JP2518628Y2 - 防水テープ - Google Patents

防水テープ

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JP2518628Y2
JP2518628Y2 JP1989122592U JP12259289U JP2518628Y2 JP 2518628 Y2 JP2518628 Y2 JP 2518628Y2 JP 1989122592 U JP1989122592 U JP 1989122592U JP 12259289 U JP12259289 U JP 12259289U JP 2518628 Y2 JP2518628 Y2 JP 2518628Y2
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JP
Japan
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tape
butyl rubber
waterproof
waterproof tape
peeling
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明博 西山
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、主に建築用の防水テープに関するもので
ある。
[従来の技術] ユニット住宅における部材間の接合部は、この部材間
に建築用の防水テープを架け渡して雨仕舞いをしてい
る。この種の防水テープには、実公昭60-30048号公報。
実公昭61-42822号公報、特公昭61-45950号公報等に開示
されているように種々の構造のものがある。又、その使
用場所によっては、この防水テープの上にパッキン等の
別の部材を接合する場合がある。このような場所では、
両面とも粘着面となっている防水テープが使用される。
従来、この防水テープにはブチルゴムテープが多く用い
られていた。ブチルゴムは粘着性が強いので、接着剤等
を用いなくても直接に部材に接合することができるとい
う利点がある。
[考案が解決しようとする課題] ブチルゴムは強力な粘着性を有するがゆえに、その表
裏両面とも露出した状態では取り扱いが非常に厄介なの
で、ブチルゴムテープの一方の面に剥離テープを設けて
いる。しかしながら、従来の剥離テープはブチルゴムテ
ープと接する方の面だけに剥離処理が施されているの
で、未処理の面にブチルゴムテープが接触すると剥離不
能に付着してしまう。したがって、防水テープを巻物の
ように重ね合わせてストックすることができなかった。
又、ブチルゴムは極めて伸び易く、これがかえって防
水テープの取り付け作業性を悪くしていた。
この考案は上述従来の技術の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、取り扱い易い防
水テープを提供しようとするところにある。
[課題を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するためになされたもの
で、その要旨は、表裏両面で剥離性を異にする剥離テー
プと、この剥離テープの剥離性に劣る面に貼付されたブ
チルゴムテープと、このブチルゴムテープに長手方向に
沿って、かつ短手方向に間隔をおいて埋設された伸縮性
に乏しく柔軟性及び引っ張り強度に優れる糸条体とから
なり、上記剥離テープの幅方向の両端がブチルゴムテー
プの両端よりも張り出していることを特徴とする防水テ
ープにある。
[作用] ブチルゴムテープにはその長手方向に沿って糸条体が
埋設されていることにより、ブチルゴムテープが伸びに
くくなって、防水テープの取り付け作業が非常にやり易
くなる。糸条体は防水テープの短手方向に間隔をおいて
埋設されているから、例えば建築物の出隅、入隅、表面
の凹凸などの複雑な形状に対する防水テープの追従性が
高く精度よく貼り付けることが容易であり、その結果防
水信頼性に優れる。又、この剥離テープの両端がブチル
ゴムテープの両端よりも張り出しているので、剥離テー
プを剥がし易い。
又、上記剥離テープはその両面に処理が施されてお
り、しかも、その両面で剥離性を異にしているので、防
水テープを巻物等のように重ね合わせて剥離テープの両
面にブチルゴムテープを貼付させても、後で重ね合わせ
を解く際の剥離の優先順位が決まっていて、使い勝手が
よい。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
図面は建築用の防水テープ1の縦断面図である。防水
