の包装工程等の動作
が円滑に進行する。
ところが、上記改良例のものでは、柔らかいキャラメ
ルや壊れ易い素材からなるブロック片(K)の場合に
は、前記押出し杆(R)による押出し動作の際に変形し
たり、一部損傷したりする不都合がある。
ストッパ(21)によって移動阻止状態に維持されたブ
ロック片(K)(K)を押出し杆(R)によって強制的
に後続移送路(4)側に押出すからであり、前記押出し
杆(R)の押出し力が作用したとき、ブロック片(K)
の粘着力や案内路(2)の端部との僅かな係合等による
移動抵抗がある場合に、押出し杆(R)の対接部が変形
したり、案内路(2)の端部との係合部が部分的に欠け
たりするからである。
そこで、このような不便を解消するための方法とし
て、移送円板(1a)の周縁に形成した環状平面部(11)
に整列されたブロック片(K)(K)をその外周側部分
に案内し、この部分おいてこれらブロック片を整列姿勢
で且つ一定間隔に分離して収容し、この分離収容部分か
ら後続移送路(4)に自重により脱出させる方法を、特
願平1−50897号として提案した。このものでは、一旦
分離されたブロック片(K)(K)が自重によって後続
移送路(4)に一定間隔で配列されることとなって、上
記問題が解消される。ところが、この先行技術では、環
状平面部(11)において整列された状態にあるブロック
片(K)(K)がこの環状平面部(11)に形成した収容
部に各別に収容されるものであるから、この前工程にお
いて整列姿勢の不適切なものを除去した場合には、整列
ブロック片群に空の部分が生じることとなり、この結果
この後続工程に位置する前記分離収容部にも空の部分が
生じる。
本発明は、『一定方向に回転する円錐形状の回転円板
(10)を傾斜させて設け、この回転円板(10)の外周に
環状平面部(11)を周回させてこれを回転させると共
に、この環状平面部(11)の高さと前記回転円板(10)
の周縁の最上位点とを一致させ、回転円板(10)の上面
に収容したブロック片等のブロック片(K)(K)をこ
の環状平面部(11)の上面に伏せた状態に整列させ、前
記ブロック片(K)(K)を前記環状平面部(11)に連
続する案内路(2)に導き、その終端部で後続移送路
(4)に一定間隔で移送するようにしたブロック片の整
列分離方法』において、かかる不都合を解消することを
課題とするものである。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本発明の技術
的手段は『環状平面部(11)と同一平面の外周側で独立
して回動する分離用フランジ(10)を設け、この分離用
フランジ(13)を、ブロック片(K)(K)を整列姿勢
で収容し且表裏に貫通する開口又は切欠からなる矩形の
多数の収容部(12)(12)を一定の間隔で形成した構成
とし、前記環状平面部(11)の上面に整列されたブロッ
ク片(K)(K)を案内路(2)によって回動方向に沿
って外側に移行させてその終端部で収容部(12)(12)
に収容保持させるとともに、前記案内路(2)に入るま
での区間においてブロック片(K)(K)のうちその長
手方向が進行方向に対して直角となったものを内側の回
転円板(10)内に脱出させ、案内路(2)の始点部から
下流側の一定範囲において収容部(12)(12)の下方域
に配設した支持板(14)によってブロック片(K)
(K)を前記収容保持状態に支持し、案内路(2)の終
端部より下流側で前記収容部(12)(12)に収容された
ブロック片(K)(K)をその下方に接近させて配設し
た後続移送路(4)に脱出させるようにし、環状平面部
(11)の周速度を分離用フランジ(13)の周速度よりも
大きく設定した』ことである。
[作用] 本発明の上記技術的手段は次のように作用する。
環状平面部(11)の上面に一定姿勢で整列されたブロ
ック片(K)(K)は、環状平面部(11)の回動に伴っ
て案内路(2)側に押し込まれる。前記環状平面部(1
1)の外周域には、分離用フランジ(13)があってこれ
には一定間隔で配列させた収容部(12)(12)が設けら
れている。案内路(2)に押し込まれたブロック片
(K)(K)は前記移送円板(1a)の回転に伴って収容
部(12)(12)の上方域に移行せしめられる。そして、
案内路(2)の終端部では、ブロック片(K)(K)が
収容部(12)(12)と一致して、各収容部(12)内には
ブロック片(K)が適正姿勢に収容される。移送円板
(1a)の回転に伴って、前記状態でブロック片(K)が
