JP2518603Y2 - 容 器 - Google Patents

容 器

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JP2518603Y2
JP2518603Y2 JP1994002900U JP290094U JP2518603Y2 JP 2518603 Y2 JP2518603 Y2 JP 2518603Y2 JP 1994002900 U JP1994002900 U JP 1994002900U JP 290094 U JP290094 U JP 290094U JP 2518603 Y2 JP2518603 Y2 JP 2518603Y2
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JP
Japan
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container
neck
cap
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bulging
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JP1994002900U
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JPH0721538U (ja
Inventor
吉昌 田原
Original Assignee
白馬プラスチックス工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、内容物の漏れ防止を計
った容器に関する。
【従来技術と問題点】従来の容器は、容器の揺れや衝撃
で内容物が首部の先端まで跳ね上がり、容器から内容物
が外に溢れ出る問題があった。
【問題点を解決するための手段】そこで、本考案は、容
器内首部の付け根付近に内容物の流出路に対して下方に
向かって突出する膨出部2を設けてなる容器において、
容器のキャップ8が容器首部の先端部と内側中間部とで
当接する二重のインナーリング11、12を具備するこ
とを特徴とする容器を提供しようとするものである。
【0002】
【作用】容器内首部の付け根付近に設けた膨出部が内容
物の流出路に対して下方に向かって突出しているから、
容器の揺れや衝撃で内容物が流出路に沿って首部先端に
向かって跳ね上がろうとしても、膨出部によって阻止さ
れ、容器内に戻されることとなり、外部への漏れ防止が
できると共に、容器のキャップ8の二重のインナーリン
グ11、12が密閉時に容器首部の先端部と内側中間部
とに当接して容器から内容物が外に溢れ出るのを阻止す
る作用がある。
【0003】
【実施例】以下、図示する実施例により、本考案容器を
詳細に説明すると、1は容器の首部で、その容器内の首
部1の付け根付近に膨出部2が設けてある。膨出部2は
容器内の肩部3から首部1へ向かう内容物10の流出路
に対して下方に向かって突出して設けてあり、実施例で
は首部付け根にリング状に設けてあるが、肩部3寄りに
設けることも首部1寄りに設けることも勿論可能であ
る。前記首部1は、実施例の場合、中間の段部4を介し
て上方が大口に成形してあるが、同じ口径に成形してあ
っても良い。5は首部1の外周に設けたキャップ取付用
のネジ部で、該ネジ部5の下方の首部付け根付近に、今
度は首部外壁に伝わって流れる内容物の流出路に対して
上方に向かって突出する膨出部6が設けてある。実施例
の場合、この膨出部6は首部1との間に凹溝7を形成し
ており、容器内の内容物が万一ネジ部5を伝って外部に
漏れたとしても、この凹溝7内に溜まり、容器胴体を汚
さないように構成してある。
【0004】他方、第2図において、8はキャップで、
そのネジ部9が容器のネジ部5と螺合している。キャッ
プ8には、容器首部のテーパー状の先端部とテーパー面
で当接するテーパー状のインナーリング11及び内側中
間部に円筒面で当接するインナーリング12が設けてあ
り、密閉時に首部1内で二重の漏れ防止ができるように
構成してある。首部1の内壁が段部4の無いストレート
な首部の容器の場合は、内側のインナーリング12は下
端部が外方に張出して首部内壁に密着するように成形し
てあれば同様の二重の漏れ防止ができる。更に、実施例
の場合、キャップ8の密閉時に前記容器外首部に突出す
る膨出部6に当接する当接部13を具備しており、膨出
部6と当接部13の密着により、凹溝7に万一漏れた内
容物が溜まっても、キャップ8の密閉により三重に漏れ
防止ができるように構成してある。
【0005】
【効果】以上の通り、本考案に係る容器によれば、容器
内首部の付け根付近に設けた膨出部2が内容物の流出路
に対して下方に向かって突出しているから、容器の揺れ
や衝撃で内容物が流出路に沿って首部先端に向かって跳
ね上がろうとしても、膨出部によって阻止され、容器内
に戻されることとなり、特に容器内で跳ね上がる流れを
阻止することができる効果があり、且つ、容器のキャッ
プ8の二重のインナーリング11、12が密閉時に容器
首部の先端部と内側中間部とに密接することにより、容
器から内容物が外に溢れ出るのを防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案容器の一実施例の要部を示す縦断面図。
【図2】その使用態様を示す要部の縦断面図。
【符合の説明】
1・・・容器の首部 2,6・・・膨出部 8・・・キャップ 10・・・内容物 11,12・・・インナーリング 13・・・当接部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内首部の付け根付近に内容物の流
    出路に対して下方に向かって突出する膨出部2を設けて
    なる容器において、容器のキャップ8が容器首部の先端
    部と内側中間部とで当接する二重のインナーリング1
    1、12を具備することを特徴とする容器
  2. 【請求項2】 実用新案登録請求の範囲の請求項1に
    記載の容器において、容器のキャップ8が容器首部のテ
    ーパー状の先端部とテーパー面で当接する外側インナー
    リング11と、内側中間部に面で当接する内側インナー
    リング12を具備することを特徴とする容器
  3. 【請求項3】 実用新案登録請求の範囲の請求項1又は
    2に記載の容器において、容器のキャップ8が密閉時に
    前記容器外首部に当接する当接部13を具備することを
    特徴とする容器
JP1994002900U 1994-03-03 1994-03-03 容 器 Expired - Lifetime JP2518603Y2 (ja)

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JPH0721538U JPH0721538U (ja) 1995-04-18
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EP1428762B1 (en) 2001-09-17 2009-12-23 Takeuchi Press Industries Co., Ltd. Metal container having coating applied to inner surface thereof

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JPH0721538U (ja) 1995-04-18

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