JPH0647719Y2 - 防水テープ - Google Patents

防水テープ

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JPH0647719Y2
JPH0647719Y2 JP12259189U JP12259189U JPH0647719Y2 JP H0647719 Y2 JPH0647719 Y2 JP H0647719Y2 JP 12259189 U JP12259189 U JP 12259189U JP 12259189 U JP12259189 U JP 12259189U JP H0647719 Y2 JPH0647719 Y2 JP H0647719Y2
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JP
Japan
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tape
butyl rubber
rubber tape
waterproof
waterproof tape
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JP12259189U
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JPH0362831U (ja
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明博 西山
光雅 小原
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、主に建築用の防水テープに関するものであ
る。
[従来の技術] ユニット住宅における部材間の接合部は、この部材間に
建築用の防水テープを架け渡して雨仕舞いをしている。
この種の防水テープには、実公昭60-30048号公報、実公
昭61-42821号公報、特公昭61-45950号公報等に開示され
ているように種々の構造のものがあるが、最も一般的に
はブチルゴムテープが用いられていた。ブチルゴムは粘
着性が強いので、接着剤等を用いなくても直接に部材に
接合することができるという利点がある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、ブチルゴムは極めて伸び易く、これがか
えって防水テープの取り付け作業性を悪くしていた。
又、ブチルゴムは強度、耐久性に劣るため、長期に亙っ
て使用される建築用の防水テープとしては、若干の問題
を残していた。
この考案は上述従来の技術の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、建築用に最適な防
水テープを提供しようとするところにある。
[課題を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するためになされたもので、
その要旨は、ブチルゴムテープと、このブチルゴムテー
プの一方の面に接合された加硫ゴムテープと、上記ブチ
ルゴムテープに長手方向に沿って埋設され伸縮性に乏し
く柔軟性及び引っ張り強度に優れる糸条体とからなり、
上記加硫ゴムテープの幅方向の両端がブチルゴムテープ
の両端よりも張り出していることを特徴とする防水テー
プにある。
[作用] 加硫ゴムテープは耐久性に優れ、充分な強度も併せ持っ
ている。その加硫ゴムテープがブチルゴムテープに接合
されたことにより、防水テープの耐久性、強度が向上す
る。又、ブチルゴムテープにはその長手方向に沿って糸
条体が埋設されていることにより、ブチルゴムテープが
伸びにくくなって、防水テープの取り付け作業が非常に
やり易くなる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面は建築用の防水テープ1の縦断面図である。防水テ
ープ1は、ブチルゴムテープ2と、このブチルゴムテー
プ2の一方の面に接合された加硫ゴムテープ3と、ブチ
ルゴムテープ2の他方の面に貼付された剥離テープ4
と、ブチルゴムテープ2の上記他方の面近くにその長手
方向(図において紙面と直交する方向)に沿って埋設さ
れた木綿糸(糸条体)5から構成されている。尚、上記
剥離テープ4は、紙テープの表面にシリコンコーティン
グ等を施し剥離性を付与せしめたものである。
上記加硫ゴムテープ3の幅方向(図において左右方向)
の両端をブチルゴムテープ2の幅方向の両端よりも外側
に張り出しており、剥離テープ4の幅方向の両端はブチ
ルゴムテープ2の幅方向の両端よりも外側に張り出し且
つ加硫ゴムテープ3の幅方向の両端よりも外側に張り出
している。
上述構成の防水テープ1においては、ブチルゴムテープ
2に、充分な強度を有し耐久性にも優れる加硫ゴムテー
プ3が接合されているので、防水テープ1の耐久性及び
強度が従来のものよりも非常に向上する。したがって、
長期使用に供される建築用の防水テープとして最適であ
る。
又、ブチルゴムテープ2に埋設された木綿糸5は引っ張
り強度に優れ伸縮性に乏しいので、防水テープ1がその
長手方向に引っ張られた場合にも、防水テープ1は伸び
にくくなる。この木綿糸5は柔軟性に富んでいるので、
ブチルゴムテープ2に木綿糸5を埋設しても、防水テー
プ1の柔軟性が低下することはない。したがって、この
防水テープ1は柔軟であり且つ伸びにくいので、取り付
け作業性が極めてよい。
尚、上記防水テープ1を使用するに際しては、剥離テー
プ4を剥がしてブチルゴムテープ2の粘着面を露出させ
るが、剥離テープ4の幅方向の両端がブチルゴムテープ
2及び加硫ゴムテープ3の両端よりも外側に張り出して
いるので、剥離テープ4を剥がし易いという利点もあ
る。
この考案は上述実施例に制約されず種々の態様が採用可
能である。
例えば、糸条体は木綿糸に限るものではなく、伸縮性に
乏しい柔軟性及び引っ張り強度に優れたものであれば他
の材料で構成してもよい。
又、この考案の防水テープはユニット住宅以外の建築用
に使用されることも可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、ブチルゴムテ
ープに加硫ゴムテープを接合したことにより防水テープ
の耐久性及び強度が向上し、ブチルゴムテープにその長
手方向に沿って糸条体を埋設したことにより防水テープ
が長手方向に伸びにくくなって、防水テープの取り付け
作業性が向上するという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示す防水テープの縦断面図
である。 1……防水テープ、2……ブチルゴムテープ、 3……加硫ゴムテープ、5……木綿糸(糸条体)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブチルゴムテープと、このブチルゴムテー
    プの一方の面に接合された加硫ゴムテープと、上記ブチ
    ルゴムテープに長手方向に沿って埋設され伸縮性に乏し
    く柔軟性及び引っ張り強度に優れる糸条体とからなり、
    上記加硫ゴムテープの幅方向の両端がブチルゴムテープ
    の両端よりも張り出していることを特徴とする防水テー
    プ。
JP12259189U 1989-10-18 1989-10-18 防水テープ Expired - Lifetime JPH0647719Y2 (ja)

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JPH0362831U JPH0362831U (ja) 1991-06-19
JPH0647719Y2 true JPH0647719Y2 (ja) 1994-12-07

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