下流側に移動せしめられるが、前記収容部(12)は表裏
に貫通する構成であり且ブロック片(K)を支持する支
持板(14)は案内部(2)の終端部から一定範囲に配設
されているだけであるから、前記支持板の終端の下流側
では、収容部(12)(12)に収容されたブロック片
(K)(K)は下方に脱出し、後続移送路(4)の上面
に載置される。
以上の工程において、ブロック片(K)が案内路
(2)内に導入されるまでの間に、その整列姿勢の不適
切なものは、内側の回転円板(10)内に脱出させられ、
これに相当するブロック片(K)の間隔がこの時点で空
の状態となり、環状平面部(11)の上面に整列されたブ
ロック片(K)(K)の間には除去されたブロック片
(K)に相当する間隔が生じる。ところが、分離用フラ
ンジ(13)の周速度よりも前記環状平面部(11)の周速
度を大きく設定してあるから、ブロック片(K)(K)
が案内路(2)を通過する間に前記間隔が解消される。
従って、案内路(2)を出て分離用フランジ(13)の収
容部(12)に達した時点では、ブロック片(K)(K)
が常時密に整列している。
[効果] 本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有す
る。
一旦整列されたブロック片(K)(K)から、不良姿
勢のブロック片(K)が除去されて空部分が生じても、
この空部分が最終的には解消されて密に整列した状態に
なるから、分離用フランジ(13)におけるブロック片
(K)の分離不良が解消される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図から第9図に基いて説
明する。
この実施例の整列装置は、キャンデー等の直方体形状
のブロック片を一定の姿勢に整列分離する装置である。
なお、この実施例の移送円板(1a)と回転円板(10)
との関係は既述の従来例と同様に構成されるが、第1図
及び第2図のように、前記移送円板(1a)の外周に分離
用フランジ(13)が位置する態様でこれを具備させた分
離用円板(1b)が配設される。そして、前記回転円板
(10)は同図に示すように、この上方に架設したX字状
の支持枠(35)に取付けた駆動モータ(M)によって回
動駆動され、他方の移送円板(1a)及び分離用円板(1
b)は共に下方に垂下させた駆動軸(J1)(J2)によっ
て各別に回転駆動されている。
環状平面部(11)の外周側に位置する分離用フランジ
(13)は、円周方向に一定間隔で配列された収容部(1
2)(12)を具備し、この実施例では、前記収容部(1
2)(12)を外周側に開放する矩形の切欠部としてあ
る。そして、この切欠部の大きさはブロック片(K)が
遊嵌する大きさに設定されており、この下方には、環状
の支持板(14)が配設されている。したがって、前記収
容部(12)(12)に嵌入したブロック片(K)は分離用
円板(1b)回転に伴って前記支持板(14)に支持された
状態で収容部(12)(12)とともに移動する。
前記分離用円板(1b)は、この実施例では高速域と低
速域とが交互に連続する態様で回転(以下、間欠回転と
いう)するようになっているが、この分離用円板(1b)
の平均周速度は移送円板(1a)の周速度よりも小さく設
定されている。そして、この分離用円板の周縁は、環状
壁(3)によって包囲されており、この環状壁(3)に
取付けた第1案内板(31)及び第2案内板(32)が環状
平面部(11)及び分離用フランジ(13)の上面の所定の
範囲に環状に配設されている。
前記第1案内板(31)は、回転円板(10)の最上位点
が一致する整列始点部(P1)の上手側から案内路(2)
の終端部にかけて設けられ、前記整列始点部から一定の
範囲が環状平面部(11)の外側の輪郭に沿って配設され
ている。そしてこの部分はブロック片(K)(K)を一
定姿勢に連続させるための整列部(S)として機能す
る。このため、第3図,第4図に示すように、前記区域
の第1案内板(31)の内周壁には、環状平面部(11)の
上面との間隔をブロック片(K)の厚さよりも僅かに大
きく設定した姿勢矯正板(33)が突出されている。
上記整列部(S)に続く部分には、第1部に示すよう
に、案内部(2)が連設され、この案内路(2)は、第
6図〜第8図に示すように、上記第1案内板(31)の下
流側部分とその内周側に配設された第2案内板(32)と
から構成され、第1案内板(31)は、前記整列部(S)