テープ1は、ブチルゴムテープ2と、このブチルゴムテ
ープ2の一方の面に貼付された剥離テープ3と、ブチル
ゴムテープ2の他方の面近くにその長手方向(図におい
て紙面と直交する方向)に沿って、かつ短手方向(図の
左右方向)に間隔をおいて埋設された木綿糸(糸条体)
4とから構成されている。剥離テープ3は、紙テープの
表裏両面にシリコンコーティング等を施し両面共に剥離
性を付与せしめてなるものであるが、その両面の剥離性
が異なっており、一方の面が他方の面よりもブチルゴム
テープ2に対しより剥離し易くなっている。ブチルゴム
テープ2は剥離テープ3において剥離性に劣る面、即ち
剥離しにくい面に貼付されている。又、剥離テープ3の
幅方向(図において左右方向)の両端はブチルゴムテー
プ2の幅方向の両端よりも外側に張り出している。
上述構成の防水テープ1において、ブチルゴムテープ
2に埋設された木綿糸4は引っ張り強度に優れ伸縮性に
乏しいので、防水テープ1がその長手方向に引っ張られ
た場合にも、防水テープ1は伸びにくくなる。この木綿
糸4は柔軟性に富んでいるので、ブチルゴムテープ2に
木綿糸4を埋設しても、防水テープ1の柔軟性が低下す
ることはない。したがって、この防水テープ1は柔軟で
あり且つ伸びにくいので、取り付け作業性が極めてよ
い。
又、この防水テープ1を使用するに際しては、剥離テ
ープ3が取り付けられている状態で防水テープ1を所定
の場所に接合し、その後で剥離テープ3を剥がしてブチ
ルゴムテープ2のもう一方の粘着面を露出させ、そこに
必要に応じてパッキン等を接合するが、剥離テープ3の
幅方向の両端がブチルゴムテープ2の両端よりも外側に
張り出しているので、剥離テープ3を剥がし易いという
利点もある。
又、剥離テープ3はその両面で剥離性を異にし、剥離
しにくい面にブチルゴムテープ2が貼付されているの
で、この防水テープ1を重ね合わせてストックするのに
便利である。例えば、この防水テープ1を巻物とした場
合、一巻き目の防水テープ1における剥離テープ3の上
面に、二巻き目の防水テープ1におけるブチルゴムテー
プ2が巻き付けられ付着するが、上記剥離テープ3の上
面の方が剥離性に優れているので、二巻き目の防水テー
プ1におけるブチルゴムテープ2と剥離テープ3を剥離
させることなく、二巻き目の防水テープ1を一巻き目の
防水テープ1から剥がし取ることができる。この考案は
上述実施例に制約されず種々の態様が採用可能である。
例えば、糸条体は木綿糸に限るものではなく、伸縮性
に乏しく柔軟性及び引っ張り強度に優れたものであれば
他の材料で構成してもよい。
又、この考案の防水テープはユニット住宅以外の建築
用に使用されることも可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案は、以下に記載される
優れた効果を奏する。
ブチルゴムテープにその長手方向に沿って糸条体を埋
設したことにより、防水テープが伸びにくくなって取り
付け作業性が向上する。糸条体は防水テープの短手方向
に間隔をおいて埋設されているから、例えば建築物の出
隅、入隅、表面の凹凸などの複雑な形状に対する防水テ
ープの追従性が高く精度よく貼り付けることが容易であ
り、その結果防水信頼性に優れる。
又、剥離テープの幅方向の両端がブチルゴムテープの
両端よりも張り出しているので、剥離テープを剥がし易
いという利点もある。
更に、剥離テープがその両面の剥離性を異にしてお
り、剥離性に劣る面にブチルゴムテープが貼付されてい
るので、防水テープを重ね合わせてストック等しても、
後で重ね合わせを解いて使うのが容易で、使い勝手がよ
いという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示す防水テープの縦断面図
である。 1……防水テープ、2……ブチルゴムテープ、3……剥
離テープ、4……木綿糸(糸条体)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表裏両面で剥離性を異にする剥離テープ
    と、この剥離テープの剥離性に劣る面に貼付されたブチ
    ルゴムテープと、このブチルゴムテープに長手方向に沿
    って、かつ短手方向に間隔をおいて埋設された伸縮性に
    乏しく柔軟性及び引っ張り強度に優れる糸条体とからな
    り、上記剥離テープの幅方向の両端がブチルゴムテープ
    の両端よりも張り出していることを特徴とする防水テー
    プ。
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