の終端部から一定距離下流側に離れた位置から徐々にそ
の曲率半径が大きくなって環状平面部(11)の外周側の
分離用フランジ(13)側に滑らかに移行するように曲成
されており、その終端部では環状壁(3)の内周壁に対
接するようになっている。又、この案内部(2)の終端
部では第2案内板(32)を収容部(12)(12)の内周側
と一致させてある。この案内路(2)では、移送円板
(1a)の周縁に載置されて移動するブロック片(K)
(K)は環状平面部(11)から分離用フランジ(13)に
移行することとなるが、この区間には、第8図に示すよ
うに、前記第1案内板(31)の下端に接するように収容
部(12)(12)の上方域を被覆する閉塞板(15)が配設
されており、この閉塞板(15)の上面は分離用フランジ
(13)の内周側部分の上面と略一致するようになってい
る。
従って、この区間に移行されたブロック片(K)
(K)は、移送円板(1a)の回転に伴う円周方向の押し
込み力によって、環状平面部(11)の上面から閉塞板
(15)の上面に移行せしめられて案内路(2)の下流側
に移動せしめられる。
次に、上記実施例の全体の動作について説明する。
上記した構成のものでは、ホッパー(H)から投入さ
れたブロック片(K)(K)は、回転円板(10)の中央
域で支持枠(35)から垂下させた円弧状枠(36)内に一
旦収容された後、この円弧状枠(36)の開放部から回転
円板(10)の回転に伴う遠心力によって、又、円錐形表
面に沿う重力によって、その上面のブロック片(K)
(K)は周縁に移動せしめられ、最終的には整列部
(S)では、第1案内板(31)・姿勢矯正板(33)及び
環状平面部(11)によって構成され且内周側に開放した
空間内に押し込まれる。ここで、前記姿勢矯正板(33)
と環状平面部(11)との間隔はブロック片(K)の厚さ
に一致した間隔に設定してあるから、少なくともブロッ
ク片(K)の厚さ方向が上下方向となった姿勢に設定さ
れた態様で移動する。
その後、移送円板(1a)の回転に伴って環状平面部
(11)に載置された状態でブロック片(K)(K)が移
動せしめられるが、移送円板(1a)は所定の速度で回転
することから、この回転によってブロック片(K)
(K)の長辺が第1案内板(31)の壁面に接触した姿勢
に修正され易いものとなる。
つぎに、環状平面部(11)に載置されたブロック片
(K)(K)はこれの回動によって案内路(2)に達
し、第1案内板(31)と第2案内板(32)の間の案内路
(2)内に挿入され、徐々に移送円板(1a)の環状平面
部(11)から分離用円板(1b)の分離用フランジ(13)
側に移動せしめられる。尚、この案内路(2)の入口部
では、第2案内板(32)の先端は移送円板(1a)の環状
平面部(11)の内周縁上方に位置するから、ブロック片
(K)(K)のうち、移動方向に対してその長辺が直角
に向くブロック片については、環状平面部(11)の内周
端から突出する部分が前記第2案内板(32)の端部に衝
突してその姿勢が修正されるか又は分離用フランジ(1
3)内に落下せしめられ、適正姿勢に整列されたブロッ
ク片(K)のみが案内路(2)内に押し込められる。
その後、移送円板(1a)の回動に伴って、ブロック片
(K)(K)は閉塞板(15)の上面に移行して、最終的
には前記閉塞板(15)の上面を移動してこれの終端部か
ら分離用円板(1a)の収容部(12)(12)に収容され
る。ここで、分離用円板(1b)は間欠回転するから、ブ
ロック片(K)(K)が円滑に前記収容部に収容される
こととなる。
前記工程において、移動方向に対してその長辺が直角
に向きブロック片(K)が回転円板(10)側に脱落され
ると、これに応じて案内路(2)には空の部分が生じる
(ブロック片(K)(K)が一部において間隔が開く)
こととなるが、移送円板(1a)の周速度が分離用円板
(1b)の平均周速度よりも大きくなっているから、案内
部(2)内の前記間隔が経時的に解消されてブロック片
(K)(K)が密に連続する態様で案内路(2)の出口
側に達することとなる。
案内路(2)の終点近傍上流側から後続移送路(4)
の始点部までの区間には、収容部(12)(12)の下方域
にブロック片(K)の厚さに適合させて所定の間隔で支
持板(14)が設けられているから、収容部(12)(12)
に収容されたブロック片(K)(K)は前記支持板(1
4)によって支持され、この支持状態で分離用円板(1
b)の回転に伴って移動せしめられる。
後続移送路(4)の始点部の上方から下流側の一定範
囲では、第9図のように、支持板(14)の終端部は下方
に滑らかに傾斜し、後続移動路(4)の移送面に臨んで
いる。従って、収容部(12)(12)に収容されて後続移
送路(4)の始点部に帰還してきたブロック片(K)
(K)は収容部(12)(12)の移動に伴って前記傾斜部
に沿って下方に脱出し、後続移送路(4)に移し換えら
れる。このとき、後続移送路(4)の移送速度と分離用
円板(1b)の回転速度との比率は所定比率に設定されて
いるから、後続移送路(4)には、一定の間隔でブロッ
ク片(K)(K)が配列されることとなる。
尚、この実施例では案内路(2)の入口部の第2案内
板(32)の先端部には、第5図のように、三角形等の多
角形断面に設定された回転軸部(5)が配設され、常時
モータ(50)によって一定の方向に回転せしめられてい
る。従って、環状平面部(11)の上面に支持されて移動
するブロック片(K)(K)のうち、その長辺が移動方
向に対して直交する姿勢にあるものについては、案内路
(2)の入口部に達すると、その一部が前記回転軸部
(5)に接触して、これの回転によって凹陥部(19)内
に落下せしめられることとなり、整列姿勢が不十分なも
のについては、確実に凹陥部(19)内に位置する回転円
板(10)の上面に復帰せしめられる。上記実施例のもの
では、後続移送路(4)としてコンベア式のものを採用
したが他の形式のものを採用しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の説明図,第2図はY−Y断面
図,第3図はA−A断面図,第4図はB−B断面図,第
5図はC−C断面図,第6図はD−D断面図,第7図は
E−E断面図,第8図はF−F断面図,第9図はX−X
断面図,第10図,第11図は従来例の説明図,第12図はこ
れの改良例の説明図であり、図中, (1a)……移送円板 (1b)……分離用円板 (11)……環状平面部 (K)……ブロック片 (4)……後続移送路 (13)……分離用フランジ (12)……収容部 (2)……案内路 (14)……支持板 (15)……閉塞板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定方向に回転する円錐形状の回転円板
    (10)を傾斜させて設け、この回転円板(10)の外周に
    環状平面部(11)を周回させてこれを回転させると共
    に、この環状平面部(11)の高さと前記回転円板(10)
    の周縁の最上位点とを一致させ、回転円板(10)の上面
    に収容した菓子片等のブロック片(K)(K)をこの環
    状平面部(11)の上面に伏せた状態に整列させ、前記ブ
    ロック片(K)(K)を前記環状平面部(11)に連続す
    る案内路(2)に導き、その終端部で後続移送路(4)
    に一定間隔で移送するようにしたブロック片の整列分離
    方法において、環状平面部(11)と同一平面の外周側で
    独立して回動する分離用フランジ(13)を設け、この分
    離用フランジ(13)を、ブロック片(K)(K)を整列
    姿勢で収容し且表裏に貫通する開口又は切欠からなる矩
    形の多数の収容部(12)(12)を一定の間隔で形成した
    構成とし、前記環状平面部(11)の上面に整列されたブ
    ロック片(K)(K)を案内路(2)によって回動方向
    に沿って外側に移行させてその終端部で収容部(12)
    (12)に収容保持させるとともに、前記案内路(2)に
    入るまでの区間においてブロック片(K)(K)のうち
    その長手方向が進行方向に対して直角となったものを内
    側の回転円板(10)内に脱出させ、案内路(2)の始点
    部から下流側の一定範囲において収容部(12)(12)の
    下方域に配設した支持板(14)によってブロック片
    (K)(K)を前記収容保持状態に支持し、案内路
    (2)の終端部より下流側で前記収容部(12)(12)に
    収容されたブロック片(K)(K)をその下方に接近さ
    せて配設した後続移送路(4)に脱出させるようにし、
    環状平面部(11)の周速度を分離用フランジ(13)の周
    速度よりも大きく設定した菓子片等ブロック片の整列分
    離方法。
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